ガリバー通信

「自然・いのち・元気」をモットーに「ガリバー」が綴る、出逢い・自然・子ども・音楽・旅・料理・野球・政治・京田辺など。

おーい!!結婚せえへんか。

2005年10月19日 | 地域の話題
 最近、私もそれなりの中年になったこともあって、近所で知り合いにあう度に、息子、娘たちの独身状態を知ることが多くなったのである。

 今日も自分の議会報告を地元の住宅街に一軒、一軒ポスティングしながら歩いていると、顔見知りの地元のお母さんに二人出会ったし、その後昔子ども時代に一緒に遊んでいた女の子にも出会ったのである。

 私は25年前にこの町に引っ越して来て、12年間はプレイスクールという子どもたちの遊び場活動団体で、地元の幼児や小学生を中心に遊ぶことを仕事としていたため、いまだ一緒に当時遊んだ子どもたちのことが話題になるのである。

 「○○クンはどうしてますか?」「××ちゃんは今何処に?」などとやっぱり聞いてしまうことになり、お母さんたちの口からは「まだ家にいるんですよ」とか「もう30過ぎてんのに結婚する気がないんです」などと言う現状が語られて、「どうにかしてくださいよ」とまで言われることもあるのである。

 ある日の夕刻に、とある家庭にちょっとした要件があってお邪魔した時のことである。その家には子ども時代に遊んだ女三姉妹がおり、今は三人とも家から通勤している立派な勤労者となっておられるのである。

 しばらくお母さんと話していると、当然娘さんたちの話になり、「何とかなりませんかね」と本音を漏らしておられるところへ、長女のお姉ちゃんが帰宅して、僕の顔を見るなり、「また例の話やね」と苦笑いなのである。

 夕飯時なので私も帰ろうとした時、今帰宅したばかりの彼女が玄関に出てきて、「ガリバー心配せんでもええよ。私ずっとここにいるから....」と言葉をかけられ、微笑を送られたのである。

 二の句を告げることができない様な冗談ではあるが、私は「それが問題なんやわ」と苦笑いしながらしか返答できなかったのである。

 多くの少年少女時代の子どもたちが、当たり前ではあるが立派に成長して、いまや皆んな社会人である。年齢も重ねて25,6から35,6に迄なっているのである。

 「おーい!!結婚せえへんか??」と皆に語って回ろうかと思うほど、私の実感では五人に一人くらいしか結婚していないのである。そういう話を立ち話で今日会った女の子にしていたら、別れ際にやっぱり「私も五人のうちの四人の仲間やわ」と言われたのである。

 みんないい娘であり、いい男の子なのになあ。俺が誰と誰かを結びつけることが出来るなら、お手伝いをしてもいいかなと思ったりもするが、今日の若者の価値観、思いで思いっきりアクティブに出会いを求めて生活してほしいものである。

 「出逢い」はいいものだよ。ぜひ積極的に経済力や容姿や学歴、背の高さなんかではない、人間的な出逢いを経験して、いい人見つけて結婚してくださいな。

 中年のおじさんになったガリバーからのお願いです。喜怒哀楽、いろんなトラブルもあるかもしれないが、夫婦でけんかしながらでも乗り越えて行く人生。きっと多くの恵みを、せっかくの与えられた命をより輝かせるためにも、よき伴侶を見つけてくださいな。老婆心ながらのお願いです。祈るしかありませんがね。

 
コメント
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