JAZZを聴きながら ふたたび

恥も顧みないで再々開、よろしければお付き合いを

長っ尻

2013年12月16日 | v-x

いやいやまぁ寒いこと寒いこと、昨日今日とさすがの私も部屋でストーブを焚いてしまいました。
ということで、(どういうことで?)今日は早々と『料理当番、本日の一品』です。

最近、どうも母のリクエストに応える傾向が強いんでありますが、今日も「寒いから粕煮なんか喰いてぇなぁ」との母の一言で、鮭の粕煮を作ってしまいました。
もちろん、私が作ったのですから不味いわけはないんですが・・・・

何となく思ったことが一つ
先日の鍋と今回の粕煮「私にはどちらが合っていたか?」っちゅう話でして、

周知の通り、私は何処へ飲みに行っても『長っ尻』であります。
「これを嫌う店には、私ゃ飲みに行かんもんね。」
自宅でもその傾向はじつに強いわけでして、

鮭を炙ったのに、納豆、味噌汁、お新香てな朝飯だと、ものの10分もかからず終わってしまう「早飯のバブ」が、夕食(いや夕飲か?)となると、小一時間、いやへたすりゃ小二時間?(そんな言い方はありませんけど)かかるわけで、
まして休日ともなれば、一度飲み終わってひとっ風呂浴びた後に自室でもう一杯みたいな、そりゃもう『長っ尻』もいいとこなんであります。

話を戻しましょ、
そんな私ですから、「寒さをこの一杯で」的発想で作った粕汁も、チビチビ食べながらクイクイ飲んでますてぇと、最後には冷え冷えになってしまうわけです。(まっ、それはそれで不味くはないんですけどね)
ところが、鍋となりゃ、卓上コンロを使いますんで、ちょっと冷めりゃまた火を付けりゃ良いわけで・・・・
「やっぱ『長っ尻』には鍋かな?」
そういや、Oークママなんざぁ、煮物系をつまみに出すと
「バブ、あんた、温かいうちに食べなきゃ・・・お仕置きよ!」(そんな言い方はしませんけどね。笑)
と、いつも言われてしまうわけです。

「ハ~~イ、バブ君」
「何でしょう、○×さん」
「それならば、そもそも暖かい物を食べなければ良いんじゃないでしょうか?」
「う~~~ん、正解!」(笑)
なんじゃそりゃ・・・・

へえへえ、私はね、こんなんがあればじゅうぶんなんでござんすよ。(笑)

「あっ!そうかぁ、それで酒も常温が好きなのかも?」
つまりですなぁ、燗すりゃ冷めるでしょ、冷たくすりゃ温くなる・・・・
「ちょっとまったぁ!アンタの場合、酒だけはそうならないうちに飲み干すから!」
「う~~~ん、正解!」(笑)

ともかく、私みたいな『長っ尻』ノンべぇには、冷めても良いつまみを与えてりゃイイとそういうことですな。
えっ?じゃあ逆を出せば『長っ尻』も治まるかもって?
「ちちちちち、それは、不正解!」(笑)

今日はもう一品、こんなんも作りました。

さて、今日の一枚は、ジョージ・ウォーリントンです。
ドナルド・バード、フィル・ウッズというと「JAZZ FOR THE CARRIAGE TRADE」と同じ編成ですが(ベース、ドラムは違いますよ。)、内容も劣らず良い出来だと私は思います。
やっぱりねぇ、白人ピアニストの中でウォーリントンはちょっくら輝く一人でありますよ。
この、バップ色を色濃く残した風はあっても新鮮みがある、いや、個性があるというかなぁ・・・・
聴いて損のない一枚だと思いますよ。

JAZZ AT HOTCHKISS / GEORGE WALLINGTON

1957年11月14日
GEORGE WALLINGTON(p) DONALD BYRD(tp) PHIL WOODS(as) KNOBBY TOTAH(b) NICK STABULAS(ds)

1.DANCE OF THE INFIDELS
2.STRANGE MUSIC
3.BEFORE DAWN
4.OW
5.'S MAKE 'T