社会の荒廃 研究室(蜻蛉の眼鏡)

国連の女子差別撤廃条約に基づく男女共同参画を強行する女性独裁権力(フェミニズム)の社会病理に言及、コメント欄も充実。

恋愛格差を裏付ける調査 --「トリビアの泉」でのナンパ調査--

2007-12-03 17:03:17 | 結婚、恋愛

 今回は本ブログに寄せられたコメントの中から課題を取り上げてみる。(コメントありがとうございました。)

 11/28に放送されたフジ系「トリビアの泉」という番組で、働く女性100人に見た目もそこそこの男性が「一目惚れしました」と声をかけて、何人が付き合ってくれるか、或いは携帯番号やメールアドレスを教えてくれるかという調査をやっていたそうだ。結果は、100人中6人の女性がメールアドレスを教えたという。

 これとは逆に、可愛らしい女性が働く男性50人に同様に声をかけたところ、50人中44人の男性が携帯番号を教えたという。

 実際に私は番組を見ていないのでよくわからないのだが、この調査は何を意図しているのか? 男は女に飢えているということを印象付けたいのか? 女は断る権利があると印象付けたいのか? それが恋愛格差ということなのか? 何れにしてもこの調査結果によれば恋愛事情は圧倒的に女性優位ということを物語っている。

 しかしながら、もっと細かく分析すると、これだけの男女の開きは恋愛格差だけによるものではないと考えられる。

 まず、調査対象の男女は何れもフジテレビの社員や派遣社員などの関係者であるということ。特にマスコミ関係の女性というのはそもそも、女子アナや番組制作などに憧れ、超難関の高倍率を勝ち抜いて来たというつわものであるということだ。そんな女性は何がしかのフェミ思想に染まっている人が多く、一般女性とは感覚が違うだろうということだ。

 次に、相手に対する警戒心が男女で違うということだ。相手が詐欺師ではないかなどと疑う場合、声をかけてきた者が男か女かで信頼性の印象が違うだろう。この性質を逆手にとって、振り込め詐欺などで口座に振り込まれた金を引き出す役として女の共犯者が銀行窓口に行くということも過去にあったはずだ。

 そして、相手に携帯番号やメールアドレスを教える際に、どこまで機転を利かせることが出来たかが男女で違うということもあるだろう。例えば携帯番号の場合はデタラメな番号を教えるという手があるが、これをやる人は流石に少ないだろう。しかしメールアドレスの場合、何も携帯メールのアドレスでなくてもPCのフリーメールのアドレスを教えたっていい。これなら相手が厄介者であっても難を逃れることは比較的容易だ。懸賞サイトやメルマガ購読などに申し込む際のメールアドレスの記載にしても、いきなりメインのアドレスを書くよりはフリーメールがあればそちらを書いた方が安心できるのと同じだ。ところがフリーメールのアドレスを持っている人はやはり女性より男性の方が多いだろう。

 他には、調査対象が女性は100人なのに何故男性は50人なのか、更に調査対象の人の選び方に恣意的なものはなかったのか、など疑わしい点は幾らでも出てくるだろう。

 こうした調査というのは最初から期待される結果があって、それを確認するための調査になることが多い。今回の調査も女性優位の恋愛事情を誇示したいだけだったのかも知れない。しかし一番問題なのは、女性優位の報道だけが平然と出来るのに対し、男性優位の報道は出来ないという、フェミニズムの圧力が歴然と存在するということに帰着するのではないだろうか。

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15 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (孝之)
2007-12-04 23:42:31
管理人さん今晩は。
私の投稿を取り上げていただきありがとうございました。
本当に最近このテの番組が増えて嫌気がさします。 まあ、見なけりゃイイだろって言われてしまえばそれまでですがね。

これは完全に私見ですが、いかにも勘違いしていそうな女性が沢山出ている番組は大っ嫌いなんです。 例えば「金スマ」「恋のからさわぎ」(名称は不確かですが)など。

まあ、これは個人的に嫌いなだけで、管理人さんのようにしっかりとした意見があるわけではないんですがね…。
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メディアの影響 (蜻蛉(管理人))
2007-12-06 10:04:13
過剰に女性を持ち上げて、更に男性を見下す、その手の報道はテレビ新聞雑誌ネット等々、至る所に存在すると思います。

勿論それらの報道を鵜呑みにする人はむしろ少数派なのかも知れません。しかし少数派ではあっても、影響力は非常に大きい。

例えば私などはよく非婚女性(結婚意欲のない女性)に対する批判をしますが、仮に男100人、女100人の村があったとして、その中で女5人が非婚主義になったとします。

全体からすればたったの5%です。しかしこれだけで男性100人には女性争奪戦が勃発します。つまり大きな影響となるのです。

それに呼応するように、一般女性95人にも、今までと違うもてなしや特別扱いなど、恵まれた環境に浸ることが出来るようになります。その中で更に理想を高めてしまう女性も現れるでしょう。

