社会の荒廃 研究室(蜻蛉の眼鏡)

国連の女子差別撤廃条約に基づく男女共同参画を強行する女性独裁権力(フェミニズム)の社会病理に言及、コメント欄も充実。

女性官僚の逮捕でフェミニズム行政の行方は --障害者団体向郵便制度悪用事件--

2009-06-17 20:21:24 | 事件、事故

 郵便制度の障害者割引制度を悪用した事件で厚労省の女性局長、村木厚子容疑者(53)が逮捕された。これまで女性の社会進出を推進すべく、労働環境整備や少子化対策など男女共同参画のあらゆる分野に身を置いてきた。女性キャリアの草分け的存在の逮捕劇で、フェミニズムの勢力は果たして揺らぐことがあるのだろうか。

 村木容疑者はこの他にも、障害者自立支援法や先日可決されたばかりの育児・介護休業法改正にも力を入れてきた。彼女を良く知る人の声は、仕事熱心といった真面目な印象の一方で、別の一面ものぞかせていた。

・「手段選ばない」「世渡り上手」…村木容疑者“裏の顔” 2009/06/16 07:23
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/event/crime/266687/

 2001年の省庁再編で厚労省が誕生した後の03年8月、同省障害保健福祉部企画課長に。障害者自立支援法の制定作業の中心となり、連日のように国会議員への説明に追われた。

 都内の障害者団体の男性理事は「仕事熱心だが、手段を選ばないところがあった」と明かす。この団体は法案に一貫して反対していたが、同課が与党への説明用に作ったチラシでは「賛成団体」にされていたという。男性は「村木さんからは『名前を載せる』としか説明されなかった。偽造とは言えないが、だまし討ちだ」と憤り、「普段は柔和だが怖い一面もあった」と話す。

 村木容疑者の夫は同じ厚労省のキャリア官僚で、省内では「出世頭の夫を“利用”して自分も出世した世渡り上手」との評もある。また、「高知ではかなりの有名人」(関係者)で、選挙が近づくたび、名前が浮上し、出馬を要請されたこともあったという。
(一部引用)

 しかし、一部では、早くも村木容疑者に対する擁護論が出ている。これも女の特権なのだろうか。

・【郵便制度不正事件】逮捕局長は「女性キャリアのエース」、衝撃の厚労省 2009.6.14 20:10
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/090614/crm0906142010020-n1.htm

 ある幹部は「女性の社会進出や、労働環境整備を主な畑にしてきた。『バリバリの官僚』というよりも、『優秀な事務官』といった感じの人。政治家とのパイプを誇示するようなこともなかった」と話す。

 また別の幹部は「自分の感覚からすると、村木さんが犯罪にかかわるなんてあり得ないと思う」と話していた。
(一部引用)

 もしこれが男性幹部の逮捕だったら、こうした擁護の声は出にくいだろうし、仮に出たとしても記事にはならないだろう。マスコミ報道も、一部では一切報道がないという指摘もある。それに、逮捕日が6月14日の日曜日、翌日は新聞休刊日というのはどうも狙い済ましたかのような疑いが拭い切れない。

 またこの村木容疑者は逮捕前の6月2日、参議院厚労委員会に政府参考人として出席したが、終始曖昧な答弁に徹したという。

・「厚労省」オンナ局長の正体 2009年06月06日10時00分
http://news.livedoor.com/article/detail/4189561/

 野党議員に追及されても、「雇用均等・児童家庭局長という立場で政府参考人として呼ばれているので、所管外の問題については答えられません」の一点張り。速記を止めて発言を促されても、「重ねて申し上げますが、所管外の問題ですのでお答えする立場にありません」と、壊れたテープレコーダーのように、5回も6回も同じ答弁を繰り返したのである。
(一部引用)

 村木容疑者は一貫して容疑を否認しているというが、逮捕前のインタビューでも、「やっていないことを最も確信を持って言えるのは私」と自信に満ち溢れた発言をしている。平気で嘘が言えるずるい女の典型例といったところだろうか。自分でやっていないと言ってそれが通るなら、痴漢でもやっていないと言えば全部無罪だ。

・郵便不正:「やってない確信」村木局長が逮捕前、疑惑否定
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20090615k0000e040062000c.html

 だが、既に捜査の外堀は埋められている。あとはどこまで村木容疑者がシラを切り通すかだろう。

・郵便不正事件 全面否認も“外堀”埋まる 2009/06/16 01:47更新
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/event/crime/266666/

 ところで、今回の事件、民主党の幹部議員の関与が噂されるなど、まだまだ新たな展開が考えられるが、こうした男女共同参画、フェミニズムに関わる不正が摘発されたのは恐らく今回が初めてではないだろうか。そして、この事件が氷山の一角に過ぎず、これまで明るみに出なかった様々な不正がフェミニズムという巨大権力の下で行われていたのではないかということだ。

 また、最も難しいのが、フェミ関連のNPOやNGOなどの審査基準が甘いのではないかということや、更に公務員採用試験で女性の採用が優先されているのではないかということだ。これらは審査に明確な線引きというものがないため、不正とは断定出来ないところが難しい。しかし、例えば公務員採用試験でも、男性1000人、女性300人が受験し、合格者は男性100人、女性70人だったらどう思われるだろうか。しかしこうした結果でも採用に不正があるとは言い切れないのが苦しいところだ。

 だが、不正というのは、法に触れなければ不正でないのかというと、それは違うと私は申し上げたい。例えば、育児介護休業法では、産休などを理由に解雇、転勤、降格など不利な処遇を禁止するとしているが、産休で休んでいる間は仕事を他の人で分け合ったり、新たに派遣社員を雇ったりといった負担が発生するのは確かだ。明らかにその間に行った仕事量は休んだ人よりそうでない人の方が多いのに、待遇を同じにせよというのは、逆に休みを取らなかった人に対する差別行為ではないか。そうした差別を正当化する育児介護休業法など撤廃すべきだと声を大にして言いたい。つまり法律そのものが不正である場合も想定しなければいけないのだ。特にフェミニズム主導で作った法律は全て不正法律とみなして差し支えないだろう。

 最後に、フェミナチを監視する掲示板に、今回の事件を簡潔に纏めた記述があったので、ここで引用して終わりにしたい。

この事件、見方を変えると厚生労働省の男女雇用均等行政の所管局長が逮捕されたということ、つまりフェミニズム行政の親分が逮捕されたということなんですね。

雇用均等法、ポジティブアクション、ワークライフバランス、女性差別撤廃条約など、まさにフェミニズム行政の悪の中核となる主要部分を担ってきた親分の正体が暴露されたということなのです。

強圧的に法律をもって男女の自然の特性や役割分担まで「固定的役割分担」として糾弾・否定し、恐怖革命を進めてきた女ヤクザのボスが逮捕されたと言えば実にわかりやすい。

事件は直接は郵便と障害者割引の問題ですが、内閣府共同参画局長と双璧のフェミニズム行政の頂点に君臨している人物の体質がいかなるものであったかという事です。

したがって、これまでのフェミニズム行政の社会に及ぼす悪業悪果の数々も、むべなるかなといった感想を持つものです。

これを機に一般庶民から掛け離れたフェミニズム行政、その抜本的見直し解体も、当然、議論されてしかるべきでしょう。
(フェミナチを監視する掲示板、2009/06/14(Sun) 21:47:03 No.61837、より)
http://www.azaq-net.com/bbs/bbs.cgi?tani6010

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