社会の荒廃 研究室(蜻蛉の眼鏡)

国連の女子差別撤廃条約に基づく男女共同参画を強行する女性独裁権力(フェミニズム)の社会病理に言及、コメント欄も充実。

稲本潤一、田中美保デート暴露の女子大生に見る昨今の女性意識

2011-01-19 14:07:57 | ネット媒体

 ウェスティンホテル東京の鉄板焼きレストランにアルバイト勤務していた20歳の女子大生が、訪問客達の情報をネット上に書込みし漏らしていたとして波紋を呼んでいる。

・ウェスティンホテル東京でツイッターテロ! 損害額は数億円? 2011年01月14日 07:42 JST
http://www.pjnews.net/news/437/20110114_2

ウェスティンホテル東京で、Jリーガー稲本潤一選手とモデルの田中美保がお泊まりデートをしていると、ホテル内レストランのアルバイト従業員女性(20)が、ツイッターで暴露したと話題だ。守秘義務などに関する研修の後に誓約書への署名もしていたにもかかわらず、ツイートしたのだ。

それ以外にも大沢たかお、スティービー・ワンダーや、日銀の白川総裁と日産のカルロス・ゴーンCEOの密談(?)があったことも暴露されている。
(一部引用)

 これを受け、2chなどでは暴露した女子大生に対する非難が殺到、今も尚続いている。業務上知り得た情報を漏らしてしまう守秘義務を怠ったことは勿論、それ以外にもこの女子大生の人格を疑うような批判も見受けられる。

・Twitterで稲本潤一と田中美保のお泊まりデートを暴露・・(略)・・
http://pirori2ch.com/archives/1420277.html

 上記リンクでは、この女子大生の勤務先の上司である30代女性に関する悪口なども記載されている。

 そう。悪いけど、その人に女として負けてはいないと自負しているからいいやって毎回思うことにしてる。絶対その人と同じ立場だったら私の方が仕事できるし、周りといい人間関係つくるれるし、その人より絶対可愛い自信があるし女子力は絶対負けてないと思うの。傍目からみたら相当うざいけどね笑
(一部引用)

 数少ない情報だけで人を判断するのは早計かも知れないが、どうもこの女子大生には自信過剰の意識があるようだ。「絶対に私の方が仕事できる」、「絶対可愛い自信がある」、そして「女子力」といったフェミ関連用語を持ち出すあたりは、まさにフェミ教育の申し子とも言えるだろう。

 一方、今回の件についてネット上では、余りにも女子大生を叩き過ぎではないかという声もある。しかし、彼女がこれだけ批判されるのは、単に守秘義務を怠ったというだけではなく、前述のようなバイト先におけるやりとりから推測出来る彼女の人格も問題視され、それが批判に拍車をかけているものと思われる。

 だが、こうした自信過剰の女性は決して少数派ではなく、寧ろ増殖しているのではないだろうか。そこにフェミニズムの女性優遇策が関与しているのは当然であり、「女子力」などという女性の力量を誇示する言葉と、「草食男子」などという消極的な印象を表す言葉を並行して世間に流布させることにより、男より女の方が上なのだといった差別意識を女性全体に意識付けようとしているのだ。女性専用車両や女子会など男性排除を何の抵抗もなく強行するのも、女性の権力誇示の一つだ。

 だが、痴漢やセクハラといった性的な概念になると途端に女性は弱者で手厚く保護されるものと豹変してしまう。女性に都合のいいように状況に応じて強者と弱者を使い分ける、まさに女性無敵艦隊と言えるだろう。

 そうした女性無敵の環境の中では、女性に対する批判はほとんど封殺され、批判があったとしても、その批判自体が的外れだという判断をしてしまい、女性は益々横暴化する。そして次第に女性から自戒の意識は消えていく。

 今回の女子大生の行動には、そうした自信過剰の意識が多分に働いていたのではないだろうか。そしてこうした女性は、氷山の一角に過ぎないということを改めて認識する必要があるだろう。もはや女性は弱者ではないのだ。


<参考>
・女子大生の客情報漏えい騒動が過熱 / 彼女の個人情報を探す人たちも出現 2011年01月15日22時40分
http://news.livedoor.com/article/detail/5272053/

ウェスティンホテル東京の鉄板焼きレストランにアルバイト勤務していた女子大生が、訪れた客たちの情報をインターネット上に書き込みして漏らしていた件は、問題発覚から数日が経過した今もインターネット上で大きな話題となっている。騒動後の彼女の大学内での様子や言動まで書き込みされており、彼女にとって非常に抜き差しならない状態となっている。

芸能人のお泊りデート情報などが漏れて大きな問題へと発展したこの騒動。インターネットニュースサイト『夕刊フジZAKZAK』が「2ちゃんねるで犯人探しが始まり、すぐ個人名を特定。住まい、誕生日、大学名、サークルなど全部丸裸にされていった」と報じているが、インターネットユーザーらによる彼女に対する捜索(?)はさらに過熱しており、インターネット上に公開された彼女の部屋の間取りから住所を特定しようとするなど、探偵顔負けの徹底ぶりとなっている。

