ガリバー通信

「自然・いのち・元気」をモットーに「ガリバー」が綴る、出逢い・自然・子ども・音楽・旅・料理・野球・政治・京田辺など。

「男はつらいよ、寅さん」を観る

2005年10月29日 | テレビマスコミ
 今日10時過ぎに自宅に帰って、テレピを付けるとNHK衛星放送の「寅さんシリーズ」一挙公開の、第16作「葛飾立志編」をやっていたので辛うじて最後のシーンだけを観た。

 この「寅さんシリーズ」衛星テレビでの一挙公開は、今年の夏から始まっていて、気が付けば私はテレビチャンネルを回して観てしまっているのである。

 といっても、今回の37作一挙公開で今晩が何回目の放映なのかは知らないが、せいぜい5,6回しか観ることが出来ないでいるのである。

 最初から最後ま映画館で、ちゃんと「寅さん」を観たのも4,5回しかないのだが、私は山田洋次監督作品の大ファンでもあり、「学校」「黄色のハンカチ」なども映画館で観ているのである。

 今晩の作品は第16作「葛飾立志編」であり、マドンナは樫山文枝さんと桜田淳子さんであった。この作品からちゃんと寅さんの相手役というか片思いの女性役をはじめて正式に「マドンナ」と呼んだらしく、映画広告ポスターにも、マドンナたちとプリントされているのである。

 私たちの世代のマドンナでもある吉永小百合さん出演の寅さん作品が先だって放映されていたので、作品の半分位を珍しく観たのだが、やはり「サユリスト」ではないが、好演だったと思うのである。

 今晩の寅さんが終了した後の、「寅さん」エピソードでは、桜田淳子が出たのは、東宝系の「山口百恵」主演作品と公開時期が同じで、ライバル松竹の看板映画となっていた「寅さん」に中三トリオの一人であるライバル桜田淳子を起用したのだと聞くと、なるほどと思った次第である。

 あの独特の車寅次郎が渥美清そのものと言うか、同一人物と思ってしまうほど、寅さんを演じる渥美清さんのはまり役であり、神戸大震災の1年後のロケ地として寅さんが訪れた「廃墟に化した神戸」を舞台に最後の37作が撮影され、そのご渥美清さんが亡くなられたことを思うと、複雑な心境にもなる。

コメント (1)
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