相撲協会がまたも批判を浴びそうだ。時津風部屋の力士の急死が、親方や兄弟子達の暴行によるという見方が強まっている。だがこんな時こそ、付け入る隙を狙う様々な権力の介入を阻止する必要があるのだが。
八百長問題に朝青龍の謹慎騒動など、最近の相撲界は揺れている。先場所には謎の女性が本場所の最中に土俵に上がろうとするなど、話題は絶えない。
しかし、今回の暴行事件はこれまでとは重大性が全く違う。恐らく刑事事件として何人かは裁かれることだろう。同時に相撲界全体に対する体質改善も強く求められることになるだろう。
だが、ここで1つ気を付けるべきことがある。それは相撲界の体質改善の流れに便乗して余計な権力が介入してくるということである。最も警戒すべきは、土俵の女人禁制の破壊を企んでいるフェミニズム権力の存在である。
周囲から批判を浴び、立場が弱くなっている状況でこうした権力が圧力をかければ、相撲協会は屈服を余儀なくされる可能性がある。相手の弱みに付け込んで勢力を拡大するのはフェミの常套手段だ。例えば暴行事件が起きたのも男社会がもたらした悪しき伝統のせいだなどと勝手に決め付け、フェミとマスコミが結託して騒ぎ立てれば、世論が一気に傾いてしまう可能性だってある。
それどころか、最近客足が遠のいている状況にも付け込み、女性専用観戦席を設けよとか、横綱審議委員会の委員に女性を増やせなど、相撲界全体をフェミが乗っ取ってしまおうという状況にもなりかねない。
事件が起きてしまったことは相撲協会としても深刻に受け止め、遺族に対する適切な対応と今後の改善は怠ってはいけない。だがそれとは無関係な勢力の介入には毅然とした態度で拒否していくということも忘れてはならない。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070927-00000117-jij-soci
この事件を、相撲界全体の責任に、転嫁するのは、行き過ぎである。せいぜい、時津風部屋の人間だけにとどめるべきである。
あの新人力士に対するいじめも、”男社会”や、”相撲界の風習”が悪いのではなく、何が何でも相撲界に責任転嫁する、フェミニズムも含む一部の人間たちの体質が生んだものである。
それに、同様の問題が今まで無かったとも言い切れませんし、難しいところだと思います。