JAZZを聴きながら ふたたび

恥も顧みないで再々開、よろしければお付き合いを

あれ?昨日は立冬だよねぇ?

2015年11月09日 | p-r

昨日は立冬、冷たい雨が降り続いて、冬至までは45日、いよいよ冬本番へと突き進むわけでございますかぁ・・・やだねぇ寒くなるのは、まぁまぁ私の場合は「暑い」よりは「寒い」の方が許せるっちゃ許せるんですけどね。
と思ったのもつかの間、今日は
「暑くねぇ?昨日は立冬だったよねぇ?」
まぁまぁ暑いことは無いにしても、ちょっと動くと汗が出てきたりして、これで前線が通り過ぎるとまた寒くなるってんですから、体がついて行きませんやね。

今日は今日として
そんな冷たい雨が降っていた昨日は、雨のおかげで庭仕事にかり出されることも無く、のんびりと過ごしました。

珈琲をすすりながら、本など読んどりますてぇと、音楽の合間にシトシトという雨音が聞こえてきます。
プレーヤーを止めて、窓をそっと開け、今度は目でそのシトシトを確かめる
「ハァ~~~~」
ため息じゃ無いんですよ。
「○○・・・・」
若かりし日にお付き合いをした彼女の名を・・・・
んなこたぁない。(笑)

しかしまぁ、この時期寄り添いながら一つ傘でアパートなんかに入っていく若い二人連れなんか見ると、
「エエねぇ」
彼女が夕飯を作る後ろ姿を、コタツに入って見つめたあの頃を思い出さない事も無い。
「待ちきれずに後ろから抱きついたりしてね」
って、そっちかい!(笑)

そうそう、少し寒くなってくると、前にも話しましたかねぇ学生時代の『節約湯豆腐』を思い出します。
レシピは簡単。鍋にお湯を沸かして、そこへ豆腐を入れただけの料理(?)なんですが、豆腐の入れ方がミソで、グチャグチャに手でつぶして入れるんですねぇ。
これを箸で取って、鰹節に醤油をかけたタレ(?)につけて食べるという。
「グシャグシャの豆腐を箸で取る」てぇのは至難の業で、この一品だけで一升はいけました。・・・・寂しい!

「そうさねぇ、今晩はあったかいもんでも作ろうか」
んなことで『料理当番、本日の一品』です。

雪鍋風鍋です。『節約湯豆腐』より自慢じゃありませんがそりゃ美味いですわいな。(笑)

珍しく酒を控えめにして、〆の雑炊までいただきました。
「あれ?酒を控えめにしたから今日はこの陽気?ならばやっぱり酒は控えちゃいかんなぁ」
「コレ!」

弁当はこんなんです。

さて、今日の一枚は、お久しぶりのロリンズ、しかも初期物(?)です。

リーダーアルバムとしては「SONNY ROLLINS WITH THE MODERN JAZZ QUARTET」に続く第二弾アルバムです。
ともかく、この時期のロリンズは、すでにテナーマンとして抜きん出た存在でしたし、まさにウエストコーストからジャズの主流をイーストコーストへと奪還する立役者の一人としての勢いも感じられます。

ケニー・ドーハムとの二管セッションが4曲、そしてモンクとのセッションが一曲という内容ですが、悪かろうはずは無い。
速い曲とバラードの組み合わせもほどよくて、雲隠れ以前の(この10月25日の録音を最後に一年の雲隠れに入りましたからね。)初期のロリンズの魅力は、絶対的な勢いとバードばりのバップ感にあるわけで、それを味わうには十分な一枚ではないかと思います。

えっ?大好きなモンクには触れないのかって?
それは「THELONIOUS MONK WITH SONNY ROLLINS」を紹介したときに大いに語りましたから。

MOVING OUT / SONNY ROLLINS

1954年8月18日, 10月25日録音
SONNY ROLLINS(ts)
KENNY DORHAM(tp) ELMO HOPE(p) PERCY HEATH(b) ART BLAKEY(ds)[1-4]
THELONIOUS MONK(p) TOMMY POTTER(b) ART TAYLOR(ds)[5]

1.MOVING OUT
2.SWINGIN' FOR BUMSY
3.SILK 'N' SATIN
4.SOLID
5.MORE THAN YOU KNOW

追伸、
先日○ークママより、母待望のパンをまたいただいてまいりました。

昨日の昼食は、オムレツにそのパンの厚切りトースト。
「ここのパンはやっぱり美味しいわ。」
と、母。

「ママ、いつもいつもごちそうさんでござんす。」