クラシック輸入盤・新譜情報/グッディーズ

コメントはメーカー案内書より抜粋です。お問い合わせ:goodies2@pc.highway.ne.jp

09-04 No.14

2009年04月10日 09時42分14秒 | Weblog
<WEITBLICK>
SSS0067-2 2枚組 \3960
ベートーヴェン:ミサ・ソレムニス
ヘルベルト・ケーゲル指揮
ライプツィヒ放送交響楽団、同合唱団
エンリケタ・タレス(S)、
ヴィオレッタ・マジャロヴァ(A)、
セルゲイ・ラリン(T)、クルト・リドル(Bs)、
ヨアヒム・ダリツ(Org)
録音:1987年12月30、31日ベルリン・コンツェルトハウス
(シャウシュピールハウス)、
ステレオ・ライヴ録音
聴いていて心がほぐされ、癒されるような「ミサ・ソレムニス」は実に珍し
い。極度の集中力や悲劇性を持つ音楽をたびたび奏でたケーゲルが、こんな
穏和な演奏をしたこともあったのだ……(許光俊氏のライナーノートより)
第九を凌ぐベートーヴェンの最高傑作「ミサ・ソレムニス」。古巣のライプ
ツィヒ放送響に戻ってきたケーゲルは一時の強烈なアプローチを廃し、かな
り遅めのテンポを採用し、慈愛に満ちた優しい微笑みをもってこの大曲の真
髄に迫ります。ヒットアイテムとなった「第九」(SSS0066)と同年の演奏で
す。ケーゲルは合唱指揮者からキャリアをスタートしただけに、合唱の取扱
いも厳格なだけに留まらず、分厚いハーモニーを紡ぎだすことに成功してい
ます。この1987年12月は、レーガン、ゴルバチョフによるINF(中距離核戦力)
全廃条約締結があり、世界は冷戦の終結に向けて歴史的な前進を遂げたので
す。※英語、日本語、ドイツ語によるライナー・ノート付。

SSS0097-2 \1980
ブラームス:ピアノ協奏曲第2番
アリシア・デ・ラローチャ(P)
オイゲン・ヨッフム指揮
ベルリン・ドイツ響(西ベルリン放送響)
録音:1981年6月7,8日 フィルハーモニー・ベルリン
ステレオ・ライヴ録音
例えば第1楽章の主題が長調から短調へと転じる一瞬、ラローチャの指先から
は繊細の極みの弱音が生まれ、とてつもない寂寥感を漂わせるが、再び長調
となれば、温かな母性が最大の慰めで淋しさを包み込む。対するヨッフムも
ラローチャの表現の万華鏡を心からめでつつ、的確な棒さばきで室内楽的な
対話を繰り広げる。(池田卓夫氏のライナー・ノートより)
巨匠オイゲン・ヨッフム+ベルリン・ドイツ響のブラームス・プロ第1弾発売
です。ソリストには全盛期のラローチャを迎えて南欧風のリラックスと濃厚
なロマンを謳い上げます。楽曲初演から100年を記念してラローチャは、この
年の5月には、日本で朝比奈隆指揮大阪フィル、山田一雄指揮日本フィルとも
この曲を披露しています。デッカ、RCAにも録音がなく、「ラローチャのドイ
ツ物」の実力を知る好企画です。後半プロは第1交響曲!で、これも発売が決
定しております。
英語、日本語、ドイツ語によるライナー・ノート付。




<QUERSTAND>
VKJK0812 2枚組 \3360
「メンデルスゾーン・アンソロジー 第1巻」
「今、皆が聴き入っている!皆が!」-音楽と手紙
(1)ヴァイオリン・ソナタ へ短調Op.4(1823)
(2)ピアノ四重奏曲 ロ短調Op.3(1824/5)
(3)弦楽四重奏曲 へ短調Op.80(1847)
(4)歌曲「歌の翼に」「秋の歌」「恋人の手紙」「旅の歌」「森の城」
「夜の歌」「ヴェネチアの舟歌」「最後の喪失」「月」、他
(5)手紙 「ゲーテと過ごした日」「ショパンと会って」、他
リーゼ・クラーン(Pf(ハンマーフリューゲル))
マリエッタ・ツムビュルト(S)
イトゥリアガ四重奏団
ドゥルス・グリューンバイン(朗読)
録音:2009年
1枚目の収録曲を演奏しているイトゥリアガ四重奏団は、1996年にライプツィ
ッヒにて設立。個性的で優秀な技術と、メンバー同士の信頼性が好評を得て、
2000年にヨーロッパ放送連合のコンテストで1位を獲得。有名なコンサートホ
ールやヨーロッパの主要な音楽祭、また2003年には韓国、2006年には南アメ
リカと活動の場も広げつつある。そして今回、ついに日本に上陸!その演奏に
乞うご期待である。
2枚目は、歌曲とメンデルスゾーンの手紙。ドイツ語満載で、彼の時代にタイ
ムスリップしたような心地に浸ることができる。

VKJK0830 \1680
「メンデルスゾーン・アンソロジー 第3巻」
「メンデルスゾーンと彼の時代2」
(1)メンデルゾーン:歌曲「セレナーデ」
(2)ニールス・ゲーゼ:男声合唱曲(3曲)
(3)メンデルスゾーン:
合唱曲「ルイ・ブラス」からの歌(ロマンス)Op.77-3、
カノン「賢者ディオゲネス」、ピアノとハープの為の「夕べの鐘」、
創立記念祭(男声合唱)
(4)イーグナーツ・モシェレス:ピアノ曲(2作品)
(5)ユリウス・リエツ:歌曲「木のそばで」他2曲
(6)フェルディナンド・ダヴィッド:
ヴァイオリンとピアノの為の「バラード」他6曲
(7)メンデルスゾーン(ダヴィド編):
無言歌「ヴェネチアの舟歌」(ヴァイオリンとピアノ版)
ライプツィッヒ・マイスター六重唱団
アンドレアス・ハルトマン(Vn)
アルブレヒト・ハルトマン(Pf)
ディルク・フィッシュベック(Pf)
クリスティーナ・エンゲルケ(Hrp)
グン・ウク・リー(B)
ウン・ジョン・キム(Pf)
マニヤ・エッカート(A、MS)
クリスティン・ヘンネベルク(Pf)

録音:2009年
メンデルスゾーンが、ベルリンで音楽的な環境に浸り始めた10代から、才能
を開花させ、フランクフルト、デュッセルドルフ、ライプツィヒで、輝かし
い活躍をしていた良き日、30歳ぐらいまでに、仕事で、またはプライヴェー
トで出会い、お互いに影響を与えあった音楽家達の作品が集められている。

VKJK0809 2枚組(1枚価格) \1680
「メンデルスゾーン・アンソロジー 第6巻」
「交響曲の至宝と2台のピアノの為の協奏曲」
(1)序曲「ルイ・ブラス」Op.95/
(2)2台ピアノと管弦楽のための協奏曲 変イ長調/
(3)2台ピアノと管弦楽のための協奏曲 ホ長調/
(4)交響曲 第3番イ短調「スコットランド」Op.56
高橋直史指揮
アウエ・エルツゲビルゲ・フィルハーモニー
アレクサンダー・マイネル(Pf)
クリスティアン・マイネル(Pf)
録音:2009年11月8日アウエ
ドイツで認められ、オペラとオーケストラ・コンサートの両輪で活躍を開始
した実力派の若手指揮者、高橋直史。メンデルスゾーン生誕200年の今、彼の
解釈によるメンデルスゾーンの世界は、日本人としては見逃せない。高橋&
エルツゲビルゲ・フィルはシューマン没後150年コンサート・ライヴの協奏曲
集(VKJK0633)でも好評をえていた。

VKJK0826 \1680
「メンデルスゾーン・アンソロジー 第7巻」
「木管楽器奏者の為の技巧」
メンデルスゾーン:
コンツェルトシュテュック第1番Op.113,第2番Op.114
(クラリネット、バセットホルン、ピアノのための)
クラリネット・ソナタ 変ホ長調
ダンツィ:バセットホルン・ソナタ ヘ長調
カール・ベアマン(1811-1885):
デュオ・コンチェルタントOp.33(2本のクラリネットとピアノのための)
アンドレアス・レーネルト(Cl)
フォルカー・ヘムケン(バセットHr,Cl)
王曉嵐(シャオ・ラン・ワン)(Pf)
録音:2009年
演奏者レーネルトとへムケンは、長いことライプツィヒ・ゲヴァントハウス
管のメンバーであった。彼らが、ここに収められている作品を選択したのに
は、バセットホルンという楽器にとって、ダンツィとベアマンの存在が、大
変大きいということを意味している。特にベアマン・ファミリー(クラリネッ
ト、およびバセットホルン奏者だったカール・ベアマンと息子で作曲も手が
けるヘンリック・ベアマン)は、メンデルスゾーンと芸術を通して大変親し
い間柄にあり、お互いの音楽性に影響を与えあったことは間違いない。レー
ネルトは、「メンデルスゾーンが長年、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管
弦楽団を率いて、強い影響を及ぼしたことは周知のことだが、それだけに留
まらず、人は驚くかもしれないが、メンデルスゾーンの精神は未だ、このオ
ーケストラに息づいている。メンデルスゾーン生誕200年を記念し、この年を
素晴らしい『音楽の祝賀の年』とすることが重要だ」と語っている。

VKJK0907 \1680
「メンデルスゾーン・アンソロジー 第8巻」
メンデルスゾーン:歌劇「兵士の恋」(1幕の音楽喜劇)
エリック・ソレーン指揮
アルテンブルグ=ゲラ・フィルハーモニー管弦楽団、
チューリンゲン劇場&フィルハーモニー・オペラ合唱団
録音:2009年
この「兵士の恋」は、メンデルスゾーンが11歳のクリスマスに作曲し、両親
にプレゼントしたジングシュピール(台詞付き音楽劇)である。お話は、ナポ
レオン軍がスペインを占領した頃、フランスの大佐フェリックスは、スペイ
ンの伯爵夫人と恋に落ち、ちょうど同じ頃、大佐の兵士ビクターは伯爵夫人
のメードツェルビーネと浮気をする。政治情勢のために、両方のカップルは、
関係を秘密にしているが、兵士ビクターは、ツェルビーネとの恋を実らせる
ために策を講じる。さてさて、結末は…?10代にして、大作曲家としての才
覚を見せ始めた若きメンデルスゾーンの才能を充分に楽しんでほしい。

VKJK0920 \1680
「メンデルスゾーン・アンソロジー 第10巻」
「メンデルスゾーン年鑑」-フェリックス メンデルスゾーンの人生
(ミハエル・シュルテ監修)
1.脱出(1811)/2.尊敬すべき家庭教師(1819)/3.心気症のベルガー氏(1820)
/4.私的問題に関する顧問ゲーテとのおしゃべり(1821)/5.日曜日の音楽
(1822)/6.不機嫌なケルビーニムッシュ(1824)/7.最初の傑作(1825)/
8.マタイ受難曲(1829)/9.大旅行(1830-1832)/10.第4又は第5シンフォニ
ー?/・・・/21.王室のような死(1847)
ハンネローア・ホーガー,マックス・シモニシェク,コリーナ・キルヒホフ,
ペーター・フリッケ,他
録音:2009年
「メンデルスゾーン・アンソロジー全10巻」ならではのCD「メンデルスゾー
ン年鑑」。メンデルスゾーンの人生を、ドイツで活躍している俳優陣が、再
現する。『メンデルスゾーン通』を目指すなら、是非、聞きましょう。 
(音楽CDでは、ありません。)

※メンデルスゾーン・アンソロジー今後の発売予定(詳細不明)
VKJK0805
第2巻 「メンデルスゾーンと彼の時代1」

VKJK0831
第4巻 「メンデルスゾーンと彼の時代3」

VKJK0832
第5巻 「メンデルスゾーンと彼の時代4」

VKJK0910
第9巻 「ディアローグ」-ヴァイオリンとピアノのための室内楽


VKJK0834 \1680
ブラームス:ドイツ・レクイエムOp.45
フランツ=ぺーター・フーバー指揮
マイニンゲン宮廷楽団、フルダ大聖堂聖歌隊
ナターシャ・ユング(S)、ペーター・シェーネ(Br)
録音:2008年10月25日フルダ大聖堂、ライヴ
ドイツ・レクイエムは、ラテン語の典礼文ではなく、ブラームスがルター訳
の聖書からテキストを選び、作曲されており、彼の信仰観や死生観が推し量
られる興味深い作品となっている。さらにそれはもはや「死者」のための音
楽ではなく、すべての人に贈られる慰め、そして「生きる」ということの尊
さであふれている。
演奏は、ブラームスとも縁の深いマイニンゲン宮廷楽団である。1885年まで、
このオーケストラの指揮、指導を担当していたハンス・フォン・ビューロー
が、ブラームスの作品発表の場として、このオーケストラを提供したことで、
ブラームス自身も指揮をした機会がある。ビューローによって鍛えられた緻
密な演奏は、当時から高い評価を受けていたが、それから120余年経った今も、
この伝統あるオーケストラは、きっとブラームスの真髄を再現してくれるこ
とだろう。指揮は、1997年12月以来ずっと、フルダ大聖堂聖歌隊の指導を務
めるフランツ=ペーター・フーバー。200年以上の歴史を有する聖歌隊は、音
楽大使として、聴く者を満足させるに違いない。

VKJK0821 \1680
ドイツ民謡集「夜に来て」
民謡:いざ、時は来た
ハスラー:あなただけに
ハスラー:黒い雲がやってくる
シューベルト:菩提樹
メンデルスゾーン:春の喜び
メンデルスゾーン:森の別れ
メンデルスゾーン:私の歌
民謡:小さな狩人
民謡:雪山には
ブラームス:猫背のフィドル奏者
民謡:妹よ妹よ
民謡:いとしのメッセンジャー
民謡:ああ、できることなら
民謡:いとしの人よ
民謡:僕の想いの全ては
ゴーレ(1942-):小さな愛の歌
ゴーレ:夜
民謡:眠りの精
民謡:疲れた私は眠る
グレゴア・マイヤー指揮
ライプツィヒ・ヴォーカル・コンソート
録音:2008年9月、11月
「ドイツ民謡」は本当に何曲あるというのだろうか?日本でもよく知られて
いるドイツ民謡も少なくない中、この曲集を聴くと、まだまだ知らないドイ
ツ音楽の世界に触れることができる。
2002年にロベルトシューマン国際コンクール、合唱部門で金賞を受賞した、
マイヤー率いるライプツィヒ・ヴォーカル・コンソートは、繊細でかつ生き
生きとした解釈で、まだあまり知られていない作品の味わい深さを私たちに
紹介してくれることだろう。

VKJK0811 2枚組 \3360
「神の意志に従い」
-イェルク・ヘルヒェット(1943-):オルガン作品集
「オルガンの為のコンポジション1(I-VIII)」よりIII、VII
「オルガンの為のコンポジション2(I・II)」
「オルガンの為のコンポジション3」よりI
「神の意志に従い」-「オルガンの為のコンポジション3」より(XV-XXI)
ガリー・フェルカーデ(Org)
録音:1993-2007年
演奏は、オルガン奏者であり、作曲家でもあるガリー・フェルカーデ。彼は、
オルガンと電子(シンセサイザーやコンピューター)音楽の上演に特別の興味
を持ち、オルガン界のニュー・ミュージックにおける開拓者だ。即興演奏家
として、ダンサー、写真家、画家とのコラボも試みるなど、その活動内容は
興味深い。新しい活動に積極的であると同時に、従来のオルガン文学への彼
の深い関心は、オルガン演奏、古い音楽のパフォーマンス実行と作曲に関す
るエッセイと記事の出版に結びついた。ガリーは、ヘルヒェットの音楽につ
いて、こう語っている。「私がヘルケットについて考える時、真っ先に思い
浮かぶのは絵だ。私は冬の夜に歩き、輝く星を見る。彼の音楽は、比較的静
かに、しかしそれは連続的に、それ自体で回転し、展望を変更する法外的な
詩のように、私の心を揺さぶる。…」

VKJK0827 \1680
ルドルフ・マウエルスベルガー(1889-1971):
ルカ受難曲(1945)
エッケハルト・クレム指揮
ドレスデン・ジングアカデミー
録音:2009年
全曲合唱で歌われる通作型受難曲。この「ルカ受難曲」は、1945年、戦火の
中、破壊されたドレスデン市の廃墟にて、1930年代から1960年代にかけて第
25代のドレスデン聖十字架合唱団の楽長を務めたマウエルスベルガーによっ
て作られた。この年、ドレスデンは、空襲を受け、聖堂が破壊され、少年合
唱団員の何人かも死んだのである。60年余りが過ぎた今でも、この曲はドレ
スデンの人々に愛され、2009年、作曲者の120回目の誕生日、およびドレスデ
ン・ジングアカデミーの125周年記念を記念して録音された。

VKJK0908 \1680
「月は密やかに昇る」
-古い民謡 新しいギター音楽-
ヴェルナー:野ばら/民謡:美しい草原で/
ツッカルマグリオ:月は密やかに昇る/
ブラームス:小さな眠りの精/
ヨハン・アブラハム・ペーター・シュルツ:月が出ました/
他、ツッカルマグリオ、ジルヒャー、ブローウェル、ジョビム、ロルカ、
イベール、グリュック、ファリャ、ウェーバー、ヴィラ=ロボス、
ベーレント、の作品全18曲
マルティン・ペッツォルト(T)
マルティン・ヘプフナー(G)
録音:2009年
度々、来日しているテナー歌手マルティン・ペッツォルトと、日本ではまだ
あまり知られていないが、ライプツィッヒでフリーの音楽家として多彩な活
動をしているマルティン・ヘプフナーのコラボ作品。
「ちょっと一服して、我々と一緒に歌いましょう。ファミリーや友人の環で、
情熱的に歌を歌う、我々祖先の伝統を思い出してください。我々は、あなた
が、私たちのドイツ民謡を歌うことが好きだと確信し、そして、あなたが楽
しめることを祈っています。」(CD付録より)
オペラ歌手活動をしているマルティン・ペッツォルトから想像して、このCD
は地味な印象があるが、彼らの祖国に対する思いを込めた作品なのだろう。
懐かしい民謡と交互に、ギターの名人的な演奏も楽しめ、老いも若きも一緒
に楽しめる1枚。

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09-04 No.13-1

2009年04月09日 15時41分00秒 | Weblog
<SONY BMG CLASSICAL> ※曲目は収録予定曲です
8869748904-2 2枚組 \1850
ハイドン:初期ロンドン交響曲集
<Disc1>
交響曲第93番ニ長調
交響曲第94番ト長調「驚愕」
交響曲第95番ハ短調
<Disc2>
交響曲第96番ニ長調「奇蹟」
交響曲第97番ハ長調
交響曲第98番変ロ長調
ジョージ・セル指揮クリーヴランド管弦楽団
ハイドン演奏では定評のあったセルのハイドン。新たにDSDマスタリングが施
され、音質が飛躍的に向上している。

8869750821-2 \1850
マーラー:交響曲「大地の歌」
ケント・ナガノ指揮
モントリオール交響楽団、
クラウス・フローリアン・フォクト(アルト)、
クリスティアン・ゲルハーエル(バリトン)
ソニー・クラシカルからの第2作。第1作のブルックナー「ロマンティック」
に続くのは、マーラーの歌付交響曲。チクルス化の予定。

8869748045-2 12枚組 \3300
ハイドン:ロンドン交響曲集、パリ交響曲集、『天地創造』、ミサ曲集
<Disc1>
交響曲第82番ハ長調「熊」
交響曲第83番ト短調「めんどり」
交響曲第84番変ホ長調
<Disc2>
交響曲第85番変ロ長調「王妃」
交響曲第86番ニ長調
交響曲第87番イ長調
<Disc3>
交響曲第93番ニ長調
交響曲第94番ト長調「驚愕」
交響曲第95番ハ短調
<Disc4>
交響曲第96番ニ長調「奇蹟」
交響曲第97番ハ長調
<Disc5>
交響曲第98番変ロ長調
交響曲第99番変ホ長調
<Disc6>
交響曲第100番ト長調「軍隊」
交響曲第102番変ロ長調
<Disc7>
交響曲第101番ニ長調「時計」
交響曲第103番変ホ長調「太鼓連打」
<Disc8>
ミサ曲第9番ハ長調「戦時のミサ」
<Disc9>
ミサ曲第11番ニ短調「ネルソン・ミサ」
交響曲第88番ト長調「V字」
<Disc10> <Disc11>
ミサ曲第14番変ロ長調「ハルモニー・ミサ」
<Disc12>
ミサ曲第12番変ロ長調「テレジア・ミサ」
レナード・バーンスタイン指揮
ニューヨーク・フィルハーモニック、
ロンドン交響楽団&合唱団(テレジア・ミサ)ほか
バーンスタインがCBSに録音したハイドン録音を12枚のCDに集大成。大編成の
オーケストラをドライヴするが、意外なほど清澄な音楽を聞かせる。

8869748044-2 7枚組 \3550
ハイドン:交響曲集
<Disc1>
交響曲第41番ハ長調
交響曲第42番ニ長調
交響曲第43番変ホ長調「マーキュリー」
<Disc2>
交響曲第44番ホ短調「悲しみ」
交響曲第51番変ロ長調
交響曲第52番ハ短調
<Disc3>
交響曲第45番嬰ヘ短調「告別」
交響曲第46番変ロ長調
交響曲第47番ト長調
<Disc4>
交響曲第50番ハ長調
交響曲第64番イ長調
交響曲第65番イ長調
<Disc5> 交響曲第83番ト短調「めんどり」
交響曲第84番変ホ長調
<Disc6>
交響曲第85番変ロ長調「王妃」
交響曲第86番ニ長調
交響曲第87番イ長調
<Disc7>
交響曲第88番ト長調「V字」
交響曲第89番ヘ長調
交響曲第90番ハ長調
ブルーノ・ヴァイル指揮
ターフェルムジーク・バロック管弦楽団
ピリオド楽器のエキスパートによる充実したハイドン演奏を7枚のCDにパック。

8869743304-2 3枚組 \2400
ハイドン・マスターワークス・コレクション
<Disc1>
歌劇「当てはずれの不貞」序曲
交響曲第94番ト長調「驚愕」より第2、第3楽章
交響曲第100番ト長調「軍隊」より第2楽章
ピアノ協奏曲ニ長調Hob. XVIII:11より第3楽章
トランペット協奏曲変ホ長調より第3楽章
オラトリオ「四季」-「春」より「第2曲 来よ、のどけき春」&「第4曲 ア
リア:農夫は今、喜び勇んで」&「冬」より「第39曲 それから、大いなる朝
がやってきた」
弦楽四重奏曲第81番ト長調より第1楽章
「皇帝賛歌」の主題による変奏曲
交響曲第99番変ホ長調より第4楽章
<Disc2>
交響曲第101番ニ長調「時計」より第1楽章
オラトリオ「天地創造」より「第1曲 ラルゴ:混沌の描写」、
「第4曲 喜ばしき天使たちの群れは驚きをもって」
交響曲第85番変ロ長調「王妃」(全曲)
弦楽四重奏曲第77番ハ長調「皇帝」より第2楽章(「皇帝賛歌」の主題による
変奏曲)
弦楽四重奏曲作品51「十字架上のキリストの最後の7つの言葉」よりイント
ロダクション
交響曲第98番変ロ長調より第2楽章
弦楽四重奏曲第43番ニ短調より第1楽章
交響曲第46番ロ長調より第3楽章
交響曲第102番変ロ長調より第4楽章
<Disc3>
交響曲第101番ニ長調「時計」より第2楽章
ミサ曲第12番変ロ長調「テレジア・ミサ」より「キリエ」
ピアノ協奏曲ニ長調Hob. XVIII:11より第2楽章
ヴァイオリン協奏曲第1番ハ長調より第2楽章
ヴァイオリン、オーボエ、チェロ、ファゴットのための協奏交響曲変ロ長調
より第2楽章
交響曲第93番ニ長調より第2楽章
チェロ協奏曲第1番ハ長調より第2楽章
ピアノ三重奏曲第45番変ホ長調より第2楽章
弦楽四重奏曲第82番ヘ長調より第3楽章
交響曲第97番ハ長調より第2楽章
レナード・スラットキン指揮
フィルハーモニア管弦楽団、
シギスヴァルド・クイケン指揮
ラ・プティット・バンド、東京クヮルテット、エフゲニー・キーシンほか

