社会の荒廃 研究室(蜻蛉の眼鏡)

国連の女子差別撤廃条約に基づく男女共同参画を強行する女性独裁権力(フェミニズム)の社会病理に言及、コメント欄も充実。

教育基本法改正、要点は「愛国心」にあらず

2006-12-17 12:07:40 | 家庭、教育
 教育基本法の改正が今国会で成立してしまった。「愛国心」の是非が本法の中心的テーマと考えられがちだが、実はもっと奥が深い。千葉展正氏のブログにも本法についての批判が繰り広げられている。(*1)

(*1)教育基本法「改正」案を全面批判する
http://kihonhou.blog67.fc2.com/

 このブログの冒頭に、「自公合作の教育基本法『改正』案が成立すれば、サヨクや日教組が喜ぶ『教育版人権擁護法』、第二の『男女共同参画社会基本法』と化す」、とあるように、本法の問題点は今迄にも増してフェミニズム教育が行われるようになるだろうということだ。

 今でさえ、中学の教科書に夫婦別姓の概念が記載されていたり、社会科や家庭科など学校教育はフェミニズム漬けであるのに、これ以上何を教育するというのだろうか。まさか自分の両親を離婚させることを宿題に出すとでも言うのだろうか。

 また、このブログの12月12日付記事、「サギを烏と言ひくるめる議会答弁六十年前も今も変はらぬ光景」の中では、日教組が反対している法案なら賛成すれば良いといった安直な保守派に対しても警告を発している。

 「愛国心」を前面に出していかにもそれが大きなテーマであるかのようなマスコミの論調に惑わされないように気を付けたい。

【主な出来事、話題】
・虐待か、3歳女児が死亡 あざや衰弱、母親を聴取、宮城。(12/15)
・産婦人科医希望2割減、研修必修化以降、患者が立会拒否などで男性が敬遠。(12/15)
・ノロウイルスが猛威、全国中学駅伝でも欠場続出、山口。(12/16)
・ごみ袋に入った若い男性のバラバラ遺体発見、東京。(12/16)
・フィギュアGPFで韓国の金妍兒が優勝、日本勢など体調不良者続出。(12/17)