A Challenge To Fate

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【JazzTokyo#294更新】LP4枚の極端音楽旅行~ペーター・ブロッツマン、灰野敬二デュオ / ここ(存在)に生み落とされる知性は 若過ぎる

2022年10月03日 00時42分14秒 | 灰野敬二さんのこと

音楽情報サイト「JazzTokyo Jazz and Far Beyond」の最新号が公開された。剛田武は以下の記事を寄稿した。

●ペーター・ブロッツマン、灰野敬二デュオ / ここ(存在)に生み落とされる知性は 若過ぎる

#2206 『Peter Brötzmann / Keiji Haino Duo / The intellect given birth to here (existence) is too young』

Black Editions 4LP:BE-1005/PT006

Peter Brötzmann – B-flat Clarinet, Tárogató, Tenor Saxophone
Keiji Haino – Electric Guitar, Drum Kit, Percussion, Voice

LP 1
Begging your pardon, Master Sokushinbutsu
You have sacrificed your body for us
But things continue to worsen

すいません 即身仏様
あなた方が 身を捧げてくださっているのに
どんどん悪くなっています

LP 2
The beginning or the end
which will be the first to admit its opponent?
A landscape never glimpsed before
is on the verge of manifestation

はじまりと終わり
どっちが先に相手を受け入れられるか?
まだ見たことのない風景が
現れそうだ

LP 3
The intellect given birth to here (existence)
is too young

ここ(存在)に生み落とされる知性は
若過ぎる

​LP 4
The wound that lapses into this world
can sometimes be bigger
than the wound that was dropped here

生み堕とされた傷のほうが
生み堕とした傷よりも
大きくなることがある

LP 1 & 2 recorded August 4, 2018 (Zebulon, Los Angeles, CA.)
LP 3 & 4 recorded August 8, 2018 (The Chapel, San Francisco, CA)

毎回新しい旅が始まる至福のコラボレーション。
ブロッツマンと灰野という二人の音楽家の長い人生の旅路の交差地点が4枚のレコードに集約されているように感じられる。

https://brotzmannhainoduo.bandcamp.com/



黒い箱
Purple Trap
8面相

Peter Brötzmann / Keiji Haino Duo

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