パレルモの楽しみの一つが、さまざまなジャンクフードです。
さまざまな文化の入り混じったシチリアでは、
イタリアのほかの地域とは違ったさまざまな食べ物を口にすることができますが、
特に有名なのが“アランチーニ”と“パーネ・コン・ミルツァ”です。
Bar Lincoln (リンコルン)
パレルモ中央駅のすぐ前にあるバールです。
場所が場所だけに、いつも多くの人でにぎわっています。
カッサータ・アイスクリームもおいしそうだったのですが、
午前中に立ち寄ったので、アランチーニを食べてみました。
味はまあまあ、こんなものかなという感じでしたが、
シチリア気分はたっぷりと味わえました。
Bar Sandori(サンドリ)
インディペンデンツァ広場の、モンレアーレ行きのバス乗り場の向かいにあるバールです。
パレルモでアランチーニが一番おいしいバール、というふれこみだったので、
楽しみにしていきましたが、やっぱり味はまあまあといったところです。
ただ、便利な場所にあって品数も豊富なので、
バスの時間待ちなどのあいだに寄ってみるといいかもしれません。ジェラートもおいしそうでしたよ。
Antica Focacceria San Francesco
(アンティカ・フォカッチェリア・サンフランチェスコ)
パレルモで知らない人はいないだろうと思われるフォカッチェリアです。
ここでなんといっても有名なのが牛モツの煮込みをパンにはさんだ“パーネ・コン・ミルツァ”(写真右)です。
店内の真ん中に大きくドーンと煮込み鍋が置かれていて、その場でパンにはさんでくれます。
私にとってはおいしい味でしたが、油っぽく、強烈にクセのある味なので、好き嫌いが分かれるところでしょう。
左はスフィンチョーネです。トマトソースにアンチョビ、チーズ、パン粉がトッピングされているピザの一種です。
こちらは誰でも食べられる味ですよ。