8869746985-2 \1850
「エクスペリエンス-ライヴ・フロム・ニューヨーク」
ショスタコーヴィチ:ジャズ組曲第2番より「ワルツ2」
ショスタコーヴィチ:映画音楽「馬あぶ」より「ワルツ」
ショスタコーヴィチ:チェロ協奏曲第1番変ホ長調作品107
ショスタコーヴィチ:劇音楽「殺されたはず」作品31より「ガモーシュカ」
ショスタコーヴィチ:ジャズ組曲第2番より「ワルツ1」
ショスタコーヴィチ:ジャズ組曲第1番より「ワルツ」
ショスタコーヴィチ:映画音楽「イワン=ミチューリン」より「ワルツ」
ジミ・ヘンドリックス:マシンガン
ヤン・フォーグラー(チェロ)&ザ・ナイツ
元シュターツカペレ・ドレスデンの首席チェリスト。前作の「タンゴ」(国内
盤未発)に続く、クロスオーバー系アルバム。

8869748940-2 22枚組 \6900
ヘンデル・オペラ・コレクション
Disc1-3
歌劇「リナルド」(全曲)
ポール・エスウッド(C-T)キャロリン・ワトキンソン(Ms)
チャールズ・ブレット(C-T) イレアナ・コトルバス(Sp)他
ジャン=クロード・マルゴワール(指揮)
ラ・グラン・エキュリー・エ・ラ・シャンブル・デュ・ロワ
(王室大厩舎・王宮付楽団)
【録音】1977年 パリ、ノートル・ダム・デュ・リバン教会(ADD)
1711年にロンドン・ヘイマーケット女王劇場で、ロンドンで上演された最初
のオペラ。タッソーの「解放されたエルサレム」によるヒルの英語台本に基
づく作品(実際のオペラ歌詞はイタリア語)。 聖地解放のためにエルサレム
に赴いたリナルドが、女王アルミーダの妖術によって誘惑されそうになるが、
アルミレーナの貞節のために救われるという話を、輝かしい音楽によって展
開される。ヘンデルは、2週間でこのオペラを書いたといわれているが、この
オペラの約10-20曲は、ヘンデルのイタリア時代の作品から部分的に借用され
ているようです。しかしながらこのオペラは、ヘンデル生前に53回再演され
ており、大変人気のあった作品だったようです。
Disc4-5
歌劇「ジューリオ・チェーザレ(ジュリアス・シーザー)」(全曲)
モーリーン・フォレスター(コルネリア)/ビヴァリー・シルズ(クレオパトラ)
ノーマン・トレイグル(シーザー) /ドミニク・コッサ 他
ジュリアス・ルーデル(指揮)
ニューヨーク市立歌劇場管弦楽団&合唱団
【録音】1967年4-5月 ニューヨーク ウェブスター・ホール(ADD)
1724年にロンドン・ヘイマーケット国王劇場で初演され、18世紀から現在で
も上演される代表作品。ローマ将軍カエサル(シーザー)が、エジプト遠征の
際のクレオパトラやプトレマイオスらとの関わりをめぐる話を、華やかで勇
壮な音楽によって描いた作品。
Disc6-8
歌劇「タメルラーノ」(全曲)
イサベラ・プールナール(Sp)ジョン・エルウィス(T)ルネ・ヤーコプス(C-T)
グレゴリー・ラインハルト(Bs)ミーケ・ファン・デル・スルイス(Sp)
アンリ・ルドロワ(C-T)
ジャン=クロード・マルゴワール(指揮)
ラ・グラン・エキュリー・エ・ラ・シャンブル・デュ・ロワ
(王室大厩舎・王宮付楽団)
【録音】1983年2月 パリ、 ノートル・ダム・デュ・リバン教会(ADD)
1724年ロンドン・ヘイマーケット国王劇場で初演され、「ジューリオ・チェ
ーザレ」に続いて発表されたオペラ。1402年にタタールのタメルラーノがト
ルコを征服した史実に基づいた作品で。タメルラーノと捕虜のトルコ皇帝父
娘をめぐる作品。
Disc9-11
歌劇「ロデリンダ」(全曲)
バルバラ・シュリック(Sp)デヴィッド・コルディア(C-T)
クリストフ・プレガルディエン(T)カイ・ヴェッセル(C-T)他
ミヒャエル・シュナイダー(指揮)
ラ・スタジオーネ・フランクフルト
【録音】1990年6月 フランクフルト・フェステブルク教会(DDD)
1725年ロンドン・ヘイマーケット国王劇場で初演され、「タメルラーノ」に
続く作品。王位をしりぞけられ、戦場で死んだと思われた夫を、貞節な王妃
ロデリンダが見出し、救出するという、「フィデリオ」にも似た劇的緊張に
富む話。
Disc12-14
歌劇「アレッサンドロ」(全曲)
ルネ・ヤーコプス(C-T) イサベラ・プールナール(Sp)
スティーヴン・ヴァーコー(Bs)ギィ・ドゥ・メイ(T)
シギスヴァルト・クイケン(指揮) ラ・プティット・バンド
【録音】1984年2月 オランダ、ハールレム、ドープスヘヅィンデ教会(ADD)
1725年ロンドン・ヘイマーケット国王劇場で初演された作品。アカデミー主
催のオペラ公演の傑出した歌手セネジーノとクッツォーニだけでなく、プリ
マドンナ、ファウスティーナ・ボルドーニを獲得し、空前の豪華キャストで
1ヶ月に13回もの公演が行われたが、それ以降も再演が重ねられ、ヘンデル
生涯で最も多く上演された作品。
Disc15-16
歌劇「ロタリオ」(全曲)
ジモーネ・ケルメス(Sp)サラ・ミンガルド(A)ソニア・プリナ(Sp)
ヒラリー・サマーズ(A)スティーヴ・ダヴィスリム(T)
アラン・カーティス(指揮)イル・コンプレッソ・バロッコ
【録音】2004年6月 Chiesa dell'Annunziata, Ravello, Salerno(DDD)
1729年12月2日にロンドン・キングズ劇場にて初演された作品。この劇場であ
とにつなぎとして上演された「ジュリアス・シーザー」があまりにも好評だ
ったため、残念ながら7回の上演で終了となってしまった。しかしヘンデルの
この曲への思いは強く、再演のためにローマへ新人歌手発掘の旅をしたそう
です。この曲はヘンデルの中でも大成功したオペラではありませんが、様々
なところに新しい手法を取り入れており、その後のオペラの作曲の改革の元
になったものです
Disc17-19
歌劇「パルテーノペ」(全曲)
クリスティーナ・ラーキ(Sp)ルネ・ヤーコプス(C-T)
ジョン・ヨーク・スキンナー(C-T)マーティン・ヒル(T)
スティーヴン・ヴァーコー(Bs)
シギスヴァルト・クイケン(指揮) ラ・プティット・バンド
【録音】1979年3-4月 ベルギー、聖ギリス教会(ADD)
1730年ロンドン・ヘイマーケット国王劇場で初演された作品。前作の「ロタ
リオ」が好評でなかったために、急遽急ぎで作曲されたもの。この作品の台
本は、ナポリの作曲家ルイージ・マンチャのためにかかれたもので、非常に
人気のあったものを使用しています。
Disc20-21
歌劇「セルセ」(全曲)
キャロリン・ワトキンソン(A)ポール・エスウッド(C-T)
バーバラ・ヘンドリックス(Sp)他
ジャン=クロード・マルゴワール(指揮)
ラ・グラン・エキュリー・エ・ラ・シャンブル・デュ・ロワ
(王室大厩舎・王宮付楽団)
【録音】1979年3-4月 パリ、ノートル・ダム・デュ・リバン教会 (ADD)
1738年にロンドン・ヘイマーケット国王劇場で初演された作品。ヘンデルの
オペラ興行の中で、最後期となった作品。今までの作品と違い、ブッフォの
要素が効果的に導入され、英雄扱いのセルセでさえ「愚かな王」として登場
させられています(有名な「オンブラ・マイ・フ」は、プラタナスの木に対し
て真面目な愛の歌を歌っているという、間抜けな場面)。また、通常ヘンデル
のオペラ・アリアは、A-B-A形式で書かれていますが、この作品では、それが
多様されていないという特徴もあります。
今年没後250年を迎えたヘンデル。彼のオペラの作品の中から、代表的な時代
の作品8曲を収録したBOXです。曲順は、作曲年代順に収録されています。BOX
の仕様は、BMGから発売されていた「メンデルスゾーン・マスターワークス」
や「プッチーニ:オペラ全集」と同じ仕様となる予定です。

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09-04 No.13-2

2009年04月09日 15時40分33秒 | Weblog
<Oehms Classics>
OC728 \1850
チャイコフスキー:
交響曲第4番ヘ短調Op.36/序曲「1812年」Op.49
クリストフ・ポッペン(指揮)
ザールブリュッケン・カイザースラウテルン・ドイツ放送フィルハーモニー
管弦楽団
録音:2007年9月24日 ミュンヘン・ガスタイク・フィルハーモニーでのライ
ヴ(交響曲4番)
2008年1月4日 ザールブリュッケン・コングレスハレでのライヴ(1812年)
明晰でありながら過度に強調されることのないロマン性。そして、曲の素の
美しさをストレートに表現。引き締まったテンポと流れの良い運び、曲の立
体感を際立たせるフレージング。エームス・クラシックスへの最初の録音、
メンデルスゾーンの交響曲全集(OC709)は、メンデルスゾーンに対する実に見
通しの良い構成感とオーケストラ・コントロールの確かさが際立つ演奏でし
たが、チャイコフスキーでもその彼の独自な解釈は踏襲され、現代風に過度
に付け加えられたロシア風とは違った新解釈で聴かせてくれます。
クリストフ・ポッペンは、1956年、ドイツのミュンスター生まれのヴァイオ
リニスト、指揮者。ヴァイオリニストとして数多くの著名コンクールで入賞。
1978年、ケルビーニ弦楽四重奏団を設立。1981年にはエヴィアン国際弦楽四
重奏コンクールでグランプリを受賞。1988年、デトモルト室内オーケストラ
の音楽監督。1995年、ミュンヘン室内オーケストラの音楽監督に就任。1988-
95年、デトモルト国立音楽大学の教授を務め、1996年からベルリン国立音楽
大学の学長を務めています。バロック・ヴァイオリンも演奏し、ECMから発売
されたヒリアード・アンサンブルとの『バッハ/モリムール』は世界的に話
題となりました。また、ザルツブルク音楽祭にも多く出演。2007年シーズン
より、ドイツ放送フィル(旧称ザールブリュッケン放送響)の音楽監督を務め
ています。

OC806 \1850
ロマン派時代の宗教的歌曲集
ドヴォルザーク:歌曲集「聖書の歌」Op.99
ヴォルフ:
「棕櫚の木のまわりに浮かぶものたちは」「私は罪を担い、御恵みを受け」
「眠る幼な児イエス」「聖週間」「祈り」
メンデルスゾーン:「2つの宗教的な歌」Op.112
レーガー:「Ich sehe dich in tausend Bildern」
(2つの宗教的歌曲集Op.105-1)「2つのクリスマスの歌」
スザンネ・ベルンハルト(Sp)、マリア・グラーフ(Hp)、
ハラルト・フェラー(org)
録音:2008年10月16-18日、 オーバープファルツ、聖ミヒャエル教会
古典派までの時代は、宗教曲と通常の歌曲とはまったく別な分野の作品でし
た。こうした宗教的な歌曲はベートーヴェンの作品が初めてであったと思わ
れます。それまではコンサートホールで演奏される作品は娯楽の一つであり
ましたが、それ以降芸術と神聖なる場所に移行していきました。ここで演奏
される作品は、通常ピアノの伴奏によるものですが、別の楽器を使用しても
良いことになっていますので、ハープやオルガンによって演奏されました。
カラヤン時代のベルリン・フィル、チェリビダッケ時代のミュンヘン・フィ
ルのソロ・ハーピストであったマリア・グラーフが参加。アレンジとオルガ
ンをハラルト・フェラーが担当して録音が行われました。
S・ベルンハルトは、ミュンヘン生まれ。1995年にミュンヘン音楽アカデミー
に入り、ヘルムート・ドイチュ、ハンス=マルティン・シュナイト、ヤン=
ヘンドリック・ローターリンクに学びました。その後バイエルン劇場学校で
学び、1997年に「フィガロの結婚」でデビュー。「椿姫」「ばらの騎士」
「ボエーム」などの主役を飾りました。現在ではドイツを中心として、ビシュ
コフ、スクロヴァチェフスキ、グッテンベルク、カメラータ・ザルツブルク
と共演し、絶賛を博しました。2008年末には大植英次指揮大阪フィルの第九
で来日しました。

OC729 \1850
ドビュッシー:ヴァイオリン・ソナタ ト短調
シューベルト:ヴァイオリンとピアノのための幻想曲 ハ長調 D.934
バルトーク:ラプソディー第1番
イェルク・ヴィトマン:無伴奏ヴァイオリンのためのエチュードV
ピアソラ:ル・グラン・タンゴ(グバイドリーナ編曲)
シン・ヤン(Vn) マルコ・グリサンティ(p)
ハラルト・エラー(アコーディオン)
録音:2008年9-11月 ブランデンブルク、ベルリン放送局スタジオ
シン・ヤンは、1982年ヴュルツブルク生まれ(両親は韓国人)。ヴュツブルク
音楽学校でヴァイオリンを学び、13歳で「ドイツ・若い芽の音楽コンクール」
で優勝。その後リューベック音楽院でトーマス・ブランディスに学びました。
すでにドイツラント放送、北ドイツ放送、バイエルン放送などで彼女の演奏
が放送され、高い評価を得ています。ここに収録されたJ.ヴィトマンの作品
の副題は「パガニーニのカプリース第6番へのオマージュ」と題され、この録
音のために彼が監修を行いました。

OC730 \1850
フォーレ:ピアノ三重奏曲 ニ短調Op.120
ラヴェル:ピアノ三重奏曲 イ短調
フィリップ・エルサン(1948-):三重奏曲(1998)
録音:2008年6月10-12日 バイエルン放送第2スタジオ
CERES TRIO(トリオ・セレス)
トリオ・セレスは、パリ国立音楽院で学んでいたメンバーで設立したグルー
プ。「歌心と音楽に対する情熱は、今までにないグループ」と絶賛されてい
ます。この彼らのデビュー・アルバムでは、フォーレとラヴェルの有名な作
品。P・エルサンの作品は、『「マラン・マレ/サント・ジュヌヴィエーヴ・
デュ・モン教会の鐘」による変奏曲』という副題を持ち、独特な繰り返しを
もつ作品です。

OC619(SACD-Hybrid) \2280
ベートーヴェン:
ピアノ・ソナタ第15番ニ長調Op.28「田園」
創作主題による6つの変奏曲ヘ長調Op.34
「エロイカ」の主題による15の変奏曲とフーガ変ホ長調Op.35
録音:2007年8月1-3日 プフォルツハイム・コングレスセンター
ミヒャエル・コルスティック(ピアノ)
ヨーロッパで「ドクター・ベートーヴェン!」と呼ばれ、エコー賞、そして
今年2009年ミデム賞を受賞するなど非常に高い評価を得ているコルスティッ
クのベートーヴェン・ピアノ・ソナタ集、6枚目。今回は「田園ソナタ」と2
つの変奏曲で、期待以上の様々な表現を聴かせてくれます。どこもかしこに
も漲るエネルギーは爆発寸前。余裕あふれる歌い口と、絶妙な強弱とテンポ
設定による考え抜かれた美しさもたまりません。もちろん全て、ベートーヴェ
ンの自筆譜から新たに研究しなおし演奏に望んでいます。派手さはなくとも
味のある、コルスティックのベートーヴェンです。

OC636(SACD-Hybrid)
J.S.バッハ:ゴルトベルク変奏曲 BWV.988(オルガン編曲版)
グンター・ロスト(org & 編曲)
(使用オルガン: パリ、サン・ルイ・アン・リル教会、ベルナール・オーベル
タン2005年作製大オルガン)
録音:2007年8月27-31日 パリ、サン・ルイ・アン・リル教会
GUNTHER ROST(グンター・ロスト)
エームス・クラシックスで2枚目の「オルガン版ゴルトベルク」発売。好評の
ハンス=イェルク・アルブレヒトによる「オルガン版ゴルトベルク」(OC625)
は、オルガンの特質を最大限に生かした編曲と演奏でしたが、このグンター
・ロストももちろんその考えは同じですが、彼は作品の構造や複素数象徴性
(Bach=2+1+3+8=14、J.S.Bach=9+18+41=41[14の逆]、Johann Sebastian
Bach=58+86+14=158=14など、バッハ自身14という数に拘っていた。作品に
もそれが大いに反映しているのでは?)に注目し、このゴルトベルク変奏曲を
解き明かしていきます(詳細はロスト自身がライナーノーツを執筆)。
グンター・ロストは1974年にヴュルツブルクに生まれ、パリでマリ=クレー
ル・アランにオルガンを学びました。ロストはライプツィヒ・バッハ・コン
クールや、ダラス、ニュールンベルク、ハンガリーなどで10以上のコンクー
ルで賞を与えられました。2002年までツィルヒャー音楽院とヴュルツブルク
音楽大学でオルガンについて講義を持ち、バイエルン芸術賞を受賞。その後
グラーツ音楽大学教授とチャイコフスキー音楽院のマスタークラスを受け持っ
ています。


●ソニー・オペラ・ハウスシリーズ
ソニーとBMGのカタログの中のオペラものをミッド・プライスでリリース。
第1弾は20タイトルを発売。今後も定期的に発売される予定です。

全タイトル2枚組CD \1850
ブリリアントボックス型ジュエル・ケース仕様
中身は英語、フランス語、ドイツ語での、あらすじ説明及びフル・キャスト、
曲目詳細が記載されています。

8869744617-2 2枚組 \1850
バーバー:歌劇『ヴァネッサ』全曲
バーバー:歌劇『ヴァネッサ』全曲
エリナー・スティーバー(S:ヴァネッサ)、
ニコライ・ゲッダ(T:アナトール)、
ロザリンド・エリアス(イライアス)(Ms:エリカ)、
レジーナ・レズニック(Ms:老男爵夫人)、
ジョルジョ・トッツィ(Bs:老医師)、他
メトロポリタン歌劇場管弦楽団&合唱団
ディミトリ・ミトロプーロス(指揮) 録音:1958年(ステレオ)

8869744819-2 2枚組 \1850
チャイコフスキー:歌劇『エフゲニー・オネーギン』全曲
ユーリ・マズロク(オネーギン)、アンナ・トモワ=シントウ(タチャーナ)
ニコライ・ゲッダ(レンスキー)、
ロジッツァ・トロエーヴァ=ミルチェーヴァ(オリガ)、
ニコラ・ギュゼレフ(グレーミン公爵)、他
ソフィア国立歌劇場合唱団、ソフィア祝祭管弦楽団
エミール・チャカロフ(指揮)
録音:1988年(デジタル)

8869744660-2 2枚組 \1850
コルンゴルト:歌劇『死の都』全曲
ルネ・コロ、キャロル・ネブレット、ヘルマン・プライ、
ベンジャミン・ラクソン、他
バイエルン放送合唱団、ミュンヘン放送管弦楽団
エーリヒ・ラインスドルフ(指揮)
録音:1975年(ステレオ)

8869744816-2 2枚組 \1850
R.シュトラウス:歌劇『グントラム』全曲
ライナー・ゴルトベルク、イローナ・トコディ、
シャンドール・ショーヨム=ナジ、他
ハンガリー陸軍合唱団、ハンガリー国立交響楽団
イヴ・ケラー(指揮)
録音:1984年(デジタル)

8869745494-2 2枚組 \1850
マスネ:歌劇『ル・シッド』全曲
プラシド・ドミンゴ、グレース・バンブリー、ポール・プリシュカ、他
ニューヨーク・オペラ管弦楽団&合唱団
イヴ・ケラー(指揮)
録音:1976年、カーネギー・ホールでの演奏会形式上演(ライヴ、ステレオ)

8869744814-2 2枚組 \1850
ロッシーニ:歌劇『チェネレントラ』全曲
ルチア・ヴァレンティーニ=テッラーニ、フランシスコ・アライサ、
エンツォ・ダーラ、 ドメニコ・トリマルキ、他
西ドイツ放送合唱団、カペラ・コロニエンシス
ガブリエレ・フェッロ(指揮)
録音:1980年(ステレオ)

8869745118-2 2枚組 \1850
サン=サーンス:歌劇『サムソンとデリラ』全曲
クリスタ・ルートヴィヒ(Ms)、ジェームズ・キング(T)、
ベルント・ヴァイクル(Br)、
アレクサンダー・マルタ(Bs)、リヒャルト・コーゲル(Bs)、他
バイエルン放送合唱団、ミュンヘン放送管弦楽団
ジュゼッペ・パターネ(指揮)
録音:1973年6月、ミュンヘン(ステレオ)

8869744618-2 2枚組 \1850
ベッリーニ:歌劇『ノルマ』全曲
レナータ・スコット(ソプラノ:ノルマ)、
タティアナ・トロヤノス(メゾ・ソプラノ:アダルジーザ)、
ジュゼッペ・ジャコミーニ(テノール:ポリオ
ーネ)、ポール・プリシュカ(バス:オロヴェーゾ)、
アン・マレイ(メゾ・ソプラノ:クロティルデ)、
ポール・クルック(テノール:フラーヴィオ)、 他
アンブロジアン・オペラ合唱団、
ナショナル・フィルハーモニー管弦楽団、
ジェイムズ・レヴァイン(指揮)
録音:1979年(ステレオ)

8869744621-2 2枚組 \1850
チレア:歌劇『アドリアーナ・ルクヴルール』全曲
レナータ・スコット、プラシド・ドミンゴ、エレーナ・オブラスツォワ、
シェリル・ミルンズ、ジャンカルロ・ルッカルディ、リリアン・ワトソン、他
アンブロジアン・オペラ合唱団、
フィルハーモニア管弦楽団、
ジェイムズ・レヴァイン(指揮)
録音:1977年(ステレオ)

8869744820-2 2枚組 \1850
ヴェルディ:歌劇『オテロ』全曲
プラシド・ドミンゴ(オテロ)、レナータ・スコット(デズデーモナ)、
シェリル・ミルンズ(イヤーゴ)、他
アンブロジアン・オペラ合唱団、ナショナル・フィルハーモニー管弦楽団
ジェイムズ・レヴァイン(指揮)
録音:1978年(ステレオ)

