A Challenge To Fate

私の好きな一風変わった音楽を中心に徒然に綴ったページです。地下文化好きな方は見てやって下さいm(_ _)m  

坂口諒之介/灰野敬二/てあしくちびる@東高円寺UFO CLUB 2015.10.21(wed)

2015年10月24日 10時16分11秒 | 灰野敬二さんのこと


坂口諒之介「舟はまた壊れる」発売記念ライブ
出演:灰野敬二、てあしくちびる、坂口諒之介(山崎怠雅,伊藤昭彦,ルイス稲毛,井上順乃介)

OPEN 19:00 START 19:30 前売\2,500(D別)/当日\2,800(D別) ※当日会場は禁煙です。

10/7(水)にデビューアルバム「舟はまた壊れる」をディスクユニオンのレーベルよりリリースする坂口諒之介のレコ発ライブです。ゲストに、栃木県足利出身の2ピースバンド、てあしくちびると、日本のロック・シーンの重鎮、灰野敬二さんをお迎えします!また、坂口諒之介はソロ・バンド両方の形態で出演します。是非皆様お越しください!

出演者紹介(敬称略)
【灰野敬二】
灰野敬二さんは、70年代から活動する、日本のロック・シーンの重鎮といえる方です。活動の形態は本当に様々ですが、どんな形態であろうと常に圧倒的な演奏で、「灰野敬二」という人間の個性を強烈に感じさせてくれる、最高に格好良いミュージシャンです。
僕が初めて灰野敬二さんのライブを観たのは2010年、ジム・オルークさん、オーレン・アンバーチさんとのトリオでの演奏でした。三人のあまりの格好良い演奏に涙が出たのをはっきりと覚えています。それ以来ずっと大好きなミュージシャンです。今回出演を承諾して頂けてとても嬉しく、感謝しています!

【てあしくちびる】
男性アコギボーカルと女性バイオリンボーカルのデュオです。凄まじいグルーヴ感の演奏、ラップや歌に乗せて連射される言葉。一度聴いたら忘れられません。本当にかっこいいグループです!
僕がてあしくちびるのライブを初めて観たのは昨年の夏頃ですが、その刺激的な音楽に衝撃を受け、ライブが終わったあと興奮してギターの河内伴理さんに話しかけたのはいい思い出です。今回お二人に出演して頂けてとても嬉しいです、ありがとうございます!

僕、坂口諒之介は、弾き語りソロとバンド編成の両方で出演します。気合入れて臨みます。
バンドメンバー(敬称略)
坂口諒之介(Vo,Ag)
伊藤昭彦(Ag,Cho)
山崎怠雅(Gt,Cho)
ルイス稲毛(Ba)
井上順乃介(Dr)
よろしくお願い致します!

●てあしくちびる

(写真の撮影・掲載については出演者の許可を得ています。以下同)

北関東からの使者・栃木出身のこの二人組の衝撃度はハンパない。2年前の夏に初めて観た時、筆者も坂口と同じように、興奮して話しかけ、自主制作のCDRを送ってもらうようオーダーした。それ以来3回程観ているが、弾語り系のイベントでも、秩父4Dでノイズや即興に囲まれても、灰野敬二との対バンでも、自らは全く自然体のままで、何故かわからないけど馴染んでしまう不可思議な佇まいは、トラッド、フォーク、プログレ、パンク、ラップ、クラブミュージックが何が何だか同居している二人の世界では決して不可思議ではないのだろう。

てあしくちびる「死」(詩:萩原朔太郎)@秋葉原CLUB GOODMAN



●灰野敬二


灰野のUFO CLUB出演は昨年5月31日の久下惠生とのデュオ(対バン友川カズキ×坂本弘道)以来。椅子に座ってピック無しでギターの弾語り。サンプラーで音を重ねて行くプレイは10年前まで早稲田大学近くにあったライヴカフェ「ジェリージェフ」で定期的に開催されていた灰野のソロライヴを思わせる。たかだか10年前なのに、遠い昔のセピア色の記憶に似た郷愁とそこで知り合った数人の灰野ファンを思い出す。織り重なるギターの上に気紛れな言葉が散りばめられる演奏は、時間感覚を蕩けさせる甘美な世界だった。

Keiji Haino @ Cafe Oto, London 9.4.11



●坂口諒之介


坂口とは灰野のライヴ現場で何度か顔を合わせたことがあるが、歌を聴くのは初めて。朴訥としたキャラクターに相応しい繊細な歌声は、しかし思いの外頑強な意志の力に支えられている。ハイトーンのファルセットから、CDのプロデュースを担当した山崎怠雅をはじめとする曲者揃いのサイケデリックロックをバックにしたシャウトまで、小柄な坂口から溢れ出る想いの奔流の波間に浮かぶ舟に乗って、聴き手の心はゆらゆら揺れる。歌が終わったら舟は壊れてしまうかもしれないが、歌い続ける限り舟は何度でも甦ることだろう。



セットリスト
弾き語り↓
1.雪
2.遺伝子の夜
3.記憶と暮れる
4.別離
バンド↓
5.舟はまた壊れる
6.真っ白いところ
7.森
8.夜
弾き語り(アンコール)↓
9.痛みの後に

坂口諒之介 「舟はまた壊れる」


ギターとヴァイオリン
ギターと言葉
歌とギター

Comus - Diana
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