このように、たとえ非婚主義が5%としても、その影響は社会全体へ及んでしまうのです。

人間社会は閉空間です。誰かが風邪をひけばそれが沢山の人に感染する可能性があるのと同じ。自分は人ごみに行かないから関係ないでは済まないのです。

それだけ、メディアの影響はおそろしいものがあると言うことでしょう。

フェミ側も、それを知ってて活動していると思います。何も一度に全部の女性をフェミに染める必要はないと悠然と構えていると思います。
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Unknown (通りすがり(代行、管理人))
2007-12-12 10:46:45
Unknown (通りすがり) 2007-12-11 03:40:14

たまたまこちらのブログを拝見しました。

自分とは違う意見で興味深かったですが、それにしても行き過ぎてるなあ、というのが正直な感想です。

一つ気になったので訂正させていただくと、トリビアの調査人数ですが、男女とも50名ずつです。
この結果についてあなたは随分と恋愛格差を持ち出していましたが、私はまったく別の見方をしています。

男性に比べて圧倒的に女性が携帯番号を教えなかった理由は、女性の私に言わせれば危機感の程度が男女で違うからです。
あなたは男性ですが、自分が誰かに性的な意味で襲われるかもしれないなんて多分考えませんよね。実際には男性も性被害にあいますが、まだあまり日本では一般に浸透してませんから(アメリカの性被害者の1割は男性です)。
でも、女性はほぼ全員がそういう危険について常に考えながら生きてるんです。本当に。何かあっても、女性は男性と違って非力で身を守るのが難しいですから。
だから素性の全く知らない男性にいきなり付き合いたいとか連絡先を交換してとか言われても相手にしないんです。避けれそうな危険はなるべく回避します。

その点、男性はもし相手の女性が襲ってきても、嫌だったら、凶器で脅されない限りは大概何とかなります。
万が一何かあっても自分で対処できる自信があるから、男性はあっさり連絡先を教えたんじゃないでしょうか。

多分、告白役の人の身元がはっきりしている設定だったら、もっと結果は違うと思いますよ。

それに、あの調査は対象に偏りがありました。
たとえば、男性の告白役は一般社員だけでなくアナウンサーにも5人前後は声を掛けていましたが、
女性の告白役は見た限り裏方やADらしき人ばかりで、容姿の整った俳優や男性アナなどには声を掛けていません。
顔のいい人が相手に求める基準が高くなるのは、男性だろうが女性だろうが当たり前ですし。

以上が私の私見です。

テレビや政治が欺瞞に満ちているのは確かですが、もう少し物事を多面的に見てみてはいかがでしょうか。
あなたが真にフェミニズムを排除したいなら、なおさら多角的に分析しないと、いい意見は生まれません。
長文失礼しました。
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Unknown (通りすがり(代行、管理人))
2007-12-12 10:47:58
補足訂正 (通りすがり) 2007-12-11 03:59:55

もう一度トリビアに関するあなたの記事をよく読んでみたら、恋愛格差だけには終始してませんね。失礼しました。
フジTVの女性社員ということも指摘してありましたし。

警戒心については、詐欺と性被害でやや解釈が違いましたが。

あと、医療記事のところにこのコメントを書き込んだのは、その方が書き込みに気付いていただきやすいだろうと判断してのことです。
ご容赦いただければ幸いです。
返信する
Unknown (孝之(代行、管理人))
2007-12-12 10:49:10
Unknown (孝之) 2007-12-11 23:35:59

男女50人ずつじゃないだろ
女は100人、男は50人
一体何を観たんだか
この辺から間違うとは…
返信する
Unknown (A1(代行、管理人))
2007-12-12 10:50:31
Unknown (A1) 2007-12-12 03:10:30

通りすがりさん

危機感の程度、と言うのが主な理由だと言いました
通りすがりさんは女性のようなので
これは至極もっともな理由だと思います。

ここで注目すべきは
「危機感の程度」において「なぜ」男女にこうも
差ができたのか、ということです。

通りすがりさんはおっしゃいました
「女性は非力」だと
果たしてそうでしょうか?
確かに、腕力の面では違いがあるでしょう
しかしながら、女性は法によって守られています
特に社会人とあれば、よほどのことがない限り
今の生活を捨てるリスク覚悟で、犯罪に臨むことはありません