8869744822-2 2枚組 \1850
ワーグナー:『さまよえるオランダ人』全曲
ジェイムズ・モリス(オランダ人)、デボラ・ヴォイト(ゼンタ)、
ヤン=ヘンドリンク・ローテリング(ダーラント)、
ベン・ヘップナー(エリック)他
メトロポリタン歌劇場管弦楽団&合唱団
ジェイムズ・レヴァイン(指揮)
録音:1994年(デジタル)

8869744620-2 2枚組 \1850
ビゼー:歌劇『カルメン』全曲(フリッツ・エーザー校訂アルコーア版)
カルメン:アンナ・モッフォ、
ドン・ホセ:フランコ・コレッリ、
エスカミーリョ:ピエロ・カプッチッリ、
ミカエラ:ヘレン・ドナート
スニガ:ジョゼ・ヴァン・ダム、
モラレス:バリー・マクダニエル、
フラスキータ:アーリーン・オジェー、
メルセデス:ジャーヌ・ベルビ エ、
ダンカイロ:ジャン=クリストフ・ベノワ、
レメンダート:カール=エルンスト・メルカー、
シェーネベルク少年合唱団
ベルリン・ドイツ・オペラ管弦楽団&合唱団
ロリン・マゼール:指揮
録音:1970年(ステレオ)

8869744662-2 2枚組 \1850
プッチーニ:歌劇『西部の娘』全曲
マーラ・ザンピエーリ、プラシド・ドミンゴ、ホアン・ポンス、他
ミラノ・スカラ座管弦楽団&合唱団
ロリン・マゼール(指揮)
録音:1991年、ミラノ、スカラ座(ライヴ、デジタル)

8869744619-2 2枚組 \1850
ベルク:歌劇『ヴォツェック』全曲
ヴァルター・ベリー(バリトン:ヴォツェック)、
イザベル・シュトラウス(ソプラノ:マリー)、
フリッツ・ウール(テノール:鼓手長)、
カール・デンヒ(バス:医師)、他、
パリ・オペラ座管弦楽団&合唱団
ピエール・ブーレーズ(指揮)
録音:1966年(ステレオ)

8869744821-2 2枚組 \1850
ヴェルディ:歌劇『リゴレット』全曲
レナート・ブルゾン(リゴレット)、
ロベルト・アラーニャ(マントヴァ公爵)、
アンドレア・ロスト(ジルダ)、
ディミトリ・カヴラコス(スパラフチーレ)、
マリアーナ・ペンチェーヴァ(マッダレーナ)、他
ミラノ・スカラ座管弦楽団&合唱団
リッカルド・ムーティ(指揮)
録音:1994年、ミラノ、スカラ座(ライヴ、デジタル)

8869744813-2 2枚組 \1850
プッチーニ:歌劇『トゥーランドット』全曲
エヴァ・マルトン(トゥーランドット)、ベン・ヘップナー(カラフ)、
マーガレット・プライス(リュー)、
ヤン=ヘンドリク・ローテリング(ティムール)、
オラツィオ・モーリ(役人)、ブルーノ・デ・シモーネ(ピン)、
ロベルト・スウェンセン(パン)、ウルリッヒ・レス(ポン)
クラーエス=アーカン・アーンシェ(アルトゥム)
アウグスブルク大聖堂少年合唱団、バイエルン放送合唱団、
ミュンヘン放送管弦楽団
ロベルト・アバド(指揮)
録音:1992年(デジタル)

8869745801-2 2枚組 \1850
ヴェルディ:歌劇『ファルスタッフ』全曲
ローランド・パネライ、シャロン・スウィート、アラン・タイタス、
マリリン・ホーン、 ジュリー・カウフマン、フランク・ロパード、
ピエロ・デ・パルマ、他
バイエルン放送合唱団、バイエルン放送交響楽団
コリン・デイヴィス(指揮)
録音:1991年(デジタル)

8869744644-2 2枚組 \1850
ドニゼッティ:歌劇『愛の妙薬』全曲
プラシド・ドミンゴ、イレアナ・コトルバス、ジェレイント・エヴァンス、
イングヴァル・ヴィクセル、 リリアン・ワトソン、 他
コヴェント・ガーデン王立歌劇場管弦楽団&合唱団
ジョン・プリッチャード(指揮)
録音:1977年(ステレオ)

8869744661-2 2枚組 \1850
マスネ:歌劇『エロディアード』全曲
ルネ・フレミング、プラシド・ドミンゴ、ドローラ・ザジック、
ホアン・ポンス、他
サンフランシスコ・オペラ管弦楽団&合唱団
ワレリー・ゲルギエフ(指揮)
録音:1994年11月、サンフランシスコ、ウォー・メモリアル・オペラ・ハウス
(ライヴ、デジタル)

8869744812-2 2枚組 \1850
プッチーニ:歌劇『トスカ』全曲
レオンタイン・プライス(トスカ)、プラシド・ドミンゴ(カヴァラドッシ)、
シェリル・ミルンズ(スカルピア)、ポール・プリシュカ(堂守)、他
ジョン・オールディス合唱団、ニュー・フィルハーモニア管弦楽団
ズービン・メータ(指揮)
録音:1972年、ロンドン、ウォルサムストウ・タウン・ホール(ステレオ)

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09-04 No.12-1

2009年04月09日 15時40分06秒 | Weblog
<Alba>
ABCD267(SACD-Hybrid) \2300
W・A・モーツァルト:アリアと序曲
「コジ・ファン・トゥッテ」K588より 序曲 アリア「岩のように動かずに」
「イドメネオ」K366より 序曲レチタティーヴォとアリア「いつになったら終
わるのでしょう…お父さま、お兄さま、さようなら!」
「ルーチョ・シッラ」K135より 序曲 アリア「わが感謝をうけたまえ、やさ
しき保護者よ」K383
「皇帝ティートの慈悲」K621より 序曲
「フィガロの結婚」K492より レチタティーヴォとアリア「スザンナは来な
いかしら…楽しい思い出はどこへ」
「魔笛」 K620より 序曲 レチタティーヴォとアリア「うるわしのわが恋人
よ、さようなら…とどまって、いとしき人よ」 K528
ヘレナ・ユントゥネン(S) 
ドミートリー・スロボデニオウク(指
オウル交響楽団
2006年-2007年ウィーンのシーズンを「魔笛」のパミーナ役から始めたユン
トゥネンは、フィンランドを代表する若手歌手のひとりです。シベリウス・
アカデミーの出身。アニタ・ヴァルッキ、ジェフリー・ゴールドバーグ、レ
ナータ・スコット、ハルトムート・ヘルに師事しました。フィンランド、イ
タリア、アメリカ、ベルギーなどの舞台でこれまで歌った役は、「ランスへ
の旅」のコルテーゼ夫人、「ファウスト」のマルガレーテ、「アラベラ」の
ズデンカ、「ヴォツェック」のマリー、「トゥーランドット」のリュー、
「ボエーム」のミミとムゼッタ、「ばらの騎士」のソフィー、「リゴレット」
のジルダ。オスモ・ヴァンスカとミネソタ交響楽団が録音したベートーヴェ
ンの交響曲第9番にも参加しました。2009フィンランドと日本の外交関係開
設90周年記念コンサートに出演予定。

ABCD272(SACD-Hybrid) \2300
ハイドン:ヴァイオリン協奏曲集
ヴァイオリン協奏曲 ト長調 Hob.VIIA:4、
ヴァイオリン協奏曲 イ長調 Hob.VIIA:3、
ヴァイオリン協奏曲 ハ長調 Hob.VIIA:1
エリナ・ヴァハラ(Vn) ヴィルトゥオージ・ディ・クフモ
エリナ・ヴァハラはアメリカ生まれ。フィンランドで育ち、シベリウス・ア
カデミーでトゥオマス・ハーパネンに学んでディプロマを取得しました。レ
パートリーはバロックから今日の音楽まで。彼女とピアニストのラルフ・ゴ
トーニのために作曲されたアウリス・サッリネンの室内協奏曲とカーティス
・カーティス=スミスの二重協奏曲を初演、ジョン・コリリアーノの《レッ
ド・ヴァイオリン》のスカンディナヴィア初演にも起用されました。フィン
ランド文化基金から貸与された1678年製ストラディヴァリを弾いています。

ABCD261 \2300
ペッカ・ヤルカネン(1945-):前奏曲
ジョン・ダウランド(1563-1626):ラクリメ・パヴァーヌ
ペッカ・ヤルカネン(1945-):ファンタジア
ジョン・ダウランド(1563-1626):ファンシー
J・S・バッハ(1685-1750):リュート組曲 ト短調 BWV995 
ペッカ・ヤルカネン(1945-):夜想曲
マリ・マンテュラ(G)
フィンランドのギター奏者、マリ・マンテュラは10弦ギターの演奏を得意と
しています。タンペレ音楽院でヨルマ・サルメラに学び、シベリウス・アカ
デミーではユッカ・サヴィヨキにソロ演奏を学びました。卒業後は、スイス
のバーゼル音楽アカデミーとイタリア、シエナのアカデミア・ムジカーレ・
チギアナに留学しています。現在はソロ奏者、室内楽奏者として活動し、民
俗音楽のグループ、ポルトガルのファドのバンド、バンドネオンとの共演も
行っています。初めてのソロアルバム。カンテレ協奏曲も書き、民俗音楽風
推進力をもつミニマリズムといわれる作風のペッカ・ヤルカネンの3つのソロ
曲にダウランドの2曲と無伴奏チェロ組曲第5番を編曲したリュート組曲ト短
調を組み合わせたプログラムは、10弦ギター(decacord)のもつ能力を最大に
発揮させることを目指しています。

ABCD265(SACD-Hybrid) \2300
エイノユハニ・ラウタヴァーラ(1928-):オルガンのための作品集
お告げ(1976-77)(オルガン、金管五重奏とシンフォニック・ウィンドオーケ
ストラのための協奏曲)、
讃歌(1998)(トランペットとオルガンのための)、
オルガンのためのトッカータ(第1版・第2版)、
ラウダティオ・トリニターティス(1969)(オルガンのための)
結婚行進曲(オルガンのための)、Ta tou theou(1967)(オルガンのための)
ヤン・レヘトラ(Org) トウコ・ルンデル(Tp) 
エリアス・セッパラ(指)
衛兵バンド
ラウタヴァーラは交響曲と管弦楽曲とオペラの作曲家として知られる一方、
器楽のための音楽も多く手がけています。これまでにラウタヴァーラが作曲
したオルガンを含む作品をすべて集めたディスク。オルガン、金管五重奏と
シンフォニック・ウィンドオーケストラのための協奏曲「お告げ」は、カリ
・ユッシラがセーゲルスタム指揮ヘルシンキ・フィルハーモニック管弦楽団
と共演した録音(ODE869、「光の天使」(交響曲第7番)とカップリングに次ぐ
録音。「トッカータ」の第2版は、初めて録音されました。

ABCD245(SACD-Hybrid) \2300
献呈(Dedications)-オストロボスニア室内管弦楽団のための音楽
ペール=ヘンリク・ノルドグレン(1944-2008):
19の弦楽器のための「荘重の響き-快い響き」作品118(2002)
ペーテリス・ヴァスクス(1946-):
弦楽オーケストラのためのムジカ・アパッショナータ(2002)
アンデシュ・エリーアソン(1947-):弦楽器のためのシンフォニア(2001)
ユハ・カンガス(指)
オストロボスニア室内管弦楽団
オストロボスニア管弦楽団。ヘルシンキ・フィルハーモニックのヴィオラ奏
者を務めていたユハ・カンガスが1972年、オストロボスニア音楽大学室内管
弦楽団として創設。1989年からプロフェッショナルのオーケストラとしての
活動をつづけています。1993年北欧音楽委員会(NOMUS)"北欧音楽賞"、1995年
フィンランド作曲者著作権協会(TEOSTO)"創造賞"、1998年フィンランド作曲
家協会 "マデトヤ賞" を受賞。北欧を代表する室内オーケストラとして、さ
まざまな作曲家たちとも交流。彼らから献呈された作品も多数にのぼります。
フィンランドのノルドグレン、ラトヴィアのヴァスクス、スウェーデンのエ
リーアソンは、特に関係の深い作曲家たち。3曲とも初録音です。

ABCD258(SACD-Hybrid) \2300
ユッカ・ティエンスー(1948-):作品集
ネモ(1997)
(アンサンブル、サンプラーとライヴ・エレクトロニクスのための)、
小川(1989)(クラリネットと管弦楽のための)
Spiriti(2001-05)(アコーディオンと管弦楽のための)
カリ・クリーク(Cl) ミッコ・ルオマ(アコーディオン)
スサンナ・マルッキ(指)
アヴァンティ!室内管弦楽団
ブーレーズの複雑に記譜されたピアノ曲をスタインウェイ・グランドで解き
ほぐして聴かせ、ラモーのクラヴサン曲集をハープシコードで演奏、そして
ジョン・ケージの作品をトイピアノ(おもちゃピアノ)で弾く。ユッカ・ティ
エンスーは、「芸術と音楽は時間を超越する」という考えのもと、さまざま
なスタイルで音楽と関わってきました。作曲をパーヴォ・ヘイニネン、クラ
ウス・フーバー、ブライアン・ファーヒホウに学び、エレクトロニクスを応
用した音楽も手がけています。アンサンブル・アンテルコンタンポランの音
楽監督を務めるスサンナ・マルッキが、海外ツアーでも積極的に現代フィン
ランドの作品を取り上げるアヴァンティ!室内管弦楽団を指揮。クラシカル
音楽から伝統的なタンゴまで、多様なスタイルのティエンスーの作品を紹介
します。

ABCD259 \2300
ガンバ・ノーヴァ-バロック楽器と声のための現代音楽
ロッタ・ヴェンナコスキ(1970-):
プロクリス(2003)(ソプラノとヴィオラ・ダ・ガンバのための)
【からすと友だちになってはいけない、プロクリス、落ちたロバ】
ハッリ・ヴオリ(1957-):
昼から夢へ(1999)(テノールとヴィオラ・ダ・ガンバのための)
ソネット14番「私は星を見て判断をくだすまねはしない」、
ソネット8番「耳に妙なる楽の音よ」、
ソネット27番「私はくたびれはてて」、
ソネット66番「こんなことには全くうんざりしたから」
エーロ・ハメーンニエミ(1951-):
ヴァルカラム(1996)(2つのヴィオラ・ダ・ガンバとハープシコードのための)、
ト長調のファンタジア(1998)
(ヴィオラ・ダ・ガンバとハープシコードのための)
ユッカ・ティエンスー(1948-):
ムジカ・アンビグア(1996-98)
(リコーダー、フルート、ヴァイオリン、ヴィオラ・ダ・ガンバとハープシコ
ードのための)
マルック・ルオラヤン=ミッコラ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)、
ペトラ・アミノフ(リコーダー、トラヴェルソ)、
ヴァルプ・ハーヴィスト(ヴィオラ・ダ・ガンバ)、
アーポ・ハッキネン(ハープシコード)、
クレータ=マリア・ケンタラ(バロックヴァイオリン)、
ピーア・コムシ(S)、ヘイッキ・クロ(T)、
ユッカ・ティエンスー(ハープシコード)
シェイクスピアのソネットをテクストとするハッリ・ヴオリの曲集、ユッカ
・ティエンスーの《ムジカ・アンビグア》(曖昧な音楽)。現代フィンランド
を代表する作曲家たちがピリオド楽器のために現代の様式で書いた作品集を
フィンランドのピリオド楽器プレーヤーたちが演奏。マルック・ルオラヤン
=ミッコラは、ファンタズムにも参加、マラン・マレのヴィオール曲集
第4巻《異国風趣味の組曲》(ABCD107)をはじめとする録音も高く評価されて
きました。

ABCD263 \2300
セッポ・ポホヨラ(1965-):2つの室内オペラ
室内オペラ「クロゼット」(2004)
室内オペラ「わが最愛の人」(2005)*
シルッカ・パルヴィアイネン(S)、ペッカ・クイヴァライネン(T)、
ペトリ・プッシラ(B)、ユッカ・ウーシタロ(Fl)、パイヴィ・キルヤラ(Cl)、
テルヒ・パルダニウス(Vn)、ロイ・ルオッティネン(Vc)、
ヤリ・ヒエッカペルト(P)、エイヤ・ラルサネン(S)*、
ペッカ・ハーティ(バリトン)*、ミッコ・ルオマ(アコーディオン)*
トゥオマス・ロウシ(指)
セッポ・ポホヨラの新作オペラ。休暇から戻るなり、それぞれの性的幻想を
直視することを迫られる夫婦を描く「クロゼット」。作曲者ポホヨラの祖父
母が第2次世界大戦中に交わした手紙を基にテクストが書かれた《わが最愛の
人》。子どものためのオペラ「アラビアうさぎ」(ABCD228)と似た小編成のア
ンサンブルによる室内オペラです。

ABCD264 \2300
トイヴォ・クーラ(1883-1918):作品集
交響的伝説曲「農奴の息子」作品14(1910)
(バリトン、ソプラノ、合唱と管弦楽のための)、
不死の望み 作品15(1910)(バリトン、合唱と管弦楽のための)、
結婚行進曲 作品3b-2(管弦楽のための)、舟歌 作品21-2(1912)
(混声合唱のための)、
海の歌 作品11-2(1909)(混声合唱のための)
りんごの木 作品11-1(1908)(混声合唱のための)、
朝の歌 作品2-3(管弦楽のための)
ユハ・ウーシタロ(Bs) タイナ・ピーラ(S) 
タンペレ・フィルハーモニック合唱団・管弦楽団
ティモ・ヌオランネ(合唱指) レイフ・セーゲルスタム(指)
トイヴォ・クーラの作品集。詩人エイノ・レイノの詩をテクストに独唱と合
唱と管弦楽のために作曲された「農奴の息子」と「不死の望み」。『カンテ
レタル』の詩をテクストとする「舟歌」などアカペラ混声合唱のための3曲。
クーラのもっとも知られたピアノ曲「結婚行進曲」と歌曲「朝の歌」の管弦
楽編曲。演奏されることの少なかった作品に人気曲を加えたアルバム。セー
ゲルスタムをサポートする合唱指揮のティモ・ヌオランネは、フィンランド
放送室内合唱団を指揮してラウタヴァーラの合唱曲などを録音。現在はタン
ペレ・フィルハーモニック合唱団の指揮者を務めています。

ABCD255(SACD-Hybrid) \2300
ピアノとオルガンのための音楽
ティエリー・エスケシュ(1965-):合唱の夢
パーヴォ・ヘイニネン(1938-)/ヨウコ・リンヤマ(1934-):
クウィンカンクス・デュープレックス 作品88bis、デュオ 作品115(2002-03)
パーヴォ・ヘイニネン(1938-):ここに 作品86(2003)
マルセル・デュプレ(1886-1971):2つの主題による変奏曲(1938)
アンニカ・コントリ=グスタフソン(P) ヤン・レヘトラ(Org)
フィンランドのメディアからフィンランドでもっとも優秀なコンサートオル
ガニストと呼ばれるヤン・レヘトラがフィンランド音楽と20世紀フランスの
音楽を主なレパートリーとして欧米で活躍するピアニスト、アンニカ・コン
トリ=グスタフソンと共演。オルガンとピアノのためのオリジナル作品を録
音しました。ヘイニネンの《クウィンカンクス・デュープレックス》と、オ
ルガニストとしてヘイニネンの《Dedicatio F - H》を初演したヨウコ・リ
ンヤマの《デュオ》はレヘトラとコントリ=グスタフソンの委嘱作。ヘルシ
ンキの2003年教会音楽フェスティヴァルで、ひとつの作品として初演されま
した。アイデアを提案、自分の想い描いたとおりの音楽を聴かせてくれた
デュオの見事な仕事に対しヘイニネンは感謝を捧げています。

ABCD257 \2300
ユーセフ・マッティン・クラウス(1756-1792):
フルート五重奏曲 ニ長調 VB188
ベルンハード・ヘンリク・クルーセル(1775-1838):
フルート四重奏曲 ニ短調 作品4、フルート四重奏曲 ニ長調 作品8
ミカエル・ヘラスヴヴォ(Fl) タンタティエ四重奏団
スウェーデン王グスタフ三世の宮廷で活躍したクラウス、フィンランドに生
まれストックホルムでクラリネット奏者、軍楽隊長としても名を挙げたクル
ーセル、ウィーン古典主義のスタイルを継ぐふたりの作曲家のフルートと弦
楽のための作品集。クラウスの五重奏曲は、親友のヨハン・サムエル・リン
デマンのためウィーンで作曲した作品です。抒情的な主題と変奏曲の緩徐楽
章を含む3つの楽章で構成され、優美な外見と内面の美しさからクラウスの
室内楽曲の代表作のひとつ。パリのプレイエルが作品7として出版しました。
ライプツィヒのペータースから作品8として出版されたクルーセルのフルー
ト四重奏曲ニ長調は、クラリネット四重奏曲ニ長調(作品7)がオリジナルで
す。クラリネットのための作品をフルートのために編曲したことはクルーセ
ルの自信の表れと考えられています。1988年までフィンランド放送交響楽団
のソロ奏者を務めたミカエル・ヘラスヴオが共演する ランタティエ四重奏団
はピリオド楽器のグループです。クレータ=マリア・ケンタラ、ティーナ・
アホ=エロラ、ヨウコ・マンスネルス、レア・ペッカラ。グループの名前は、
シベリウスゆかりのトゥースラ湖畔の道、ランタティエに因んでつけられま
した。

ABCD266 \2300
ルイジ・ボッケリーニ:チェロソナタ集
チェロと通奏低音のためのソナタ ハ長調 G6、チェロソナタ ハ短調 G2、
チェロソナタ イ長調 G4、
チェロソナタ イ長調 G13、チェロソナタ 変ロ長調 G565
ユッカ・ラウタサロ(Vc) ユッシ・セッパネン(Vc)
ボッケリーニの書いたおびただしい数のチェロソナタから5曲。ユッカ・ラウ
タサロはシベリウス・アカデミーのマスタークラスの卒業。アヴァンティ!
室内管弦楽団で演奏し、1996年からはフィンランド放送交響楽団の第3首席
チェリストを務めバロックチェロとヴィオラダガンバの奏者、指揮者として
も活動しています。

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09-04 No.12-2

2009年04月09日 15時39分40秒 | Weblog
NCD36(SACD-Hybrid) \2300
ペッカ・コスティアイネン(1944-):自作自演集 第6集
1000 x1000 年(1991)、フィンランドの母たちへ(1998)、
そこに…8つのナンセンスな歌(2000)、
鮭は逃げた(2005)、神に栄光あれ(2005)、創造の道を教えてください(2005)、
どうして歌ってはいけないのか(2006)、格言(2004)、
田舎の猫が秘かに魚に願うこと(2003)、
子守歌(1988)、ヴァイナモイネンの遺産(2006)
ペッカ・コスティアイネン(指)ヴォックス・アウレア
マリッタ・マンネル(P)
録音:2007年4月13日-15日、4月26日-28日 ケルティンマキ教会(ユヴァスキュ
ラ、フィンランド)
[フィンランド語、英語、ラテン語歌詞 英訳なし、英語要旨つき]
6フィンランドの作曲家ペッカ・コスティアイネンの作品は合唱コンクールの
課題曲にも選ばれるくらい、安定した人気があります。彼の自作自演集。
第6集には女声合唱のための作品が集められました。テクストに選ばれたのは、
ラウリ・ヴィータ、イルポ・ティーホネン、カイヤ・ピスパ、ユッカ・イト
コネンによるフィンランドの詩、イギリスの作家エドワード・リアーのリメ
リック(五行戯詩)、ラテン語の格言、抒情詩集『カンテレタル』と叙事詩集
『カレヴァラ』の詩。ユヴァスキュラの合唱団、ヴォックス・アウレアは
1968年の創設。コスティアイネンが1994年から指揮者を務めています。

