毎日寒くていかにも冬という感じになってきました。まっ我々皮下脂肪族としてはあのクソ暑い日々よりはこちらの方が何かと都合がよいんでありますが、「寒い」を理由に身体を動かさなくなるとさらに皮下脂肪を蓄える原因にもなったりして・・・・「デブは死ぬまで治らん」ですかね。(笑)
ところで、10日の皆既月食はご覧になりましたか?
私は仕事あがりに一杯飲みながら、久しぶりに冬の空をじっくりと眺めました。
月が完全に地球の影におおわれたのは、夜の11時過ぎぐらい?
いわゆる『赤い満月』をしっかりと見させていただきましたが、私の目には『赤い満月』というよりは「ちょっと古くなったチョコトリフがぽっかり空に浮かんでいる。」そんな感じに見えてしまいました。(笑)
色はともかく神秘的だったのは、ふだん見る月はまさに「盆のような月」なのに対して、皆既月食時の月はとても立体的に感じたことでしょうか。
それがリアルに「月って浮いてんジャン」って感じてしまうというか・・・・・面白いですよねぇ
寒さも忘れて見入っていると、ヒューって流れ星まで見えたりして、これで隣にカワイコチャンでもいて、「寒くないかい?」なんて肩をグッと引き寄せたりなんかしちゃったりして・・・・・・・
「アタシじゃ不満かい!?」
「え?????」
そうでした。その時、その場には、○ークママも他のお客さんもいたんでしたね。
「もっもっもちろん、ママで、そりゃもう満足でござんすがな」
ともかく、ちょっと寒かったものの、冬の天体ショーを楽しませていただきました。
てなことで恒例『料理当番、本日の一品』であります。
「寒いので鍋にしよう」ってことになったんですけど、私はどうしても『キムチ鍋』が食べたくて・・・・・けっきょく『めいめい独り鍋』ってなことになりました。
「キムチ鍋ウメ~~!!」(笑)
さて、今日の一枚は、フリードリヒ・グルダです。
この方、ウイーンの三羽烏(他の二人が誰かは知りませんが。笑)と言われた、いわゆるクラシック界では名の通ったピアニストでありますが、私は彼のモーツァルトもベートーベンも「グルダだ」という意識を持って聴いたことがないので、そのへんの講釈は避けたいと思います。
「クラシック音楽はすでに死んでいる」てなことを言いつつジャズにも手を染めた方だそうですが、どの世界にもそういうお方はいるもので、それは完全なるベランベエか、もしくは実力と自信があるがゆえの言動か、どちらかであります。
その点、グルダに関しては間違いなく後者でありましょうねぇ。
「またしても、私のあまり得意としないクラシックとジャズの融合かぁ?」
と思って聴くと、良い意味で裏切られます。
フィル・ウッズはじめ四管の響きも良いんでありまして、じつに心地よい後味を残すライブアルバムだと思います。
AT BIRDLAND / FRIEDRICH GULDA
1956年6/28日録音
FRIEDRICH GULDA(p) IDREES SULIEMAN(tp) JAMES CLEVELAND(tb) PHIL WOODS(as) SELDON POWELL(ts) AARON BELL(b) NICK STABULAS (ds)
1.THEME SONG VIENNA DISCUSSION
2.PEE WEE MARQUETTE INTRODUCES FRIEDRICH GULDA & HIS SEXTET
3.SCRUBY
4.DARK GLOW
5.NIGHT IN TUNISIA
6.DODO
7.AIR FROM OTHER PLANETS
8.NEW SHOES
9.BERNIE'S TUNE
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