一方、男の方には世俗的、ある意味常識的な事項として
「女性の頼みは無条件で聞き入れる」というものがあります
「ここで断ったら男じゃない!」というやつですね
自分自身でそう思ってしまうだけでなく
たとえば、いきなりメアド交換を持ちかけた女性を断って
その女性が他の女性にその話をしたら・・・?
「なにその男、サイテー」
と、女性を擁護するかたちになるでしょう

故に「女性は非力だから」というのは詭弁であり
「男は自らの力で・・・」というのはあり得ないのです

今の時代、本来であれば
危機意識の問題から、男の方が断らなければなりません
「美人局」である可能性も否定できないからです。
美人局であれば、断れば被害はありませんが・・・
身元もわからない女性と接触し、仲良くしようと思っても
突然手のひらを返され、痴漢冤罪、強姦冤罪に持ち込まれる
可能性すらもあります
その時点で、男性は社会的に抹殺されます

回り道をしてしまいましたが
結局のところ、通りすがりさんがおっしゃることは
「法」という絶大なものに守られながらも
その強大な武器の存在を隠しつつ
「女性は弱い」ということを強調し
なおも権利を求めるフェミニストそのものであると言えます

フェミニストが「法」という盾にして武器を隠すことで
女性である通りすがりさん自身も
その存在を知りながらも、強大さを認識していないのでは?
と思えてしまいます
返信する
恋愛格差がフェミニズムを蔓延させる (蜻蛉(管理人))
2007-12-12 10:53:27
孝之さん、A1さん、ありがとうございました。
お2人の意見で私の意見を代弁して下さっていると思います。

特に、「女性は弱者」という言い回しには私も抵抗感がありますし、A1さんのコメントにも関連しますが、法律で守られている以上既に女性は権力者であり、強者になるわけです。

痴漢にあったと言って声を上げれば係員なり警察が来てくれる。特に警察などは国家権力の象徴的存在。そんな組織がバックに控えていて女性は弱者だなどというのはいかにも滑稽に聞こえます。

ここから先は主に通りすがりさんへの回答になります。
女性は何故性的に襲われる可能性があるのか。それは女性が性欲の権限を握っていることの裏返しになるからです。

女性が円滑に男性と共に性生活を営んでいれば、そもそも女性が性的に襲われることはありません。

しかしそのためには、女性がより男性の求める意識に対して歩み寄らなければいけないのです。権力のある女性側が権力のない男性に歩み寄る、当然ですね。

また、「顔のいい人が相手に求める基準が高くなるのは、男性だろうが女性だろうが当たり前ですし。」と仰っていますが、これこそ権力を盾にした弱者虐めの発想に他なりません。学校などでのいじめが多発しているのも、貴方のような考え方の女性が沢山いて社会がそれに翻弄されているから、それが子供達の意識まで影響されてしまうのです。

本来、人には長所短所があります。いかにして相手の長所を見つけそこを頼りにして、かつ短所に対しては自分が補っていく、これを互いに実践することで人というのは成長していくのです。

自分はレベルの高い女だから理想が高くて当然というのは、自分は相手に対して何も貢献してやらないと言っているのと同じです。即ち道徳に反します。

自分はレベルの高い女だと思うなら、尚更レベルの低い男とでも一緒になってその男を立派にしてやる必要があるのではないでしょうか。それにレベルの低い男といっても単にその人の長所が隠れているだけであって、付き合っていくうちに素晴らしい長所が見つかるも知れません。

逆に、自分ではレベルの高い女だと思っていても他人から見れば欠点だらけに思われているかも知れません。つまり、人のレベルというのは一概には語れないのです。

最後に、フェミニズム排除に関して「多角的に分析しないと、いい意見は生まれません。」という忠告を承りましたが、通りすがりさんはたまたまこのブログをご覧になったとのことで、このブログの他の記事についてはあまりお読みになられてないと思います。どうか他の記事についてもお読み下さるようにお願いいたします。1本の記事を読んだだけでこのブログ全体を判断していてはそれこそ多角的な分析が出来てないということになってしまうと思います。

貴重なご意見ありがとうございました。
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Unknown (大手町)
2007-12-12 14:54:27
>結果は、100人中6人の女性がメールアドレスを教えたという。

誤りです。男女ともにサンプルは50人です。
返信する
返信ありがとうございます (通りすがり)
2007-12-14 08:53:50
孝之さん

大手町さんがフォローしてくださったように、確かに女性50人で調査してます。こちらでご確認ください。

http://www.youtube.com/watch?v=57I14S1H6gk


A1さん

>特に社会人とあれば、よほどのことがない限り
今の生活を捨てるリスク覚悟で、犯罪に臨むことはありません

性犯罪はその内容から、訴える側にも多大なリスクを伴います。だから加害者は多くの場合、被害届を出さないであろうおとなしそうな女性を、誰にもばれずに襲えると判断した時点で犯行に及びます。
しかも、被害が深刻なものほど、加害者は顔見知りであることが多く、被害者の口はさらに重くなります。

