北京五輪が始まり、テレビも五輪関係の番組に視聴率が奪われがちと思われるが、昨日のフジ系「ネプリーグ」で、ゲスト出演の出川哲朗と千秋とのやりとりが余りにもフェミ的な男女関係を物語っているように感じたので紹介したい。
まず、事の発端は出川が「国」の部首名である「囗(くにがまえ)」を答えられず、後で「くにへん」と苦し紛れに答えたことに始まる。これに千秋が「くにへんなわけないだろう」激しく攻撃、そこで出題者が千秋に改めて問い質したところ彼女は返答に詰まり、そこで出川の反撃が始まるが、暫くして千秋が「くにがまえ」と答えて再度形勢が逆転し、千秋が出川に「謝れ!」と罵るような口調で言ったというやりとりだ。
それ以外にも、出川の答えを間違えると千秋の激しい攻撃が目立った。そのため出川も「(原田)泰造」に言われても何とも思わないけど千秋に言われると腹が立つ」「そんなんだから離婚になるんだよ」と半分切れたような状態になった。しかし千秋は「お前も離婚寸前だろ」と一切怯む(ひるむ)様子はなかった。
両者の蟠り(わだかまり)は次のステージでも続く。ここでは出された漢字の読みを五十音順に並んだキーボードで時間内に押して答えるもので、クリア出来なければ次の人に交代となる。この時は出川が先頭で次に千秋が答えるという順番だった。千秋は「全部答えたら尊敬する」と早くも牽制、しかし全部答えるのは到底無理だということを知った上でのことだ。
ここで出川は3問くらい答えたが、次に出された問題が内容は忘れたが漢字4文字の言葉だった。この問題では時間も勝負なのでたとえ読めたとしても時間内にボタンが押せなければクリア出来ない。出川は時間内に押すことが出来ず失格となった。
そして回答者が千秋に交代するのだが、この時点で最初に出される問題は出川が出来なかった問題から始まる、ここで千秋は見事クリアして「余裕じゃん」とまたしても出川に格差を見せ付け勝ち誇ったような態度を見せた。
こうしたクイズ番組にどこまでやらせの要素が含まれているのかわからないが、印象としては明らかに千秋が出川を見下すというものだ。だが年齢的にも芸暦も明らかに千秋よりも出川の方が上なのに、何故あのような序列無視のやりとりがまかり通ってしまうのか、いかにも女は相手の男が年上でも遠慮する必要はないといった不道徳を見せ付けているようで非常に不快だった。
しかも、漢字の読みの問題で出川と千秋の格差を印象付けているが、よく考えると両者は状況が違うのだ。何故なら、出川は問題が出されたと同時に読みを確認してボタンを押さなければならない。この読みを確認してからボタンを押すまでに幾らかの時間がかかるはずだ。これに対し千秋の場合は初めから読みの確認は出来た状態でボタンの前に立つわけだから気持ちの上でも有利なはずだ。その違いを考えなければならない。
他人の欠点ばかりを論い(あげつらい)、自分の欠点は棚に上げて反省もしようとしない。そんなフェミ女性があらゆる分野で増えてきている。あの番組でも唯一説得力のあるコメントは、出川が千秋に対して言った「そんなんだから離婚になるんだよ」ではないだろうか。
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かなり以前の記事にコメントされているので、恐らく検索か何かでたまたまみかけてコメントされたのだと思いますが、本ブログは一貫してフェミニズム批判に基づいた検証を行った上で執筆しております。どうか他の記事も熟読されることをお勧めします。