NCD37(SACD-Hybrid) \2300
穏やかに-Lempe?
ユッシ・シュデニウス(1972-):わたしは大きな太陽(2005)、
ヤーコ・マンテュヤルヴィ(1963-):
4つのシェイクスピアの歌(1984)【来たれ/死よ/子守歌、倍のなん倍/苦しめ
もがけ/水底深く父は眠る】、
ビリャンシコス(2005)【もしあなたを見ていなかったなら/ばらの茂みの泉
で/郷愁/お母さん、ポプラの林へ行ってきたよ】
シベリウス:恋するもの(作品14)JS160c(ソプラノ、バリトンと混声合唱のた
めの)、恋するものはどこに、恋するものの小道、こんばんは かわいい小
鳥、抱いておくれ かわいい小鳥
リーカ・タルヴィティエ(1970-):会話(2005)
ヴェルヨ・トルミス(1930-):イングリアのゆうべ(1979)【踊り歌 I/踊り歌
II/踊り歌 III /おどけ歌 I/おどけ歌 II/ラウンドレイ/踊り歌 IV/踊り歌
V/歌が終わり家路に】
ドミナンテ セッポ・ムルト(指) 
カトリ=リース・ヴァイニオ(Ms) ニコラス・セーデルルンド(B)
録音:2006年4月22日-24日 リーヒマキ要塞教会
(ユヴァスキュラ、フィンランド)
[英語、フィンランド語、スペイン語歌詞 英訳付]
「ひとつひとつの演奏が聴き手にとって忘れがたい体験となること」と語る
セッポ・ムルト。彼が指揮者を務める混声合唱団、ドミナンテの新しいアル
バム。3曲はドミナンテからの委嘱により作曲された作品です。イギリスの
作家チャールズ・コーズリーの詩に出逢ったユッシ・シュデニウスの感情の
たかまりがそのまま音楽になった「わたしは大きな太陽」。スペインのマド
リガルとフィンランドのパンクロックバンド "エップ・ノルマーリ" の音楽
にインスピレーションを得たヤーコ・マンテュヤルヴィの「ビリャンシコ
ス」。ドイツの劇作家ホルスト・フッセルの劇『Gespr?che(会話)』から、
公園のベンチに座る A(女)と B(男)のやりとりをリーカ・タルヴィティエは
混声合唱の曲に作り上げました。シベリウスの「恋するもの」のテクストは
抒情詩集『カンテレタル』から採られています。フィン・ウゴル族が住み、
今はロシア領になったイングリアに伝わる詩と歌唱スタイルを基にしたトル
ミスの曲集。そして混声合唱のレパートリーとして人気の高まってきたマン
テュヤルヴィの「4つのシェイクスピアの歌」。アルバムにこめられた願い
は、「新しく、瑞々しい愛の姿を届けたい」。アルバムを貫くのは人間関係
という永遠のテーマです。



<IPPNW>
IPPNW62 \2250
スヴィリドフ、ボルトニャンスキー、チャイコフスキー、タネーエフらの合
唱曲
ボグダン・プリッシュ(指)クレド室内Cho
中田千穂子(朗読)
栗原貞子は海外では非常に著名な原爆詩人。爆心地の4キロ北の自宅で被爆し
たため、反戦・平和を訴え続けていた。ドイツやロシアでは小学生でも彼女
の詩を暗誦しているほど知名度もあり人気もあるという。そもそもIPPNW(核
戦争防止国際医師会議) CONCERTS というレーベルそのものが、核兵器に反
対するコンサートの記録から始まったためにサダコの詩を取り上げるのはあ
たりまえかも。
スヴィリドフの哀愁に満ちた音楽とともにサダコの詩を聴くと異様な感銘に
襲われます。

IPPNW64 \2250
ショーソン:ピアノ、ヴァイオリン、弦楽四重奏のためのコンセールOp.21
ヴァシリー・ロバノフ(Pf)コーリャ・ブラッヒャー(Vn)
ブロイニンガー四重奏団
2008年5月21日ベルリン・フィルハーモニーLive

IPPNW54 2枚組 \4500
ベートーヴェン:
「伯爵様が踊るなら」による変奏曲WoO40
「失くした小銭への怒り」Op.129
モーツァルト:
ケーゲルシュタット三重奏曲KV498-ロンド、アレグレット
ヴァイオリンソナタKV296-アンダンテ・ソステヌート、ロンド・アレグロ
Pf,Vn&VcのためのソナタKV13-アンダンテ
J.S.バッハ:
フーガの技法BWV1080-カノン
無伴奏チェロ組曲第5番-サラバンド
無伴奏ヴァイオリン・パルティータ-前奏曲
チャイコフスキー:憂鬱なセレナーデOp.26
ジャンゴ・ラインハルト:Nuages,Swing42
コーデリア・ヘーファー(Pf) カールハインツ・シュテッフェンス(Cl) 
トーマス・ティム(Vn)
マルティン・シュテークナー(Va) ヘルムート・ニーベルレ(Gt) 
ゲッツ・トイッチュ(Vc)
モニカ・ハンゼン、オットー・ザンダー(朗読)
2005年2月13日ベルリン・フィルハーモニー
音楽の合間にアルバート・アインシュタインの手紙「モーツァルトの音楽は
あまりに純粋で美しい」やその他の詩などの朗読が収録されています。

IPPNW63 \2250
ドビュッシー:弦楽四重奏曲ト短調Op.10
ラヴェル:弦楽四重奏曲ヘ長調
ブロイニンガー四重奏団
2008年5月21日Live



<2L>
2L RR1SABD(SACD-Hybrid)+Blu-ray(audio track only) \3650
(1)モーツァルト:
ヴァイオリン協奏曲第4番 ニ長調 K218より第1楽章 アレグロ
(2)モーツァルト:
2台のピアノのためのソナタ ニ長調 K448/375aより第1楽章 アレグロ・コン
・スピリト
(3)アルネ・ヌールハイム:
Colorazione(シンセサイザー、打楽器とエレクトロニクスのための)(抜粋)
(4)マグナル・オーム:
目的たれ(Hp、エレクトリックrp、弦楽六重奏と朗読のための協奏曲)(抜粋)
(5)グレゴリオ聖歌 Crux Fidelis
(6)シーグル・イスランスモーン/テリエ・ボイェ・ハンセン改訂:
レクイエム作品42よりラクリモサ
(7)シーグル・イスランスモーン/テリエ・ボイェ・ハンセン改訂:
レクイエム作品42よりコンフターティス
(8)ウーラ・ヤイロ:North Country II(北国 II)
(9)ヴォルフガング・プラッゲ:決闘(2007)より第3楽章 ヴィーヴォ
(10)伝承曲:グームン・アイデにならったスプリンガル
(11)エリオット・カーター:チェロソナタより第1楽章 モデラート
(12)バルトーク:無伴奏ヴァイオリンソナタより第2楽章 フーガ
(13)ヴィヴァルディ:カンタータ「ため息をついて何になろう」 RV679
(14)シェーンベルク:6つの小さなピアノ曲 作品19(抜粋)
(15)ハイドン:弦楽四重奏曲 ニ長調 Hob.III/79より第4楽章 終曲(プレスト)
(16)アイヴズ/ジェイムズ・B・シンクレア編:序曲と行進曲<1776年>
(17)ブリテン:シンプル・シンフォニー 作品4より 第1楽章 荒々しいブレ
(18)アーリル・サンヴォル:「この世はうるわし」 によるオルガン即興曲
(19)クヌート・ニューステット:不滅のバッハ(1988)(混声合唱のための)
(1)マリアンネ・トゥーシェン(Vn) 
トロンハイム・ソロイスツ オイヴィン・ギムセ(音楽監督)
(2)デーナ・ピアノデュオ【ハイデ・ゲルツ(P) 
ティナ・マルガレータ・ニルセン(P)
(3)チカーダ・デュオ【ケンネト・カールソン(シンセサイザー) 
ビョルン・ラッベン(打楽器)】
(4)エレン・セーイェシュテード・ボートケル(Hp) 
ヒルデグン・リセ(朗読)オスロ室内ソロイスツ
(5)アレクサンダー・M・シュヴァイツァー (指)
コンソルティウム・ヴォカーレ・オスロ
 (6)(7)ノルウェー・ソロイスツ合唱団、
テリエ・ボイェ・ハンセン(指)クリスチャンサン交響楽団
(8)ウーラ・ヤイロ(P) トム・バーバー(フリューゲルホルン) 
ヨハンネス・マッテンス(Vc)
(9)スティーグ・ニルソン(Vn) アンデシュ・シェルベリ・ニルソン(Vn)
(10)ベーリト・オプハイム・ヴェシュト(Vo)
(11)ヨハンネス・マッテンス(Vc) 
ヨアシム・シェルソース・クヴェツィンスキ(P)
(12)アンナル・フォレソー(Vn)
(13)トゥーネ・ヴィーク(S) バロッカネルネ
(14)トゥール・エスペン・アスポース(P) コールビョルン・ホルテ(Vn)
(15)エンゲゴール四重奏団
(16)ビョルン・サグスター(指)クリスチャンサン・ウィンドアンサンブル
(17)トロンハイム・ソロイスツ
(18)コーレ・ノールストーガ(Org)
(19)オイスタイン・フェヴァング(指)アンサンブル96
録音:2004年-2008年
[制作:モッテン・リンドベルグ、ヴォルグガング・プラッゲ、ヨルン・シメ
ンスター
録音:モッテン・リンドベルグ、ハンス・ペーテル・ロランジュ]
世界にさきがけてブルーレイのオーディオ・ディスクをリリースしたノルウェ
ーのレーベル、2L がみずからの誇る録音から選んだ19トラックを集めたオー
ディオファイルのためのレファレンスディスクを制作。
SACD hybrid + Blu-rayダブルアルバムの仕様でリリースします。

2L57SABD(SACD-Hybrid)+Blu-ray(audio track only) \3650
モーツァルト:2台のピアノのためのソナタ ニ長調 K448/375a
モーツァルト/グリーグ:幻想曲 ハ短調 K475(2台のピアノのための)
グリーグ:古いノルウェーのロマンスと変奏 作品51(2台のピアノのための)
デーナ・ピアノデュオ【ハイデ・ゲルツ(P) ティナ・マルガレータ・ニル
セン(P)】
録音:2008年8月 ソフィエンベルグ教会(オスロ、ノルウェー)
[制作:ヴォルグガング・プラッゲ  録音:ハンス・ペーテル・ロランジュ]
モーツァルトのソナタのためにグリーグが第2ピアノのパートを書いた4曲を
演奏したモーツァルト/グリーグの第1集(2L2L40SACD)は、「グリーグ・イヤ
ー」の2007年にリリースされました。オリジナルの曲に一切手を加えず、モ
ーツァルトの音楽にロマンティックな衣装を着せる。グリーグの試みをデー
ナ・ピアノデュオが音として聴かせたアルバムは、音楽ファンとピアニスト
の新たな興味をひきました。第2集には、グリーグが作曲しながら第1集に含
まれなかった「幻想曲ハ短調」が、2台ピアノのためのオリジナル作品、モー
ツァルトの「2台のピアノのためのソナタ ニ長調」とグリーグの「古いノル
ウェーのロマンスと変奏」とあわせて録音されました。
デーナ・ピアノデュオは師弟で組んだデュオ。ハイデ・ゲルツは、コンラー
ト・ハンセンに学んだドイツのピアニスト。ティナ・マルガレータ・ニルセ
ンはスイス生まれのノルウェー人。トロンハイムで育ち、ヨルゲン・ラーシェ
ン、イジー・フリンカ、ゲルツ、イェンス・ハーラル・ブラトリのもとでピ
アノを学びました。




<Simax>
PSC1833 2枚組 \4560
ノルウェーの偉大な演奏家たち1945年-2000年 第4集-ロベルト・リフリング
ベートーヴェン:
ピアノ・ソナタ 第30番 ホ長調 Op.109、第31番 変イ長調 Op.110、
第32番 ハ短調 Op.111、
ピアノ協奏曲第4番 ト長調 Op.58*、
ピアノ協奏曲第5番 変ホ長調 Op.73「皇帝」
ロベルト・リフリング(P)
オスロ・フィルハーモニック管弦楽団
カシュテン・アンデシェン(指)*  ガブリエル・フムーラ(指)
録音:1979年5月28日 ホーコン王の館(ライヴ/ソナタのみ)、
1986年9月25日*、1981年10月21日 オスロ・コンサートホール(ライヴ)
ノルウェー放送(NRK)アーカイヴの音源
マスタリング:アウドゥン・ストリーペ
20世紀後期、ノルウェーを代表する音楽家たちの遺産シリーズ。第4集のアー
ティストは、ピアニスト、ロベルト・リフリングです。リフリングが音楽家生
涯を通じてバッハの作品とともに追求し、「明快、開放的、極点に達した」
と評されるベートーヴェンのソナタと協奏曲。後期のソナタ3曲は1979年ベル
ゲン国際フェスティヴァルのホーコン王の館でのコンサート、ピアノ協奏曲
は1986年(第4番)と1981年(第5番)のオスロ・コンサートホールでの演奏をノ
ルウェー放送がライヴ録音した音源です。ステーン=ノクレベルグ、ホー
ヴァル・ギムセ、アウストボー、アンスネスらによって引き継がれたノルウェ
ー・ピアノ芸術の伝統の記念碑ともみなされる演奏。ベルゲンとオスロの聴
衆の拍手がそのすばらしさを物語ります。アウドゥン・ストリーペの手でア
ーカイヴ録音に丁寧で音楽的なマスタリングが施され、そのおかげでリフリ
ングの音楽を臨場感ゆたかな音で楽しむことができます。

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09-04 No.11-1

2009年04月09日 15時38分41秒 | Weblog
<東武レコーディングズ>
TBRDVD1001(DVD-Video) 3枚組 \8400
完全限定盤
ベートーヴェン:交響曲全集(実相寺昭雄映像監督)
交響曲第1番(1989年2月5日)、
交響曲第2番(1989年3月11日)、
交響曲第3番「英雄」(1989年2月5日)、
交響曲第4番(1989年4月6日)、
交響曲第5番「運命」(1989年5月15日)、
交響曲第6番「田園」(1989年4月6日)、
交響曲第7番(1989年3月11日)
交響曲第8番(1989年5月15日)
交響曲第9番「合唱」(1988年12月14日)
朝比奈隆指揮
新日本フィルハーモニー交響楽団、
関屋晋指揮晋友会合唱団、
豊田喜代美(S)、
秋葉京子(Ms)
林誠(T)、
高橋啓三(Bs-Br)
収録:東京サントリーホールに於けるライヴ
巨匠朝比奈隆が大阪フィルに次いで親密な関係を保った新日本フィルと唯一
遺したベートーヴェン:交響曲全集、その映像作品です。映像監督は、朝比奈
を敬愛した故実相寺昭雄。北方ルネッサンスのような光線は高尚な美しさに
満ちています。新日本フィル財団法人化20周年と朝比奈の80歳を記念した、
このベートーヴェン・ツィクルスは巨匠の気力体力の充実が目覚しい記念碑
的名演で、特に第3番「英雄」は自らも納得のヘビー級演奏です。
1991年にレーザーディスクとして発売されたのは実に18年前。その後廃盤と
なって久しく、LDの後退も相俟って、当作品は幻の存在になりつつありまし
たが、ここに幾多の困難を乗越えてDVD化が決まり、当時の技術陣が終結し
渾身の再編集が行われました。
演奏はフォンテック社から発売されているCDと同一ですが第9のみ12月14日
の別演奏です。フロントジャケット写真は、木之下晃氏による文化勲章受賞
時のもので、これもカラーで貴重です。
完全限定盤・愛蔵家証付(裏面ポートレートの写真は飯島隆氏撮影)です。
すべて金文字でシリアル・ナンバーが付いております(良番の選択は出来ませ
ん)。岩野裕一氏による書下ろしライナーノート付



<ISODAレーベル>
IE-2013 \2500
「オテロ幻想曲」
リスト:なぐさめ
リース:無窮動
エルンスト:オテロ幻想曲
ヴュータン:夢 Op.22-3
アルベニス:タンゴ
グラナドス:アンダルーサ
フィオッコ:アレグロ
ヴィエニアフスキ:カプリッチョ・ワルツ
ヴィエニアフスキ:旅芸人
ブラームス:ハンガリー舞曲第7番
クライスラー:ルイ13世の歌
サラサーテ:嘆きの歌
ゼンガー:スコットランドの田舎にて
ディニク:ホラ・スタッカート
辻井 淳(ヴァイオリン)
藤井 由美(ピアノ)
録音:2007年8月 滋賀県高島市ガリバーホール
プロデューサー・エンジニア:太田憲志(オタケン・レコード)
オタケン・レコードの太田憲志氏が自らミキシングコンソールに入りサウン
ドメイキングした知る人ぞ知るヴァイオリニスト、辻井淳の小品集シリーズ
最新作。
シュ-ベルトの歌曲「魔王」のヴァイオリン編曲でおなじみのエルンスト。
今回は彼のオリジナル作品で、小品の分野では10分を越える大作「ロッシー
ニのオペラ、オテロの主題による幻想曲」を中心に珍しい名品を網羅。特に、
ゼンガーの原題名、スコティッシュ・パストラル、邦名、スコットランドの
田舎にて(辻井訳)は、今ではほとんど聴かれない傑曲。新日本フィル客員コ
ンマスを始め、最近では、宮川彬良率いるアンサンブル・ベガのコンマスと
しても活躍、人気上昇中のヴァイオリニスト、辻井 淳。NHK教育テレビ「ゆ
うがたクインテット」のアリアさんのヴァイオリン担当として、その美しい
音色は、ほぼ毎日、全国のお茶の間に届いている。




<collegno>
WWE20264 \2250
サルヴァトーレ・シャリーノ:
(1)ローエングリン(1984)
(2)14楽器のための木陰の風(2005)
(3)2つの無慈悲な夜曲(2001)
ティト・チェッケリーニ(指)アンサンブル・リソニャンツェ
アルフォンソ・アルベルティ(Pf) マリアンネ・プスール(Sp)
1949年生まれのイタリア現代音楽界の重鎮、シャリーノの作品集。

WWE20278 \2250
ヴォルフガング・ミッテラー:
自由なシューベルト風歌曲集「嵐の中で」、レブロス
ゲオルク・ニグル(Br)
ヴォルフガング・ミッテラー(Pf & electronics)
独唱のニグルは元、ウィーン少年合唱団でソプラノを担当していたという経
歴の持ち主。

WWE20277(2SACD Hybrid+DVD) \4750
ベルンハルト・ラング:2幕の音楽劇「モーツァルトなんて嫌いだ!」(2006)
ミヒャエル・シュトゥルミンガー(リブレット&演出)
レナーテ・マルティン&アンドレアス・ドンハウザー(舞台、衣装デザイン)
クルト・シェニー(照明) ハミッド・レザ・タヴァコリ(撮影)
ヨハネス・カリツケ(指)クラングフォールム・ヴィーン
コリン・メーソン(合唱指揮)NOVAヴォーカルアンサンブル
ディーター・コヴァチッチ、
ヴォルフガング・フックス(ターンテイブル・ソリスト)
ペーター・ベーム(サウンド・ディレクター)
フローリアン・ベッシュ(Br)
ダグマール・シェレンベルガー(Sp) アンドレア・ブラウン(Sp) 
ザロメ・カマー(Sp)
マティアス・ツァハリアッセン(Tn)
2006年 アン・ア・ヴィーン劇場で初演された舞台のLive収録。

WWE20280 \2250
ヴォルフラム・シューリヒ(1967-):A.R.C.H.E
ヴォルフガング・ズッパン(1966-):範囲と回数
カールハインツ・エッスル(1960-):多少
クリストフ・ディーンツ(1968-):アンプリファイ
ベルンハルト・ガンダー(1969-):王のメッセージ
アンサンブル・インテグラーレ
(ヘンイッヒ・カイザー(Tn) バーバラ・リューネブルク(Vn,Va) 
アシュレー・フリバール(Pf)
ブルクハルト・フリートリッヒ(Sax) ジョン・エックハルト(Db) 
オレグ・ジエワノフスキー(Perc)
「アルプスの夕焼け」といえばリヒャルト・シュトラウスが見たであろうガ
ルミッシュ・パルテンキルヒェンのそれを思い浮かべ、彼の最晩年のオーボ
エ協奏曲が響いてこようか、というようなものですが、ここで聴けるのはそ
れとはまったく違ったとんがった音楽です。




<MUSICA REDIVIVA>
MRCD101 \2080
[日本語解説付]
ある風景の中で- 独奏マリンバのための作品集
新実徳英:マリンバのために
ジョン・ケージ :ある風景の中で
ミクローシュ・マロシュ:マリンバカプリッチョ
坪能克裕 :メニスクス
ヘンリク・マッテーン:流れのなか、歩を運ぶ
ヘイメル・シェーブルム:マリンバのためのイマジネーション
ダニエル・ベリ:月を越えて
三木 稔 :マリンバ・スピリチュアル
ダニエル・ベリ(マリンバ)
フレードリク・アンデション、フレードリク・ビョーリン、
フレードリク・ティーゲル(Perc)



<KII>
KDC5065 \1500
限定盤 ※日本語歌詞訳付
BCJのバッハへのいざない-声楽編
(1)カンタータ第63番《キリスト者よ、この日を刻み込め》BWV63より
第1曲 [合唱]:キリスト者よ、この日を刻み込め[BIS881/録音:1997年7月]
(2)カンタータ第147番《心と口と行いと生活》BWV147より 終曲コラール
[合唱]:イエスは変わらざる私の喜び(主よ、人の望みの喜びよ) 
[BIS1031/録音:1999年6月]
カンタータ第78番《イエスよ、あなたはわが魂を》BWV78より
(3)第1曲 [合唱]:イエスよ、あなたはわが魂を
(4)第2曲 アリア・デュエット[ソプラノ、アルト]:我らは急ぐ、イエスの許へ
/ ソプラノ:野々下由香里/アルト:ダニエル・テイラー[BIS1361/
録音:2003年2月]
(5)カンタータ第55番《私は、哀れな人、罪のしもべ》BWV55より 第1曲 ア
リア[テノール]:私は、哀れな人、罪のしもべ/テノール:ゲルト・テュルク
[BIS SA1631/録音:2006年9月]
(6)カンタータ第190番《主に向かって、新しい歌を歌え》BWV190より 第1曲
[合唱]:主に向かって、新しい歌を歌え[BIS1311/録音:2002年2月]
(7)マタイ受難曲BWV244より 第49曲 アリア[ソプラノ]:ただ愛により我が救
い主は/ソプラノ:ナンシー・アージェンタ [BIS1000/録音:1999年3月]
(8)カンタータ第103番《おまえたちは、泣き喚く》BWV103より 第1曲 合唱
[とアリオーソ(バス)]:おまえたちは、泣き喚く バス:ドミニク・ヴェルナ
ー[BIS SA1611/録音:2006年2月]
(9)カンタータ第51番《すべての国よ、神を誉め讃えよ》BWV51より 第1曲
アリア[ソプラノ]:すべての国よ、神を誉め讃えよ/ソプラノ:キャロリン・
サンプソン [BIS SA1471/録音:2005年9月]
ミサ曲 ロ短調 BWV232より
(10)第10曲[アルト]:父の右に座したもう主よ/カウンターテナー:ロビン・
ブレイズ
(11)第11曲[バス]:主のみ聖なり/バス:ペーター・コーイ
(12)第12曲[合唱]:聖霊とともに
[BIS SA1701/録音:2007年3月]
(13)カンタータ第32番《いとも慕わしいイエス、わが焦がれ求める君よ》
BWV32より 第1曲 アリア[ソプラノ]:いとも慕わしいイエス、わが焦がれ求
める君よ/ソプラノ:レイチェル・ニコルズ[BIS SA1711/録音:2008年2月]
(14)マタイ受難曲BWV244より 終曲(第68曲)[合唱]:さあ、ひざまずきましょ
う[BIS1000/録音:1999年3月]
鈴木雅明(指揮)合唱・管弦楽:バッハ・コレギウム・ジャパン

