昨日(1/20)と本日(1/21)の両日、大学入試センター試験が行われた。受験生は必死の思いで勉強し、この試験に備えてきただろうが、受験戦争や大学のあり方そのものに私は疑問を感じずにはいられない。
毎年、このセンター試験の社会科など主に文系科目の設問を巡り、保守系の間で議論になることがある。理由は、設問にフェミニズムを露骨に思わせるようなものが幾つか見受けられるからである。
例えば、昨年の現代社会(*1)の第7問では次のような記述がある。「女性が男性よりも控え目だと解釈したら、あまりに短絡的である。」更にこの解釈について、「背景には男女に関する固定的イメージや性別による固定的な役割分担意識が存在する可能性がある。」としている。
これらは既に問題文として記載されているため、この記述内容が正しいかどうか検証する余地はなく、受験生はこれらを全て正しいものとして解釈して問題に取り組まなければいけないのだ。
この手の設問は過去にもあり、夫婦別姓を巡る設問(*2)など入試を利用して家族破壊を行おうというフェミニズムの悪質な洗脳活動が随所に見られる。
では、実際の教育現場ではどうかと言うと、教科書の記述も扶桑社のものを除けばほとんどフェミニズム漬けと言っていいくらいに悲惨なものである。
更に、大学に入れば女性学、ジェンダー学など手を変え品を変え女性の権力主義を正当化する講義が目白押しで、しかもそれらが必須科目化されつつあるという。これらの講義では、男性=加害者=悪、女性=被害者=善、のお馴染みのフェミ論を説教され、単位認定の論文などではそれに沿った内容で記述しなければ単位は貰えない。
こうしたフェミニズムの悪影響により人格の歪められた女子学生や男子学生が公務員や各種企業へ巣立っていくのだから、現場では大混乱になる。特に歪んだ女性の場合は、注意を素直に聞かなかったり、少しでも自分の気に入らないことを言われれば全部セクハラ呼ばわりするなど、足手纏いになってしまう。まるで吠えるだけで何の役にも立たない犬のようだ。
当然、そのような事態であれば業務効率は低下し、企業の業績は下がる。中小企業なら倒産してしまうことも充分あり得る。
しかしそれでも女性の管理職を30%以上にせよといった要求を突きつけられるのだから、雇用側はたまったものではないだろう。こんな状況では、残業手当ゼロなどのホワイトカラー・エグゼンプションを雇用側が言いたくなるのも無理もないのかも知れない。
このような「荒れた」教育環境では、大卒より高卒を採用した方がよほど企業としては上手くいくのではないだろうか。雇用側も早くそれに気付いて、学歴に囚われない人材雇用に努めてはどうだろうか。
(*1)平成18年度センター試験問題、現代社会
http://www.dnc.ac.jp/center_exam/18exam/mondai_pdf/18gensya_q.pdf
(*2)入試を洗脳手段にするな(東京女子大教授 林道義)
平成16(2004)年2月2日
http://www.tsukurukai.com/01_top_news/file_news_ct/ct_news_040202_2.html
毎年、このセンター試験の社会科など主に文系科目の設問を巡り、保守系の間で議論になることがある。理由は、設問にフェミニズムを露骨に思わせるようなものが幾つか見受けられるからである。
例えば、昨年の現代社会(*1)の第7問では次のような記述がある。「女性が男性よりも控え目だと解釈したら、あまりに短絡的である。」更にこの解釈について、「背景には男女に関する固定的イメージや性別による固定的な役割分担意識が存在する可能性がある。」としている。
これらは既に問題文として記載されているため、この記述内容が正しいかどうか検証する余地はなく、受験生はこれらを全て正しいものとして解釈して問題に取り組まなければいけないのだ。
この手の設問は過去にもあり、夫婦別姓を巡る設問(*2)など入試を利用して家族破壊を行おうというフェミニズムの悪質な洗脳活動が随所に見られる。
では、実際の教育現場ではどうかと言うと、教科書の記述も扶桑社のものを除けばほとんどフェミニズム漬けと言っていいくらいに悲惨なものである。
更に、大学に入れば女性学、ジェンダー学など手を変え品を変え女性の権力主義を正当化する講義が目白押しで、しかもそれらが必須科目化されつつあるという。これらの講義では、男性=加害者=悪、女性=被害者=善、のお馴染みのフェミ論を説教され、単位認定の論文などではそれに沿った内容で記述しなければ単位は貰えない。
こうしたフェミニズムの悪影響により人格の歪められた女子学生や男子学生が公務員や各種企業へ巣立っていくのだから、現場では大混乱になる。特に歪んだ女性の場合は、注意を素直に聞かなかったり、少しでも自分の気に入らないことを言われれば全部セクハラ呼ばわりするなど、足手纏いになってしまう。まるで吠えるだけで何の役にも立たない犬のようだ。
当然、そのような事態であれば業務効率は低下し、企業の業績は下がる。中小企業なら倒産してしまうことも充分あり得る。
しかしそれでも女性の管理職を30%以上にせよといった要求を突きつけられるのだから、雇用側はたまったものではないだろう。こんな状況では、残業手当ゼロなどのホワイトカラー・エグゼンプションを雇用側が言いたくなるのも無理もないのかも知れない。
このような「荒れた」教育環境では、大卒より高卒を採用した方がよほど企業としては上手くいくのではないだろうか。雇用側も早くそれに気付いて、学歴に囚われない人材雇用に努めてはどうだろうか。
(*1)平成18年度センター試験問題、現代社会
http://www.dnc.ac.jp/center_exam/18exam/mondai_pdf/18gensya_q.pdf
(*2)入試を洗脳手段にするな(東京女子大教授 林道義)
平成16(2004)年2月2日
http://www.tsukurukai.com/01_top_news/file_news_ct/ct_news_040202_2.html