JAZZを聴きながら ふたたび

恥も顧みないで再々開、よろしければお付き合いを

一昨日、昨日、今日

2010年07月04日 | d-f

この何日か、まぁともかく落ち着きのない毎日で、なんだかとても濃~~いかったのか、薄っぺらだったのかは判断しにくいものの、ほとんど自宅でゆっくりという時間がない数日間でありました。

落ち着きがないといえば、空模様もなんだか落ち着きがありませんねぇ、一昨日は『半夏生』まさに半夏雨(半夏水)が各地を襲っているようです。
この時期、各地を徘徊するのは『妖怪ハンゲ』でありまして、宮崎の口蹄疫がなんとか終息へ向かっているとはいえ、ハンゲの毒気がいつ何時身近に災いをもたらすか分かりません。
洪水、土砂崩れ、わけの分からないウィルス、今日は地震もありましたねぇ、いやいや、もっと怖いのは、私のような危険な人間(?)まで『妖怪ハンゲ』は作り出すやもしれません。みなさん身辺にはじゅうぶんお気をつけ下さい。(笑)

一昨日が『半夏生』なら昨日7月3日は、『なな』と『み』で『波の日』、サーファー達が波に感謝しながらボードに乗る日なんだそうでありますけど、ボードには乗らなくともよせては帰る波を見ていると心が落ち着くのは、海で生まれた生物のDNAが成せる技(?)なんでありましょうかねぇ、私なんざぁ、本物の波ばかりか、人工的『波もどき』でさえジーッと見入ってしまうほどです。


これがウェイブマシーン

あれは小学生の頃、夏休みに市が行った理科教室へ、理科の先生の薦めで参加したときだったと思いますが、ウェイブマシーンという実験器具の動きに先生の話などそっちのけで見入ってしまったことがありましたっけ
「そうそう、あの頃は、いずれ化学か物理の学者になりたいっていう、大きな夢があったんだよねぇオレにも・・・シクシク」
しかし、「波にも磯にも着かず」という人生を送ってしまえば、幼き日の夢も、砂浜に染みていく白波のごとく、泡と消えるのも致し方ないと・・・・・(笑)
あらためて、夢を現実のものとしたスポーツ選手なんぞには、頭が下がる思いです。

一昨日が『半夏生』で昨日が『波の日』なら、今日は『アメリカ独立記念日』・・・・・・・・つて、どうでもいいか(笑)それよりも『ビアホール開店の日』の方が私には合ってますでしょうかねぇ
1899年(明治32年)7月4日、東京は新橋に日本麦酒会社の直営ビアホールがオープンしたのでありました。
あれあれ?以前見たサッポロライオンのホームページには、「明治32年8月4日(創業日)東京・銀座の新橋際にわが国初のビヤホール「ヱビスビヤホール」開店」とあったように思ったのですけど・・・・・
まっこれもどうでもいいか、ともかく
出されたエビスビールは、半リットル10銭だったそうでして、福島県出身の偉人では横綱格の野口英世が横浜海港検疫所検疫医を勤めていたのがちょうどこの年、月収が35円だったそうですから、え~~~~と、まっそんくらいの値段ですよ。(笑)

あ~~ビール飲みてぇ
ということで、『料理当番、本日の一品』です。(なんのこっちゃ)

メインは、手羽元とお豆さんのコンソメ煮です。付け合わせのマッシュポテトといただくとビールのおともには最適でござんした。(笑)

そしてもう一品、タコの和風マリネです。
レモン酢を主にしたマリネ液に、大葉、葱、茗荷を加え、醤油でちょっくら味を調えました。

これで、このわけもなく忙しかった数日間の疲れが・・・・とれるかな?

さて、今日の一枚は、ジョン・アードレイと、バップ期を代表する白人ピアニスト、アル・ヘイグの共演盤です。
二人がロンドンで吹き込んだ一枚ですが、どうしてここにあるのか? じつは私が買った覚えのない一枚でもあるんです。
おそらくは誰かの持ち物なんでしょうけど、もうずいぶんとここにありますので、私の物ということで、よろしいですよね。(笑)

さて、内容ですが、これがそこそこよろしいんであります。
疲れないというか、けっこう安心感があるっていうか、オーソドックスだとも言えなくはありませんが、へんにカッコつけないのがカッコイイってあるじゃないですか、そんな感じでしょうか。

中でも面白いのは、「SPEAK LOW」ですかねぇ、曲が始まるとそれは「SPEAK LOW」ではなく、「MILESTONES」のイントロなんです。そんでもってしっかり「SPEAK LOW」という、そういえばアル・ヘイグはマイルスの「BIRTH OF THE COOL」にも参加してましたっけね。

ともかく、あまりメジャーとはいえないアルバムかもしれませんが、聴いて損は無い一枚だと思います。

STABLEMATES / JON EARDLEY, AL HAIG
1977年9月16日録音
JON EARDLEY(tp) ART THEMEN(ts) AL HAIG(p) DARYL RUNSWICK(b) ALAN GANLEY(ds)

1.TANGERINE
2.SPEAK LOW
3.'ROUND MIDNIGHT
4.EMBRACEABLE YOU
5.DON'T BLAME ME
6.LOVE WALKED IN



最新の画像もっと見る

コメントを投稿