社会の荒廃 研究室(蜻蛉の眼鏡)

国連の女子差別撤廃条約に基づく男女共同参画を強行する女性独裁権力(フェミニズム)の社会病理に言及、コメント欄も充実。

女性優位の司法の歯止めとなるか --車内携帯電話注意逆恨み痴漢でっち上げ疑惑--

2008-11-08 16:51:21 | 事件、事故

 司法にはまだ正義が残されていたのか。列車内で携帯電話中の女性を注意したら逆恨みされ痴漢に仕立て上げられた男性が、女性に対し損害賠償を求めた訴訟の上告審判決で、最高裁は請求を棄却した2審判決を破棄、東京高裁に審理のやり直しを命じた。

・痴漢冤罪訴訟、東京高裁に審理やり直し命じる 最高裁 20/11/07 21:01更新
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/event/193663/
・<「痴漢」損害賠償>最高裁「審理尽くさず」と差し戻し 11月7日22時28分 毎日新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081107-00000140-mai-soci
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20081108k0000m040126000c.html

 事件に巻き込まれた平成11年から既に9年、ようやく明るい兆しが見えた原告の沖田光男さん(66)は「犯罪者のレッテルがなくなった。もう一歩踏み込んでほしかったが、あと少し頑張りたい」と話している。

 しかし、今回の判決は高裁への差し戻しを命じたもので、まだ正式に決着がついたわけではない。判決内容によれば、女性が携帯電話で話をしていた相手の男性の証人尋問をして会話内容などを確認せず、具体的根拠に乏しいまま女性に有利に推測した2審の結論を問題視している。従って、差し戻し審では電話相手の男性に出廷を求めることになるだろうが、ここで男性が出廷するのか、また出廷してもどう証言するかわからない。

 しかも、下級審は上級審の判断に拘束させる旨の規定が裁判所法4条にはあるものの、実際に上級審である最高裁の判断がどこまでの事項を拘束したかが鍵になる。また、損害賠償請求まで踏み込んだ判決を下してくれるかどうかも現時点では何とも言えず、まだ楽観視は出来ない。

 更に、沖田氏が刑事事件で不起訴となった理由が、被害者とされていた女性、つまり今回の民事訴訟の被告に当たる女性が、事件当時に検察の呼び出しに応じず、携帯も解約してしまったため、被害者調書も作成出来なかったという事情によるものだという情報もある。つまり、刑事事件でも無実が立証出来ているわけではなく、嫌疑不十分で不起訴となっただけなのだ。因みにこの時に沖田氏は25日間も拘留されていた。

 従って、もしも被告の女性が調書作成にも応じていれば、たとえ女性の証言が嘘だと途中で検察が気付いたとしても、勝手に女性優位の調書作成をして沖田氏を強引に起訴し、裁判でも反省していないなどとして実刑判決を下していた可能性は充分考えられるのだ。改めて司法に対する怒りがこみあげてくる。

 これらの状況を勘案すると、結果的には、痴漢ともでっちあげとも何れにも断定出来ないといった曖昧な判断で決着してしまうようにも思える。そうなれば当然損害賠償請求も棄却されるだろう。だがこれでは決して正義が勝ったとは言えない。

 ところで、今回の判決に関してネット上での反応はというと、筑紫哲也さん死去やオバマ氏当選、小室哲哉、株安といった大きなニュースが目白押しのため、それらに隠れてしまっている感がある。しかしそんな中でも関心を持っている人もいて、この女を絶対に許せないとか、虚偽申告で女に刑罰を課せないのかといった怒りの声が噴出している。

 だが一方で、この男は気持ち悪いとか、痴漢をする男がいるのが悪いといったフェミ汚染された言い分も散見される。こうした往生際の悪い言い分がいつまでも出てくるようでは、男女対立は一層深まるだけであろう。

 そもそも、痴漢が発生するのは、社会全体で性生活に格差が生じているからである。例えば良妻賢母の妻が夫を支え、夫は仕事に頑張っているという家庭ばかりであれば、痴漢をするような男性自体現れないはずだ。痴漢は大抵性欲に満たされていない者が行うわけで、健全な性規範を破壊したフェミニズムが社会悪の根底として存在するからだ。

 今回の被告の女性も、フェミニズムに無意識のうちに汚染されていたのであろう。男に注意されたこと自体が面白くない、だから痴漢にこじつけてしまえ、そうした安易な発想が災いしたのだろう。この訴訟はまだまだ続くが、国民が得られた教訓は、携帯電話中の女性を注意したら大変なことになりかねない、女性には関わらない方が良い、ということしかないだろう。

<参考>
・司法に正義は存在するのか --車内携帯電話注意逆恨み痴漢でっち上げ疑惑--
http://blog.goo.ne.jp/grk39587/e/03cc242cc723b5e389cc80e589a62aaf

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1 コメント

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罪には問われないでしょう・・・ (バルログ)
2008-11-11 09:22:40
この事件はずっと追跡して来ましたが審議差し戻しには正直驚いています。

そもそも嫌疑不十分で不起訴処分になったのに地裁も高裁も痴漢事実を認定すると言う凡そ司法の原則を主観と女性優遇の為簡単に反故にする日本の司法の事だから最高裁でも男性敗訴だと確信しておりました。

この裁判は検察が調書を廃棄すると言う毎度の手法をしています。
日本の警察や検察は自分達が不利となるや裁判には絶対に欠かせない調書や捜査資料まで「故意」に廃棄すると言う世界の司法では考えられない芸当をしますがペナルティーもなく裁判所もそれでも審議を続けるのだから裁判と言うより結果ありきの芝居でしょうね。

さて、でっち上げ女の彼氏の証人喚問ですが最終的に裁判所が許可するかしないか疑問です。
検察は必死で証人喚問を阻止するでしょう。
今までも日本の裁判官は被告に有利な証人喚問は悉く検察とグルになり却下して来ました。

過去の例を見ると審議差し戻しになったとは言え決して油断は禁物だと思います。

そう言えばこのでっち上げ女性は悉く裁判には出廷しなかったそうです。
先日の裁判で漸く姿を見せたそうですが不誠実極まりないですね。
腹いせででっち上げたのは良いが、ここまで沖田さんが粘るとは予想をしていなかったのでしょう。

この女性は男性の人格を著しく貶め、更に逮捕拘留までさせておきながら刑事告発にすらならないでしょう。
勿論民事で賠償請求が出る可能性も私個人では相当低いと思います。

日本は女性が性犯罪をでっち上げるのはノーリスク・ハイリターンですから。

鹿児島で起きた強姦でっち上げ女性なんて公判最終日に裁判所宛に「あれは嘘でした」と手紙を送り女性のでっち上げが確定したのにも関わらず逮捕も起訴すらなかった。
被害者男性を嘘で1年2ヶ月も拘留しておきながら一切の罪にも問われないなんて通常の国では有り得ません。

英国では強姦をでっち上げ罪無き男性を服役させた女に7000万を超える賠償命令が裁判所で出ました。

日本ではそれすらないですからね。

女が性犯罪の被害者になれば加害者男性を民事で訴えれば賠償は取れるが、男が女から性犯罪をでっち上げられ、民事で訴えられても悉く敗訴しています。

実に不公平であり女は何をやっても責任は問われず、
男は被害者になっても救済されない。

司法も女も日本と言う国は腐りきってます。

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