JAZZを聴きながら ふたたび

恥も顧みないで再々開、よろしければお付き合いを

ドリンク剤より風姿婚約

2009年05月28日 | m-o

はて何日更新をサボったでしょう?
ともかく今週は無茶苦茶な忙しさで、昨晩やっと11時近くから飲みに行けたてな状態。
えっ?何故かって?
もちろん本職もそこそこ忙しいんですが、Mさんのお店の手伝いもほぼ毎日続いておりまして、先日めでたく開業5周年を迎えたいつものバーのママには
「バブちゃん、どっちが本職か分かんないんじゃない」
てなこと言われる始末で、さらには、ちょっとした不注意で左足小指をグッサリといってしまいましてね、歩くのに不自由するありさま、となんやかやゴタゴタが続いたのであります。
まっ、今どき忙しいのはなによりなのでありまして、毎日が疾風のごとく過ぎ去っていきます。
おかげさまで季節の移ろいも感じる暇が無いのですが、

「○○、芍薬の花、今年は去年より少ない気がすんだけど」
と母、なるほど季節は忙しさなど関係なしに進んでいるようです。
花の数は覚えていませんが、ブログを振り返ると昨年は6月2日にまだ満開前だったようですから、今年は開花がいくぶん早いのかな?

『風姿婚約』顔つきや姿が美しくしなやかな女性にたとえられる芍薬、そういえば、最近なかなかこういった方に巡り会っておりませんねぇ(笑)
おっとイカン、
「え~~会社の女の子も、Mさんのお店の女性も、もちろん、いつものバーのママも、ときおりうかがう各お店の女性達も、え~~~とそれから・・・ともかく、私のまわりの女性は皆さん芍薬もビックリの素敵な方ばかりですよ。はい」
ばかりではありますが、やはり、新たな『風姿婚約』との出会いが、この疲れ切った身体には、まさに芍薬の根のごとく最大の良薬と成り得るわけでして、
「疲労にはドリンク剤より『風姿婚約』。誰かぁ老体に活力をちょうだい!」
なのであります。(笑)

ともかく、この忙しさは土曜日までは続きそうですし、新たな出会いは期待薄ではありますが、
「頑張るどう!」

ここで遅ればせながら、名誉の負傷(笑)のために公開できなかった先日の日曜日の『料理当番、本日の一品』です。

この日は、安物のワインなんぞを買い込みまして、ご機嫌だったのでありますよ、怪我をするまでは。(笑)

まずは、メインの豚トロ焼きに、ホタテのニンニク焼き、蛸のサラダを添えたプレートです。豚トロは甘ダレ焼きにしたものと、塩焼きを大葉、大根で包んだ二種を作ってみました。

こちらは、母の実家から大量に送ってきたアスパラをスープにしました。作りたては、生クリームがこんな感じだったのですが、温めずに注いだために、最後には最初の写真のような状態になってしまいました。(笑)でも、味はバツグンでしたよ。

さて、今日の一枚は、ピアニスト、チャーリー・ミンガスです。(笑)
「ベース界の巨匠ミンガスがピアノ?」
ある意味、イチロウのピッチャーのごとく一部批判も受けそうなアルバムですが、単なる余興、戯れごとではないところが、ミンガスたらんところでしょう。

想像するに、ミンガスがピアノを弾くんだと、なんだかちょっと前衛的な、もしくは激しく鍵盤を叩きつけるように、そんな演奏を思い浮かべるかもしれません。
だけど、その期待は大きく裏切られますねぇ、じつに繊細なタッチはミンガスのもう一つの魅力「瞑想的美しさ」みたいなものを感じさせてくれます。
「ヘタなソロ・ピアノ聴くなら、こっちの方が数段良いよ」
と言いたくなる一枚です。
「I'M GETTING SENTIMENTAL OVER YOU」なんて、モンクも真っ青ですよ。

MINGUS PLAYS PIANO
1963年7月30日録音
CHARLES MINGUS(p)

1.MYSELF WHEN I AM REAL
2.I CAN'T GET STARTED
3.BODY AND SOUL
4.ROLAND KIRK'S MESSAGE
5.MEMORIES OF YOU
6.SHE'S JUST MISS POPULAR HYBIRD
7.ORANGE WAS THE COLOR OF HER DRESS, THEN SILK BLUES
8.MEDITATIONS FOR MOSES
9.OLD PORTRAIT
10.I'M GETTING SENTIMENTAL OVER YOU
11.COMPOSITIONAL THEME STORY : MEDLEYS, ANTHEMS AND FOLKLORE



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