毎日お寒うございますねぇ、
「急に寒くなってさぁ、身体がついて行かんよ。」
「それは歳のせい!」
と一掃されそうですけど、ともあれ、インフルエンザ等々感染症には気をつけねばいけませんね。それが大病を引き起こす原因ともなりかねないそれこそ「歳」になっておりますから、
「歳」と言えば
12月14日にピーター・オトゥール、15日にはジョーン・フォンテインと、懐かしいお名前を久々に聞いたかと思えば、訃報ということで・・・・
寂しいですねぇ、いや、冷静に考えればそんな「歳」私が、まだ小学生のマセ映画少年だったころ、憧れていたスターですから、多くの方々があちらの世界へ逝かれても、不思議じゃないって言えば不思議じゃ無いのではありますが・・・しかし、やっぱり寂しいよね。
ピーター・オトゥールねぇ・・・・
もちろん『アラビアのローレンス』は記憶に残る作品でありましたが、私は・・・
そうさねぇ『おしゃれ泥棒』とか『ラマンチャの男』なんかが印象に残っています。
あの、何て言うか、例えようのない瞳の色が忘れられない名優でありました。
ジョーン・フォンテインというと、やっぱりお決まりですけど、ヒッチコックの『断崖』ですかねぇ・・・(『旅愁』なんてぇのもありましたね)
いずれにしてもお美しい方でありました。
心よりお悔やみを申し上げます。
話はコロッと変わりますが
昨晩は一人『バー○ーク』に飲みに出かけまして
ビール、日本酒(バーなのに?)とやっつけますてぇと
「バブ、たまにはアイリッシュなんてどう?」
と○ークママが『タラモア・デュー』を一杯出してまいりまして、(もちろんストレートでね。)
「うん、たまにはクセのないアイリッシュもエエもんだねぇ」
てな事を言うと
「そうだ、今日は客もいないし、在庫処分でもする?」
と、訳の分からん事を言い始めました。
そこからは、私の注文ではなく、棚の奥から出てきた『中身がなんだか分からんウイスキー』を飲んだり・・・
「バブ、これ面白い これ」
出てきたのはいかにも古めかしい『オリジナル・マッキンレー』のボトル。
「見て、特級ウイスキーだってさぁ、笑っちゃうね」
「って、これいつのボトル?」
「わからん」
ウイスキーの等級表示というと、「特級は43度以上、一級は40度以上43度未満、二級は39度以下」という、古い酒税法下での表示でありますから、少なくとも24、5年前よりもっと昔?
「どれどれ」
ウイスキーというもんはエエモンでありますねぇ、三十近い歳をとっていても味に損傷がない、いや「まるで女性のごとく歳とともに味わいを増したんじゃないか」みたいなね。(笑)
「ほら、バブ、アンタも嗅いでみな!」
いっちゃん最初に飲んだ『タラモア・デュー』のグラスの残り香を
「う~~~ん、チョコレートみたい」
って、
(「チョコレートなんか喰わん○ークママに分かるんかい!」)
って、嗅いでみると
「あっ!ほんとだ」
(○ークママ以上にチョコレートに縁のないアンタでしょ)
まっ、ともかく、このあたりから○ークママの様子が変わってまいりまして、
「バブ、まずい、久々にウイスキーこんだけ飲んだから・・・・」
かの○ークママが、酔っぱらったのでありました。
彼女の酔った姿を見るのは・・・・そうさねぇ、二度目?三度目?
以前「Yちゃんのお店」に連行されて行った時も酔っぱらっておりましたねぇ
疲れてたんでしょうか?体調が悪かったんでしょうか?
「いやいや、ママ、歳のせいだよ」
ビシ!
ともかく、時間も頃合いだし、店を閉めて
「ママ、代行さんに頼んでママの家に回ってもらおうか?」
「大丈夫、大丈夫、片付けもあるし」
けっきょく一人代行で帰ってまいりましたが・・・・
「ほんとに大丈夫だった?ママ?」
さて、今日の一枚は、レイ・ブライアントです。(もち、過去紹介済み)
いやね、今朝のおめざの曲が、珍しくファニアス・ニューボーンJRの「HARLEM BLUES」じゃなくて、久々にこれだったんですわ。(B面をね)
以前紹介したときも言いましたかねぇ、性格的には控えめなのに出てくる音楽は力強く心に響いてくる、私はそんなブライアンとが大好きなんです。
ちょっち二日酔い気味の私にカツを与え、カッツリ朝飯を喰わしてくれる・・・ブライアントはエエヒトじゃ(笑)
HERE'S RAY BRYANT
1976年1月10,12日録音
RAY BRYANT(p) GEORGE DUVIVIER(b) GRADY TATE(ds)
1.GIRL TALK
2.GOOD MORNING HEARTACHE
3.MANTECA
4.WHEN SUNNY GETS BLUE
5.HOLD BACK MON
6.LI'L DARLIN'
7.COLD TURKEY
8.PRAYER SONG