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A Challenge To Fate

私の好きな一風変わった音楽を中心に徒然に綴ったページです。地下文化好きな方は見てやって下さいm(_ _)m  

KAWAii!!恐怖の世界征服計画~きゃりーぱみゅぱみゅぱみゅ「インベーダーインベーダー」

2013年05月08日 00時16分45秒 | ガールズ・アーティストの華麗な世界


原宿系の仮面の下に地下組織の女帝の素顔を隠し暗躍してきたKAWAii!!テロリストきゃりーぱみゅぱみゅ(20)がいよいよ本格的に世界制覇に向けて牙を剥き出しにした。2ヶ月に亘る世界100%KPP浄化計画で行く先々で無血クーデターを成功させ、その快進撃は緊急ニュースとしてTV・新聞等で大きく報じられた。革命半ばにして投下され倭国黒歴史を白日の下に晒した「にんじゃりばんばん」のウィルスが世俗を浸食し尽くすのを確認する間もなく大本営発表された「侵略者&侵入者」という身も蓋もないスローガンは計画通り旧ソ連が初の有人宇宙衛星船の打ち上げに成功し「地球は青かった」という至言を生んだ世界宇宙飛行の日に西方加州羅府にて史上初めて詔勅され亜米利加人を震撼させ1994年ロサンゼルス大地震以来の恐慌状態に陥れた。倭国帝都ではKPP革命凱旋集会たるKAWAii!! MATSURiにて披露され一万余人の「おっしゃ Let’s 世界征服DA! DA! DA!」という熱狂的なシュプレヒコールに迎えられた。











●ニューヨーク公演ライヴレポートはコチラ
●KAWAii!! MATSURiライヴレポートはコチラ

革命の思想的背景たるKPP至上主義に関しては図らずもKPP広報誌の役割に供することとなった創刊19年を数えるサブカル誌Quick Japan vol.107に詳しいので参照されたい。KPPの仮面の下の100%自分哲学の神髄を自ら包み隠さず吐露した檄文である。


3億円犯人のモンタージュに封印された頭脳警察の発禁=Fuckin'アルバム収録の「世界革命戦争宣言」にも準えられ獣の数字666に倣う6thシングル「インベーダーインベーダー」の情宣映像ではこれまで神秘のベールに包まれ禁忌すべきものとして人の口に上ることも稀だった悪魔払いの儀式が生々しく描写され観る者すべてを洗脳する。恐るべき戦慄に打ち震える残酷な映像であるがこれとてKPP洗礼秘儀に比べれば赤子をあやすかの如き慈愛に満ち溢れた光景だという衝撃の事実には100%以上の畏怖の念を禁じ得ない。







KPP=Kyary Pamyu Pamyu
KKK=Ku Klux Klan
KKKKKK=コチラ

KPPは21世紀のジャンヌ・ダルクか?ローザ・ルクセンブルクか?はたまたアンネ・フランク・ザッパか????




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ひとこと (臼井淳一)
2013-05-08 23:49:15
きゃりーぱみゅぱみゅにしても、ももいろクローバーにしても、僕はくだらないと思っています。
なぜか?
音楽は耳で体感するものでしょう?
チャーリー・パーカーやモーツアルトがPVを作りましたか?
映像の魅力で訴えたいのならば、映像作家になればいい話です。
視覚以外に話題を取れないのならば、音楽家としては敗北です。
灰野敬二やメルツバウやノイズミュージックなど、日本のアングラ音楽に傾倒してきたひとたちが、近頃になって、年齢が若いだけの女子にキャーキャー言っている現実を、僕は情けなく思っています
※ケンカを売るつもりはないのですが、貴方ならば僕の言うことが、少しはわかるだろうと、敢えて書いてみる次第です
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さりとて (miro)
2013-05-09 00:30:13
臼井さま

いつもありがとうございます。おっしゃることはよくわかります。

灰野をはじめとする地下音楽とアイドルを同列に扱っている訳ではないことは読んでいただければご理解いただけることと思います。

ただし世の中は陰と陽で成り立っています。面白いのは真実の存在(アングラ音楽)があれば、その対極に(中味のない/くだらない)ハイプ現象が常に存在し、それで世の中のバランスが保たれていることです。

地下音楽を取り上げるサイトやブログの多くは片方だけに偏りがちですが、それは楽だし居心地いいけれど面白くない。両極を体験することでダイナミックで刺激的な藝術/宇宙観が生まれるのです。

時折両者が衝突し「前衛とポップの融合=カオス」が生じこれまでにない新たな発光体=藝術が誕生するのだと思っています。

これからも新たな地平を求めていきたいと思いますので宜しくお願いします。
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