クアットロ・カンティからヴィットリオ・エマヌエレ通りを西へ7~8分歩くと、
道の右手が大きく開け、広場になっているところに出ます。
ここにあるのがパレルモの大聖堂(カテドラーレ)です。
さまざまな文化の十字路になった歴史を持つパレルモの象徴らしく、
カテドラーレもさまざまな建築様式が組み合わさってできています。
イタリア半島にあるドゥオーモやカテドラーレとは明らかに異なっている様子が見られます。
内部は外観とは違ってシンプルで、
白い壁面と天井が全体的に明るい印象を与えています。
アラゴン家の代々の王の墓もあるらしいのですが、
不勉強だったので、よくわかりませんでした。
外に出ると、広場には何軒かの露店のおみやげ物屋がでています。
そのうちの一つの店のおじさんに写真撮影を頼むと、
快く引き受けてくれました。
(もちろん買い物もしたからでしょうが…)
また、このカテドラーレ界隈には、
ヴィットリオ・エマヌエレ通り沿いを中心に、
多くのみやげ物屋があります。
蜂蜜やモディカチョコなどを売る食料品の店、
プーピ(伝統的なシチリア人形劇の人形)を売る店、
マヨルカ焼の店など、さまざまです。
カテドラーレ見学のあとは、おみやげを買って、
いったんホテルに戻ってシエスタの一休み、というのもいいかもしれませんよ。