JAZZを聴きながら ふたたび

恥も顧みないで再々開、よろしければお付き合いを

放射能より差別的心情汚染

2017年02月21日 | j-l

 ♪わたしの好きなみつるさんは、おじいさんからお店をもらい
  二人いっしょに暮らすんだと、嬉しそうに話してたけど
  私と一緒になるのだったら
  お店をゆずらないと言われたの お店をゆずらないと言われたの
                                         ・・・・・・・・♪

突然岡林信康の『手紙』を歌ってしまいましたが・・・・・

 関西学院大(兵庫県西宮市)の40代の外国人非常勤講師が2014年、英語の授業中、福島県出身の20代の女子学生に「放射能を浴びているから電気を消すと光ると思った」と話していたことが21日、大学への取材で分かった。大学は差別的な発言で「東日本大震災の被災者に思慮がなかった」として、17日付で講師を減給3カ月の懲戒処分とした。

とのいう嫌なニュース流れてきました。

ここで何度声を上げたでしょうか?
原発事故で最も懸念していた差別的心情・・・やはりこれはジワジワと心に染みつき、洗い流そうにも流せない、ある意味放射能よりタチの悪い汚染のように思います。
いえね、この大学講師はもちろん言語道断なんでありますが、私に言わせりゃ表に出ないその汚染が一番の懸念なんであります。

アメリカの花札大統領、もとい、トランプさんが完全なる差別主義者である事はアホな私にも分かるんですが、内に秘めた差別、これはなかなか見抜けない。この見抜けない差別こそ本当は一番怖いんじゃないかなんてね。

いえいえ、かく言う私だって何処かにそういう差別意識を持っているに違いありませし、誰しもが心に秘めながらも持っているものなのかもしれません。それが何に対してかはそれぞれでしょうけどね。

そしてそれが何かの出来事で、事件で、一個人によって、集団心理へと変貌した時・・
結果は歴史が教えてくれてると私は思っています。

話が訳分かんなくなってきましたね。
ともかく、染みついた差別的心情を消す事はとても難しい事だと思います。
せめて私は、その汚染から逃れるべく信念を持ち、私自身がどこかで今持っている偏見きわまりない心情をなんとか除染していく努力をしたいと考えています。

放射能より差別的心情に、どうぞ皆様も汚染されませんよう願っています。

なに真面目なことこいているのか、笑っちゃいますよね、てなことでいつものごとく『料理当番、本日の一品』です。
まずは、私のつまみから

鯛の切り身が安かったので昆布締めにしました。ネギやら大葉やら水菜やらといっしょに、濃いめのごまだれで食べてみましたが、見た目以上に美味しくて、日本酒が進みました。

こちらは、メイン・・・といっても、もちろんつまみになりましたけどね、メヒカリの唐揚げです。

おっと、別の日に作った『好評だった一品』

トマトソースで煮込んだ肉団子です。珍しく母が、ペロッと平らげました。

さて、今日の一枚は、エルビン・ジョーンズです。

コルトレーンんとこを離れるちょい前のアルバムです。
ジョーンズ3兄弟そろい踏みのセッションとJ.J.とチェンバースが入ったセッションと二つ合体の一枚ですが、アルバム全体として統一感を感じさせるのは、メルバ・リストンのアレンジからなのでしょうか?
これは良いところでもあり、逆に一曲一曲の印象が薄いという難点も秘めているように思います。

悪くありません・・・が、私としては「聴きやすいけど・・・う~~ん」そんな感じでしょうかね。
と言いつつ、夕べ晩酌に付き合ってくれたアルバムを私が否定する訳はありませんけどね。
個人的には「AND THE AGAIN」が好きです。ついでに、「一曲一曲が短すぎねぇ?」(笑)

AND THEN AGAIN / ELVIN JONES
1965年2月16日,3月18日 ニューヨーク録音
ELVIN JONES(ds)
THAD JONES(cor) HUNT PETERS(tb) CHARLES DAVIS(bs) HANK JONES(p) ART DAVIS(b)
J.J. JOHNSON(tb) FRANK WESS(ts,fl) CHARLES DAVIS(bs) DON FRIEDMAN(p) PAUL CHAMBERS(b)

1.AZAN
2.ALL DELIBERATE SPEED
3.ELVIN ELPUS
4.SOON AFTER
5.FOREVER SUMMER
6.LEN SIRRAH
7.AND THE AGAIN



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