一部では「日本のアサンジ」として彼女をあがめる(?)インターネットユーザーもいるようだが、ほとんどの人たちが彼女のモラルなき行動に腹を立て、「絶対に許さない」と思っているようである。

一部のインターネットユーザーは自身に実害がなかったとしてもモラルに反する行動をとった人に対して厳しい傾向にあり、今回もモラルなき女子大生に対して「けしからん!」と、怒りを感じている人が多いのがわかる。

この騒動はウェスティンホテル東京が正式に謝罪文を出した事で終わると思われたが、インターネット上ではまだまだ女子大生に対して「許さない」と感じている人が多く、まだまだこの騒動を続きそうである。


・ウェスティンホテル東京でツイッターテロ! 損害額は数億円? 2011年01月14日 07:42 JST
http://www.pjnews.net/news/437/20110114_2

ウェスティンホテル東京で、Jリーガー稲本潤一選手とモデルの田中美保がお泊まりデートをしていると、ホテル内レストランのアルバイト従業員女性(20)が、ツイッターで暴露したと話題だ。守秘義務などに関する研修の後に誓約書への署名もしていたにもかかわらず、ツイートしたのだ。

それ以外にも大沢たかお、スティービー・ワンダーや、日銀の白川総裁と日産のカルロス・ゴーンCEOの密談(?)があったことも暴露されている。

事態を重く見たウェスティンホテル東京は、お詫びの告知をホテルHPにアップしたが、アクセス過多で繋がりにくい状態が続いていた。それほど注目度は高かったと言える。今後の宿泊予定客が減るのは目に見えている。信用ガタ落ち、売り上げガタ落ちである。いろいろな意味で不安を感じる客は、このホテルを避けるようになると思われるので、ホテル側の損害は今後も倍増するに違いない。

ツイートした@aoi_tkngさん(現在は削除)のプロフィールによると、本人は、都内の大学の理工系に通う20歳の女の子で「音楽がすき、映画がすき、本がすき、これらをジャンルレスに楽しむ雑食で何よりライブが好き。生まれて此方J-wave好きラジオっ子。自分の人生をめいいっぱい楽しむためにはどうすればいいかを日々考え中。そんな大学生の日常」ということらしい(本人のツイッタープロフィールより)。その気になるツイートは、「稲本潤一と田中美保がご来店 田中美保まじ顔ちっちゃくて可愛かった…今夜は2人で泊まるらしいよ お、これは…(どきどき笑)」、「稲本さん全然顔分からなかった←金髪時代しか分からない(笑) 予約の紙に書いてあった 会社名 川崎フロンターレに笑ったww」と、大はしゃぎである。

家に帰ってから家族にこっそり話すのなら分かるが(それでも守秘義務違反だが)、ツイッターで世間に広く公表するとは驚きである。フォロアーが162だったので油断したのだろうか? パソコンの中は、家の中ではなく、開かれた下界であるという認識がないようである。しかもツイッターに限らず、インターネットのどのサイトに書き込んでも、メールであっても発信者のIPアドレスが分かるようになっていて、そのIPアドレスをたどると、本人が特定できてしまうというのは、新聞でもさんざん書かれているのでみんな知ってることだと思っていたがそうではないようだ。フリーメールで誰かを脅迫して逮捕されるという人が、毎年ニュースで報道されているのがその証しでもある。

さて、その被害を被ったウェスティンホテル東京は、損害賠償を本人(とその両親)に求めるかどうかと言えば、イメージを優先させ、求めないのではないかと勝手に推測してしまう。ウェスティンホテル東京と言えば、シェラトンやメリディアンも持つ、世界中にホテルチェーンを展開するスターウッド・ホテル&リゾーツ・ワールドワイドグループだからである。ブランドは、格上からセントレジス、ダブリュー、ウェスティン、ル・メリディアン、シェラトン、アロフト、エレメント、フォーポイント・バイ・シェラトンとなる。シェラトンとウェスティンって同じグループなの?ってビックリしてしまうが、不動産投資家のスターウッドさんがあれもこれも欲しくて買収したのでこうなってしまったのである。ともかく、ウェスティンの格は、高級の下の方、中級よりは上ということになる。

実はこのウェスティンホテル東京も含めた、スターウッド・ホテル&リゾーツ・ワールドワイドグループは、911のテロ以来、アルカイーダのテロの対象になっているという。真偽のほどは分からないが、以前、911のテロの直後に、ウェスティンホテル東京に用事があって行ったときは、レストランフロアも含め、ワンフロアごとに警備の人が立っていて(もちろん全フロアは見てないが)、物々しい警備だったのを記憶している。警備の人にしつこく聞いたら渋々、テロ対策と教えてくれた。

かくして、アルカイーダのテロに屈することはなかったが、ツイッターのテロに被弾してしまったウェスティンホテル東京なのであった。ホテル自体は素晴らしいので、今後の情報管理の姿勢に注目が集まるのは言うまでもない。なう!【了】
【PJニュース 2011年1月14日】