JAZZを聴きながら ふたたび

恥も顧みないで再々開、よろしければお付き合いを

ヌピちゃん?

2009年09月04日 | j-l

ハッキリしない空模様が続いています。デブ精(出不精ではありません。笑)の私にとっては、さほどの残暑も感じない日々はじつにありがたいのですが、今年は薄着の女性鑑賞もままならなかったと心残りもあったりして・・・オイオイ。

選挙も終わり、初めての政権移行に各所で戸惑いもあるようですね。
「お父さんから『小学生なら捕まらないから万引きしてくれ。捕まったら、お金を落としたと言え』と言われていた」と、小学生の息子に約二年間万引きをさせていた親が逮捕された(子供6人を喰わせる収入がなかったと言っているそうですけど・・・)、てなニュースを耳にすると、「戸惑ってる場合じゃないよ」と言いたくなってしまいます。
どうぞ、未来ある政治を速やかに行ってください。

そういえば何日か前に和歌山で「ペコちゃん人形を盗もうとしたヤの付く自由業の方が捕まった。」ってなニュースもありましたよね。その筋も不況なんでありましょうか?
それにしてもあのペコちゃん人形が、ネット上で15から20万で取引されているというのにも驚きです。不二家がかの不祥事で大きく揺らいだのは一昨年の正月だったでしょうか、それでもペコちゃん人気は根強いということなんでしょう。

キャラクターに走る趣味というのは、私にはどうにも理解できない世界なんでありますが、以前ちょっと紹介した「崎陽軒の『ひょうちゃん』収集家」や、「魚の型をした赤いキャップの醤油入れ収集家」、いやいや、「オーディオマニア」だって、「レコード収集家」だって、もとをたぐれば同じ穴のムジナなのかもしれません。
つまり私も、「理解できない世界」などと言えた立場ではないということです。(笑)
ただねぇ、
学生時代にお付き合いしていた彼女が、スヌーピー好きでしてね。コーヒーカップにお皿にグラス、クッションに時計に温度計、歯ブラシやヘアーブラシまで、徐々に私の部屋がスヌーピーに犯されていったときは、「やっぱ、これは違う」なんて思ったものです。
今の若い女性も、一度はああいった趣味に走るもんなんでしょうか?
若い女性から相手にされなくなって久しい私には、たしかめようもありませんけど(笑)

「ふう~~ん、ヌピちゃん弁当ねぇ・・・・」
「なんですかそれ?」
「スヌーピーの弁当でしょ、だ・か・ら、ヌピちゃん弁当」(学生時代の彼女が、スヌーピーをヌピちゃんと呼んでおりましたもんで。笑)
「・・・・・・・・・・!?」
今、Mさんのコンビニで、そのスヌーピーのお弁当が予約販売されているんでありまして、その見本を見ながらのお話です。
「うっそう!バブさんの学生時代にスヌーピーのグッズなんてあったんですかぁ?!」
「まったく、俺は縄文人で弥生人でもねぇっつうの、君らはしらんだろうが、何を隠そうヌピちゃんは、俺なんかよりずっと年上なのだよ。『ピーナッツ』に始めて登場したのが、1950年だかだかから、(2000年の50周年記念で覚えてるんですが)少なくともそれ以前の生まれでしょ・・・・だからぁ還暦は過ぎてるってことだろ。」
「『ピーナッツ』ってなんですか?」
「えっ?知らないの?チャーリー・ブラウンとか、ルーシーとかライナスとか・・・・ともかく、スヌーピーが出てくるアメコミ、ま・ん・が」
「あっ!『チャーリー・ブラウンと愉快な仲間』だ」
そうでした。スヌーピーは、キャラクター先行タイプの代表格でしたよね。

ともかく、ペコちゃんにしてもヌピちゃん(?)にしても、長く愛されるキャラクターは、やっぱり凄いと思うのでありました。
ところで、彼女のヌピちゃん好きは、今も変わっていないのでしょうかねぇ????

さて、今日の一枚は、ジョン・ルイスです。

個人的には、あまり好みといえるピアニストではないルイス、まっ今日は「クラシックの日」ですからいいかなぁなんてね。(なんじゃそりゃ)

MJQをミルト・ジャクソンが去って、ルイスは二人のギタリストを迎えました。ただねぇ、この人、麻生さんというか、なんというか、空気が読めなかったんだと思うんですね。というのは、バグス(ミルト・ジャクソン)とルイスの対比こそがMJQの魅力であって、ルイス一色に染まったそれは、すでに魅力とは呼べない・・・私なんかはそう思う一人なのです。

それに関しては、後にMJQで吹き込まれた「THE COMEDY」に、「HARLEQUIN」「PIERROT」が入っていますので聴き比べるという手もありますが、う~~ん、「THE COMEDY」もそれほどお勧めの一枚でもないんだよなぁ・・・・・

ともかく、私個人の意見は置いておいて、ルイスの魅力はシンプルで美しいプレイにあります。それは、充分に味わえる一枚ではないでしょうか。
でもなぁ、眠くなっちゃうんだよなぁ・・・(これこれ)

どうも、愚痴っぽくなってしまう一枚でした。

THE JOHN LEWIS PIANO
1956年7月30日, 1957年2月21日, 8月24日録音
JOHN LEWIS(p) PERCY HEATH(b) CONNIE KAY(ds) BARRY GALBRAITH, JIM HALL(g)

1.HARLEQUIN
2.LITTLE GIRL BLUE
3.THE BAD AND THE BEAUTIFUL
4.D & E
5.IT NEVER ENTERED MY MIND
6.WARMELAND
7.TWO LYRIC PIECES : PIERROT ~ COLOMBINE

追伸、

ここで何度か紹介している自家焙煎珈琲販売店「ヤナイコーヒー」さんが、いよいよネット販売を開始いたしました。(下の写真をクリックしてください。)

日々研究を続ける珈琲バカ、ヤナイさんの自家焙煎珈琲を、ぜひとも一度お試しあれ!そして、率直な感想、批評をメールでお知らせいただければ、私の飲む珈琲も益々味が上がっていくってぇもんでして、よろしくお願いします。