KDC5066 \1500
限定盤 ※日本語歌詞訳付
BCJのバッハへのいざない-器楽編
(1)ブランデンブルク協奏曲 第5番 ニ長調 BWV1050より第1楽章 アレグロ/
チェンバロ独奏:鈴木雅明、フラウト・トラヴェルソ:菅きよみ、ヴァイオリ
ン:若松夏美[BIS1151/録音:2000年5,6月]
(2)管弦楽組曲第3番 BWV1068より 第2曲「アリア」[BIS SA1431/録音:
2003年10月]
管弦楽組曲第2番 ロ短調 BWV1067より
(3)第5曲「ポロネーズ-ドゥーブル-ポロネーズ」
(4)第7曲「バディヌリー」/フラウト・トラヴェルソ独奏:前田りり子
[BIS SA1431/録音:2003年10月]
(5)カンタータ第35番《霊と心は驚き惑う》より 第1曲シンフォニア/オル
ガン独奏:鈴木雅明[BIS SA1621/録音:2006年9月]
(6)シンフォニア第11番 ト短調 BWV797 チェンバロ:鈴木雅明[BIS1009/
録音:1998年7月]
(7)カンタータ106番《神の時こそいと良き時》BWV106より 第1曲 シンフォ
ニア/リコーダー:山岡重治、古橋潤一/ヴィオラ・ダ・ガンバ:上村かおり、
福沢 宏[BIS781/録音:1995年11月]
(8)ヴァイオリン協奏曲第2番 ホ長調 BWV1042より 第1楽章 アレグロ/ヴァ
イオリン:寺神戸亮 [BIS961/録音:1999年7,9月]
ドイツ・オルガン・ミサ(クラヴィーア練習曲集第3部)より
(9)これぞ聖なる十戒BWV678(10)これぞ聖なる十戒によるフゲッタ BWV679/
オルガン:鈴木雅明 [BIS1091/録音:2000年3,4月]
(11)二つのヴァイオリンのための協奏曲 ニ短調 BWV1043より 第1楽章 ヴィ
ヴァーチェ/ヴァイオリン:寺神戸亮、若松夏美[BIS961/録音:1999年7,9月]
(12)ブランデンブルク協奏曲第1番 ヘ長調 BWV1047より 第1楽章[BIS1151/
録音:2000年5,6月]
(13)ゴルトベルク変奏曲 BWV988より 終曲:アリア/チェンバロ:鈴木雅明
[BIS819/1997年6,7月]
鈴木雅明(指揮)
管弦楽:バッハ・コレギウム・ジャパン
1990年に結成されたバッハ・コレギウム・ジャパン(BCJ)。スウェーデンの
BIS社からリリースされているバッハ作品のCDは50枚を超え、そのどれもが
世界中で高い評価を得ています。このたび、BCJの音楽監督の鈴木雅明監修の
下、声楽曲、器楽曲の選りすぐりのトラックを集めて、ベスト盤を作成いた
しました。BCJによる比類なきクオリティで聴くバッハの世界をお楽しみく
ださい。



<MIRARE>
MIR038 \2500 ※セール期間中は\2080
J.S.バッハ:フルート・ソナタ集
フルートと通奏低音のためのソナタ ト短調BWV1034、
フルートと通奏低音のためのソナタ ハ長調BWV1033、
フルートとチェンバロのための組曲 ニ短調BWV997、
フルートと通奏低音のためのソナタ ホ長調BWV1035、
フルートと通奏低音のためのソナタ ト短調BWV1030b
ヒューゴ・レーヌ(フラウト・トラヴェルソ)
ピエール・アンタイ(Cemb)エマニュエル・ギゲス(Gamb)
録音:2006年12月5-7日、2007年4月21-23日 ルールマラン城(フランス)
古楽界の名手3人が繰り広げるバッハのフルート・ソナタ集。バッハのフルー
ト・ソナタは真作、偽作と議論されていますが、古今のフルート・ソナタの
中でも屈指の名作揃いです。クリスティ、ヘレヴェッヘ、レオンハルトの後
を継ぐ新世代の実力派ヒューゴ・レーヌ、そして、ピエール・アンタイ、エ
マニュエル・ギゲスらの初稿、自筆譜の絶え間ない研究が結実したアルバム
です。数々の名盤を凌駕しえる魅力と味わい深い演奏を聴かせてくれます。

MIR088 \2500 ※セール期間中は\2080
W.F.バッハ:幻想曲、ソナタ、フーガ、ポロネーズ
ポロネーズ第1番 ハ長調、フーガ第1番 ハ長調、ソナタ ト長調 FK7、
フーガ第2番 ハ短調、幻想曲 ハ短調 FK nv2*、
ポロネーズ第10番 ヘ短調*、
フーガ第3番 ニ短調、幻想曲 ニ短調 FK19、ソナタ ニ長調 FK3、
ポロネーズ第11番 ト長調、ポロネーズ第7番 ホ長調、
ポロネーズ第8番 ホ短調*、
フーガ第6番 ホ短調、幻想曲 イ短調 FK23
モード・グラットン(Cemb) クラヴィコード演奏*
W.F.バッハは大バッハの長男で息子たちのなかでは最も才能に恵まれ、可愛
がられていたと言われていますが、その作品を耳にする機会は多くありませ
ん。即興性に富んだ彼の作品はとても魅力に溢れています。12の作品からな
るポロネーズは、揺らぐテンポ、気まぐれなリズムが独特の作風を際立たせ
ています。幻想曲は幻惑させられる半音階進行は彼の驚くべき才能とセンス
が感じられます。先の読めない独特の楽想を新星モード・グラットンの優れ
た音楽性と多彩な音で聴かせてくれます。モード・グラットンは1983年フラ
ンス生まれの若手注目株。パリ国立音楽院にて学び、2000年サン・ジェルマ
ン・デ・フォセ・コンクール第1位、2003年ルージュ国際古楽コンクール第2
位など数々の受賞歴があり様々な音楽祭に出演。ピエール・アンタイ、クリ
ストフ・ルセなど古楽界の巨匠から次々と指名をされている新星です。

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09-04 No.11-2

2009年04月09日 15時38分01秒 | Weblog
<audite>
AU92571(SACD-Hybrid) \2580
ラヴェル:
(1)高雅で感傷的なワルツ
(2)夜のガスパール
(3)ソナチネ
(4)ラ・ヴァルス
ロマン・デシャルム(P)
録音:2008年11月20-22日ベルリン=ダーレム、イエス・キリスト教会
昨年の4月と10月、さらにことしの2月と相次いで来日し、多くのファンを魅
了したフランス期待の若手ピアニスト、ロマン・デシャルム。Auditeデビュ
ー盤は、そのリサイタルでも取り上げた「高雅で感傷的なワルツ」「夜のガ
スパール」を含むラヴェル作品集。
師ジャック・ルヴィエ仕込みのラヴェルはすでに完成されたスタイルで自信
のほどを覗かせますが、なかでも同じく公演曲目の取りに組まれていた「ラ
・ヴァルス」がやはり圧巻。音色の綾、リズム感、退廃的な香りと、聴衆を
大いに沸かせた来日公演をほうふつとさせます。使用楽器Kawai EX2528001。
☆ロマン・デシャルム…1980年フランス・ナンシー生まれ。パリ国立高等音
楽院でジャック・ルヴィエ、クリスチャン・イヴァルディ、ジャン・ケルネ
ル、アンヌ・グラポットに師事し、すべてのクラスで4つのプルミエ・プリ
(首席)を獲得して卒業。2006年AXAダブリン国際ピアノコンクール、さらに
2007年ウイストルアム・リヴァに於けるヴラド・ペルルミュテール・ECピア
ノコンクールでグランプリを受賞。そのほかのコンクール歴も輝かしく、ア
レッサンドロ・カサグランデ国際ピアノコンクール、上海国際ピアノコンク
ール、浜松国際ピアノコンクールでも上位入賞を果たしている。
パリのサル・コルトーをはじめフランス国内のほか、ロンドンのウィグモア
ホール、ダブリン国立コンサートホール、ニューヨークのカーネギーホール
と、欧米、中国、日本で、リサイタル、室内楽、オーケストラとの共演等、
数多くの演奏活動を行う。ヤマハ・ヨーロッパ財団、ナテクシス・バンク・
ポピュレール財団、2004年度シャルル・クロ・アカデミー奨学生。

AU92567(SACD-Hybrid) \2580
(SACD Hybrid)
エドゥアルト・フランク(1817-1893):ピアノ三重奏曲集
(1)ホ短調Op.11
(2)ニ長調Op.58
クリスティアーネ・エディンガー(Vn)
ルイ・クラレ(Vc)
クラウス・ヘルヴィヒ(P)
録音:2008年9月27-29日リューベック、音楽大学大ホール
エドゥアルト・フランクというと、その役割としていっぽうでシューマンと
メンデルスゾーンとを、また他方ではシューマンとブルッフやブラームス、
ブルックナーとを結ぶというように、大作曲家たちの世代間の橋渡しをした
存在と考えられています。友人であるシューマンと、師でもあったメンデル
スゾーンに影響を受けた彼は、作風としてはウィーン古典派の様式を踏襲し
ており、ピアノ曲を別にすれば大半を占めるのが室内楽作品。デュオから六
重奏に至るさまざまな編成のなかでも、冷静で堅牢な構成と、ゆたかな音数
と語法で一押しというべきものがこのピアノ・トリオ。
4楽章形式の大規模で本格的な2曲は、死後一世紀もの間すっかり忘れ去られ
ていたものですが、auditeによると“19世紀後半ドイツ語圏の室内楽といえ
ばシューマンやブラームス、メンデルスゾーンに尽きると信じて疑ってこな
かった方たちすべてに、その認識を改めさせるくらいほど”と太鼓判を押す
内容とのこと。シリーズでおなじみのエディンガー以下、チェロにジャンド
ロン、シェべク、グリーンハウスらに影響を受けた名手クラレ、ケンプに師
事したヘルヴィヒと演奏陣にも人を得ています。




<世界文化社>
SBKI10(2DVD+解説BOOK) \4800
DVD決定盤 オペラ名作鑑賞シリーズ10
DVD2枚組(日本語字幕付き)+解説BOOK
プッチーニ:歌劇「トスカ」
[Disc1]アレーナ・ディ・ヴェローナ 2006年 
[Disc2]シュトゥットガルト国立歌劇場 1961年
シリーズ完結ボーナス作品 映画版「トスカ」1939-40製作
[解説書]オペラの知識を深めるの鑑賞マニュアル。(64ページ) 
[DISC1]ダニエル・オーレン(指)アレーナ・ディ・ヴェローナ
トスカ:フィオレンツァ・チェドリンス、
カヴァラドッシ:マルセロ・アルバレス
収録:2006年 アレーナ・ディ・ヴェローナ
[DISC2]フランコ・パターネ(指)
トスカ:レナータ・テバルディ、カヴァラドッシ:ユージン・トービン
収録:1961年 シュトゥットガルト国立歌劇場
[ボーナス作品]監督:カルロ・コック、助監督:ルキノ・ヴィスコンティ、
撮影:ウバルド・アラータ
トスカ:インペリオ・アルヘンティーナ、スカルピア:ミシゼル・シモン
カヴァラドッシ:ロッサノ・ブラッツィ
[解説書]永竹由幸 監修・著
叙情的な音楽が得意のプッチーニとしては異色の劇的な作品。始めから終わ
りまで緊張の連続なのだが、特にスカルピア男爵の性格描写が優れている。
プッチーニよ、ここまでやるかという感じである。その合間合間に歌われる
2人の恋人たちの甘い旋律がオペラ・ファンを酔わせる。




<Ma recordings>
MA J506 \2940
「夢のあとに-フランスのヴァイオリン・ソナタ集 」
(1)フォーレ=ミッシャ・エルマン編:夢のあとに
(2)フランク:ヴァイオリン・ソナタ イ長調
(3)フォーレ:ヴァイオリン・ソナタ第2番Op.108
枝並千花(Vn) 長尾洋史(P)
録音:2008年7月秩父ミューズパーク音楽堂
ディレクター:野田智子
エンジニア:タッド・ガーフィンクル *ワンポイント録音
フランス・プログラムのリサイタル・シリーズで好評を博し、ヴァイオリン
・ファンの間でアルバム・リリースをとの呼び声の高かった枝並千花が、つ
いにMa recordingsよりデビュー。フランクの傑作に、枝並自身こだわりの
フォーレ第2番、そしてエルマンの編曲による「夢のあとに」を収録していま
す。音楽評論家平林直哉氏が、なによりまた本人も努めて心がけていると云
うとおり、おもわず引き込まれてしまう音色のうつくしさ。この美音を完璧
にとらえるべく、当代きっての名エンジニア、タッド・ガーフィンクルと、
ディレクターには野田智子を起用。ワンポイント録音による驚きの臨場感で、
オーディオ・ファンからも熱い支持を集めることでしょう。
枝並 千花 Chika Edanami, Violin
4歳よりヴァイオリンを始める。桐朋学園女子高等学校音楽科を経て同大学
音楽部卒業。
1998年、第52回全日本学生音楽コンクール中学生の部全国第1位。東儀賞、
兎束賞、都築音楽賞を受賞。2001年、第10回日本モーツアルト音楽コンクー
ル、ヴァイオリン部門第3位入賞。2003年、第24回ミケランジェロ・アバド
国際ヴァイオリンコンクール優勝、及びソナタ賞受賞。ミラノにて受賞コン
サート出演。2004年、「井上道義の上り坂コンサート」にて井上道義氏指揮、
桐朋学園オーケストラと共演。大友直人指揮で東京交響楽団と共演。2005年
ソウルにて日韓交流演奏会に出演など、多くの演奏会に参加。
これまでにセミナーにて、ザハール・ブロン、ジュラール・プーレ、レジス
・パスキエ、ドン・スク・カン各氏に指導を受ける。桐朋学園公開レッスン
にて、シュロモ・ミンツ、竹澤恭子各氏に指導を受ける。クールシュベール
音楽アガデミー(2002-2005フランス)、京都フランスアカデミー(2003)、クー
ルシュベール国際音楽アガデミーinともべ(2005)、ビアリッツ音楽アガデミ
ー(2005フランス)、国際音楽セミナー「ミュージック・マスターズ・コース
inかずさ(MMCK)」に参加。
2006年4月-2008年12月まで東京交響楽団に在籍。
また、2007年10月より、一公演に一人の作曲家を取り上げた「クリスタル・
リサイタル」シリーズを開始。好評を博す。
奥村和雄、辰巳明子各氏に師事。




<Ondine>
ODE1133 \2080
ハブリジ・ハトルグリームソン(1941-):チェロとオーケストラのための作品集
チェロ協奏曲 作品30(2003)、
ヘルマ 作品17(1995)(チェロと弦楽オーケストラのための)
トルルス・モルク(Vc) 
スコットランド室内管弦楽団 ヨン・ストゥールゴールズ(指)
録音:2007年4月12日-14日 グレイフライアーズ教会(エディンバラ、スコッ
トランド)
トルルス・モルクは、古典やロマンティックな作品とともに今日の音楽にも
積極的に取り組んでいます。Ondine の新しいアルバムでモルクはアイスラン
ドの作曲家ハブリジ・ハトルグリームソンの作品を2曲、演奏しています。
「目覚めていても心を鎮めてくれる大規模な子守歌、不思議な夢」と作曲者
が語るチェロ協奏曲は、単一楽章で書かれた約29分の作品です。作曲者が子
どものころチェロで弾いたグリーグの「子守歌」(抒情小曲集第2集 第1曲)
が音楽の素材になっています。この曲は、オスロ・フィルハーモニック、ア
イスランド交響楽団、スコットランド室内管弦楽団が共同で委嘱し、モルク
に献呈されました。「ヘルマ」のタイトルはアイスランド語。「重要な情報
を告げる」の意で使われていたのが現在はもっぱら、「誰かの言葉を繰り返
す」あるいは「真似る」を意味するフレーズに使われています。音楽は "言
葉" を暗示。独奏チェロのパートは、長く、切れ目のないモノローグに似て
います。スコットランド室内管弦楽団の首席チェロ奏者ウィリアム・コン
ウェイのために作曲されました。

ODE1140 \2080
ビザール・バザール(Bizarre Bazaar)
1.Dances from Korond 2.Babsi's Decision 3.Deine Sohne seien
gesegnet 4.Kokh a glezl vayn 5.Dance of Joy 6.Wedding Waltz 
7.Caf 1930 8.Bordel1900 9.Mashaal 10.Longa 11.Dhikrayat 
12.Menino do Bairro Negro 13.Feira de Castro
カリ・クリーク(Cl) 
タピオラ・シンフォニエッタ 
ヤン・セーデルブルム(指、Vn)
録音:2008年5月 セッラホール(エスポー、フィンランド)(ライヴ)
新鮮な発想と創意に富んだ演奏で知られ、現代を代表するクラリネット奏者
のひとりに挙げられるカリ・クリーク(1960-)の新しいアルバムは "Bizarre
Bazaar"。<奇想天外のオリエント市> とでも訳すのか、ユダヤ音楽のクレ
ズマー、ポルトガルの民俗歌謡ファド、アルゼンチン・タンゴ、アラブ音楽、
彼が旅先で出会ったさまざまな民俗音楽が集められています。直感のままに
演奏したと語るクリークの情熱を感じる、楽しいコンサートのライヴ録音で
す。




<DUX>
DUX0630 \2080
ポーランドのチェンバロ音楽 Vol.1
ユゼフ・エルスネル(1769-1854):
ソナタ ニ長調/ソナタ ヘ長調/ソナタ変ロ長調
ポロネーズ変ロ長調/ポロネーズ変ロ長調/ポロネーズ ニ短調
ポロネーズ変ホ長調/ポロネーズ変ホ長調/ポロネーズ ハ長調
ポロネーズ ハ長調/マズルカ風ロンド ハ長調
クラコヴィアク風ロンド変ロ長調
ウルシュラ・バルトキェヴィチ(チェンバロ)
録音:2007年11月、ワルシャワ、ポーランド放送スタジオS-2
使用楽器:ラインハルト・フォン・ナーゲル製(モデル:18世紀、フレンチ)
エルスネルはショパンやモニュシュコの師として知られる作曲家・音楽教育
家。当アルバムおよび Vol.2(DUX 0631)はエルスネルが1803年から1805年に
かけて刊行した月刊誌「音楽とポーランド歌曲の珠玉集」から選ばれた作品
を楽譜出版(ビドゴシュチ音楽アカデミー出版局)および録音発売するという
プロジェクトによるもの。ユゲット・ドレイフュスに師事したポーランドの
チェンバロ奏者ウルシュラ・バルトキェヴィチは、エルスネルの作品出版の
編集にも携わるスペシャリストです。

DUX0631 \2080
ポーランドのチェンバロ音楽 Vol.2
アントニ・ヴェイネルト(1751-1850):
オペラ「七かける一」の主題による変奏曲
ユゼフィナ・ヴェイネルト(18/19世紀):
ポロネーズ変ロ長調/ワルツ変イ長調
トマシュ・グレム(18/19世紀):アンダンテと変奏曲(ト長調)
ウニツキ(18/19世紀):ポロネーズ変ホ長調/ポロネーズ ニ長調
セヴェリン・ティシュキェヴィチ(1770頃-1840頃):ポロネーズ ハ長調
アントニ・モラフスキ(18/19世紀):アンダンテと変奏曲(ヘ長調)
マチェイ・カミェンスキ(1734-1821):誇り(ロンド形式)/アンダンテ ヘ長調
カルボスキ(18/19世紀):ポロネーズ ヘ長調
J・アンドリホヴィチ(18/19世紀):
オペラ「テレマフ」の主題による変奏曲ハ長調/ポロネーズ ハ長調
ポロネーズ変ロ長調/ポロネーズ変ホ長調
エミリア・ポトツカ(18/19世紀):
アンダンテと変奏曲ハ長調/マズルカ ト長調
ウルシュラ・バルトキェヴィチ(チェンバロ)
録音:2007年11月、ワルシャワ、ポーランド放送スタジオS-2
使用楽器:ラインハルト・フォン・ナーゲル製(モデル:18世紀、フレンチ)
アントニ・ヴェイネルトとカミェンスキ以外はポーランド音楽ファンにもあ
まり知られておらず、ファーストネーム不詳の作曲家の作品をも含むマニアッ
クぶりですが、ポーランド音楽史やショパン以前のポーランドの鍵盤音楽に
興味のある方々なら必聴のアルバムでしょう。

DUX0683 \2080
フェリクス・ノヴォヴィエイスキ(1877-1946):
平和のためのミサ Op.49 No.3
ミサ・ステラ・マリス Op.49 No.4
オルシュティン・コレギウム・ムジクム室内合唱団
オルシュティン・ヴァルミア=マズーリ・フィルハーモニー管弦楽団
アンナ・ドラモヴィチ、マチェイ・インギェレヴィチ(オルガン)
ヤヌシュ・プシビルスキ(指揮)

DUX0689 \2080
グダンスク市の音楽の遺産 Vol.1
(ポーランド科学アカデミー・グダンスク図書館所蔵の楽譜より)
待降節のカンタータ集
ヨハン・バルタザール・クリスティアン・フライシュリヒ(1690頃-1764):
「Lobe den Herrn meine Seele」
ヨハン・テオドール・レームヒルト(1684-1756):
「Ich freue mich dess, dass mir geredt ist」RoemV144
「Zeuch doch allerliebster Jesu」RoemV35
ジャン[ヨハン・イェレミアス]・デュ・グラン(17??-1756):
「Alter Adam du musst sterben」(1737)
ヨハン・テオドール・レームヒルト:
「Ach dass die Hülffe aus Zion über Issrael käme」
RoemV28
カロリナ・バフマン(ソプラノ)
セバスティアン・カニュク(男性アルト)
ヴォイチェフ・ヴィンニツキ(テノール)
シマン・コビリンスキ(バス)
ゴルトベルク・アンサンブル(管弦楽&合唱)
アンジェイ・シャデイコ(オルガン、指揮)
録音:2008年9月12-14日、グダンスク(ポーランド)、
聖三位一体フランチェスコ派教会

DUX0691 \2080
グラジナ・バツェヴィチ(1909-1969):室内管弦楽作品集 Vol.1
弦楽合奏のためのディヴェルティメント(1965)
ピアノ五重奏曲第1番(1952;ピアノと弦楽合奏のための編曲版)(*)
弦楽合奏のための協奏曲(1948)
バルトゥオミェイ・コミネク(ピアノ(*))
ラドム室内管弦楽団
マチェイ・ジュウトフスキ(指揮)
録音:2008年12月、ワルシャワ、ポーランド放送コンサート・スタジオS-1




