JAZZを聴きながら ふたたび

恥も顧みないで再々開、よろしければお付き合いを

楽しい午後

2013年08月30日 | j-l

ここ二、三日、暑さが戻ってきてはいますが、これも台風のせいなんでありましょう。これで厄介者ではあるものの良い感じで空の淀んだ空気をまき散らしてくれれば、秋もほんの少しだけ日本列島に近づいてくれるのかもしれませんが、大雨やら強風となるとねぇ、「厄介なことは何事も起きませんように」

話は火曜日にさかのぼりますが、午後の予定のほとんどがキャンセルとなり、S君の事務所で以前から約束していた「彼のPCファイル整理でもしようか」てなことも考えたはしたものの、空は秋晴れ、事務所でPCとにらめっこなんざぁ冗談じゃない、止めました。(笑)

となれば、まずは昼飯、昼飯、
「あ~~~~なんだかラーメンが喰いてぇ、しかも、なんちゃない普通の醤油ラーメンが喰いてぇ、ひじょうに喰いてぇ」
てんで、ふと思い出したのが以前よく利用していたとある中華屋さんであります。

ここのラーメンがね、エエエエそりゃもう普通も普通、遠い昔に食べた記憶のある「あのラーメン」の味でね、強いて難を言うならば「なると」と「海苔」が乗っていないことぐらい。(これってじつに重要だっていう方もいますが、私はあまり拘りません。)
まぁまぁ、中華屋さんだからでしょうか、スープの味がエエんだと思いますねぇ、実にシンプルなラーメンがなんとも美味しいのであります。

「え?それ何ていう中華屋さんですか?」
翌日、あまりにも「久しぶりに旨かったぁ」と連呼する私に、SNちゃんがしつこく訊いてきましたが、
「あれ?名前なんだっけ?」
あはは、店名を覚えないのは昔からの私の悪い癖です。
調べましたよ、え~~~とね『中華大元』かな?
ともかく、じつに分かりにくい場所にある中華屋さんでして・・・・おっと、かの『食べログ』にも乗っとりますなぁ、興味があれば「いわき市内郷中華大元」で検索なさってみてください。

話を戻しましょう。
そんなんで、美味しいラーメンに満足した私は、ここぞとばかりに一人ドライブに出かけました。
まずは茨城の花園渓谷に行きぃ、茨城県天心記念五浦美術館を覗きぃ・・・
「あれ?写真無いの?」
それがね、カメラを持って行かなかったとばかり思ってましてね。(だから、『中華大元』のラーメンもスマホで撮ったんですわ。)
ところがア~~タ、車の荷台に積んであるじゃござんせんか。
これに気付いたのは、すでに地元の港で、Oークのママに
「仕事前に、ビール飲まない?」
と電話をした後という・・・・失敗した。(笑)

   

てな事で、その後はお決まりの飲んだくれ、花園渓谷茨城県天心記念五浦美術館で写真を撮ってこれなかった腹いせに、代行運転のおっさんを撮ってきました。

あはは、私、よくこのおっさんの代行で帰るんですが、なかなか面白いおっさんで、トレードマークの帽子と目が無くなるほどの笑顔がじつにチャーミング、これに懲りずにまた代行お願いしますね。

あれ?今日は何の話をしようと思ったんだっけ?
まっいいか、ともかく、火曜日の午後はそれなりに楽しんだということですな。

さて、今日の一枚は、ウイントン・ケリーです。

題名からするとまるで「最後の演奏」のように勘違いしますが、それはまさしく勘違い(笑)
とはいえ、37歳という若さで亡くなったケリーにとっては、やはり晩年のアルバムということにはなるでしょうかね。

じゃっかん録音に難はありますが、生き生きとしたケリーの演奏は楽しめる一枚だと思っています。
コルトレーンがポール・チェンバースを讃えて作った「MR. P.C.」でのジョージ・コールマンも、なかなかエエですわいね。

まっ名盤とは口が裂けても言えない一枚かもしれませんが、私は悪くないアルバムだと思っています。

FINAL NOTES / WYNTON KELLY

1968年9月22日録音
WYNTON KERRY(p) GEORGE COLEMAN(ts) RON McCLURE(b) JIMMY COBB(ds)
1.INTRODUCTION
2.UNIT 7
3.PIANO INTERLUDE
4.SURREY WITH THE FRINGE ON TOP
5.ON THE TRAIL
6.MR. P.C.