埼玉朝霞少女誘拐事件で新たな動きがあった。さいたま地検が22日付で、起訴罪名のうち監禁罪を、より法定刑が重い監禁致傷罪に変更していたという。理由は、約2年間の監禁生活で少女が重度の心的外傷後ストレス障害(PTSD)を負ったからということだか、この事件には本当に誘拐なのか、単なる同棲ではなかったのかなど不可解な点が幾つもあったはずだ。
それに、リオ五輪が終了した直後にこうした措置を地検がとったことも、国民の関心を引くためにタイミングを見計らっていたのではないかとも思える。
この事件には不可解な点が幾つもあることは既に本ブログの過去論考でも指摘しているし、また他サイトでも深い考察をしているものがある。
・岡本夏生の番組降板騒動、埼玉朝霞少女誘拐を巡るフェミニズム批判の言動が引き金か
http://blog.goo.ne.jp/grk39587/e/dcf9a1619674b9d3d31e512fccf8d0dd
・埼玉朝霞少女誘拐、監禁状態を強調するためにフェミニズムが少女を洗脳か
http://blog.goo.ne.jp/grk39587/e/c62f449a5c6e48420a70177c9db2adea
<朝霞市女子中学生監禁事件・女子生徒の様子まとめ>彼女専用の部屋とパソコンでネットショッピング。寺内は大学研究室で2泊3日の合宿に参加。(さゆふらっとまうんどのHP ブログ、より)
http://sayuflatmound.com/?p=22712
これらの論考や報道の疑問からまとめると、以下のようになる。
1.少女は監禁されていなかった、男性と同棲していた可能性
少女が生理用品や風呂など、衛生面で困ることはなかった。男性が生理用品や女性誌を買う姿が目撃されている。少女が大声を上げたりなどの不審な行動は見当たらなかった。外から鍵がかけられていた形跡は見当たらない。そもそも、1人で買い物に行ったり、宅配便の受け取りに応対することもあった。また男性が2泊3日の合宿に参加し、家を空けていたことがある。
更に、2人で外出することもあった。報道では外出時も手をつないで逃げられないようにしていたなどとしている。だが、男がトイレに行く時はどうするのか、少女がトイレに行きたいといったらどうするのか、疑問は残る。つまり外出時に一時たりとも手を離さないなどまず不可能だ。これに関してはタレントの岡本夏生もテレビ番組内で同様の疑問を呈し、「一緒に外食した時などに、交番に行ったり、大人に助けを求めるなど、色々なチャンスがあった筈、13歳~15歳という女の子の精神年齢から考えたらちょっと理解しがたい」、「世の女性達に言いたいのは、やっぱり中途半端に家出をしたりとかね。こんなことやめなさいと! 命があってよかったけど、下手すると殺されてっからね!」と注意を呼びかけた。だがこの後岡本は、一切のテレビから干される結果となった。
勿論、ネット上でも、これらの事件を疑問視する一連の発言は必ず封鎖する組織的な力が働き、被害者に対する二次被害を与える言動である、名誉毀損であるなどとして一切言わせない圧力がかかっている。
2.両親も警察も2人が同居していたのを把握していた可能性
少女発見前の特集番組での両親の言動が、「とにかく元気な姿を一刻も早く見せて」といった悲痛な言葉ではなく、「卒業証書を本人が直接受け取って欲しい」など、やけに冷静で少女が離れだ場所に暮らしているという前提で話しているように見えること、更に2年ぶりに東中野駅で車椅子に乗った少女の姿を父親が見た時に、父親は急いでそばに駆け寄るわけでもなく遠くから手を振っただけだった。
3.恋愛感情も男性から心理操作された病気として扱い、女性を全て被害者に置こうとする戦略
少女が男性に恋愛感情を持っていたとしてもそれはストックホルム症候群という病気に過ぎないとして、あくまでも少女は心理操作されているだけということで処理しようとしている。
4.少女の心理をPTSDに誘導する洗脳活動が行われている可能性
例えば警察内にも被害者の心のケアと称してフェミニズムカウンセリングが行われているだろうから、そこで少女を心理操作(マインドコントロール)する。とにかく男性に少しでも有利に働くような供述は許さない、例えば少女が、気楽に感じる時もあった、逃げようとは思わなかった、彼が好きだった、などといった供述をしたとしても、そこでカウンセラーが、「あのまま一緒にいたらいつかは殺されていた可能性が高いのよ」、などと強弁して、逃げたいと常に思い続けていたというシナリオに少女の供述をフェミ側が操作していく。
もし少女がPTSDになっていたとすれば、それはフェミ社会の理不尽さとそれに従うことを強制されたことにより少女の心が不安定になったと考えるのが自然ではないだろうか。
・埼玉・中学生誘拐 監禁致傷罪に起訴罪名を変更 2016年8月24日 12時35分(最終更新 8月24日 12時39分)
http://mainichi.jp/articles/20160824/k00/00e/040/251000c
2014年3月に埼玉県朝霞市で行方不明になった当時中学1年の少女(15)が約2年ぶりに保護された事件で、未成年者誘拐罪と監禁罪で起訴された寺内樺風(かぶ)被告(24)について、さいたま地検が22日付で、起訴罪名のうち監禁罪を、より法定刑が重い監禁致傷罪に変更していたことが分かった。被告が6月17日に窃盗罪で追起訴されていたことも判明した。
地検は、被告が14年3月10日に誘拐した少女を今年3月27日まで千葉市のマンションなどで監禁し、重度の心的外傷後ストレス障害(PTSD)を負わせるなどしたとして起訴内容を変更した。
また、13年12月24~25日ごろ、川崎市と横浜市、東京都練馬区で駐車中の車からナンバープレート計12枚を盗むなどしたとして追起訴した。捜査関係者によると、被告は少女を車で誘拐する際、身元が割り出されないよう偽のナンバーを用意したという。【和田浩幸】