JAZZを聴きながら ふたたび

恥も顧みないで再々開、よろしければお付き合いを

ホンワカ陽気はエエねぇ

2012年04月18日 | s-u

いやぁ良い陽気になってまいりました。最近また増えてきたように思う地震やその他諸々の心配事はともかく、まずはこのホンワカした雰囲気に浸りたいと、そんなことを思う毎日です。

先日、大河ドラマ『平清盛』を見ていた母の、
「この人は誰だ?」
との問いに
「ほら、何だっけ、今売り出し中の、ほら、CMにもよく出てんじゃん、ほら・・・」
武井 咲の名前が出てきません。
「だから、ほら、あれだよ、ほら」(笑)
すると
「女優さんの名前じゃなくて、役、誰の役かってこったぞ」
「・・・・・・あっ?なぁんだ、何役かってことね。彼女こそ、絶世の美女とうたわれし常磐御前じゃござんせんか。常磐御前?知ってる?常磐御前、義経のおっかさん」
「あぁ、この女(こ)が・・・・この女(こ)がねぇ」
さて、母のこの一言にどういった意味が含まれていたのか・・・まっ謎としておきましょう。(笑)
武井 咲と常磐御前のイメージが母の中で合致したかどうかはともかく、これより保元の乱、平治の乱と、兄弟親子、男と女、ナンタラカンタラ、ともかく訳分からんドロドロの時代に進んでいくわけですから、母の質問に答えていくのも大変になってくるようには思えます。

さても、常磐御前つながりではありませんが、常磐沖のコウナゴが17日に北茨城で出荷自粛解除になったとのニュースが流れてきました。
コウナゴ、いわゆる新子と呼ばれる冬に生まれたものなのでしょうけど、それらの放射能が基準値を下回ったというニュースは我々にとっても朗報ではあります。なんたってア~タ隣町ですから。
でも北茨城にしてみれば、いかに基準値を下回ったからといえすぐ隣は福島県、それだけで風評は免れないわけで・・・・そして、逆も真なり、我が町にしてみれば隣町のコウナゴがOKになっても、県境を挟めば下回ろうが何しようが出荷まで漕ぎ付くのは容易なことでは無いという・・・・・
「常磐御前も出てきたことだし、常磐沖の海産物もなんとかなれよぉ」
と、わけの分からない事を言ってしまったバブ君でありました。(笑)

ところで、大河ドラマといえば、来年は我がマドンナ綾瀬はるかちゃん主演の『八重の桜』であります。
そんでね、昨日、今日とはるかちゃんが会津におこしになってるってんでありますわ。
これが何処ぞのパワー溢れる韓流なんとかであれば、捕る物もとりあえずおこしになる先々に押しかけるんでありましょうが・・・・残念ながらオヤジパワーはそっちには向かわないんですねぇ、どうしてでしょう?
遠くのマドンナより近くの何とか?そういう訳でもないかな?結果のでない金は使わない?そんなこともないし(どう考えても無駄遣いは得意技ですもんね)。ともかく、いずれ彼女が私を訪ねてくれるという妄想は別に、ブラウン管(今はそう言わないか)の中、銀幕の中でお逢いできれば、わちきは幸せなんでありんす・・・・なんのこっちゃ

そうそう、以前S君と会津喜多方に行ったときに『喜多方 蔵の里』で、まるで知ってない方がおかしいとばかり新島八重の話を偉そうに語ったんでありますが、それも『八重の桜』がらみの「にわかウンチク」であったことをここで暴露し、S君には深くお詫びするものであります。(笑)

てなことで、三日遅れの『料理当番、本日の一品』です。
じつは、諸事情により日曜日に買い物へ出掛けられず、あり合わせの物で作ることになりました。

こちらは、マキマキカツ。中身はサッと炙った茄子とチーズの二種類です。

こちらは、卵餡かけ湯豆腐。あり合わせにしちゃあそこそこ美味しくできました。

さて、今日の一枚は、ビリー・テイラーです。
ここ3回ほどのアルバムは、別に意識したわけではないんですが、全く違ったピアノのイメージがあります。そのくせ私的には何処か相違点とは言えない類似点といったものも感じるのであります。ザックリ言ってしまえばそれがジャズなのかな?なんて、わけの分からんことを言っちゃいますけど。

そんなこたぁともかく、今日のアルバムですよね。
テイラーといえば、哀愁がない?人間味が薄い?なんとなく優等生?上品すぎる?とのイメージ?ザックリ言えばまとまりすぎみたいな。
でもそれはけして悪い事じゃない。

そんな彼が、なんとダンシングビートを披露しちゃったってぇのが今日のこのアルバムです。
上品すぎるとか、人間味がないとかいった演奏からはかけ離れた一枚だと思います。とりあえずノリノリでいっしょに「イエーイ」てな感じ?
難しさなんてミジンコもない・・・でもその中に、いかにもテイラーらしいスタイルもチラッと見える・・・・
テイラー本意での演奏であったかどうかは別として、なかなかよろしいアルバムだと私は思います。

I WISH I KNEW HOW IT WOULD FEEL TO BE FREE / BILLY TAYLOR
1967年録音
BILLY TAYLOR(p) BEN TUCKER(b) GRADY TATE(ds)

1.PENSATIVA
2.I WISH I KNEW HOW IT WOULD FEEL TO BE FREE
3.MORNING
4.T.N.T.
5.HARD TO FIND
6.LONESOME LOVER
7.SUNNY
8.CAG