社会の荒廃 研究室(蜻蛉の眼鏡)

国連の女子差別撤廃条約に基づく男女共同参画を強行する女性独裁権力(フェミニズム)の社会病理に言及、コメント欄も充実。

結婚事情の変化に翻弄された男女 --少子化対策、専業主婦志向--

2009-06-10 21:51:11 | 結婚、恋愛

 結婚しない選択など許されて良いのか。男が女の性を求めるという極めて自然な欲求をフェミニズムは妨害し続けている。一方で高学歴女性の間にも専業主婦志向の心理変化の兆しがあるという。男性の性欲を悉く(ことごとく)敵視し排除を狙うフェミニズムの暴挙に果たして風穴を開けることは出来るのだろうか。

 先日8日放送の「たけしのTVタックル」で、少子化問題を考える特集があった。ゲストは三宅久之(政治評論家)、片山さつき(衆院自民)、森ゆうこ(参院民主)、室井佑月(タレント)、金慶珠(東海大学准教授)、だったが、何故少子化となると女性中心になるのか。男性の結婚問題などを焦点にしないところが相変わらずフェミ臭さを感じた。

 因みに、金慶珠は若い頃100回位見合いをしたが一度も実らず、未だ独身だそうだ。

 但し、今回の放送ではVTRでの森永卓郎(経済評論家)の言葉が印象的だった。彼の言い分はこうだ。「イケメンなど一部の男性に多くの女性が群がってしまう現状がモテナイ男性を生み出している。しかしモテル男に限ってろくなのがいない。男性を見極める女性の能力に問題がある。(要約)」

 いうなれば、外見より中身で人を見極められるように見る眼を女性は養えということで、全くその通りなのだが、これまでこうした女性側に対する批判的な意見というのは一切報道されなかった。しかし今回こうした意見が報道されるのは一つの変化と考えて良いかも知れない。

 だが、評価出来るのはその点ぐらいで、それ以外は相変わらずフェミ三昧の内容だった。育休切りに対する批判では、育休切りをした企業は以後公共事業の入札に参加出来ないように罰則を与えるべきといった解説がなされた。育休切りは企業罰則で、男性社員のリストラには企業罰則はないのか。そもそも育児介護休業法という法律そのものが女性優遇であり、企業負担を増やすものだ。そのしわ寄せは男性社員や派遣労働の増加などに向けられる。まさに女性は個室で優雅に過ごし、男性は大部屋で雑魚寝しろというのと同じだ。そんな不合理を正当化する育休法など即刻撤廃すべきである。

 そもそも、女性が社会進出して何か社会的利益をもたらしたのかフェミニズムは答えて欲しい。

 一方、20代高学歴女子に専業主婦志向が見られるという報道もある。

・なぜ、20代高学歴女子は「専業主婦」狙いなのか 2009/6/10 11:30
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20090610-00000002-president-bus_all 

 東京大学大学院生のリカさん(26歳)は、研究職へのエントリーシートを書きながら今日もため息をつく。
「早く寿退学したいなあ……」
 父は自営業、母は専業主婦の家庭で育ち、キャリアへのあこがれはゼロである。
「もともと尽くし系なんです。ヘラヘラしたエプロンをかけて『おかえりー』と言うほうにあこがれます」

 内閣府の意識調査によると「夫は外で働き、妻は家庭を守るべきである」という質問で女性の賛成派は20代が60代についで多いという結果が出た。ちなみに、反対派が一番多いのは40代である。
「自分が輝くための仕事すらもういらない、仕事をしなくてもいい男と結婚したい」というのが今の20代なのだ。しかし、リカさんのような高学歴女性ですら、専業主婦志向がそれほど高まっているのはなぜなのだろうか。
(一部引用、ジャーナリスト:白河桃子)

 こうした傾向を良と見るか悪と見るかは判断が難しいところである。何故なら、この記事を編集した白河桃子は「結婚したくてもできない男 結婚できてもしない女」、「こんな男じゃ結婚できない」などの著書の題目を見ればわかるように、明らかに女性が男性を見下ろす視点でしか物事を見ていない。そうした女性の記事がそもそも信用出来るのかということだ。それに白河自身は独身で結婚する志もないようだ。そんな偏屈な女性に果たして結婚を語る資格があるのか甚だ疑問だ。

 それに、派遣労働など雇用不安の広がる中で敢えて専業主婦志向になったところで、結局は贅沢な怠けた女性になるだけではないかということだ。むしろこんな厳しい時代なら、家計を男性だけに頼るのではなく、女性が家計を支えてやるくらいの覚悟が必要ではないだろうか。

 女性を専業主婦志向にするなら、男女雇用機会均等法を撤廃するなどして、男性の雇用安定化を取り戻した後にすべきだと思う。

 何れにせよ、フェミニズムが国民生活をかき乱した功罪と言えよう。時代に翻弄され幸福を掴み損ねた男や女の人生をどう取り戻せばいいのか。「私の人生を返せ」と嘆いている人は思いの外多いのではないだろうか。フェミニストはまさに犯罪的だ。

 だが、今からでも遅くはない。たとえ婚期を失った男女でも身近にいる者同士なら早速付き合ってみてはどうだろう。別に手当たり次第でもいいではないか。誰でも大差ない。

 にほんブログ村 政治ブログへ
(ランキングにご協力下さい。リンク先にも関連サイト多数。)