JAZZを聴きながら ふたたび

恥も顧みないで再々開、よろしければお付き合いを

寂しきCOO

2015年05月04日 | a-c

♪夏も近づく八十八夜(チョンチョン)・・♪
も過ぎ、明日は端午の節句、ゴールデンウィーク真っ只中ですが、みなさまいかがお過ごしでしょうか?

ゴールデンウィーク初日の29日、我が家人は会津へとお出かけになられ、私は『花のチョンガー』・・・いつものことですが(笑)

とはいえ、Mさんのお店があるとなると、
S君を「飲み行こう」と誘うには出かける時間が遅すぎる
「家に誰もいないから、SNちゃん遊びに来る?」
そりゃ矢口真里?っていうかそんな誘いにSNちゃんが乗るはずもない。
好きなものを作りーの飲みーのという贅沢も・・・・

しかたない(もとい、最初に浮かんだ選択肢ですよ)
「ママ、今日はオレ、チョンガーなんだよねぇ・・・」
頼りの○ークママに電話を入れると
「なぁ~~に?バブちゃん寂ち-の?・・・・だけどねぇ・・・祝日だしどうも風邪気味でさぁ、来るとしたら何時頃よ?」
と、「だり~~んだけど感」満々
しかし、
「(不本意ながら)今はママに頼るしかござんせん。祝日とは存じ上げますが、風邪気味とは存じ上げますが、なにとぞご開店のほどを~~~!!」
まぁまぁそんなことで飲んできたんですがね


これが一人寂しくお留守番した私へのお土産だそうで
「会津の酒があるでしょう!」

「ところでバブさん、チョンガーってなんですか?」
ご開店の承諾を得たことをSNちゃんに話すと、そんなことを宣うのであります。

「チョンガーという言葉は今では死語でしょうか?」
ベストアンサー
「50代ぐらいの人はまだ使ってますね。去年、耳にしました・・・
 でもほとんど死語ですよね。インターネットとかしていても目にすることないですもんね。
Googleで55000件しかありませんでした。「独身貴族」では312000件「おひとりさま」では367000件
やっぱりあまり使わないですね。」
『教えて!goo』にこんな質問と回答が載っておりましたが

そりゃまぁそうだわね、その死語『チョンガー』を私はここで何度使ってきたことか・・・・
それでも「独身貴族」「おひとりさま」とは、今一つ感じが違うんですけどねチョンガーは。
「50代ぐらいの人はまだ使ってますね。」
まさに「ご名答!」であります。

「SNちゃん、チョンガーでオンスのボクチンを慰めてはくれまいか?」
「う~~~ん、チョンガーもオンスも意味が分からないけど、オークママにヨチヨチしてもらえばイイでしょうよ」
「エ~~~ン、だってオークママはベシバシはしてくれるけど、ヨチヨチはしてくんないもん。」
「はいはい」
寂しきかなCOO(最高責任者じゃござんせん。チョンガー・オンス・オヤジね)

んなことで、『料理当番、本日の一品』です。

ロールキャベツなんですが、味噌入りチーズたっぷりのベシャメル添えです。

こちらはおやつ代わり、新じゃがの煮っ転がし?です。

お弁当はこんなんでした。

さて、今日の一枚は、バーバラ・キャロルです。

男女平等の現代(真であるかは別として)、当然ながら女流ジャズピアニストもご存じの通り数多く活躍されております。
しかしながら、私が耳にする女流ジャズピアニストは非常に少ないわけで、それは私が男女差別をしているわけでは無く、耳にする時代になにぶん数が少なかったという事が原因であります。

ざっと頭に浮かぶ女流ジャズピアニストといえば、ユタ・ヒップ、ヘイゼル・スコット、バーバラ・キャロル、マリアン・マクパートランド、それから別格の秋吉敏子・・・別腹はアリス・コルトレーンかな(笑)
ともかく、名前を挙げろと言われれば、数えきれるほどの方しかいないように感じます。
もちろんこのバーバラ・キャロルもその一人です。

このアルバムは、彼女が唯一ブルーノートに残した一枚でありますが、こうして改めて聴いてみると、じつに女性らしいピアノ(すでに差別発言か?)だと感じます。
逆に言えば、例えば若かりし頃の秋吉敏子のような負けん気みたいなものは感じないというか・・・・
まっバラード中心の選曲であることもその理由ではあるでしょうけど
顔立ちから言っても上品そうで、それがピアノにも出てる?

いやいや、ちょっち待ってくだせぇよ
そもそも、彼女がニューヨーク5番街でチャック・ウエイン、クライド・ロンバルディなんかと演奏をしていた頃は、バド・パウエルの流れをくむバリバリのバッパーだったというお方なんであります。

まっいずれ容姿に即した演奏へと変わっていったわけですが、だからといって嫌な演奏になったわけじゃ無い。
このアルバムはそんな彼女を感じさせてくれる一枚だと思います。

BARBARA CARROLL
1976年5月25日~28日録音
BARBARA CARROLL(p) CHUCK DOMANICO(b) COLIN BAILEY(ds)
DENNIS BUDIMIR (g)[6] VICTOR FELDMAN (perc)[2]

1.IN SOME OTHER WORLD
2.AT SEVENTEEN
3.I CAN'T GET STARTED
4.BEAUBLES, BANGLES AND BEADS
5.FEELINGS
6.BLUES FOR ARTIE
7.PRELUDE TO A KISS
8.SEND IN THE CLOWNS
9.IT NEVER ENTERED MY MIND