今日はなんだか雲行きが妖しい雰囲気「なになに?夜中には雪が降るかも?」う~~~ん、私が帰宅するまでは降らずにいてもらいたいものです。
妖しいのは雲行きばかりではございませんで、どうも昨晩あたりから体調が優れないんですねぇ。熱もないので流行りのインフルエンザではないと思うんですが、身体がみょうに怠いんでありまして
「今日は休むわけいかないんだよなぁ・・・・」
「大丈夫、大丈夫、顔洗えば治るって」
ちったぁ「心配する」てな気は無いんでありましょうか?
「家出しちゃうぞぉ!」(笑)
いつもの公園の池に、いつのまにか鵜らしき鳥が住み
ついてたんですが、海鵜かなぁ?川鵜かなぁ?
だから言うわけじゃありませんよ、ありませんけど、昨今は「いたわる心」てぇのが薄れてんじゃありませんかねぇ、特に女性達にはそれが顕著に表れているように思えてならんのですが・・・・・・
おっと、別に差別視してるわけじゃござんせんよ。ただね、女性のそういった気づかいというか、優しさというか、そういうのってエエなぁと思うのが男性心理じゃないですか。
女性はすぐに「優しい男が好き」てなこと言いますけど、男の優しさなんてぇもんは単なる餌みたいなところがあって、下心が常につきまとうものでありまして、その点女性の優しさってぇもんは母性に裏付けられた真のものっていうかなぁ、裏も表もない柔らかくって暖かいものって感じがしませんか?(私個人の妄想かもしれませんけど、笑)
今日は『針供養』の日なんだそうで、各地で催しがあるようですね。
考えてみりゃ、昔は母親が家で針仕事をしているなんてぇ光景はあたりまえだったのが、「家庭科の授業以来、針も握ったこと無い」てな女性も多くいる現代、『針供養』てな、つまりは『女性の優しさ』から生まれたような行事は、大きな意味を無くしてしまっているのかもしれません。
えっ?何を言いたいんだ?ってですか。
だからね、私は根っからの男女平等論者ですよ。だからこそあえて言わせていただくと、
「ゆかしきは女の美徳、男の美徳に非ず」
といった日本の古き考えにも一理あると、そう申したいわけで
「優しさ」に母性を感じたり、「ゆかしさ」に女の知性を感じたりすることは、男性として間違っていないと・・・・・・・・
あれ?今どきこんな古いこと言ってると袋叩きに遭う?(笑)
自分のまわりの環境があまりにその理想からかけ離れると、そんな愚痴もこぼしたくなるという・・・・・・・・
あ~あ、結論を言えば、女性が変わったんじゃなくて、男性が情けなく変わってしまっただけなんですよね、現実は。
最後にフランスの作家ミュッセのこんな言葉をひとつ
女は服従するようにみせかければみせかけるほど、主権を握れることをよくわきまえている。
雪が降り出す前に帰って、一杯飲んで寝ようっと
さて、今日の一枚は、嫌いだというわりにはときおり出てくるアルバート・アイラーです。
「私のアイラー嫌いはスタイルではなく音自体にある」という話は、アイラーを紹介するたびに言うことですので『耳タコ』でしょうが、
しかるに、このアルバムも「もともとブルースを演奏していたアイラーが原点回避したような一枚」てなことは、私の好き嫌いにあまり影響はありません。(笑)
とはいうものの、紹介ですから真面目にいかねばなりません。
このアルバム、たしかに他のいわゆるアイラーらしいアルバムとは一線を画す一枚であるかもしれません。
なんとメロディーをストレートに吹いてるんですねぇアイラーが(笑)
そのぶん若干単調なイメージがあるように私は思いますが、それでもあの独特なコブシというか私のあまり好きじゃない音は健在で、アイラーファンであれば「このアイラーもアリかな」てな感じでしょうか。
それにしても、私の好みは間違いなく拡がっていますねぇ、だってこのアルバム、けっこう違和感なく聴いてますもん。(笑)
SWING LOW SWEET SPIRITUAL / ALBERT AYLER
1964年2月24日録音
ALBERT AYLER(ts,ss) CALL COBBS(p) HENRY GRIMES(b) SUNNY MURRAY(ds)
1.GOING HOME
2.OLD MAN RIVER (take-2)
3.NOBODY KNOWS THE TROUBLE I'VE SEEN
4.WHEN THE SAINTS GO MARCHING IN
5.SWING LOW SWEET SPIRITUAL
6.DEEP RIVER
7.OLD MAN RIVER (take-1)