JAZZを聴きながら ふたたび

恥も顧みないで再々開、よろしければお付き合いを

仕事納めの夜に

2007年12月28日 | m-o

最後の忘年会も無事に終わり、仕事も終わり(仕事があとになるあたり私らしいでしょ...笑)、いよいよ今年も終わりが近づいてきましたが、お正月の準備は進んでいますか?
今日は飲み疲れもあるのに帰ってくるなり
「神棚の掃除しちゃってよ、お飾りもつけてね」
と矢継ぎ早に仕事を仰せつかり、忙しく動くはめになってしまいました。
明日は29日、『九飾』『九餅』は禁物ですから、これもしかたのないことですね。

神棚のお札とともに氏神さまから来年の暦も届いていました。
『吉神・吉方』も『凶神・凶方』も『八方塞』『鬼門』『病門』も「そんなの関係ねぇ」って生きてきましたし、『二十八宿』だって『十二直』だって気にしない気にしない、せいぜい『六曜』(いわゆる大安とか仏滅、友引っていうあれですけど)をほんの少し気にする程度、『九飾』を気にして神棚掃除をしても御利益は望めないかもしれません。
ちなみに来年の恵方は丙の方(巳の間)ですから、南南東ということでしょうか?????
ほら、節分の時「恵方巻き」をどっち向いて食べたらいいかわからないとねぇ。
それにしても、暦の読み解きっていうのは難しすぎます。(笑)

ここで豆知識ですが、六十歳を迎えると赤いチャンチャンコきて還暦のお祝いってやりますよね。あれは、中国起源の10周期の『十干(じっかん)』という五陰五陽に十種類の文字あてたものと12周期の『十二支』を組み合わせた60周期の『六十干支』(略して『干支(えと)』)を歳にあてはめ60歳で『干支』が一回りして最初に戻る、つまり暦を還(かい)すので、「もう一度生まれ変わってやり直す」という儀式であります。
もともと、『十干』『十二支』にあてた字もそれぞれ意味を持った文字なのですが・・・・

こんな話を簡単に知りたければ毎年の暦の前の方に書いてありますし、詳しく知りたければ、本もたくさん出ていますので、お読みになってみて下さい。(そう興味ある人は多くないと思いますが..笑)

ともかく、そんなこんなで『九飾』をさけ正月飾りを取り付け、神棚掃除を済ませたあと、昨夜あれだけ飲んだにもかかわらず一杯ひっかけながら、分かりもしない暦を眺め、明日からは正月料理の「仕込でも始めようかなぁ」なんて考えている仕事納めの夜でした。(なんじゃそりゃ)

さて、今日の一枚は、チャールス・ミンガスとビル・エバンスとの共演盤。
一瞬、ミンガスとエバンスというと異質の取り合わせのようにも思えますが、けして違和感がありません。
エバンスという人は共演者に合わせることも上手くて、それでいて染まってはしまわない「う~~ん、やっぱすごいんだなぁ」なんて思ってしまいます。

いかにもミンガスらしい10分にもおよぶ「WEST COAST GHOST」でのエバンスをぜひともお聴きいただきたい、「あれ?これエバンス?」と思う部分と「やっぱエバンスだ」と思う部分が、上手い具合にマッチしています。

ちなみにエバンス名義の「THE COMPLETE GUS WILDI RECORDINGS」に収められているのも同じものです。

EAST COASTING / CHALES MINGUS
1957年8月6日録音
CHALES MINGUS(b) CLARENCE SHAW(tp) JIMMY KNEPPER(tb) SHAFI HADI(as,ts) BILL EVANS(p) DANNIE RICHMOND(ds)

1.MEMORIES OF YOU
2.EAST COASTING
3.WEST COAST GHOST
4.CELIA
5.CONVERSATION
6.FIFTY-FIRST STREET BLUES



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