JAZZを聴きながら ふたたび

恥も顧みないで再々開、よろしければお付き合いを

感動したら買わなくちゃ

2009年09月21日 | p-r

「暑さ寒さも彼岸まで」朝の布団が「出るな出るな」とつぶやいて、食べ物も酒も美味しいし、まさに「バブ肥ゆる秋」であります。
そんな中、心配なのは新型インフルエンザでありましょうかねぇ、「もしそのへんでお逢いしても、私だけはすり抜けてくれれば」などという勝手な願いを持ちつつ「手洗いうがい」だけは励行しようと思っています。

今日は、昨日に引き続き『つま恋 サマーピクニック』のお話であります。
午前中、昨日録画しておいた同番組をDVDに落しながら、見逃した部分を拝聴しました。やはり中年層が心から楽しめる野外コンサートであったようですねぇ

もちろん、昔懐かしい方々も良かったのですが、私の心をつかんだのは夏川りみさんの「AMAZING GRACE 一部沖縄弁」でありました。
いやぁ、なんだか久しぶりにゾクゾク来たというか、ウルウル来たというか、エエですねぇ
もちろん「AMAZING GRACE」そのものが好きな曲だということもありますが、まさに天に届くかのごとき夏川さんの声に
「感動した!」(ちと古いか)
ホンチャン後に一部聴かせてくれたアカペラがまたエエんですわ。
「やっぱ、アメイジング・グレースは、アカペラだよぉ、もっと聴かせろ!」
なんて、テレビの前で一人で騒いでました。(笑)

ダビングを終え
「こりゃ、夏川りみのアメイジング・グレースをチェックしなくちゃイカン」
そもそも、ビギンの「涙そうそう」が入ったCDは持っていても、夏川りみのCDなど一切持っていない私ですから、「AMAZING GRACE」がCDに収録されているのかどうかも知りゃしません。
さっそくネットチェックです。

なるほど、そもそも「沖縄弁AMAZING GRACE」は、もとネーネーズの古謝美佐子さんがアルバム『廻る命』で歌われたのが先なんでしょうか?You Tube には、古謝美佐子バージョン、二人の共演バージョン、夏川りみバージョン、と様々な映像が公開されています。
「おっと、肝心の夏川りみはと・・・・・」
CD『ココロノウタ』には収録されているようですねぇ。
「それでは、すぐにでも購入・・・・・」
これがね、JAZZのレコードだったりすると速注文となるんですが、
「とりあえず、近いうちにツタヤに行ってみよう」

あはは、けっきょく今日のところは、You Tube の幾つかのバージョンを楽しむだけにしてしまいました。
そしたら、あ~た、古謝美佐子さんの「AMAZING GRACE」も、これまたエエじゃないですか。
「古謝美佐子は、ツタヤにはねぇだろうなぁ・・・・・」

「レンタルになんか頼らないで自分で買え!」ですよね。(笑)

さて、今日の一枚は、久しぶりですねぇ、バド・パウエルです。

モンクとバドの関係は、今更話すまでもありませんよね。
不思議なのは、何故にあれだけ個性的な二人が反発もせずに想い合ったのか?
バドがモンクを慕う気持ちは分からなくもないけど、ある意味、モンクのキャバレーカードが取り上げられる原因を作ったとも思われるバドを、どうしてモンクは想い続けたのか?

ともかく、いかにヨーロッパにいようともバドにとってモンクは特別の人だったのでありまして、このアルバムにはその想いがこもっています。
ひょっとしてバリバリのバドであれば、こんな演奏をモンクに贈ることも無かったかもしれませんね。枯れ葉のごときバドが、モンクに味わい深い演奏を贈る・・・・天才バド・パウエルの面影は薄れても、バドはバドです。モンクもきっとそう思っていたのではないでしょうか。

A PORTRAIT OF THELONIOUS / BUD POWELL
1961年12月17日録音
BUD POWELL(p) PIERRE MICHELOT(b) KENNY CLARKE(ds)

1.OFF MINOR
2.THERE WILL NEVER BE ANOTHER YOU
3.RUBY, MY DEAR
4.NO NAME BLUES
5.THELONIOUS
6.MONK'S MOOD
7.I AIN'T FOOLIN'
8.SQUATTY