旧市街のほぼ中心に立つ、
マルティナフランカで
一番大きな教会です。
ファサード・内部とも
見事なバロック様式で、
ちょっと街のサイズと
不釣合いな気もします。
(ドゥカーレ宮殿についても
同じようなことを書いた気が…)
また、この付近の旧市街と違って、
教会前に広いスペースが
取られているのも新鮮です。
ファサードが最も美しく見えるのは、
夕日が当たる夕方近くの時間です。
ぜひ、この時間にプレビシート広場で、
ファサードがピンク色に
染まっていく様子を
眺めてみてください。
内装はシンプルで、バロック建築にありがちなゴテゴテ感がありません。
教会とはあまり関係ないことなのですが、
サン・マルティーノは、
マルティナフランカの守護聖人なのでしょうか?
それなら、町の名前も
「サン・マルティーノ・フランコ」でもいいのでは?
と考えるのは私だけでしょうか?
それとも、はじめに「マルティーナ」という地名が
あって、後からサン・マルティーノを持ってきた?
ちょっとだけ気になります。
南イタリア・プーリアへの旅―青い空と白い迷宮を訪ねて (SHOTOR TRAVEL) | |
木下 やよい | |
小学館 |