<MEMORIES>
MR2099/2100 2枚組 \3380
モノラル
オール・ベートーヴェン・プログラム
「コリオラン」序曲、ヴァイオリン協奏曲、交響曲第7番
カラヤン指揮
ルツェルン祝祭管弦楽団
1955年8月27日ルツェルン・クンストハウス・ライヴ
カラヤンがフルトヴェングラーの後任としてベルリンフィルの常任指揮者に
なったのがこの年の4月。やる気満々の時期に当たります。当時のルツェルン
音楽祭は、絢爛豪華な出演者で知られ、トスカニーニ・スカラ座管、フルト
ヴェングラー+フィルハーモニア管の「第9」など歴史的演奏が繰広げられて
おります。カラヤンによるオール・ベートーヴェン・プロは、流麗そのもの
の名演です。「コリオラン」「第7交響曲」ともに疾走感が物凄く、爽快な風
のようなベートーヴェンです。その上、注目すべきはヴァイオリン協奏曲で、
シュナイダーハンは、この曲のオーソリティとしても知られております。
ファン・ケンペン、フルトヴェングラー、ヨッフムという巨匠+ベルリン
フィルの伴奏を得た演奏が決定盤として知られていますが、ここにカラヤン
との夢の共演が登場します。美音で知られスタイリッシュな演奏ですが、あ
くまでも自分のやり方を貫く頑固さにも頭が下がります。ヒスノイズは継続
しますが、原テープの傷も修正され聴きやすくマスタリングされております。

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09-04 No.10-1

2009年04月08日 18時21分36秒 | Weblog
<fine NF>
NF-20105(CD) \3000
NF-60105(SACD) \4000
森悠子&長岡京室内アンサンブル第5弾
ブリテンとラテン
(1)ブリテン:シンプル・シンフォニー
(2)ヒナステラ:弦楽合奏のための協奏曲
(3)エルガー:弦楽セレナード
(4)ヴィラ=ロボス:ブラジル風バッハ第9番
森悠子&長岡京室内アンサンブル
録音:2004年7月16日&2006年7月21日 栗東芸術文化会館さきら(滋賀県)
バロックから現代作品まで、幅広いレパートリーを誇る長岡京室内アンサン
ブルの第5弾は、前作「東洋と西洋」に引き続き、20世紀を代表する作曲家で
あるイギリスのブリテンとエルガー、ラテン・アメリカのヒナステラ(アルゼ
ンチン)とH.ヴィラ=ロボス(ブラジル)の4作品を取り上げています。
1974年にパイヤール室内管弦楽団に入団した森悠子は、75年からマルゴワー
ル指揮王室大厩舎王宮付管弦楽団にも参加、マルゴワールの元で当時として
は最先端のバロック・バイオリンを奏法から研究して体験するなど、バロッ
ク、室内楽が中心の演奏活動をおこなっていました。 
1977年にフランス国立新放送管弦楽団(現フランス国立放送フィル)が創立さ
れると同時に、日本人初の団員となりました。フランス国立放送管フィルは、
パリ管弦楽団、フランス国立管弦楽団につづくパリ第3の国営オーケストラで、
現代音楽の紹介に特に力を入れており、メシアン、クセナキスなどの世界初
演や、武満徹などもフランス初演で作曲者みずからの立会いのもとに演奏を
経験してきました。さらに88年から8年間リヨン国立歌劇場管弦楽団コンサー
トマスター(委嘱)もつとめています。
こうした森悠子の経験のすべてがこのアルバムの演奏にも反映されています
が、4つの作品の中でとりわけヒナステラの<弦楽のための協奏曲>はヴァイ
オリン、ヴィオラ、チェロ、コントラバスのソロもある難曲中の難曲で、長
岡京室内アンサンブルが新たなステップへの試金石として、総力を上げて取
り組みました。指揮者つきで演奏するのが普通で、指揮者なしでのCDは世界
初と思われます。

2001年にレーベル創立後まもなく、日本ではじめてのハイブリットSACDを発
売、以後ハイブリットSACDを中心にリリースを続けてきた「N&F」社ですが、
ハイブリッドSACDは、CDからSACDの移行をスムースにするために考案された
フォーマットである、という当初の方向性に基づき、初発売以後8年を経た
現在、本格的なSACDの普及を目指して、当作品から(1)SACDと(2)CDを分離し
て発売することとなりました。
神谷郁代のシューベルトに続き、この形式でリリースはこれで第2弾となりま
す。



<MSM>
MSM0014 \2250
モーツァルト:レクイエム ニ短調K.626
ホセ・カレーラス(テノール)、バーバラ・ボニー(ソプラノ)、
フィオーナ・キャンベル(メゾ・ソプラノ)、久保田真澄(バス)、
デイヴィッド・ヒメネス(指揮)、
東京フィルハーモニー管弦楽団、藤原歌劇団合唱団
2008年11月5日、オーチャード・ホールでのライヴ録音。
カレーラスのステージ・デビュー50周年を記念して行われた特別コンサート
では、世界最高峰のリリック・ソプラノ歌手バーバラ・ボニー、オーストラ
リアの実力派フィオーナ・キャンベル、日本代表としてバスの久保田真澄が
カレーラスと共にソリストを務めるなど、その陣容は豪華絢爛!
ちなみにカレーラスは、1994年に内戦で疲弊したボスニア・ヘルツェゴビナ
のサラエボでモーツァルトのレクイエムを歌っており、自身にとっても思い
入れの深い作品も1つであるという。




<Melodiya>
MELCD1001530 3枚組 \5640
ハチャトゥリアン:バレエ音楽《スパルタクス》(全曲)
アルギス・ジュライチス(指揮)、
ボリショイ劇場管弦楽団&合唱団
古代ローマ帝国に反旗を翻した奴隷剣闘士「スパルタクス」の生涯を描いた
ハチャトゥリアンの傑作バレエ「スパルタクス」。
"抜粋"や"組曲"ではなく貴重な"全曲"録音であると同時に、カヒッゼの「ガ
イーヌ」と並ぶロシア音楽ファン垂涎のジュライチス&ボリショイ劇場によ
る「スパルタクス」は、やはり強烈!
冒頭の「凱旋行進曲」では、縦横無尽に荒れ狂う蓄膿症気味の強烈なトラン
ペットを前に失神寸前。またラストの「スパルタクスの死」で繰り広げられ
る壮絶な展開と張り詰めた空気は、さすが本場と呻りたくなってしまう。
1974年の録音。ディジパック仕様。

MELCD1001526 3枚組 \5640
リムスキー=コルサコフ:歌劇《雪娘》(全曲)
イリーナ・ジューリナ(ソプラノ)、イーゴル・モロゾフ(バス)、
タチアーナ・フラストワ(メゾ・ソプラノ)、
リュドミラ・セルギエンコ(ソプラノ)、
アレクサンドル・フェーディン(テノール)、
ニーナ・テレンチェワ(メゾ・ソプラノ)、
ライサ・コトワ(メゾ・ソプラノ)、
アレクサンドル・ラザレフ(指揮)、ボリショイ劇場管弦楽団&合唱団
付随音楽を書くなどチャイコフスキーも惚れ込んだオストロフスキーの幻想
戯曲「雪娘」をリムスキー=コルサコフ自身がオペラ台本用に書き換え、
1882年に完成した歌劇「雪娘」の全曲録音はラザレフ&ボリショイ劇場の演
奏。雪娘のイリーナ・ジューリナや、ベレンディ皇帝のイーゴル・モロゾフ
などソリスト陣の熱唱、ラザレフが統率するオーケストラと合唱団の研ぎ澄
まされたサウンドは、西側の名門ボリショイ劇場の底力と言えるだろう。
1987年の録音。ディジパック仕様。

MELCD1001547 \1880
シュニトケ:ファウスト・カンタータ/合奏協奏曲第2番*
オレグ・カガン(ヴァイオリン)、ナターリャ・グートマン(チェロ)、
ライサ・コトワ(メゾ・ソプラノ)*、
エリク・クルマンガリエフ(カウンターテナー)*、
ニコライ・クルペ(テノール)*、アナトーリ・シャフリン(バス)*、
ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー(指揮)、
ソヴィエト国立文化省交響楽団
20世紀ロシアの異才シュニトケが出国禁止など厳しい処分を課された直後に
作曲を行った2つの大作、「ファウスト・カンタータ」と「合奏協奏曲第2番」
をカップリング。
作品を献呈されたカガン&グートマン夫妻が自らソリストを務めた「合奏協
奏曲第2番」、ロジェストヴェンスキーのタクトが火を吹き、ポリャンスキー
が鍛えた合唱団が叫ぶ「ファウスト・カンタータ」。奇才シュニトケの底知
れぬ音楽世界に接することができる2作品である。ジャケット・デザインも
強烈!1987年*&1985年(ライヴ)の録音。ディジパック仕様。




<M&A>
M&A 1113 12枚組 \11880
モノラル
プラド音楽祭のカザルス集大成
CD1~CD8は、M&A688,689として既出の演奏で多岐に渡る為情報は省略します。
<CD9>
ベートーヴェン:チェロ・ソナタ第1番
(Vc:カザルス、P:ゼルキン1954年6月20日)、
チェロ・ソナタ第2番(Vc:カザルス、P:イストミン1954年6月7日)、
ホルン・ソナタヘ長調(Vc:カザルス、P:ホルショフスキ1958年7月11日)
<CD10>
ベートーヴェン:チェロ・ソナタ第3番
(Vc:カザルス、P:コルトー1958年7月10日)、
チェロ・ソナタ第4番(Vc:カザルス、P:ゼルキン1953年6月16日)、
チェロ・ソナタ第5番(Vc:カザルス、P:ゼルキン1953年6月20日)
<CD11>
ベートーヴェン:
モーツァルトの「魔笛」の恋を知る男たちの主題による7つの変奏曲
(Vc:カザルス、P:コルトー1958年7月10日)
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第6番
(Vn:ゴールドベルク、P:ホルショフスキ1954年6月14日)
モーツァルト:クラリネット五重奏曲イ長調K.581
(Cl:ゴンザレス、ヴェーグSQ、1956年7月15日)
<CD12>
シューマン:
アダージョとアレグロ作品70(P:カーゾン、Vc: カザルス 1956年7月15日)
弦楽四重奏曲イ短調作品41-1(ヴェーグSQ 1956年6月12日)
シューマン:
二台ピアノ、二台ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロのための五重奏曲作品44
(P:ゼルキン+ヴェーグSQ1956年6月12日)
M&Aが偏執的にリリースを続ける「プラド音楽祭のカザルス」が未発表録音を
たっぷり加えての新装発売。「精神性」を感じさせるアーティストの最高峰
カザルスのベートーヴェンがゼルキン、コルトー、ホルショフスキという名
手との共演で味わえる、噛めば噛むほど豊穣な世界の広がる名演ばかりです。

M&A 1222 \1980
モーツァルト:
2台ピアノ協奏曲第10番(第2ピアノ:バルバラ・パンザレラ)
ピアノ協奏曲第14番
ピアノ協奏曲第23番
カルロ・グランテ(P)
ベルンハルト・ジーバー指揮
ローマ聖チェチリア管
M&Aの隠れたヒット作品、ゴドフスキー・エディションの番外編です。ローマ
の名門サンタ・チェチリア管の弦楽器はやはり美しく、快活なモーツァルト
を実感できます。

M&A 1224 \1980
ロシアン・ロマンティックピアノ音楽集
ボルトコヴィッツ:ピアノ・ソナタ第2番
メトネル:瞑想、妖精
リャードフ:前奏曲変ニ長調、前奏曲ロ短調
スクリャービン:九つの幻想曲
レビコフ:「クリスマス・ツリー」より、嗅ぎタバコ入れ
クライスラー=ラフマニノフ:愛の挨拶、愛の悲しみ
リャプノフ:レスギンカ
ナデージャ・ヴラエヴア(P)
これも継続しているロシアン・ロマンティック。技術だけでなく美貌も兼ね
備えたナデージャの美しい横顔も魅力です。




<WEST HILL RADIO ARCHIVES>
WHRA 6021 3枚組 \5940
モノラル
ヴェルディ:歌劇「ドン・カルロ」
シュティードリー指揮
メトロポリタン・オペラ、合唱団
チェザーレ・シエピ(フィリッポ2世)、ユシ・ビョルリンク(ドン・カルロ)、
ロドリーゴ(ロバート・メリル)、エリザベッタ(デリア・リガル)、フ
ェドーラ・バルビエリ(エボリ公女)他
1950年11月11日ライヴ
名人ワード・マーストンによる復刻です。完全初出のメトのドンカル。豪華
キャスティングはドルの力にモノを言わせた結果でしょう。ヒロイックに歌
い上げる健康的な「ドン・カルロ」です。


WHRA 6023 \1980
モノラル
ブタペスト・ライヴ1958
シューベルト:ピアノ・ソナタハ短調D.958
シューマン:トッカータハ長調
ムソルグスキー:展覧会の絵
ラフマニノフ:前奏曲嬰ト短調
ドビュッシー:前奏曲第一巻よりアナカプリの丘、映像より葉陰の鐘の音
スビャトスラフ・リヒテル(P)
リヒテル伝説のブタペストライヴ1958が、全曲網羅で発売されるのは今回が
初めてです。リヒテルが西側に出る前ですから、まだ幻の存在であった頃の
超名演です。展覧会の絵以降の曲を聴けば如何に当時の聴衆の度肝を抜いた
かが判る気がします。

WHRA 6024 6枚組 \5940
モノラル
<CD1>
ドビュッシー:小組曲
バルトーク:二つのルーマニア舞曲
ラヴェル:クープランの墓
シュトラウス:ティル・オイレンシュピーゲル 
NBC響1952年1月19日
<CD2>
モーツァルト:交響曲第41番「ジュピター」
バルトーク:不思議な中国人、
NBC響、1946年12月15日
ムソルグスキー:ボリス・ゴドゥノフより三場面 
(Bs:アレクサンダー・キプニス)
NYP 1944年7月23日
<CD3>
ロッシーニ:「セミラミーデ」序曲
シュトラウス:「ドン・キホーテ」
(Vc:フランク・ミラー、Va:カールトン・クーリー、Vn:ミッシャ・ミシャコフ)
NBC響、1942年3月10日
<CD4>
モーツァルト:「劇場支配人」序曲
ブラームス:交響曲第4番
シュトラウス2世:ウィーン気質
NBC響 1947年1月5日
<CD5>
プロコフィエフ:キージェ中尉
ショスタコーヴィチ:交響曲第6番
クリーヴランド管 1945年12月14日
オネゲル:小ピアノ協奏曲
コロンビア響 1949年7月6日コロンビアへのスタジオ録音
<CD6>
ヒンデミット:交響曲「画家マチス」
ベルリオーズ:「ローマの謝肉祭」
ヴィラ・ロボス:ブラジル風バッハよりアリア
(S:ビドゥ・サヤオ、Vc:フランク・ミラー)
バルトーク:三つのハンガリーの肖像
ファリャ:三角帽子より舞曲
プッチーニ:「蝶々夫人」よりある晴れた日に(S:ビドゥ・サヤオ)
シュトラウス:「こうもり」序曲
NBC響 1950年6月11日
すべてライナー指揮
RCAへのスタジオ録音が網羅的な上に秀演ばかりなので、あまりライヴ録音の
発掘が進まない巨匠フリッツ・ライナー。活躍の場が戦後はアメリカ中心だっ
たことも放送録音のリリースが困難な理由かもしれません。当シリーズは待
望のライヴ録音の登場で、度々指揮台にあがったNBC交響楽団との共演が中核
を担っています。トスカニーニのレパートリーも多く重なります。「ドン・
キホーテ」、ブラ4などを聴くと実はライナーはトスカニーニよりも厳格だっ
たのでは?と思わせる位厳しい表情を見せています。全て音質良好なモノラ
ル録音。当時の技術も見上げたものです。

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09-04 No.10-2

2009年04月08日 18時20分46秒 | Weblog
<OLYMPIA>
MKM214 \1780
ビゼー(1838-1875)/ロディオン・シチェドリン(1932-)編曲:
バレエ組曲「カルメン」
ジューコフスキー交響楽団
セルゲイ・スクリプカ(指揮)
Bizet/Shchedrin: Carmen Suite / Zhukovsky Symphony Orchestra, Sergei

MKM215 \1780
タマーラ・イブラギモワ(1958-):
主よ、われは御身の御力のままに(11の弦楽器とオルガンのための)(*)
ボリス・フランクシテイン(1949-):気質 Op.66(弦楽五重奏のための)
アレクサンドル・ラスカトフ(1953-):
オーボエと15の弦楽器のための協奏曲(+/*)
ヴャチェスラフ・リパーチェフ(オーボエ)
ノーザン・クラウン・ソロイスツ・アンサンブル
イーゴリ・サイデンシニル(アーティスティック・ディレクター)
ユーリー・ニコラエフスキー(指揮(*))

MKM216 \1780
プロコフィエフ(1891-1953):オペラ「マッダレーナ」Op.13(1911-1913)
ストラヴィンスキー(1882-1971):オペラ「マヴラ」(1921-1922)
モスクワ・ヘリコン・オペラの独唱者&室内管弦楽団
キリル・チホノフ(指揮)

MKM217 \1780
男性アルトによるアリア集
グリンカ(1804-1857):
オペラ「ルスランとリュドミラ」から ラトミールのアリア
オペラ「イワン・スサーニン(皇帝に捧げた命)」から ワーニャのアリア
チャイコフスキー(1840-1893):
カンタータ「モスクワ」から 戦士のアリオーソ
リムスキー=コルサコフ(1844-1908):オペラ「雪娘」から レルの第3の歌)
グルック(1714-1787):オペラ「オルフェオとエウリディーチェ」から
第2場,オルフェオのアリア
ヘンデル(1685-1759):
オペラ「アドメート」から アドメートのアリア,トラジメーデのアリア
エリク・クルマンガリエフ(男性アルト)
マールイ交響楽団
ウラディーミル・ポンキン(指揮)
録音:1991年

MKM218 \1780
ノヴァヤ・オペラ・イン・カーネギー・ホール
ハチャトゥリアン(1903-1978):バレエ「スパルタクス」から アダージョ
ロッシーニ(1792-1868)/エフゲニー・コロボフ編曲:アニュス・デイ
パーセル(1659-1695):
オペラ「ディドーとエネアス」から ディドーのレチタティーヴォとアリア
アルビノーニ(1671-1751):アダージョ
シューベルト(1797-1828)/エフゲニー・コロボフ編曲:アヴェ・マリア
グルック(1714-1787)/エフゲニー・コロボフ編曲:メロディー
カッチーニ/エフゲニー・コロボフ編曲:アヴェ・マリア
ロッシーニ:スターバト・マーテル から スターバト・マーテル
ハチャトゥリアン:劇付随音楽「仮面舞踏会」から ワルツ
ハチャトゥリアン:バレエ「スパルタクス」から レクィエム
ノヴァヤ・オペラの独唱者、合唱団&管弦楽団
エフゲニー・コロボフ(指揮)

MKM220 \1780
ハチャトゥリアン(1903-1978):
バレエ「スパルタクス」から 抜粋(4曲)
バレエ「ガヤーネ(ガイーヌ)」組曲(9曲)
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団
ユーリー・テミルカーノフ(指揮)
録音:1983年 原盤:EMI

MKM221 \1780
プロコフィエフ(1891-1953):映画音楽「イワン雷帝」Op.116
イリーナ・アルヒーポワ(メゾソプラノ)
アナトーリー・モクレンコ(バリトン)
アンブロジアン・シンガーズ
フィルハーモニア管弦楽団
リッカルド・ムーティ(指揮)
録音:1986年 原盤:EMI

MKM222 \1780
ニコライ・ミャスコフスキー(1881-1950):
室内管弦楽のためのセレナード変ホ長調 Op.32 No.1
弦楽合奏のためのシンフォニエッタ ロ短調 Op.32 No.2
フルート、クラリネット、ホルン、ファゴット、
ハープと弦楽合奏のための抒情的コンチェルティーノト長調 Op.32 No.3
祝典序曲ハ長調 Op.48
モスクワ新オペラ管弦楽団
エフゲニー・サモイロフ(指揮)

MKM224 \1780
モーツァルト(1756-1791):
ハフナー・セレナード ニ長調 K.250(248b)による交響曲
交響曲第41番ハ長調「ジュピター」K.551
モスクワ室内管弦楽団
ルドルフ・バルシャイ(指揮)

MKM225 \1780
カバレフスキー(1904-1987):
チェロ協奏曲第1番ト短調 Op.49(1949)(*)
チェロ協奏曲第2番ハ短調 Op.77(1964)(*)
スケルツォ Op.27 No.14(+)/ノヴェレッテ Op.27 No.25(+)
輪踊り Op.60 No.2(4つのロンド から)(+)/練習曲 Op.27 No.3(+)
無伴奏チェロのための長調・短調練習曲 Op.68
マリーナ・タラソワ(チェロ)
ロシア交響楽団(*)
ヴェロニカ・ドゥダロワ(指揮(*))
アレクサンドル・ポレジャエフ(ピアノ(*))

MKM226 \1780
ヴャチェスラフ・グロホフスキー(1945-):
ユダヤ狂詩曲(伝承歌と舞踊のメロディー)
チェコスロヴァキア国立放送民俗楽団
ヴャチェスラフ・グロホフスキー(指揮)
録音:1990年

MKM228 \1780
カプースチン・プレイズ・カプースチン ジャズ・ポートレイト
ニコライ・カプースチン(1937-):
アンダンテ/ピアノ・ソナタ第4番/10のバガテル
ピアノ・ソナタ第5番/ピアノ・ソナタ第6番
ニコライ・カプースチン(ピアノ)
録音:1991年

MKM229 \1780
ドヴォルジャーク(1841-1904):
交響曲第7番ニ短調 Op.70 B.141
チェロ協奏曲ロ短調 Op.104 B.191(*)
ナターリャ・グートマン(チェロ(*))
フィラデルフィア管弦楽団
ヴォルフガング・サヴァリッシュ(指揮)

MKM234 \1780
シューマン(1810-1856):チェロ協奏曲イ短調 Op.129
シュニトケ(1934-1998):チェロ協奏曲第1番
ナターリャ・グートマン(チェロ)
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
クルト・マズア(指揮)

MKM235 \1780
レオンカヴァッロ(1857-1919):オペラ「道化師」
ウラディーミル・アトラントフ(テノール:カニオ)
ルチア・ポップ(ソプラノ:ネッダ)
ベルント・ヴァイクル(バリトン:トニオ)
アレクサンドル・イオニタ(テノール:ベッペ)
ヴォルフガング・ブレンデル(バリトン:シルヴィオ) 他
ミュンヘン放送管弦楽団
ランベルト・ガルデッリ(指揮)



<AQUARIUS>
AQVR261-2 2枚組 \3560
ヴェルディ(1813-1901):オペラ「ラ・トラヴィアータ」(ロシア語)
エリザヴェータ・シュムスカヤ(ソプラノ:ヴィオレッタ)
セルゲイ・レメシェフ(テノール:アルフレード)
パーヴェル・リシツィアン(バリトン:ジョルジュ) 他
ボリショイ劇場合唱団&管弦楽団
セミョン・サハロフ(指揮)
録音:1951年4月19日、モスクワ、ボリショイ劇場
Verdi: La Traviata / Elizaveta Shumskaya, Sergei Lemeshev,

AQVR267-2 2枚組 \3560
ビゼー(1838-1875):オペラ「カルメン」(ロシア語)
ヴェーラ・ダヴィドワ(メゾソプラノ:カルメン)
ニカンドル・ハナーエフ(テノール:ホセ)
ウラディーミル・ポリトコフスキー(バリトン:エスカミリオ)
ナターリャ・シピレル(ソプラノ:ミカエラ) 他
ボリショイ劇場合唱団&管弦楽団
アレクサンドル・メリク=パシャエフ(指揮)
録音:1937年

