一昨日の醜態に落ち込み気味の私ですが、追い打ちをかけるように今日も一事件(?)。いやいや、事件と言うほど大げさなものじゃないんですけどね。
予報どおり今日は朝から太陽さんがお顔をお見せになって、
「こりゃ暑くなりそう」
昼からMさんのお店に行かなければいけませんが、
「自転車で行ったら汗だくでお客さんに失礼かなぁ?」
ならばお店には車で行くことにして、午前中うちに自転車運動をしてくるかてんで、張り切って出掛けたのです。
近くの坂道を二回ほど登り、小学校の運動会を覗き、
「あと二回、あの坂を登るぞ!」
この「あと二回」がいけませんでした。
途中で左の足の裏がつったような感覚があったのですけど、家に帰ってみればそれが痛みに変わって・・・・今湿布を施しました。
一昨日の醜態も含め、一気に年を感じるような事が続いて、益々落ち込みそうです。
思えば、酒量はもちろん、自慢のイケメンも過去のものとなり(笑)、筋肉は形を脂肪へと変えながらベルトの上までの大移動、「腕相撲なら誰にも負けない」などと強がっていた腕力もおそらく今は息子にも負けてしまうでしょう。そういえば、フサフサ頭髪だって、量はあいかわらず多いものの、白髪が増え張りもなくなってきたような・・・
「あ~~~ん、悲しいよぉ~~~~~」
歳とともに衰えるのはしかたがないとはいえ、この何日間かで一気にそれが進んだように感じてしまうわけで、何か解決策は無いものかと、ネットを開いてみれば
魚座の総合運☆五つ 12時までの運気
強運を周囲の人にも分けてあげれば、ますます大吉。
ラッキーアイテム : 血圧計
「ふむふむ、今日の運勢は良さげな」
でも、ラッキーアイテムが血圧計ってあ~た、計ってみたら「ゲッ、血圧高けぇ!」なんてなったら益々落ち込むじゃござんせんかいってんだ。(笑)
う~~ん、なんか良い手はありませんかねぇ・・・・・・・・・
そうだ、やっぱりここは「女性の力」ですか?
いや、間違いなくそれしかない!
「ようし、恋愛だ、恋だ、女だぁ~~~~!!!!!」
でもそのためには相手が必要なわけで、
「え~~私の相手に対する条件は、優しくて、思いやりがあって、知的でありながらそれらしさを表に出さない、控えめでありながら時に大胆、薄化粧の可愛らしい美人。そんなもんで良いかな、あっと、それからお金がかからないオジサン好き・・・」
だめだこりゃ
さて、今日の一枚は、バディ・デフランコです。
ジャズによく使われる楽器となると、それは時代とともに変化していったことは衆知のとおりです。
昨日紹介したチェリーのポケット・トランペットやコルトレーンのソプラノ・サックス等々、注目されていなかった楽器が突然檜舞台に躍り出るといった例もある半面、以前中心を担った楽器がいつの間にか過去の物になってしまうということもよくあるわけで。
リズム隊を担っていたバンジョーとチューバが、ピアノとウッド・ベースにその座を奪われたごとく、スイング時代の花形、クラリネットも衰退の一途をたどった楽器でありました。
それは何でなんでしょ?新たに生まれたスタイルについて行けなかったから?それとも音に魅力がなかった?
そんななか、頑張ってクラリネットを持ち続けた男、デフランコがいるわけです。
パーカーを聴いて全てが変わったというデフランコ、そのスタイルは間違いなく陳腐化しつつあった過去のクラリネットのそれとは違うものです。
それじゃ、彼もビバップ~ハード・バップという王道を進んでいったのかといえば、私にはそうとも思えないところがあります。
それは「白・黒」といった感覚なのか?もっと難しい音楽理論的部分なのか?そんなこたぁ私みたいな凡人には分かりません。分かりませんが、そうだなぁ、しいて言えばリー・コニッツ的?ある意味、独立した道を進んだ人のように思えます。
ともかく、技術、技量に関しては文句なし、とくにこのアルバムは、バックがまたたまらない面子じゃありませんか。ミルト・ヒントンとブレーキーの組み合わせってどうなの?みたいな感覚はあるものの、そんなものは関係ないというほど良い出来なんであります。
また、ケニー・ドリューが良いですよねぇ「やっぱり、あたしゃこの頃のドリューが好きや」って、なに弁だか分からないような事をついつい言ってしまいます。(笑)
良いアルバムだぁ
Mr. CLARINET / BUDDY DeFRANCO
1953年5月15,20日録音
BUDDY DeFRANCO(cl) KENNY DREW(p) MILT HINTON(b) ART BLAKEY(ds)
1.BUDDY'S BLUES
2.FERDINANDO
3.IT COULD HAPPEN TO YOU
4.AUTUMN IN NEW YORK
5.LEFT FIELD
6.SHOW EYES
7.BUT NOT FOR ME
8.BASS ON BALLS