今朝のテレ朝のワイドショーで、虐めに関する討論を行っていた。本ブログの前回の論考で、虐めで自殺する子に対する批判意見が多いという話をしたが、今朝の番組でもそれに類する発言があった。虐めはどこにでもあるからむしろそれに耐えうる免疫力が必要である、虐められる側にも何か変なところがある、など、しかしこれで問題の解決に繋がるのだろうか。
虐めというのはそもそも虐める側のストレスが根源として考えられる。ストレスに耐えられずに何かに当たる。それが虐めに繋がるのではないだろうか。従って免疫力が必要というのなら、虐める側のストレスをむやみに野放しにするのではなく、虐める側が耐えることに重点を置くべきではないのか。
更に、ストレスの発生源についても考察する必要がある。虐める側の家庭環境にも着目し、子供にストレスを与えていないか検証することだ。両親が不仲であったり、共働きなど忙しいという理由で子供と触れ合う機会が少ないなど潜在的な問題はないか考える必要がある。
そして、もう一つ重要な点は、他の類似した例と比較が出来ないかどうかということだ。例えば虐め問題を職場でのセクハラ問題などに置き換えたらどうなるか。虐められる側にも問題があるというなら、セクハラの標的となる女性にも問題があるということになる。しかし実際は男性側が100%悪とされ、職場は負われ、更に民事的刑事的訴訟になることもある。女性側にも多少の非があるなどと言おうものなら、フェミニズム系の女性団体などが大騒ぎして、言論封鎖されてしまう。
虐められる側に免疫力を要求するという発想を、セクハラされる側にも同じように要求するというのなら、一つの論理としては通用するかも知れない。だが虐めの場合はされる側にも問題があるが、セクハラの場合はされる側に一切非はないというのでは明らかなダブルスタンダードだ。特に虐めの場合はする側がされる側を身勝手な理由で一方的に軽蔑したり敵視している場合が多い。これに対しセクハラの場合は得てしてする側がされる側に好意的な意識を持っている場合が多く、される側の意識だけを一方的に優先させるというのは、女性権力主義フェミニズムの独裁的な解釈に基づくものであり、あるべき姿ではない。
このように、虐め問題もそれ単体の問題として考えると泥沼にはまり結論が出ない。従って類似の例と比較することにより矛盾のない一貫性のある論理に基づき最適解を見出していくことが必要であろう。更に虐め問題を考えることにより、セクハラのような他の類似の例に関する問題点を考え直す手がかりとしていくことも重要である。
【主な出来事、話題】
・同性愛、妊娠中絶の根絶目指し「お化け屋敷」で神の教え、若者に広がる、米国。(1日)
・大阪市の職員309人が住居手当総額5千万円を不正に受給。(1日)
・コンビニに女性運転の車が突っ込み男性客重傷、兵庫。(1日)
・「男女混合名簿」を巡り異論噴出、埼玉。(2日)
・北朝鮮拉致問題で曽我さん拉致に関与の工作員の女に逮捕状。(2日)
虐めというのはそもそも虐める側のストレスが根源として考えられる。ストレスに耐えられずに何かに当たる。それが虐めに繋がるのではないだろうか。従って免疫力が必要というのなら、虐める側のストレスをむやみに野放しにするのではなく、虐める側が耐えることに重点を置くべきではないのか。
更に、ストレスの発生源についても考察する必要がある。虐める側の家庭環境にも着目し、子供にストレスを与えていないか検証することだ。両親が不仲であったり、共働きなど忙しいという理由で子供と触れ合う機会が少ないなど潜在的な問題はないか考える必要がある。
そして、もう一つ重要な点は、他の類似した例と比較が出来ないかどうかということだ。例えば虐め問題を職場でのセクハラ問題などに置き換えたらどうなるか。虐められる側にも問題があるというなら、セクハラの標的となる女性にも問題があるということになる。しかし実際は男性側が100%悪とされ、職場は負われ、更に民事的刑事的訴訟になることもある。女性側にも多少の非があるなどと言おうものなら、フェミニズム系の女性団体などが大騒ぎして、言論封鎖されてしまう。
虐められる側に免疫力を要求するという発想を、セクハラされる側にも同じように要求するというのなら、一つの論理としては通用するかも知れない。だが虐めの場合はされる側にも問題があるが、セクハラの場合はされる側に一切非はないというのでは明らかなダブルスタンダードだ。特に虐めの場合はする側がされる側を身勝手な理由で一方的に軽蔑したり敵視している場合が多い。これに対しセクハラの場合は得てしてする側がされる側に好意的な意識を持っている場合が多く、される側の意識だけを一方的に優先させるというのは、女性権力主義フェミニズムの独裁的な解釈に基づくものであり、あるべき姿ではない。
このように、虐め問題もそれ単体の問題として考えると泥沼にはまり結論が出ない。従って類似の例と比較することにより矛盾のない一貫性のある論理に基づき最適解を見出していくことが必要であろう。更に虐め問題を考えることにより、セクハラのような他の類似の例に関する問題点を考え直す手がかりとしていくことも重要である。
【主な出来事、話題】
・同性愛、妊娠中絶の根絶目指し「お化け屋敷」で神の教え、若者に広がる、米国。(1日)
・大阪市の職員309人が住居手当総額5千万円を不正に受給。(1日)
・コンビニに女性運転の車が突っ込み男性客重傷、兵庫。(1日)
・「男女混合名簿」を巡り異論噴出、埼玉。(2日)
・北朝鮮拉致問題で曽我さん拉致に関与の工作員の女に逮捕状。(2日)