JAZZを聴きながら ふたたび

恥も顧みないで再々開、よろしければお付き合いを

泣きべそ

2006年03月30日 | m-o

「飲み過ぎ週間」も、とりあえずは昨晩で打ち止め、大きなしっぺ返しが来そうなので、しばらくはおとなしくしていようかと思っています。(HPの更新も止まってますしね)

今日、先日結婚したばかりのO君が、朝っぱらからため息をついております。
「O君、どうした?奥さんにでも逃げられたか?」と冗談のつもりで声をかけると、
「だれから聞いたんですか?」
(「えっ?本当に逃げられたの?」)

まあ、話を聞いてみれば、たあいもないことで
よくある夫婦喧嘩をして、奥さんが実家に帰っただけらしいのです。
「大丈夫、大丈夫、今日帰ると奥さんがちゃんと待ってるから」
「そうでしょうか?迎えに行かなくてだいじょうぶでしょうか?」
・・・・・なんだろうね、大の大人が『泣きべそ』かいちゃって・・・・・

男の『泣きべそ』というのは、みっともないものですが、女性や子供の『泣きべそ』は、どことなくかわいげがあるのは何故なんでしょうね?

カワイコチャンかなんかに「行っちゃイヤだ」なーんて、『泣きべそ』かかれたひにゃあーた、おじさんはたまったものじゃありません。
子供だって、泣くのを必至にこらえようとしている愛らしさが、伝わって来るじゃありませんか。
そのてん、男が『泣きべそ』かきながら、妻にすがっている姿なんて、まるでコントですもんね。これに母性をくすぐられるという女性はいるのでしょうか?

ところで、『泣きべそ』の『べそ』って、なんだか知ってます?
「はい、そこの○○君」
「おへそのことだと思います。」
「ブブー」

『べそ』は『枝をへし折る』の『へし』と同じことばだそうで、もともとは『押す』ことを表す言葉だそうです。ただ、『泣きべそ』の『べそ』は、『へし口』、つまりへの字につぐんだ口の様子からきた言葉。
どう考えても大人の男がやって、「きゃー、ステキ!」と言われる顔ではないということですね。

さて、今日の一枚は、ジェリー・マリガンであります。
「BIRTH OF THE COOL」を録音した後、マリガンはニューヨークを離れ、カリフォルニアに向かいました。スタン・ケントン楽団にアレンジを提供しながら、「ライト・ハウス」「ヘイグ」といったクラブに顔を出すようになります。
一方、チャーリー・パーカーとの共演で、ウエスト・コーストではちょっとした有名人になっていた若きチェット・ベーカーも、「ヘイグ」に顔を出していました。
月曜の夜に行われていたジャム・セッションで共演しているうちに、親しくなった二人。その二人が格となって結成されたの、このカルテットであります。

今日は、LPではなく、CDを紹介させていただきます。
10インチ盤、PJLP-1とPJLP-5の合体CDです。ジャケットはPJLP-1のデザインが使われております。

GERRY MULLIGAN QUARTET
1952~53年録音
GERRY MULLIGAN(bs) CHET BAKER(tp) BOB WHITLOCK, CARSON SMITH(b) CHICO HAMILYON, LARRY BUNKER(ds)
1.BERNIE'S TUNE
2.WALKIN' SHOES
3.NIGHTS AT THE TURNTABLE
4.LULLABY OF THE LEAVES
5.FRENESI
6.FREEWAY
7.SOFT SHOE
8.AREN'T YOU GLAD YOU'RE TOU
9.I MAY BE WRONG
10.I'M BEGINNING TO SEE THE LIGHT
11.THE NEARNESS OF YOU
12.TEA FOR TWO
13.UTTER CAOS #1
14.LOVE ME OR LEAVE ME
15.JERU
16.DARN THAT DREAM
17.SWING HOUSE
18.UTTER CAOS #2


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