ガリバー通信

「自然・いのち・元気」をモットーに「ガリバー」が綴る、出逢い・自然・子ども・音楽・旅・料理・野球・政治・京田辺など。

かぐや姫・竹フェスタ!

2005年10月10日 | 地域の話題
 私たちの町、京田辺市は市制施行九年目の新しい町であるが、19年前に同志社大学がキャンパスを開校して以来、大学のある町として歩んできた。

 しかし、なかなか市民と学生の交流や協働イベントなどが生まれず、大学を活かす町への転換を期して、今春やっと、「京田辺同志社包括協定」という名の、パートナーシップに基づく、お互いの協力、協働の各種事業を展開して行こうという協定を締結したのである。

 私は、この町に住んで25年、縁あって同志社大学に学んで40年近くになるので、15年前に町議会議員になった、第一声から「同志社を活かすまちづくり」を提案し、主張してきた立場から、やっと実際の交流が始まったと喜んでいる。

 そのひとつの形がNPO法人「きゅうたなべ倶楽部」という学生と市民がつくる協働プロジェクトであり、その団体の企画提唱と、地元の商店街の人たち、商工会の人たちなどで「かぐや姫・竹フェスタ」がイベント化して実施されたのである。

 今回で三年目、ようやく地元の人々にとっても、住民、学生にとっても徐々に周知されつつあり、小雨が時々降る中で、竹灯篭コンテスト、ステージ、フリマ、学生たちの出店、軽食などの屋台などが出て、地域の人々や子どもたちが集まってきて、愉しんで行き来するようになっていた。

 昨年、一昨年と、市内南部の三山木地域の伝承的ロマンでもある、「かぐや姫」伝説にちなんだ「かぐや姫コンテストを実施してきたが、限られた人しか参加できないとの反省から、竹の有効利用と藪の伐採もかねて、一昨日には「竹をつないだギネスに挑戦、流しそうめん」も実施し、昨夜から本日まで「手作りの竹灯篭」コンテストを実施したのである。

 一週間前に「手作り竹灯篭」の手作り教室も初めて実施して、この日の参加を募ったのだが、初めてのためもあって出品は30点ほどに留まったが、毎年回を重ねる毎に、多種多様な竹灯篭が出展されることになると期待しているのである。

 大学のある町から、大学を活かし、大学と共に歩む町へと発展する第一歩を、確実に歩みだした2005年だと確信している。

 「かぐや姫の里」としての、京都府南部の成長都市である京田辺市を覚えてくださいね。

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