天候不順で野菜はもとより魚介類にまで影響が出ているんだとか、イッパシの低所得者といたしましては、今後の物価動向がひじょうに気になってしまう昨今です。
そんな中、田舎生活(ここよりもさらに)をおくる伯母から野菜が届いたり、ご近所の方からいただき物をしたり、
「ありがたや、ありがたや」
であります。
今日も、父の墓参り(本日が命日なもので)から帰ると、父の旧友ご夫妻が「お線香だけでも」と、わざわざおこし下さいました。
父の死からもうずいぶんと年月が経っているにもかかわらず、覚えていただいているだけでもありがたいのに、旬のももとブルーベリーなんぞをお持ちいただいて・・・・
「ありがたや、ありがたや、ありがたや」
さらに、
知り合いの社長さんから
「バブ君、ワイン飲まない?」
何故か酒嫌いの社長のところに10本もワインが集まり、処分に協力して欲しいとの電話が
「ありがたや、ありがたや、ありがたや、もひとつおまけに、ありがたや」
しかし、いかに低所得者代表の私としても、もらいっぱなしというわけにもいかず
「社長、ほんじゃ、ワインに合いそうなものを一品作って持っていきますわ。」
ということで、まずは『料理当番、本日の一品』であります。
写真は、社長の家へ持って行ったものではなく、我が家で夜食したお皿ですが、蒸し豚のブルーベリーソースです。
ほんとは、またチャーシューでも作って夜中の酒のアテにでもと思ったのですが、一気に放出してしまいました。(笑)
酸味のきいたブルーベリーソースが、ほどよく脂の抜けた豚肉には好相性で、赤ワインには上々のマッチング。
「バブ君、オレまでワイン飲んじゃったよ」
と、お世辞ではありましょうが、社長さんからもさきほど電話をいただきました。まっ「いただいたブルーベリーも、ワインも活きたかな」と思っています。
それにしても、
「人間にとってお付き合いというのは大切なものなんだなぁ」
と、あらためて思ったりしますねぇ。
父が命日に
「最近、付き合いに甘えてるぞ!」
と、私に釘を刺してくれたのかもしれません。
私を支えて下さっている多くの方々に感謝しつつ、「もっと大切にせねば」と反省した私は、
「一人一人に感謝を込めて・・・乾杯」(?????)
また今晩も飲み過ぎてしまいそうです。(けっきょくは飲む口実みたいだね・・・笑)
さて、今日の一枚は、チコ・ハミルトンです。
もちろん、私はエリック・ドルフィー目的一本で手に入れたアルバムですが、「ハミルトンのもとで、ドルフィーが私の期待通りの彼であるか?」と問われれば、「THE ORIGINAL ELLINGTON SUITE」「CHICO HAMILTON QUINTET WITH STRIMGS」「THE THREE FACES OF CHICO」「THAT HAMILTON MAN」いずれをとっても、答えはノーかもしれません。
でも、一種独特のハミルトン世界というものがあるとすれば、それをけして消すことない、いや、それを際立たせる存在がドルフィーであるとも思います。
ただねぇ、どうなんでしょ? 私は嫌いじゃないんですが、このハミルトン世界ってヤツは、おそらく好き嫌いがハッキリと出る世界ではないでしょうか?そんでもって、A、B面聴ききる間に飽きてしまう可能性もおおいにあり得る世界かもしれませんねぇ。
いずれにせよ、映画『真夏の夜のジャズ』での、あのハミルトン世界が好きな私には、捨てがたいアルバムではあるのです。
GONGS EAST / CHICO HAMILTON
1958年12月29,30日録音
CHICO HAMILTON(ds) ERIC DOLPHY(as,fl,b-cl) DENNIS BUDIMIR(g) NATHAN GERSHMAN(cello) WYATT RUTHER(b)
1.BEYOND THE BLUE HORIZON
2.WHERE I LIVE
3.GONGS EAST
4.I GAVE MY LOVE A CHERRY
5.GOOD GRIEF, DENNIS
6.LONG AGO AND FAR AWAY
7.TUESDAY AT TWO
8.NATURE BY EMERSON
9.FAR EAST
10.PASSION FLOWER
おまけ、
土曜日は、Mさんのお店手伝いが昼過ぎから夜まで入っておりますので、毎週おにぎりを握って持っていくようにしています。
それが、昨日はたまたま時間があったもので、弁当なんぞを自分で作って持って行ってみました。
『料理当番、本日の一品』ついでに、つまらない弁当写真を掲載させていただきます。