まったくもって根性の座った暑さですねぇ、昔は30度越えに「ヒィー」と叫んでいたのが、今じゃ35度もビックリせず40度越えって・・・どうなっとんじゃい?!
とまぁそんなお盆、みなさんはどうお過ごしになりましたでしょうか?
帰省?バカンス?家でゴロゴロ?いやいや私みたいに普段と全く変わらず「仕事仕事」って方だっておそらくは多くいらしたのでしょう。
とはいえ私は、入盆と送り盆の墓参りだけは行ってまいりましたよ。
お盆はその年の初物やキュウリや茄子に足をつけたヤツね、あんなんをお供えして祖先の霊を迎えるもんでありますが、我が家はチト違います。
正月でもないのに餅をつくんであります。
これって不思議ですか?
このあたりの人に話しても一様に
「え?何で餅?」
って言われてしまうんですよね。
そもそも、我が父の田舎では、正月とお盆に餅をつくのはごくあたりまえの事で、私が小さかった頃も夏休みに親戚一同で餅をつくのが楽しみだったりしました。(もちろん杵と臼でね)
そういえば以前、母にどうして餅なのか訊いたことがありましたねぇ
そのときの母の答えはたしか
「餅や赤飯は昔から『ごちそう』だったから、というよりそれくらいしか『ごちそう』が無かったからかな」
てな感じだったと思います。つまり、「お盆には『ごちそう』を作って先祖を迎えよう」って事なんでしょう。
そうそう、一度母方のばあちゃんがまだ健在だった頃、愚妻とともに突然訪ねたことがありまして、正月でもお盆でもありませんでしたが、「餅喰うが?」って、すでに90近いばあちゃんがあっという間に餅をつきあげて、食べさせてもらった覚えがあります。
あれも『歓迎のごちそう』だったんでありましょうね。それにしても餅つきが上手かったよなぁばあちゃんは(笑)
そんなわけで、我が家のお盆は「何が無くとも餅」なんであります。(そして私はお酒ね。笑)
あはは、正月のあれを思い起こさせる、まるでデジャブみたいでしょ
ということで、私も仕事はあったものの、いちおうのお盆を楽しんだと、まっそういうことですかね。
さて、今日の一枚は、バド・パウエルです。
もちろん、8年前に紹介済みですが、父の墓参りに行くと必ず立ち寄る大親友の墓、ヤツを思い出すとどうしてもバドが頭に浮かぶんでありますよ。
ヤツは「THE SCENE CHANGES / THE AMAXING BUD POWELL Vol.5」が大好物だったんですが、今日のこのアルバムもお好きだったみたいで、ヤツの部屋で何度か一緒に聴いた覚えがあります。
どちらも超有名盤ですから、説明は必要ありませんよね。
ただ一言、良い物は良いんです。(笑)
JAZZ GIANT / BUD POWELL
1949年5月,1950年1月~2月
BUD POWELL(p)
RAY BROWN(b) MAX ROACH(ds)[5,6]
CURLY RUSSELL(b) MAX ROACH(ds)[7,12,13]
1.TEMPUS FUGUE-IT
2.CELIA
3.CHEROKEE
4.I'LL KEEP LOVING YOU
5.STRICTLY CONFIDENTIAL
6.ALL GOD'S CHILLUN GOT RHYTHM
7.SO SORRY PLEASE
8.GET HAPPY
9.SOMETIMES I'M HAPPY
10.SWEET GEORGIA BROWN
11.YESTERDAY
12.APRIL IN PARIS
13.BODY AND SOUL