JAZZを聴きながら ふたたび

恥も顧みないで再々開、よろしければお付き合いを

いろいろだから趣味

2006年03月05日 | d-f


今日は、隣組の集まりがあり、お年寄りに混じって出席、お決まりの内容を全員一致で承諾した後、おみやげの茶菓子とジュースをもらって帰ってきましたが、なんだか、子供会の集まりで子供達がもらってきたお菓子を思い出し、苦笑してしまいました。

午後からは、家人の目を盗み、「窓際のきみ」への再会を、ちょっと、ほんのちょっと期待して、いつもの喫茶店へ
見透かされたように 「日曜日は、来ないよ」 とマスター
「なぁ~に言ってんの、コーヒーを飲みに来ただけだよ」

コーヒーを飲みながら本を読んでいると、体格の良い男性が入ってこられました。
「そっか、バブさんは休日にはあまり来ないから、知らなかったよね」
と、マスターがその男性を紹介してくれました。

Oさんは、現在単身赴任で名古屋からこの田舎に来られているそうで、自宅に帰られない休日は、いつもここで暇を潰されているそうであります。年齢も私とほとんどかわりが無く、レコードを集める趣味をお持ちとか
「ジャズのレコードもお持ちなんですか?」とお訊きすると
「数えたことはありませんが、そこそこ持ってますよ」
よくよく訊いてみれば、800枚以上お持ちのようで.......
(何がそこそこだ!)
ちょっとカチンときましたが、ジャズ談義を、しばし楽しんでまいりました。

Oさんは、まさにレコード・コレクターのようで、同一アルバムであっても、オリジナル盤を探されたり、ヨーロッパのマイナー盤を見つけたりするのがお好きだそうで
「それじゃあ、お金がかかっちゃいますね」というと
「唯一の趣味ですから」とおっしゃっておりました。

「普通に聴ければ、それで良い」という私には、この趣味は若干わからない範疇で、逆に同じアルバムを何枚も持つはめになり、「もったいないな」と思ってしまいます。
それでも、私はこういった趣味も否定はいたしません。音楽もレコードもいろんな楽しみ方があって良いし、だから面白いんだと思っているからです。




さて、そんなOさんと知り合えた今日は、「LAST DATE」を紹介することにしました。
私が持っているのは、見開きアメリカ・ライム・ライト盤です(いちばん上の写真)。私はこれがオリジナル盤だと、しばらく思っておりました。しかし、後にオリジナル盤はオランダ・フォンタナ盤であることを知ります。(こういう時にOさんは、このオランダ・フォンタナ盤を探されるのでしょうね)
ここで、私の矛盾が露見するんですね、もちろんオランダ・フォンタナ盤は持っておりませんが、下の写真のアルバム、色違いはレコードで、デザイン違いはCDで持っております。
どうしてレコードを2枚所有しているのかは、自分でもわかりません。(笑)
まあ、大好きなアルバムだからいいか。

ドルフィー最後の録音、まさにラストという想いも、その後「最後の最後」、「最後の最後の最後」..ぞくぞくと後の録音が発見されていきました。それでも私自身は、この録音を最後だと、今も思い込むようにしています。なぜならこのアルバムの内容を超えるものは「最後の最後の最後」にも、無かったからです。
バス・クラもフルートも、最高ですねぇ、大好きです。

LAST DATE
1964年6月2日録音
ERIC DOLPHY(as, bcl, fl) MISJA MENGELBERG(p) JACQUES SCHOLS(b) HAN BENNINK(ds)
1.EPISTROPHY
2.SOUTH STREET EXIT
3.THE MARDRIG SPEAKS, THE PANTHER WALKS
4.HYPOCHRISTMUTREEFUZZ
5.YOU DON'T KNOW WAHT LOVE IS
6.MISS ANN



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2 コメント

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ドルフィ (67camper)
2006-03-06 02:57:57
バブさん、コルトレーン、ドルフィと濃いところがお好きですよね。

自分のラストデイトはブルー系のカバーのライムライトステレオです。茶系はgatefoldなんですね。知りませんでした。

Bサイドのyou don't know whatt love isからMiss Ann, ラストの肉声ここが聞き物ですよね。

お金がない学生時代、石丸レコードの廉価盤コーナーに¥980で放り込んであったLPです。最初に買った最後のドルフィです。

懐かしいですね。
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67camperさん (バブ)
2006-03-06 22:17:38
たしかに濃いところが好きです。(笑)



980円ですか....

先日、ネット・オークションで私の所有する見開きアメリカ盤が、15000円の値が付いていて、1人喜んでおりました。(もちろん手放す気はありませんが)



私がドルフィーにはまったのは、コルトレーンとの共演もありますが、「IN EURORE Vol.1」の「GOD BLESS THE CHILD」を聴いてからだと思います。メロメロになってしまいました。
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