JAZZを聴きながら ふたたび

恥も顧みないで再々開、よろしければお付き合いを

シーハーシーハー

2011年02月03日 | a-c

いやはや暖ったかですねぇ、イイですねぇ、昼寝をしちゃいましたねぇ(ダメじゃん)
ともかく、節分の今日は気温も10度越え、明日は立春という感じが実感できる一日でした。こんな暖かな日は二日酔いにもかかわらず心がウキウキするのが生きている証のような気がして「オレもやっぱり動物のはしくれ、春が待ち遠しいんだね。」なんて思ってしまいました。(笑)


屋根の上の雀も暖かさになんとなくのんびりしているような

その二日酔いの原因はもちろん昨晩いつものバーで飲み過ぎたせいなんでありますが、バーに行く前、ちょっとした打ち合わせのためにMさんのお店に立ち寄りました。
するとMさんが
「シーハーシーハー」
「あれ?ひょっとして虫歯?」
「ちゃうちゃう、歯の脱臼だって、歯にも脱臼ってあったのバブちゃん知ってた?シーハー
「脱臼って・・・歯に関節があるわけ無いしねぇ?????」

そこでさっそくネットで調べてみると
外力によって、歯を骨(歯槽骨)に固定している組織(歯根膜)が断裂することを歯の脱臼と言います。脱臼には歯が骨から完全に離れて、抜け落ちてしまう(脱落)ような完全脱臼から、一部の歯根膜が断裂しただけの不完全脱臼までさまざまな脱臼の状況があります。

なるほど、ようは骨から歯が外れてしまう事らしいのですが
「硬い物食べたとか、何かにぶつかったとかないかって訊かれたんだけど、身に覚えがないんだよねぇ、シーハー
とMさん
「ひょっとして他人には言えないプレーをどっかでしてきちゃったとか?あっ!ゴルフばっかやってるから、奥さんが怒って夜中にクラブで殴っちゃったとか?」
「何を言うかぁ、ゴルフだって今年に入って二回しか行ってないんだから、シーハー
二回も行けばじゅうぶんだと思いますが
「えっ?じゃあその歯は、けっきょく抜いちゃうわけですか?」
「いや、もとの位置に戻して接着剤で貼り付けるんだって・・・その治療が痛いのなんのって、シーハー、痛め止め飲んでもキカンのよぉ、シーハー
あわれMさんは飲みにも行けない常態で
「ほんじゃおだいじに、あたしゃ飲みに行っちゃうから・・バイナラ」

加齢に伴って、歯槽膿漏やら諸々の原因で歯茎自体が衰えてくると、ちょっとしたきっかけで歯の脱臼が起きてしまうそうですから、みなさんもくれぐれもご注意なさいますように、若い気をして堅焼きげんこつ煎餅なんて食べちゃダメですよ。お茶に浸してから食べなさい。(笑)

さて、今日の一枚は、久々のブラウニー、ズート・シムズとの共演盤です。
ブラウニーのウエストコーストジャズもじつによろしいもんで、今日のようななんとも言えない暖かみがありますよねぇ・・・「JOY SPRING」なんざぁまさにピッタリって感じがしませんか?
ズート・シムズは軽いですねぇ(いや良い意味で。笑)まさにウエストコーストってなところでしょうか。

マックス・ローチとの双頭バンドと比べると、いくぶんパンチはありませんが、曲が短くとも、四管という大人数でも、ドラムが優しくても、ブラウニーのアドリブはしっかりと映えるんでありまして、やっぱりブラウニーは凄い。

ともかく、今日のような暖かな日には、特に良さを感じられる一枚だと思います。

JAZZ IMMORTAL / CLIFFORD BROWN
1954年7月12日,8月12日,1959年3月録音
CLIFFORD BROWN(tp) STU WILLIAMSON(valve tb) ZOOT SIMS(ts) BOB GORDON(bs) RUSS FREEMAN(p) SHELLY MANNE(ds) JOE MONDRAGON, CARSON SMITH(b)

1.TINY CAPERS
2.GONE WITH THE WIND
3.FINDERS KEEPERS
4.BLUEBERRY HILL
5.JOY SPRING
6.BONES FOR JONES
7.BONES FOR ZOOT
8.DAAHOUD