AQVR295-2 \1780
イワン・コズロフスキー
J・S・バッハ(1685-1750):アリア集(ロシア語)
アヴェ・マリア(グノー作曲)(*)
カンタータ第114番 BWV114 から 第2曲(+)
カンタータ第143番 BWV143 から 第4曲(#)
シェメッリ歌曲集 から(**)
BWV.451,447,479,485,489,491,458,457,476,455
イワン・コズロフスキー(テノール)
M・サハロフ(ピアノ(*))
A・コルネーエフ(フルート(+))
A・ゲディケ(オルガン(+))
S・ツィツィナ器楽アンサンブル(#)
P・ニキーチン(オルガン(**))
録音:1949年(*)/1955年(+/#/**)
(*)以外はロシア語。

AQVR306-2 \1780
マルク・レイゼン
ベートーヴェン、シューベルト、シューマン、グリーグ:歌曲集(ロシア語)
マルク・レイゼン(バス)
A・マカロフ、N・ヴァリチョフ、V・フヴォスチン(ピアノ)
B・マトコフスキー(チェロ)
録音:1939-1952年

AQVR310-2 \1780
パーヴェル・リシツィアン
チャイコフスキー(1840-1893):歌曲&アリア集(ロシア語)
パーヴェル・リシツィアン(バリトン)
ボリス・アブラモヴィチ(ピアノ)
録音:1951年2月24日、モスクワ音楽院大ホール、ライヴ

AQVR311-2 \1780
パーヴェル・リシツィアン 歌曲&オペラ・アリア集(ロシア語)
シューベルト、サン=サーンス、ブラームス、リムスキー=コルサコフ、
ラフマニノフ、ロディジェンスキー、ボロディン、グラズノフ、
バラキレフ、シューマン、マスネ、ヴェルディ、ゴート、トスティ、
ガンバルデッラ、ルビンシテインの作品、他
パーヴェル・リシツィアン(バリトン)
VRK管弦楽団 S・ゴルチャコフ(指揮)
A・ミトニク、B・アブラモヴィチ、M・サハロフ(ピアノ)
A・ソロドゥエフ(ヴァイオリン) V・レーントヴィチ(チェロ)
録音:1946-1952年

AQVR315-2 \1780
グリゴリー&アレクサンドル・ピロゴフ オペラ・アリア&歌曲集(ロシア語)
ヴェルストフスキー、グノー、ドリーブ、ケネマン、
マヌイキン=ネフストルエフ、アリネスの作品、ロシア民謡
グリゴリー・ピロゴフ(バス) 他
録音:1910年
ムソルグスキー、ルビンシテイン、ダルゴムイシスキー、グノー、ボロディ
ン、チャイコフスキー、ラフマニノフ、リムスキー=コルサコフの作品、ロシ
ア民謡
アレクサンドル・ピロゴフ(バス) 他
録音:1930年-1940年代初め

AQVR316-2 \1780
アレクサンドル・ピロゴフ オペラ・アリア集(ロシア語)
ロッシーニ、ヴェルディ、リムスキー=コルサコフ、ラフマニノフ、
ユラソフスキー、ダルゴムイシスキー、ムソルグスキーの作品
アレクサンドル・ピロゴフ(バス)
ボリショイ劇場管弦楽団
ワシーリー・ネボリシン、アレクサンドル・メリク=パシャエフ(指揮)
大交響楽団
アレクサンドル・オルロフ、ニコライ・ゴロワーノフ、
サムイル・サモスード、A・チュグノフ(指揮)
録音:1940年代-1953年

AQVR325-2 2枚組 \3560
BC: なしダルゴムイシスキー(1813-1869):オペラ「エスメラルダ」
ガリーナ・サハロワ(ソプラノ:エスメラルダ)
アナトーリー・オルフョーモフ(テノール:フェブ)
ウラディーミル・ザハロフ(バリトン:クロード) 他
モスクワ放送合唱団&交響楽団
オニシム・ブロン(指揮)
録音:1950年

AQVR327-2 \1780
グノー(1818-1893):
オペラ「フィリモンとバフキーダ(フィレモンとボーシス)」(ロシア語)(*)
ウェーバー、ドリーブ、ビゼー、マスネ、ショパン、モニュシュコ:
歌曲集(ロシア語)(+)
グリゴリー・ヴィノグラードフ(テノール(*/+):フィリモン(*))
カピトリーナ・ラチェフスカヤ(ソプラノ:バフキーダ(*))
フセヴォロド・チュチュンニク(バス:ヴルカン(*))
アレクセイ・コロレフ(バス:ユピテル(*))
モスクワ放送交響楽団(*)
サムイル・サモスード(指揮(*))
G・オレントリヘル(ピアノ(+))
A・イワーノフ・クラムスコイ(ギター(+))
録音:1950年(*)/1950-1953年(+)

AQVR329-2 2枚組 \3560
プッチーニ(1858-1924):オペラ「ラ・ボエーム」(ロシア語)
セルゲイ・レメシェフ(テノール:ロドルフォ)
イリーナ・マスレンニコワ(ソプラノ:ミミ)
パーヴェル・リシツィアン(バリトン:マルチェッロ)
ガリーナ・サハロワ(ソプラノ:ムゼッタ) 他
モスクワ放送合唱団&管弦楽団
サムイル・サモスード(指揮)
録音:1948年

AQVR333-2 2枚組 \3560
リムスキー=コルサコフ(1844-1908):オペラ「プスコフの娘」
アレクサンドル・ピロゴフ(バス:イワン雷帝)
エレーナ・シュミロワ(ソプラノ:オリガ)
ゲオルギー・ネレップ(テノール:ミハイル・トゥーチャ)
ニコライ・シチェゴリコフ(バス:トクマコフ公) 他
ボリショイ劇場合唱団&管弦楽団
セミョン・サハロフ(指揮)
録音:1947年

AQVR334-2 2枚組 \3560
ヴェルディ(1813-1901):オペラ「リゴレット」(ロシア語)
アンドレイ・イワーノフ(バリトン:リゴレット)
イワン・コズロフスキー(テノール:マントヴァ公)
イリーナ・マスレンニコワ(ソプラノ:ジルダ)
ウラディーミル・ガブリューショフ(バス:スパラフチーレ)
ヴェロニカ・ボリセンコ(アルト:マッダレーナ) 他
ボリショイ劇場合唱団&管弦楽団
サムイル・サモスード(指揮)
録音:1947年




<BOMBA-PITER>
MANCHESTER FILES レーベルの発売元。今後は BOMBA-PITER レーベルに統一
するようです。

CDMAN341-08 \1780
アントン・ルプチェンコ(1985-):カルマドン・ソナタ
弦楽のための小交響曲 Op.64(ダニール・グレーヴィチの記念に;2007)(*)
祈りの歌(ピアノと管弦楽のための室内協奏曲)Op.58(2006)(#/*)
弦楽四重奏曲第7番ロ短調 Op.61(2006)(+)
アントン・ルプチェンコ(ピアノ(#))
サンクトペテルブルク交響楽団ソロイスト・アンサンブル(*)
アレクサンドル・チトフ(指揮(*))
コンセルヴァトリア四重奏団(+)
録音:サンクトペテルブルク・レコーディング・スタジオ「メロディア」(*)
2006年9月24日、サンクトペテルブルク音楽院グラズノフ・コンサートホール、
ライヴ(+)
2002年9月20日夜、ロシア南部、北オセチア共和国のカルマドン峡谷での氷河
崩落災害の犠牲者に捧げるアルバム。3曲合わせてひとつのソナタという構想
なのでしょうか。犠牲者の中には、ロシアの若手俳優セルゲイ・ボドロフ・
Jr(同名の父は有名な映画監督)も含まれていました。

CDMAN342-08 \1780
ダンスの世紀とダンス、ダンス、ダンス
ストラヴィンスキー(1882-1971):
バレエ「春の祭典」から 春のきざし(乙女たちの踊り)
ポンキエッリ(1834-1886):オペラ「ジョコンダ」から 時の踊り
ショスタコーヴィチ(1906-1975):バレエ「黄金時代」から ポルカ
M・スヴェトロフ(1967-):組曲「老淑女の訪問」
序奏とワルツ,タンゴとギャロップ,レクィエム
フォーレ(1845-1924):パヴァーヌ(*)
アーサー・ベンジャミン(1893-1960):ジャマイカのルンバ
ラヴェル(1875-1937):オペラ「子供と魔法」から 五時のフォックストロット
オスカル・パネ(1947-):余談とタンゴ
V・チェルニコフ(1947-1994):夜曲
QuARTru
ウラディーミル・オルロフ(アコーディオン) 
アンドレイ・イワーノフ(チェロ)
ポリーナ・グリゴリエワ(ピアノ) レナート・ラーコフ(クラリネット)
イリーナ・マトヴェーエワ、エヴェリーナ・アガバラーエワ、
エフゲニー・ナゴヴィツィン、ユーリー・ベーロフ(歌(*))

CDMAN344-08 2枚組 \3560
ロシア伝承のロマンスの夜
暖炉のそばで/紫色の夕日の光を眺めながら/他、全27曲
ニコライ・コピロフ(バリトン)
ミハイル・アプテクマン(ピアノ)
録音:2008年11月15日、サンクトペテルブルク、ライヴ
サロン・コンサート的雰囲気です。

CDMAN347-08 \1780
シューマン(1810-1856):連作歌曲「女の愛と生涯」Op.42
レオニード・デシャトニコフ(1955-):連作歌曲「詩人の愛と生涯」(1989)
[ボーナス・トラック]
レオニード・デシャトニコフ:父への手紙/昔風のロマンス/秘密の土地
ユリア・コルパチェワ(ソプラノ)
アレクセイ・ゴリボリ(ピアノ)
録音:2008年、サンクトペテルブルク、ルター派聖エカテリーナ教会

CDMAN349-08 \1780
女たちに オペレッタ・アリア&デュエット集(ロシア語)
レハール(1870-1948):「メリー・ウィドー」、
カールマーン(1882-1953):「ジプシーのヴァイオリン弾き」、
「サーカスの王女」、「悪魔の騎手」、「チャルダーシュ姫」、
「バヤデーレ」、「マリーツァ伯爵夫人」、
プランケット(1848-1903):「コルヌヴィルの鐘」、
ヨハン・シュトラウス II(1825-1899):「こうもり」、
ツェラー(1842-1898):「小鳥売り」、ストレリニコフ:「ホロプカ」から
ニコライ・コピロフ(バリトン)
ユリア・シモノワ(ソプラノ)
管弦楽伴奏
録音:2008年、サンクトペテルブルク

CDMAN356-08 \1780
ボザ・ノヴァ クラリネット・アンサンブルのための音楽
ウジェーヌ・ボザ(1905-1991):4つのクラリネットのためのソナティネ
アレクサンドル・シャリキン:ボザミックス(リミックス作品)
ジャン・フランセ(1912-1997):小四重奏曲
マイケル・キッブ(1945-):エボニー組曲 Op.116(1991-1992)
ワディム・ボンダレンコ:ブルース=デュオ
ベアトリス・ロックハルト(1944-):クレオールの版画
マイケル・キッブ:Shtetl Tanzen(2003)
マリーンスキー・クラリネット・クラブ
ドミートリー・ハリトノフ(ピッコロ・クラリネット、クラリネット)
ワディム・ボンダレンコ(クラリネット)
ヴィタリー・パピリン(クラリネット、バセットホルン、バスクラリネット)
エフゲニー・クルティギン(クラリネット) 
ユーリー・ジュリャーエフ(バスクラリネット)

CDMAN370-08 \1780
夜の感覚
ルビンシテイン(1829-1894):夜
ダルゴムイシスキー(1813-1869):
シエラ・ネバダは霧に包まれて/お行き、幸せのばらよ
シューベルト(1797-1828):セレナード/ブロンデルからマリーへ
マルティーニ(1741-1816):愛の喜び
モーツァルト(1756-1791):夕べの思い
シューベルト:アヴェ・マリア/君はわが憩い
ロッシーニ(1792-1868):スペインのカンツォネッタ
シェレメチョフ:Ya bas lyubil
ヴィヴァルディ(1678-1741):オペラ「バヤゼット」から 私は蔑まれた妻
ホランダー(1896-1976):一度だけあなたのカルメンにして
カッチーニ:アヴェ・マリア
チアラ:スペインの娘  (歌唱:ロシア語)
ガリーナ・シドレンコ(メゾソプラノ)
ミハイル・ラデュケヴィチ(ギター)

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09-04 No.9

2009年04月07日 13時48分35秒 | Weblog
★ダイレクト・トランスファー CD-R DSD録音 再発売シリーズ★
2006年秋に発売を開始した当シリーズもおかげさまで約180タイトルを発売
する事ができましたが、今回マスター制作にDSD録音を採用する事にいたし
ました。これまでより更に生々しい音質をお届けする事が出来るようになり
ましたのでご期待下さい。

今月は既発売分78CDR-1010から1019の10タイトルをDSD録音で再発売いたしま
す。商品番号は78CDR-3000番となり、下3桁は共通で使用いたします。従来の
78CDR-1000番台の商品は、当面は販売を継続いたします。
DSD録音による有料サンプラー(\300)も販売開始いたしましたので、ご注文
をお待ちしております。

■製作者からのメッセージ
DSD録音になったグッディーズ・ダイレクト・トランスファーCDR!
従来のCDを高音質化するさまざまな試みが盛んな中で、「グッディーズ・オリ
ジナル企画」のダイレクト・トランスファーCDRは、2009年2月発売新譜から
DSD録音を採用することになりました。DSD録音によって、これまでのSP復刻
からさらに飛躍し、SPレコードの直接再生と区別がつかないところに到達し
たと自負しています。DSD録音は従来の方式に較べて中音から低音にかけての
音の形が明瞭になり、高音は一皮剥けた感じです。LPとは比較にならない強
大な音響勢力を持つSPレコードをカスタムメイドの直熱真空管フォノイコラ
イザーを使用し、またノイズ除去と共に失われる音楽情報に最も気を配り一切
のノイズリダクションを使用していないのは従来通りです。(新 忠篤)

===================================

★ダイレクト・トランスファー CD-R DSD録音 再発売シリーズ★
2009年3月新譜 10タイトル
発売予定:2009年4月下旬 価格:各1枚 \1500(税込)
※セット販売ではありません。1枚づつお申し込みいただけます。

78CDR-3010
パガニーニ(ヴィルヘルミ編):
ヴァイオリン協奏曲第1番ニ長調 作品6(単一楽章)
グィラ・ブスターボ(ヴァイオリン)
フリッツ・ツァウン指揮
ベルリン市立管弦楽団
独 COLUMBIA LWX 354/5
(1942年ベルリン録音)
グィラ・ブスターボ(1919-2002)はアメリカのウィスコンシン州生まれのイタリ
ア系女流ヴィオリニスト。第2次世界大戦中ドイツで活躍した。ドイツ・コロン
ビアにシベリウスとパガニーニの協奏曲を録音していた。他に小品が数曲英コロ
ンビアにあった。彼女は晩年インスブルックの音楽院で後進の指導にあたってい
た。

78CDR-3011
ハイドン:ヴァイオリン協奏曲第1番ハ長調 Hob. VIIa-1
ミシェル・オークレール(ヴァイオリン)
ジャック・ティボー指揮
パリ音楽院管弦楽団
仏 DISQUE "GRAMOPHONE" W1579/80
(1943年10月7日パリ、アルベール・スタジオ録音)
パリ音楽院の名ヴァイオリン教授ジュール・ブーシュリ(1877-1962)について学
んだミシェル・オークレール(1924-2005)が1943年のロン=ティボー・コンクー
ルで優勝し、その記念として師の一人のジャック・ティボーの指揮で録音した記
念レコード。こぼれるような初々しい表情のヴァイオリンに父親のように暖かい
手をさしのべるティボーが微笑ましく感じる。

78CDR-3012
フランク:ヴァイオリン・ソナタイ長調
ジョアン・マッシア(ヴァイオリン)
ブランシュ・セルヴァ(ピアノ)
英 COLUMBIA DX239/242
(1930年6月3&6日パリ録音)
ブランシュ・セルヴァ(1884-1942)はパリ音楽院でピアノを学び1895年に11歳で
一等賞、1904年にJ.S.バッハのクアヴィーア曲集を全曲ピアノで演奏した。ヴァ
イオリンのジョアン・マッシアはカタロニア出身で1923年にセルヴァとデュオを
組み演奏活動を始めた。セルヴァは1930年11月のコンサート中に卒中に襲われス
テージ活動を離れた。

78CDR-3013
ヴュータン:ヴァイオリン協奏曲第5番イ短調 作品37(単一楽章)
アルフレッド・デュボワ(ヴァイオリン)
デジレ・ドゥフォー指揮
ブリュッセル王立音楽院管弦楽団
仏 COLUMBIA LFX14/6
(1929年9月27日ブリュッセル録音)
アルフレッド・デュボワ(1898-1949)はフランコ=ベルギー派の中核のヴァイオ
リニスト。ウジェーヌ・イザイ(1858-1931)を師に仰ぎ、アルテュール・グリュ
ミオー(1921-1985)を弟子に持った。作曲家のアンリ・ヴュータン(1820-1881)
はまたイザイの師にあたる。ハイフェッツの名演奏で知られるこの第5番の世界
初録音であった。フランコ=ベルギー正統派の演奏が聴ける貴重盤。

78CDR-3014
ベートーヴェン:
ヴァイオリン・ソナタ第5番ヘ長調作品24「春」
ヴァイオリン・ソナタ第4番イ短調作品23
ヴァイオリン・ソナタ第8番ト長調作品30-3
フリッツ・クライスラー(ヴァイオリン)
フランツ・ルップ(ピアノ)
英 HIS MASTER'S VOICE DB8054/60
(第4番&第5番=1935年4月,第8番=1936年2月ロンドン、アビー・ロード第3スタ
ジオ録音)
フリッツ・クライスラー(1875-1962)が1935年と1936年に録音したベートーヴェ
ン:ヴァイオリン・ソナタ全曲の第2巻とした発売されたSPレコード7枚組の
セット。60歳を越えたクライスラーの深い音楽的心境が聴く者の心を打つ。

78CDR-3015
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第9番イ長調 作品47「クロイツェル」
ジャック・ティボー(ヴァイオリン)
アルフレッド・コルトー(ピアノ)
英 HIS MASTER'S VOICE DB1328/31
(1929年5月27&28日パリ, プレイエル音楽堂サル・ショパン録音)
ジャック・ティボー(1880-1953)とアルフレッド・コルトー(1877-1962)が電気
録音初期に録音したベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタの唯一の録音。ベー
トーヴェンの「大公トリオ」と同様天馬空を行くごときの名演奏。

78CDR-3016
ブラームス:ヴァイオリン協奏曲ニ長調作品77
フリッツ・クライスラー(ヴァイオリン)
ジョン・バルビローリ指揮
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
英 HIS MASTER'S VOICE DB8127/31
(1936年6月18&22日ロンドン, アビー・ロード第1スタジオ録音)
フリッツ・クライスラー(1875-1962)が1936年に再録音したもの。録音が優れ、
深みを増したクライスラーの心の襞を恐ろしいほど捉えている。ソロ・ヴァイ
オリンとオーケストラのバランスも最高。

78CDR-3017
シベリウス:ヴァイオリン協奏曲ニ短調作品47
ジネット・ヌヴー(ヴァイオリン)
ワルター・ジュスキンド指揮
フィルハーモニア管弦楽団
英 HIS MASTER'S VOICE DB9007/10
(1945年11月21日ロンドン, アビー・ロード第1スタジオ録音)
ジネット・ヌヴー(1919-1949)の極め付きの演奏で、彼女の初の協奏曲録音でも
あった。

78CDR-3018
ショーソン:詩曲作品25
ジョルジュ・エネスコ(ヴァイオリン)
サンフォード・シュルッセル(ピアノ)
日本コロムビア J7880/1
(1929年ニューヨーク録音)
ヴァイオリニスト、ピアニスト、指揮者、作曲家の全能音楽家だったエネスコ
(1881-1955)がアメリカ・コロンビアに録音した電気録音6枚の中の一曲である。
全霊精根を傾けてひたすら弾くこのアーティストのベストフォームで、ヴァイ
オリン・レコードの最高峰。

78CDR-3019
J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番ニ短調 BWV 1004
ジョコンダ・デ・ヴィトー(ヴァイオリン)
英 HIS MASTER'S VOICE DB21063, DB21300, DB6632/3
(1950年&1947年ロンドン, アビー・ロード第3スタジオ録音)
ジョコンダ・デ・ヴィトー(1907-1994)はイタリア最高の女流ヴァイオリニスト。
1944年ローマのサンタ・チェチーリア音楽院の終身教授に任命された。1947年
からEMIに録音を初めた。最初に「シャコンヌ」が、残りの4つの楽章は3年後の
1950年に録音された。燃える炎のようなバッハが聴ける。

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09-04 No.8

2009年04月07日 13時47分55秒 | Weblog
<ECM New Series>
4763225 \2180
「ハインツ・ホリガー:ロマンセンドレス」
1.クララ・シューマン:3つのロマンスOp.22(チェロとピアノのための)
2.ハインツ・ホリガー:ロマンセンドレス
3.同:暁の歌(R・シューマンのOp.133とF・ヘルダーリンに基づく)
クリストフ・リヒター(チェロ) デーネシュ・ヴァールヨン(ピアノ)
シュトゥットガルト放送声楽アンサンブル 
シュトゥットガルト放送交響楽団 
指揮&ピアノ:ハインツ・ホリガー他
録音:2007年7月17-18日 ジンデルフィンゲン シュタットハレ(3)
2008年2月2-3日 ルガーノ RTSIスタジオ(1&2)
スイス生まれのハインツ・ホリガーは、世界的オーボエ奏者としての活躍が
あまりにも有名ですが、指揮活動も積極的に行っており、作曲家としても、
師のヴェレシュやブーレーズの影響下で、優れた作品を数多く書いています。
ホリガーの自作自演集にあたる当盤には、そんな彼の作曲や指揮の才能が詰
まっています。ホリガーの作品に大きな影響を与えたフリードリヒ・ヘルダ
リンとローベルト・ヴァルザーはローベルト・シューマンとは精神的に兄弟
のような存在で、このアルバムにR.シューマン自身の作品は収録されていま
せんが、シューマンこそがこのアルバム・コンセプトの核となっています。
冒頭には、シューマンの妻クララが書いたデュオを収め、ホリガーによるロ
マンス、そして3曲目にはシューマンとヘルダーリンの曲に基づいてホリガー
が作曲した「暁の歌」を収録。ロマン派の作品と思索を刺激する現代作品を
並置して、2つの時代の作品に新たな光を当てる魅力的なアルバムです。

4763261 \2180
「アルフレート・ツィンマーリン:室内楽作品集
(2つの弦楽四重奏曲&エウリディーチェは歌う)」
1.弦楽四重奏曲第2番
2.エウリディーチェは歌う
3.弦楽四重奏曲第1番
カルミナ四重奏団(1) アンサンブル「Aequatuor」(2) アリア四重奏団(3)
録音:2006年8月28-29日 ラジオDRS(1&3) 2007年10月29-30日
アーラウ クルトゥール・コングレスハウス(2)
スイスの異才、アルフレート・ツィンマーリンは1955年の生まれ。チューリ
ヒ大学でフィッシャーとラーデに師事した後、ベナリーに音楽理論を、マテ
ツとレーマンに作曲を師事しています。チェロを使った即興などを得意とす
る彼の作風は、記譜作品でさえも即興的な手触りが感じられるのが特長。当
盤では、カルミナ四重奏団など気鋭の室内楽奏者たちが、編成からは想像し
にくい、微視的な音色や断片的な構成感を聴かせてくれます。
今年ECMニュー・シリーズは、スイスの作曲家に焦点をあて、リリースをして
いきますが、このアルバムと上記のホリガーは、そうしたアルバムのひとつ
です。




