昨晩はしっかりじっくり飲んでまいりましたが、そのお話しは置いといて。
同じ昨日の昼頃だったでしょうか、S君から電話がありましてね
「バブ、iPhoneで撮った写真って、どうやってパソコンに取り込むんだ?」
「オイオイ、今さら?iPhone使い出して何年だっけ?っていうか、買ったときにオレが説明したよねぇ?」
「あん?そうだっけ?まぁ今まで使ってなかったし・・・・・」
「まぁいいや、iTunes使うとか、iCloud使うとかすりゃイイじゃん」
「なんだそれ?」
「ダメだこりゃ」
結局は彼でも分かるメール送信を事細かく説明し、なんとか取り込めたようではありますが
「あんたねぇ、電話とラインだけしか使わないんなら、iPhoneじゃなくてもイイんじゃね?」
それはともかく、現代はなににでもカメラ機能が付いている時代。
私が常時持ち歩いている機器だけでも、携帯でしょ、音楽プレーヤーでしょ、タブレット型パソコンでしょ、全てで写真が撮れますし、小型のデジカメ、一眼レフ、それにその気になりゃラップトップだってカメラ代わりになりますからねぇ
「オレはそんなに写真を撮るんかぁいな?」
自分でツッコミを入れたくなるほどです。(笑)
子供が生まれた事を機に安いカメラを買ったあの頃が
「なんか何世紀も前の出来事のような気がするねぇ」
今思うと、フィルム代、現像代がかかったあの頃のほうが写真一枚一枚を大切にしたようにも思います。
しかし、枚数を気にする事も無く、写真が欲しい人にはデータを送信してやりゃイイ、いやいやネット上のファイルを共有すれば「いちいち誰に送る」的手間さえかかりません。
現像もしかり、家にプリンターが無くたって、出先だって、コンビニにちょいと立ち寄れば即座に写真にしてくれます。
先日の甥っ子の結婚式だって、私が一眼レフを持ち込んで撮った写真を、翌晩には本人達にも家族にも送る事が出来たんですから
「そりゃまぁ便利ですわいな。」
だけどね、便利を理解しないS君みたいなお方も、私は少なくないと思うわけで
「あの写真、データ送っといたから」
「え?封書で?もう現像できたの?」
なんてね。(あるある)
うちの母親なんか、いつもそうしてやっているのに、甥っ子達とのスリーショットを帰って来たその日にプリントアウトして渡してやると
「あれま、もう出来たの?」
それにしても、こんだけ写真がバシバシ撮れる時代になると、その膨大な写真の量が問題になりますよね。
みなさんはどういう管理をしてるんでしょうかねぇ?
アナログ時代は、一枚一枚アルバムに貼って・・・・子供のなんかシールやらいらぬコメントまで付けたりして(笑)
今、私なんざぁプリントアウトすらしなくなっちゃいましたもんね。
年ごとにジャンルわけしてDVD化はしていますが、一枚一枚めくるアルバム、あれがエエんですよねぇ
♪ 悲しい事があると ひらく皮の表紙 ・・・・・♪
卒業アルバムが
「動画もついとるよ」
なんて、ブルーレイディスクで渡される
「ナイナイ」
いえいえ、DVD付卒業アルバムはけっこう普及しているらしいですよ。
それでも幸いかなアルバムそのものは無くなっていないようですけどね。
ともかく、時代遅れのS君のおかげで、そんな事を思ったのでありました、とさ。
さて、今日の一枚は、早間 美紀、珍しくも日本人ピアニストです。
しかしながら、私、このアルバムをCDで所有しておりません。(CD化はしていますが)
というのも、れいのMD発掘音源だからです。(私がMDに録音した中でもかなり後期の物でしょうけど)
さらに、この方の事を私はよく存じ上げておりません。
早間 美紀(はやま みき)
京都生まれ。NY在住。大阪音楽大学短期大学部ピアノ科卒。
ジャズピアノを藤井貞泰氏に学ぶ。96年横浜プロムナードコンペティションに早間美紀トリオで優勝並びに洗足学園賞を受賞。
その後NYへ単独渡米。
渡米後すぐに、ジャズ&R&Bバー“アーサーズ・タバーン”のレギュラーピアニストとして演奏する傍ら、スムーズ・ジャズに傾倒して家で作曲をする日々を送り、R&Bドラマー、デニス・デイビスとの打ち込みセッションや、オマ―・ハキム(ds)やロイ・エヤーズ(vib)等の大物が参加したR&Bコンピレ-ションアルバムにキーボーディストとして参加。
2001年、とあるジャズクラブでケニー・ギャレット(a.sax)に出会って以来セッションを重ねながら、ジャズに対する新たな刺激を受け、多くのものを学ぶ。
2002年の大半は日本に住み、東京を中心にジャズライブハウスに出演し、数多くの日本人ミュージシャンと共演し、その後2003年にニューヨークに戻ってからは、ケニー・ギャレット(a.sax)カルテットでジャズフェスに出演した他、ビンセント・ハーリング(a.sax)カルテットや、ローランド・アレキサンダー(t.sax)クインテット等でも活躍。その他、カール・アレン(ds)、JD・アレン(ts)、シンディ・ブラックマン(ds)等とも共演。
同年10月に、早間美紀デビューアルバム“ウ゛ァイブラント”(2004年7月1日発売)のきっかけとなったライブ、ショーン・ジョーンズ(tp)クァルテットが名門ジャズクラブ“ジャズ・ギャラリー”でロイ・ハーグローブ(tp)をフィーチャーし行われ、その時の彼女を含む女性トリオと二人のトランペッターの演奏が話題を呼んだ。
2004年3月、レコーディングメンバーを率いて早間美紀クインテットが“ジャズ・ギャラリー”に出演し、大好評となる。5月には、ミリアム・サリウ゛ァン(b)のグループで“ケネディー・センター”で行われる“ウーマン・ジャズフェスティバル”に出演。現在、自己のグループの他、サイドメンとして数多くのセッションをこなし、また、ラルフ・ピーターソン(ds)セクステットのピアニストとして迎え入れられ、活躍中。
ジャズ以外では、毎週日曜日に黒人教会でゴスペルを演奏。
と、ネットには紹介されておりました。
そうそう、先日広島をやっと訪問したオバマ大統領の就任式パーティーに招かれ演奏したそうです。
ケニー・ギャレットとの出会いがけっこう重要なポイントのようですけど
今日のこのアルバムでは、トランペットのジョー・ジョーンズ以外全て女性という構成ですが、じつにパワフルです。
エレピが好きだ嫌いだてなくだらない事を言っちゃイカンですね。
5曲ピアノトリオの演奏が収録されているんですが、ここで彼女のピアノがどんなもんか聴き取れると思います。悪くありません。(キー!その上から目線、カチンとくる。笑)
ともかく、もう少し聴き込んでから、私ももの申すべきですね。
VIBRANT / 早間 美紀
2003年12月13日, 2004年1月3日録音
早間 美紀(p,elp) SEAN JONES(tp) KIM THOMPSPN(ds) TIA FULLER(as,ss) MARIAM SULLIVAN(b)
1.McCOY
2.CHELSEA BRIDGE
3.THE PEAR TREE
4.YAMABIKO
5.A BEAUTIFUL STORY OF MY OWN
6.SO IN LOVE
7.THE END OF A LOVE YOU
8.URBAN NITE TALK
9.WAITING TO HEAR FROM YOU
10.THE BLESSING