JAZZを聴きながら ふたたび

恥も顧みないで再々開、よろしければお付き合いを

姉弟っていいなぁ・・・

2010年04月19日 | g-i

昨日は川崎に住む母方の叔父がじつに久しぶりに泊まりがけでやって来ました。
会津東山温泉での喜寿祝いを兼ねた同級会に出席するため、わざわざ遠回りをして立ち寄ってくれたのです。

我が叔父伯母は、父方6人、母方7人という大人数で、父方には亡くなった方も数人いるのですが母方は全員が健在。
この母方の叔父伯母、つまり母の姉弟はとても仲が良くて、未だにしょっちゅう電話をしあっています。ただ、実家を継いだ叔父以外は、住まいがほとんど東京近辺であるために実家の近くでもない田舎住まいの母だけがなかなか直接会う事が少ないという状況にあります。
そんなこともあって、叔父の訪問に母は大喜びで、朝から布団を干したり、父が昔使っていた浴衣を洗ったりとソワソワしておりました。

午後我が家に到着した叔父は
「なにはともあれ、○○あんにゃ(父のこと、あんにゃはお兄さんの意)の墓参りに行きたい。」

やっと満開間近なった桜を見ながらの墓参り
「ご無沙汰してたから、これでやっとホッとした。目的達成、達成。」
と叔父。
「せっかく良い天気だから、墓だけってのもなんでしょ、海にでもまわろうか?」
「ああそうだな、行ってけっか?(行ってくれるか?)」
海なんか大嫌いなはずの母が乗り気です。これも叔父の訪問が嬉しいからでしょうね。

母と叔父のツーショットを収めてきました。

そして、もちろん夜は酒好きの叔父と一献傾け合いました。
初鰹でもと思ったのですが、叔父も母同様生ものをあまり好まないということで・・・・
『料理当番、本日の一品』です。

肉じゃがにメヒカリの唐揚げ、焼き鳥、お新香、冷や奴という、まるで居酒屋のようなメニューになってしまいましたが、叔父も喜んで食べてくれました。

酔うほどに昔のことを懐かしそうに話す叔父に、酔ってもいないのに相づちを打つ母。親戚付き合いがさほど得意でない私ですが、なんだとても楽しい夜でした。
「○△おじちゃん、これに懲りずにまた母に会いに来てやって下さい。」

さて、今日の一枚は、ハンプトン・ホーズです。
ホーズのアルバムでハズレ盤にぶち当たるということはまず無いんでありまして、今日の一枚もそれを裏切りません。

地味なイメージのハロルド・ランドとホーズのピアノは「フム、なかなかお似合いで」てな感じですよね。「THE FOX」でのエルモ・ホープとの地味地味共演も悪くはありませんが、こうして聴いてみるとホーズの方がランドには合っているようにも思えます。
それにしてもどうしてランドは西海岸を離れようとしなかったんでしょうねぇ????

え~~もう一つの注目は、やはりスコット・ラファロでしょうか。
やっぱり彼のベースは、一味も二味も違います。彼の死からしばらく立ち直れなかったビル・エバンスの気持ちは、このホーズとの共演を聴いても納得のいくところです。

押さえ込むような「これでもか!」というジャズもそれはそれで良いのですけど、無理矢理の押しつけになっては意味がありません。その点、このホーズのアルバムはイキガリが無くてよろしいんじゃないでしょうか。

FOR REAL ! / HAMPTON HAWES
1958年3月17日録音
HAMPTON HAWES(p) HAROLD LAND(ts) SCOTT LaFARO(b) FRANK BUTLER(ds)

1.HIP
2.WRAP YOUR TROUBLES IN DREAMS
3.CRAZEOLOGY (LITTLE BENNIE)
4.NUMBERS GAME
5.FOR REAL
6.I LOVE YOU



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