啓蟄にふさわしい暖かな一日でした。東京では春一番が吹いたとか、彼岸も近づき、いよいよ春本番へと季節は進んでいくのですね。
今日の昼食は、公園の駐車場でコンビニ弁当です。ついでといっては何ですが、陽気に誘われて30分ほど公園内を散策、花粉は心配だったものの、腹ごなしにはじゅうぶんでありました。
ふと見ると、公園内の遊歩道に、一枚のタオルが落ちています、きっとウォーキングでも楽しんでいた方が落とされたのでしょうが、その姿がみょうに寂しそうで
「一生懸命働いていたのに、忘れられちゃったのかなぁ....」と言っているよう
なんとなく、自分と重ね合わせちゃったりして、近くで作業をされていた公園管理の方にわたしてきました。
丘の上から駐車場を望むと、そこそこ高いではありませんか。
「大丈夫、俺は、まだまだ忘れられやしない!」
春風や 闘志いだきて 丘に立つ
であります。
さて、今日はダグ・ワトキンスにしてみました。「サキコロ」のベーシストと言ったほうが通りがよいでしょうか?
彼のベースを聴くと、同級生ポール・チェンバース(いとこでもある)のベースが切れ良く感じられるくらい、みょうにネチョッとした感じがします。好き嫌いが別れるところだと思いますが、このアルバムは彼の数少ない代表作です。
ワトキンスは、ケニー・ドーハム・グループ、ジャズ・メッセンジャーズ、ホレス・シルバー・クインテットと参加し、ソニー・ロリンズ、リー・モーガン、ジャッキー・マクリーンらと共演、フィリー・ジョー・ジョーンズのグループにいるときに自動車事故で亡くなってしまいました、27歳の若さでした。
WATKINS AT LARGE / DOUG WATKINS
1955年11月録音
DOUG WATKINS(b) DONALD BYRD(tp) HANK MOBLEY(ts) KENNY BURRELL(g) DUKE JORDAN(p) ART TAYLOR(ds)
1.RETURN TO PARADISE
2.PHINUPI
3.PHIL T. McNASTY'S BLUES
4.MORE OF THE SAME
5.PANONICA
私のよく聴くアルバムの中でもマイナーなやつが紹介されていたので、思わずコメントさせていただきました。
またお邪魔させていただきます。
内容のないダラダラのブログですが
よろしければ、また遊びにいらして下さい。
turuさんのところへも、おじゃまさせていただきます。