痴漢犯罪に関しては、私の経験上、突然予期せぬタイミングで襲われ、すぐ逃げられてしまうので、人を呼ぶ暇がないことが多いです。そのあとも、触られた程度で済んだなら警察まで呼ぶのは大げさかと思い、結局通報しません。それに味を占め、常習化する痴漢が多いのかもしれません。
なんにせよ、捕まらない自信があるから、犯罪を犯すんです。

メアドの話は、逆もありえると思います。
男性が女性にメアドを渡して、つき返される。それを他の男性に愚痴る。きっと、「最悪な女だな」「お高くとまってる」と応えると思います。
というか、そのやり取りのどこがおかしいのかよくわかりません。男だから断って責められたというより、断られたこと自体に普通怒るのでは?よかったら補足お願いします。

蜻蛉さん

>女性が円滑に男性と共に性生活を営んでいれば、そもそも女性が性的に襲われることはありません。

……それは女性に常に男性の性欲処理をしろということですか?もしそういうことならさすがに神経を疑います。女性にも心があるんですから。もし男性が同じことを強要されたらまず間違いなくいやですよね?自分がされて嫌なことは人にもしないのは基本だと思います。
それに、特定の何の問題もないパートナーがいても、スリルや征服感を味わいたいがために強姦する人もいます。
そのやり方ではどのみち性犯罪はなくなりません。

以下、A1さん、蜻蛉さん

>「法」という絶大なものに守られながらも

果たしてそうでしょうか。私はそうは思いません。本当にその通りなら、女性は性被害に遭わないはずです。防犯グッズも売れません。
警察も法も、限界があります。

男性が性犯罪の加害者になりやすいということを指しているのでしたら、そこには同意します。男性の性犯罪者がほとんどなのは事実にしても、女性が加害者になることは、現在の社会常識ではまだ珍しいですし、痴漢冤罪を企てる女性もいますから。そこはこれからもっと社会全体の意識を切り替えていかないといけないと思います。痴漢の冤罪を防ぐために科学調査をもっと利用していく必要があるでしょう。男性専用の電車を作るのもいいと思います。

>痴漢にあったと言って声を上げれば係員なり警察が来てくれる

男性だって、なにかあったら警察や係員を呼んでも構わないと思います。全ての男性が腕っ節に自信があるわけではないでしょう。自分の不得手な分野で人を頼るのがいけないこととは思いません。実際警察は通報を受ければ誰が相手でも必ず駆けつける決まりですから、特に男女で条件は変わらないと思います。
ジェンダー(社会的性役割)による偏見はあるかもしれませんけど、それも近年は随分減ってきているのではないでしょうか。

長くなってきてしまいましたので、一旦切ります。
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返信ありがとうございます2 (通りすがり)
2007-12-14 09:35:20
>自分はレベルの高い女だと思うなら、尚更レベルの低い男とでも一緒になってその男を立派にしてやる必要があるのではないでしょうか。

マイ・フェア・ジェントルマン?という感じですかね。
道徳の話に関して頷ける部分もあります。
ですが、そもそも、好きでもない上に同情心から結婚する方が相手に対して失礼では?そういうある種のエゴに満ちた人は、結局自分しか愛せません。私だったら、どんなに格好のよい人でもお断りです。

とにかく、私がもっとも言いたかったことは、「被害に遭ってからでは遅い」ということなんです。
レイプは「魂の殺人」と言われるほど、被害者に恐ろしいまでのダメージを与えます。被害者が女性であれば妊娠はもちろんですが、一番の問題は心の傷です。一度PTSDになったら、もう一生完治しません。仕事や普段の人付き合いも恐怖から長期にわたってできなくなることがあります。うつで自殺する人も決して珍しくありません。
加害者から見れば一回きりの性行為だったとしても、被害者はその一回でその後の残りの人生が滅茶苦茶になります。まず間違いなく「普通」の生活は送れません。
だから多くの女性たちは、被害に遭う前に、男性から見たら過剰とも思えるほどの警戒行動を取ります。

そういう考え方で動いている女性もたくさんいるのだと知っていただきたかったわけです。
50人の女性全てが、必ずしも男性を見下しているわけでは決してありません。
一くくりに考えられるのは、女性としては非常に悲しく思います。

私の言い分は以上です。
大変お騒がせ致しました。

あなたのブログに関してはまた、
折を見て目を通させていただきます。
自分の意見とは全く違いますけど、新鮮さ、おもしろさを見出したのは本心なので。
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