社会の荒廃 研究室(蜻蛉の眼鏡)

国連の女子差別撤廃条約に基づく男女共同参画を強行する女性独裁権力(フェミニズム)の社会病理に言及、コメント欄も充実。

角田美代子自殺、北朝鮮ミサイル発射、影に隠れるフェミ報道

2012-12-12 15:14:08 | 家庭、教育

 角田美代子容疑者の自殺に北朝鮮のミサイル発射、偶然とはいえ立て続けに大きなニュースが日本を駆け巡った。また舞鶴女子高生殺害事件では被告に逆転無罪判決が出るなど、目が離せない話題が目白押しだ。

 だがそんな中、影に隠れそうな話題を一つ取り上げたい。茨城県の中学で、男性教諭が放課後に女子生徒達との会話の中で下着姿が見たいなどと発言したとして問題になったという。

・男性教諭が女子生徒達との放課後の会話で、下着姿が見たいなどと発言
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/event/crime/613727/

 この記事内容だけでは詳しい事情がわからないのだが、放課後の会話というのは授業中よりは当然緩んだ雰囲気があってもいいし、決して教諭が強行に女子生徒に対しパンツを見せろなどと迫ったというわけでもない。教諭の言葉を論って、女子が不快に思えば全部不適切としてしまうのは、単なるフェミニズムの性欲嫌悪の流れそのままだ。

 しかも教諭側が発言は不適切であったと認め謝罪したにも拘らず、更に追い討ちをかけるかのように個人面談を拒否したり、女子生徒と保護者との3者面談で「生活態度が悪いと受験の調査書に影響しますよ」という発言に抗議する女子生徒側の姿勢は理解に苦しむ。相手が男性であれば徹底的に攻撃してやろうという敵対心に摩り替わっているのではないかと思えてしまう。

 リンク先の記事にも関連ブログが幾つか掲載されているが、そこでも、女子生徒は元々生活態度が悪かったのではないか、面談での発言は何ら問題はないといった不信感を表している論調が目立つ。それに最初の下着発言に関しても、何人かいる中で何故この女子生徒の名前を教諭が挙げたのか、そこに核心があるような気がしてならない。

 学校教育でもセクハラ等の性欲嫌悪の教育が行われているのは想像に難くない。恐らく放課の時などに生徒間でスカートめくりをしたりといった男女のいたずら的お遊びもなくなってしまっているのではないだろうか。男女共学というのは、男女それぞれの性質の違いを互いに理解した上で協力し合うことを学ぶからこそ意味があるのであって、フェミニズムのような、男は悪で性加害者、女は善で性被害者、という誤った前提での教育は、男子を萎縮させ女子を横暴化させるだけである。

 そんな教育環境で育った女子生徒は男子生徒に対しては勿論のこと、男性教諭に対しても偏見の目でしか見ない。そうした社会背景の中で男性教諭が性的な発言をすれば、女子生徒が条件反射的に被害意識を抱いてしまうのも頷ける。しかしそれは既に女子生徒の心がフェミニズムによって病んでしまっていることの証でもあるのだ。

 このような女子生徒は決して特別ではなく、一般的に量産されていると考えることが出来る。盗撮や痴漢などに対する女性の意識は、性的に恥ずかしいという羞恥心ではなく、男性の性欲を絶対に許さないという嫌悪感、敵対意識が先行している。最早男性は女性から見ればゴキブリなどの害虫的存在にしか映っていないと想像できる。

 女性専用車両や女子会など女性を強調する一方、原発の現場作業や瓦礫撤去など3Kの仕事は全て男性に押し付けるなど、まさに男性は女の奴隷と化している。女性の意見をもっと反映させる社会を目指すなどとフェミニズムは主張しているが、今反映させるべきは男性の純粋な意見ではないだろうか。フェミニズムが幅を利かせている以上、この世の中は女性だけの独裁政権なのであって、男性の意見は全く反映されていない。

 フェミニズムに冒された女性は、全て自分の思い通りにならないと女性差別だと感じる。しかし全て自分の思い通りになどなるはずがない。男性のために女性が我慢しなければならないこともあるのだ。果たして女性はそれをやっているのか。私の知る限りでは見たことがない。女性も男性の意識に答えていくことが必要なのであり、それが社会全体で行われていれば、今回の女子生徒も単なる男性のぼやき程度で聞き流すことが出来たはずなのだ。その方がよっぽど女子生徒のためになると思う。まさにフェミニズムに冒された被害者と言えるだろう。加害者はフェミニズムそのものなのだ。


・男性教諭が女子生徒達との放課後の会話で、下着姿が見たいなどと発言
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/event/crime/613727/
<女生徒に下着姿見たい 男性教諭が不適切発言 茨城 2012/12/11 10:31>

 ひたちなか市立佐野中(鹿志村育男校長)で今年4月、50代の男性教諭が担任を務める3年のクラスの女子生徒(14)に対して、下着姿が見たいなどと不適切な発言をしていたことが分かった。女子生徒が学校側に相談して発覚、男性教諭は後日「不適切な発言があった」と生徒らに謝罪し、ひたちなか市教委は10月、男性教諭と校長に対して注意していた。

 学校関係者によると、男性教諭は今年4月、放課後に女子生徒ら数人の生徒と犬の「ティーカッププードル」について話していたところ、女子生徒の個人名を上げて「Tバック、いいな。見たいな」などと話したという。不快に感じた女子生徒らが学年主任に相談、約2カ月後に男性教諭がクラスのホームルームの時間に「不適切な発言をして申し訳ない」と謝罪した。

 しかし、この後も男性教諭を不快に思った女子生徒は個人面談を拒否。男性教諭が8月に、女子生徒とその保護者と面談した際に「生活態度が悪いと受験の調査書に影響しますよ」と発言したことから、今度は保護者が学校側に抗議したところ「誤解を与える表現だった」と校長と男性教諭が謝罪した。

 女子生徒はその後、男性教諭の授業中に頭痛や涙が出るなどの体調不良を訴えているという。

 学校側は11月、女子生徒のクラスに副担任をつけるなどして対応。男性教諭は「生徒と打ち解けようとする中で、誤解を与えてしまった」と説明している。同校は「教職者として不適切な発言があり、生徒や保護者に不安を与えて申し訳なく感じている。誠実に対応し、信頼関係を取り戻したい」としている。