JAZZを聴きながら ふたたび

恥も顧みないで再々開、よろしければお付き合いを

セクハラエロおやじに解決策は無し

2016年12月05日 | m-o

今日は雨を覚悟していたのですが、蓋を開ければまさに快晴、気温も上がっております。
師走を迎え、Mさんのお店で流れるBGMは朝から晩までクリスマスソング(朝から晩までは居ませんが。笑)
いよいよ今年も押し詰まってまいりましたねぇ

「バブさん、ほら見て、甥っ子、小っちゃいわりには目鼻が整ってると思いません。」
親バカならぬ叔母バカ全開なのは、生まれて間もなく手術を余儀なくされた甥っ子の、まるで病気など無かったかのような元気な姿に目を細めるSNちゃんであります。
「はいはい、メンコイメンコイ、オレとしちゃ早くSNちゃんの子供を抱いてみたいけどね。」
そこ!そこは完全なセクハラであります。

「ねぇ、お前さん。この間から言おうと思っていたんだけど、良い折りが無くてね。」
「何だい。折りがなければ、竹の皮ででも間に合わせろ。」
「そうじゃないんだよ。お前さんを喜ばせる事があるんだよ。」
「ありがてぇ、何か拾ったのか。」
「そうじゃないやね。この頃、見るものを見ないんだってば。」
「見ないったって、見たけりゃ見てくればイイじゃねぇかぁ、そうさなぁ最近は『君の名は』が好評らしいよ。」
「だから、そうじゃなくて、すっぱいものが食べたいんだよ。」
「そんなら、梅干しでも食いねぇ。」
       <中略>
「ええ、子供が、出来た?誰の?」
「誰のって、お前さんのにきまってるじゃないか。」
「そりゃありがてぇ、男か、女か。」
「生んでみなきゃ分からないやね。」
「いつ生まれるんだ、二、三日うちにか。」
「そんなわけないじゃないか。ともかく来月が五月(いつつき)だから、おばあさんに頼んで、帯を締めてもらおうと思って。」

落語『安産』の一節でありますが、
今日12月5日は、安産祈願で有名な「情け有馬の水天宮」『納めの水天宮』であります。

久留米藩藩主の有馬家は、城下の筑後川に臨む広大な土地を寄進して水天宮を造営。文政元年(1818)には、芝赤羽根橋の上屋敷内へ国元久留米より御分霊を勧請致しました。
江戸の庶民もその御利益にあやかりたいと、屋敷の中にお賽銭を投げる人が後を絶たちません。
そこで当事の藩主の情けが光る、
「毎月5日に限り参拝を認めよう、門を開けぇ~~~!!」
てんで、「情け有馬の水天宮」でありますよ。
そして12月5日は、その年最後の開門日、『納めの水天宮』となったわけでござんすな。

今月の『戌の日』は明日ですから、「今日の『納めの水天宮』にお詣りして、腹帯をいただき・・・・」がイイのか?江戸時代と違っていつでもお詣り出来る現代、「明日の『戌の日』に腹帯をいただいてくる」のがイイのか?

んなこたぁまぁどうでもいい話で、少子高齢化の現代、まさに『子は社会の宝』でありますから、SNちゃんだけでなく、多くの方々のメンコイ赤ん坊をいっぱい抱かせていただければ、私は幸せであります。

「そこまで言うなら、アンタもつくりゃイイじゃん。我が子は何より可愛いよ」
「そりゃま、実績も自信もありますがね、へえへえ、なにしろ畑が・・・」

自信はイイけど『セクハラエロおやじ』は、けして少子高齢化の解決策にはならない自覚も必要でありますよね。

せいぜい作れるのは『料理当番、本日の一品』であります。

野菜高騰の折、多くを送ってくれた叔母に感謝しつつ、野菜たっぷり雪鍋です。
具らしい具と言えば、鶏団子と揚げ鱈、豆腐くらいで、ひたすら野菜を食べる鍋になってしまいましたが、そこそこイイ出汁が出まして、すこぶる好評でした。
私も、調子こいて〆の雑炊まで食べちゃったもんですからお腹いっぱいで
「酒が減るぅぅぅ・・・」
結局、風呂上がりの酒量が増えたという・・・・意味ねぇ(笑)

弁当のメインはササミの梅肉カツです。

さて、今日の一枚は、テテ・モントリューです。
「CATALONIAN FIRE」と同メンバー同じ年の録音となる一枚です。

盲目のピアニスト、テテ、彼のピアノにはなんとも刃物のような冷たさと洗煉さを私は感じるのであります。
まっそれをいかにも欧州っぽいと言ってしまっては「はい、チャンチャン」てなことになってしまうのですけど、その刃に一度切り捨てられるとそれはそれで心地よさを感じたりします。

泥臭いブルース感は無くとも我が細胞が受け入れる理由は何か?
私自身が分かりませんが、大好きなペデルセンのベースとも相まって、あれほど好きであったケニー・ドリューの一時期より、私としてははるかに評価が高いのは確かです。

TETE! / TETE MONTOLIU
1974年録音
TETE MONTOLIU(p) NIELS-HENNING φRSTED PEDERSEN(b) ALBERT HEATH(ds)

1.GIANT STEPS
2.THEME FOR ERNIE
3.BODY AND SOUL
4.SOLAR
5.I REMEMBER CLIFFORD
6.HOT HOUSE



最新の画像もっと見る

コメントを投稿