<CASSIOPEE>
969179 \2080
Vivaldi:
1.ピッコロ協奏曲 p.79
2.ピッコロ協奏曲 p.78
3.ピッコロ協奏曲 p.83
4.フルート協奏曲第5番
5.フルート協奏曲第6番
6.フルート協奏曲第4番
Maxence Larrieu(マクサンス・ラリュ-)

969184 \2080
アルビノーニ:
フルート協奏曲 op.7-6(6:55)
フルート協奏曲 ト長調(6:34)
フルート協奏曲 op.9-2(11:37)
フルート協奏曲 op.7-12(7:13)
Maxence Larrieu(マクサンス・ラリュ-)

969186 \2080
ヴィゼー:
組曲 ニ短調
2Deuxieme partie
組曲 ト短調
組曲 イ短調
組曲 ホ短調
Paolo Pilia(guitare)(パオロ・ピリア)

969185 \2080
1.J.Sバッハ:フルートソナタ BWV 1013(10:45)
2.C.Ph.E.Bach:無伴奏フルートソナタ(9:46)
3.ドビュッシー:シリンクス(2:08)
4.オネゲル:牝山羊の踊り(2:43)
5.テレマン:フルートの為の6つの幻想曲(18:4)
Maxence Larrieu(マクサンス・ラリュー)

969234 \2080
ベートーヴェン:
ピアノソナタ第1番(16:51)
ピアノソナタ第24番(16:51)
ピアノソナタ第5番(16:51)
ピアノソナタ第19番(7:19)
Zhou Shi Jing(piano)

969232 \2080
ベートーヴェン:
ピアノソナタ第1番
バガテル第1番-26番
Zhou Shi Jing(piano)

969228 \2080
ベートーヴェン:
ヴァイオリンソナタ No.5「春」
ヴァイオリンソナタ No.2
Liu Yu Xi(vn) Zhou Shi(piano)

969241 \2080
シューベルト:
ハンガリーのメロディ ロ短調 D.817(4:15)
アンダンテ D.29(3:19)
アダージョ D.178(6:02)
スケルツオ第1番 D.593(4:11)
スケルツオ第2番 D.593(4:26)
行進曲 D.606(4:21)
ディアベリ変奏曲 D.719(1:00)
アルバムの綴り D.844(0:46)
アレグレット(3:35)
8つのレントラー D.681(0:34)
2つのレントラー D.976(0:36)
1コティヨン D.976(0:36)
ギャロップ・エコセーズ D.735(1:33)
グラーツのギャロップ D.925(1:43)
Pietro Galli(piano)(ピエトロ・ガリ)

969180 \2080
モーツアルト:
フルート四重奏曲ニ長調KV.285
フルート四重奏曲ニ長調KV.298
3フルート四重奏曲ニ長調KV.285 b
フルート四重奏曲ニ長調KV.285 a
Maxence Larrieu(フルート)(マクサンス・ラリュー)

969237 \2080
シューベルト:
即興曲 op.90
即興曲 op.142
Zhou Shi Jing(piano)

969308 \2080
ツエルニー/ 40の練習曲集
Pietro Galli(piano)(ピエトロ・ガリ)

969265 \2080
ボロディン/ 2手3手のピアノ作品集
中央アジアの草原にて
夜想曲
スペイン・セレナーデ
小組曲
3手のパラフレーズ
Pietro Galli(piano)(ピエトロ・ガリ)、他

969299 \2080
スクリャービン/ マズルカ集
10のマズルカ op.3
9つのマズルカ op.25
2つのマズルカ op.40
Pietro Galli(piano)(ピエトロ・ガリ)

969181 \2080
テレマン/ 12のフルートの為の12の幻想曲
Maxence Larrieu(フルート)(マクサンス・ラリュー)

969205 \2080
J.S.バッハ/フランス組曲 第1集
フランス組曲第1番
フランス組曲第2番
フランス組曲第6番
Laurence Boulay(clavecin)ロランス・ブレー

969206 \2080
J.S.バッハ/ フランス組曲 第2集
フランス組曲第4番
フランス組曲第3番
フランス組曲第5番
Laurence Boulay(clavecin)ロランス・ブレー

969212 \2080
ベートーヴェン:
ピアノソナタ第8番
1ピアノソナタ第14番
ピアノソナタ第23番
Bernard Flavigny(piano)

969318 \2080
J.S.バッハ:
イギリス組曲第1番
イギリス組曲第2番
イギリス組曲第3番
Henriette Rembrandt(エンリエッテ・レンブラント)

969319 \2080
J.S.バッハ:
イギリス組曲第4番
イギリス組曲第5番
イギリス組曲第6番
Henriette Rembrandt(エンリエッテ・レンブラント)

969305 \2080
シューベルト:
16のワルツ集 D.734
79のダンス・エコセーズ
Pietro Galli(piano)(ピエトロ・ガリ)

969327 \2080
シューベルト:
軍隊行進曲第3番 op.51-3
英雄行進曲第6番 op.40-6
葬送大行進曲 ハ短調 op.55
英雄的大行進曲 イ短調 op.66
Pietro Galli(piano)(ピエトロ・ガリ)




<Serenade(CD-R)>
SEDR-5027 \2180
ベートーヴェン:
交響曲 第3番 変ホ長調、作品55“英雄”
ラヴェル:
スペイン狂詩曲
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー指揮
ローマ・イタリア放送交響楽団
トリノ・イタリア放送交響楽団
Recorded:19 January1952, Rome,3 March1952, Torino
Source:Cetra(Italy)FE6, Private Record(U.S.A.)BWS708
ローマ・イタリア放送響とのベートーヴェンの交響曲第5番(SEDR-5011)、同
第6番「田園」(SEDR-5009)を出して以来、同じくローマ・イタリアとの「英
雄」はいつ出るのかという問い合わせがちらほらとあった。そこで今回もこ
の演奏の初出LPであるアメリカ・オリンピック盤を素材としようとしたが、
大きな問題があることが発覚した。それは、第4楽章の冒頭部分のみ極端に
ピッチが高いのである。これは全集、バラ売りとも全く同じで、曲のすべて、
ないしはある楽章のみピッチに異変があれば対処の方法はあるが、途中から
変化したのでは修正はまず不可能である。そこで急きょイタリア・チェトラ
盤を調達したのだが、それが吉と出た。そのチェトラ盤の音質は予想以上に
明瞭であり、明らかにオリンピック盤を上回っていた。第2楽章の途中で面が
変わるのは仕方がないとしても、おそらく望みうる最上の音質ではないだろ
うか。制作をしながら、あらためて演奏の素晴らしさに感銘を受けた。また、
演奏とは無関係だが、このLPは終わりの拍手もずいぶんと長く収録されてい
る。「英雄」が時間的に長いので、余白は時間の都合でラヴェルを選択した。
これは場違いなほど湿度が高く、重厚なラヴェルだが、良し悪しはともかく、
指揮者の刻印がはっきりしたフランス物の演奏は案外ないものだ。その点で
も貴重なドキュメントと言える。なお、意外なことにこのラヴェルは現在CD
はひとつしか出ていない。その点でも喜ばれるのではないか。
(平林 直哉)

フルトヴェングラー演奏会再現シリーズV
フルトヴェングラー&BPO/1954年5月15日、ルガーノ
SEDR-5028-29 2枚組 \2700
Disc1
ベートーヴェン:
交響曲 第6番 ヘ長調 作品68、「田園」
Disc2
モーツァルト:
ピアノ協奏曲第20番ニ短調、K.466*
リヒャルト・シュトラウス:
交響詩「ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら」 、作品28
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー指揮、
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
イヴォンヌ・ルフェビュール(ピアノ)*
Recorded:15 May1954, Teatro Kurusai, Lugano
Source: Cetra(Italy)LO529(Beethoven), FE18(Mozart), FE41(R. Strauss)
このディスクは1954年5月15日、ルガーノで行われた演奏会の全プログラムを
収録したものである。この中で問題だったのは「田園」である。この演奏は
初出のLP以来、ずっとピッチが高いまま発売されており、それはCD時代になっ
ても全く変わっていない。元のテープがすでにそうした状態なのだろうが、
中には半音近くも高いCDもあり、これではとてもこの演奏の価値は伝わらな
い。従って、今回のディスク化にあたっては最も標準的と思われるピッチに
直して復刻してある。この「田園」はフルトヴェングラーの数ある録音の中
でも最もテンポの遅い、寂しい雰囲気に満たされたものだが、このピッチで
聴くとそれがいっそう心にしみてくる。この演奏を気にしていた人はこのディ
スクで聴き直して欲しい。
モーツァルトのピアノ協奏曲は言うまでもなくフルトヴェングラー唯一の録
音である。この日は本来フィッシャーが弾くはずだったらしいが、急病によっ
てこのルフェビュールが代役に選ばれたとのことである。この演奏はフラン
ス・フルトヴェングラー協会やイギリス・ユニコーン、さらにはこの日の全
公演集としてイタリア・チェトラからLO529として発売されたが(1979年)、
最も良い結果を得られたのは同じくチェトラのFE18のLP(1981年)であった。
R.シュトラウスは「田園」と同じくチェトラ LO529が初発売である。しか
し、音質は1984年に発売されたFE41の方が明瞭である。チェトラのヒストリ
カル・シリーズは最初LO番号で発売されたが、その後再発売されたFE番号は
盤質も良く、音の明瞭なものが多い。残念なのはこのFE番号で「田園」が出
ていないことである。
復刻にあたっては原音を忠実再現しているが、「田園」の第1楽章冒頭での音
質の変化、第4楽章途中での唐突な音量の変化、途切れた第5楽章最後の和音、
あるいは「ティル」の冒頭部分の音質の変化等、元のLPの不具合の中で修正
出来なかった個所があったことをお断りしたい。(平林 直哉)

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09-04 No.7-1

2009年04月06日 19時04分47秒 | Weblog
<BBC LEGENDS>
BBCL4256 \2180
ステレオ
(1)ヴォーン・ウィリアムズ:交響曲第6番ホ短調
(2)同:トーマス・タリスの主題による幻想曲
(3)ハドリー:春のある朝
(4)バックス:地中海
(5)[ボーナス・トラック]ベルク:抒情組曲からの3つの楽章
サー・エイドリアン・ボールト(指)
(1)(2)ニュー・フィルハーモニア管弦楽団 
(3)(4)ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団 (5)BBC交響楽団
録音:(1)(2)1972年7月7日チェルトナム、タウン・ホール
(ヴォーン・ウィリアムズ生誕100年記念コンサート・ライヴ)
(3)(4)1969年11月26日バーキング・タウン・ホール(スタジオ・セッション)
(5)1966年12月12日ロンドン、BBCメイダ・ヴェイル・スタジオ
英国の巨匠ボールトは、アナログ期に2度に渡る交響曲全集完成という前人未
到の偉業を成し遂げたヴォーン・ウィリアムズのエキスパート。1972年の作曲
者生誕100年記念コンサートより、1947年に初演を手がけた交響曲第6番に、
有名なタリス幻想曲を収めています。作曲家の親友であったボールトにとっ
ては、ともに幾つもの別演奏を数えるものとはいえ、やはりモニュメンタル
なライヴということでは格別価値ある内容といえるでしょう。
ほかに、敬愛するディーリアスの影響と抒情美が特徴的で、ヴォーン・ウィ
リアムズ70歳の誕生日を祝して作曲されたハドリーに、自作ピアノ曲からの
編曲作であるバックスの小品も、英国音楽のスペシャリストたるボールトの
看板どおりの出来栄えとなっています。さらに、ボーナスのベルクはボール
ト・ファンには絶対に見逃せないレアな内容。ボールトは1933年にヴォツェ
ックを先駆的に取り上げており、期待の高まるものといえそうです。

BBCL4257 \2180
ステレオ
(1)ドヴォルザーク:ヴァイオリン協奏曲イ短調Op.53, B.108
(2)ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲ニ長調Op.61
ヨゼフ・スーク(Vn)
サー・マルコム・サージェント(指)BBC交響楽団
録音:(1)1964年8月27日(2)1965年9月9日
以上ロンドン、ロイヤル・アルバート・ホール(ライヴ)
ことし2009年が生誕80年にあたる現役の名手スークを記念して、若き日のめ
ずらしいプロムス・ライヴがBBC LEGENDSよりリリースされます。
スークの記念すべきプロムス・デビューにあたるドヴォルザークに、久々の
カタログ復活となるベートーヴェン。ソリストとして、またスーク・トリオ
のメンバーとして長年、数多く日本のファンを魅了し続けたスークがまだ30
代半ば、ともに40年以上も前のライヴですが、清潔感のある美しくあたたか
い音色はいまも昔も変わりません。リマスタリング担当はポール・ベイリー。

BBCL4258 \2180
モノラル
(1)レズニチェク:歌劇「ドンナ・ディアナ」序曲
(2)チャイコフスキー:交響曲第3番ニ長調Op.29「ポーランド」
(3)エルガー:エニグマ変奏曲Op.36
コンスタンティン・シルヴェストリ(指)ボーンマス交響楽団
録音:(1)1962年9月25日ボーンマス、タウン・ホール(ライヴ)
(2)(3)1967年7月3日以上ボーンマス、ウィンター・ガーデンズ(ライヴ)
マニアから熱い支持を集める鬼才シルヴェストリはことし2009年に歿後40年
を迎えます。晩年に音楽監督を務めた手兵ボーンマス響とのライヴ集も今回
ですでに4種目。EMIにセッションで行った後期の3曲が代表的な録音とされる
ように、また、BBC LEGENDSでは1963年のマンフレッド(BBCL.4007)、1966年
の第2番(BBCL.4182)が知られるチャイコフスキーは、シルヴェストリが得意
とするプログラム。さらに、1968年の交響曲第1番や1966年の序曲「コケイ
ン」(いずれもBBCL.4182)が知られるエルガーもまた、シルヴェストリが好ん
で取り上げていた作曲家。両作品とも思い入れが強く、ファンにはこたえら
れない濃厚な味わい。なお、レズニチェクはシルヴェストリの母方の甥にあ
たる作曲家。代表作「ドンナ・ディアナ」からの序曲は、シルヴェストリと
ボーンマス響の持ち味が良く出たハイテンションな演奏です。

BBCL4254 \2180
ステレオ
(1)メンデルスゾーン:ロンド・カプリチオーソ ホ長調Op.14
(2)シューベルト:ピアノ・ソナタ第20番イ長調D.959
(3)シューマン:謝肉祭Op.9
(4)チャイコフスキー / ラフマニノフ編:子守歌 変イ短調Op.16-1
(5)シューマン / タウジヒ編:密輸入者Op.74-10
シューラ・チェルカスキー(P)
録音:1970年11月1日ロンドン、クィーン・エリザベス・ホール(ライヴ)
晩年、20世紀が生んだ最後のヴィルトゥオーゾと騒がれたチェルカスキーに
よるBBC LEGENDS第7弾。1970年のリサイタル・アルバムでは、1960年のワー
ルド・レコード・クラブ録音をのぞいて、以来決して残さなかったシューベ
ルトのソナタ第20番ほかを取り上げています。なかでも、華麗で技巧的なメ
ンデルスゾーンはもっともチェルカスキー向きのレパートリーといえ、ぬめ
り感のある独特の音色とともに印象深いものとなっています。リマスタリン
グ担当はポール・ベイリー。

BBCL4255 \2180
ステレオ
(1)ブラームス:歌曲集「マゲローネのロマンス」Op.33
(2)シューベルト:ドナウにてOp.21-1, D553
(3)同:さすらい人D649
(4)同:友にD654
(5)同:プロメテウスD674
(6)同:ヘリオポリスII D754
(7)同:さすらい人が月に寄せてOp.80-1, D870
(8)同:漁師の歌D881
ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(Br)
(1)スヴャトスラフ・リヒテル(P) (2)-(8)ベンジャミン・ブリテン(P)
録音:(1)1965年6月20日オールドバラ、教区教会(ライヴ)
(2)-(8)1972年6月8日オールドバラ、スネイプ、モルティングス(ライヴ)
バリトンの巨人フィッシャー=ディースカウがオールドバラ音楽祭で行なっ
たふたつのリサイタルから収録。リヒテルとは、1970年のザルツブルク音楽
祭(ORFEOR.490981)でも取り上げているブラームスの「マゲローネのロマン
ス」。ふたりともキャリアの絶頂期にあった、この1965年のリサイタルは記
録では知られる内容でしたが、正規盤でのリリースは喜ばれるところでしょ
う。フィルアップのブリテンとのシューベルトは過去にブリテン・ザ・パフォ
ーマーとして出ていたもの。このたびトニー・フォークナーによる新リマス
タリングで音質の改善が施されています。



<Profil>
PH09011(SACD-Hybrid) \2180
マルセル・デュプレ(1886-1971):オルガン交響曲 第2番 作品26
ジャイルズ・スウェイン(1946-):オルガンのためのリフ-ラフ(1983)
ジョセフ・ジョンゲン(1873-1953):英雄ソナタ 作品94
フランク・ブリッジ(1879-1941):アダージョ ホ長調
マルセル・デュプレ:2つのスケッチ作品41
トビアス・フランク(Org:クラウス・オルガン使用)
録音:2007年12月10-12日ニーダーバイエルン、シュヴァイクベルク、
ベネディクト修道院
二つのタイプの近現代オルガン傑作を集めたCDがProfilより発売となります。
まず、ジョセフ・ジョンゲンとフランク・ブリッジは、オルガンの伝統的な
スタイルを持ちながら、シェーンベルク、ベルク、ブーレーズといった現代
作曲家のような新しい音楽のパイオニアに感化されていない作風が印象的な
作品です。一方、デュプレとスウェインは、自国の伝統的スタイルを捨て、
オルガンの可能性を追求した、新しいアイディアと概念を含む新たな美学を
追求した作品です。
中でも注目がマルセル・デュプレの作品です。デュプレは20世紀のコンサー
ト・オルガニスト、作曲者として最も重要な存在です。彼は特に即興音楽の
名手で、オルガンのための数多くの作品を残しております。ここで収録され
ているオルガン交響曲第2番は彼の初期の作品で、フランスのロマン的なメロ
ディをモチーフに壮大なオルガン交響曲に書き上げました。
使用オルガンはシュヴァイクルベルクのベネディクト修道院の2000年建造さ
れたクラウス・オルガンです。
オルガン・ビルダーのクラウスは教会建築に理想的な響きを追求した結果、
連動オルガンを造りました。これは独立した二つのオルガンを教会の両側に
配置し、演奏は教会の中央に置かれたコンソールにより演奏できるというも
のです。音響効果を考慮した選曲に加え、ハイブリッドSACDですので、教会
の中央で聴いているかのような臨場感と迫力をお楽しみいただけます。
演奏のトビアス・フランクはミュンヘン音楽・演劇大学でオルガン演奏を学
び、バイエルンのアイヒシュテット教会オルガニストとして研鑽を積みまし
た。これまでにヴィンセント・ワーナー(フランス)、ジャン=パーカー・ス
ミス(イギリス)、ハンス=オラ・エリクソン(スウェーデン)に師事しており
ます。
2008年10月よりノイブランデンブルグの聖ヨハネス教会の専属オルガニスト
となり教会の礼拝式をはじめコンサートも行っております。本録音は彼のコ
ンサート・オルガニストとしての実力がわかる19世紀-20世紀にかけてのフラ
ンス・イギリスのオルガン作品の傑作集です!



<JVC XRCD>
JMXR24002S(XRCD-SHM仕様) \3800
バッハ:オルガン名曲集
トッカータとフーガ ニ短調 BWV.565
パッサカリアとフーガ ハ短調 BWV.582
小フーガ ト短調 BWV.578
幻想曲とフーガ ト短調 BWV.542
シュブラー・コラール第1番『目覚めよ、と我らに呼ばわる物見らの声』
BWV.645
コラール前奏曲『われいずこに逃れ行くべき』 BWV.646
シュブラー・コラール第3番『尊き御神の統べしらすままにまつろい』
BWV.647
ジグモント・サットマリー(オルガン)
録音:1978年 オランダ、ズウォレ聖ミヒャエル教会(ステレオ)
古くからの音楽ファンならかつて1度は耳にした懐かしいサットマリーのバッ
ハのオルガン名曲集。あまりに売れたために、早速第2弾も制作された名盤中
の名盤を、改めてSHM仕様のXRCDで聴いてみるのも一興。まだお聴きでない方
も音の良さと今だ色あせぬ演奏でおすすめです!
本録音は、1978年、オランダ・ズウォレ聖ミヒャエル教会のシュニットガー
・オルガンによるサットマリーの演奏を76cm/secのハイスピードで録音した
当時のオリジナル・アナログマスタテープを原音再生し、その信号をダイレ
クトにスーパーアナログコンソールでxrcd24としてマスタリングを行いまし
た。名盤をさらにSHM仕様で磨き上げました。

JMXR24028S(XRCD-SHM仕様) \3800
メンデルスゾーン:
交響曲第4番イ長調 op.90『イタリア』
交響曲第5番ニ短調 op.107『宗教改革』
シャルル・ミュンシュ(指)ボストン交響楽団
録音:1957,58年、ボストン、シンフォニー・ホール(ステレオ)
熱狂と興奮が渦巻く「イタリア」、荘厳なまでに美しい「宗教改革」。キリ
スト教徒ではなくとも最終楽章の異様な高揚感に、思わず打たれます。トス
カニーニのモノラル盤と双璧をなす、ミュンシュの快演、待望のSHM仕様XRCD
で発売!

JMXR24001S(XRCD-SHM仕様) \3800
ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲集 op.8『四季』
ジェラール・ジャリ(ヴァイオリン)
ジャン=フランソワ・パイヤール(指)パイヤール室内管弦楽団
録音:1976年 パリ、ノートルダム・デ・ローズ教会(ステレオ)
最新録音に勝るとも劣らない驚異の音質!1976年に録音されたオリジナル4ch
アナログマスターをJVC独自開発のテープレコーダで原音再現、その信号をダ
イレクトに2chへミキシングしながら、スーパーアナログコンソールでxrcd24
としてマスタリングを行いました名盤をさらにSHM仕様に!決定的音質で登場
です!



<Mariinsky>
新規レーベルの取り扱いを開始いたします。
ロシア、ペテルブルグの至宝マリインスキー劇場。ゲルギエフの精力的活動
とあいまって、今日世界最高のオペラ劇場のひとつとしてカリスマ的な人気
を保っています。これまでユニバーサル系レーベルから数多くの名盤をリリ
ースしてきましたが、今回、劇場自体が独自レーベルをたちあげることとな
りました。響きの良さで定評のあるマリインスキー・コンサートホールを用
い、レコーディングにはグラミー賞受賞のプロデューサー、ジェイムズ・マ
リンソンとミキサーのジョン・ニュートンを起用、SACDハイブリッド高音質
録音を目指しています。何よりゲルギエフ自身が意欲満点で、新しいレパー
トリーも興味深く、彼らの芸術を存分に堪能できます。ご期待下さい。

MAR0501(SACD-Hybrid) 2枚組 \2980
ショスタコーヴィチ:歌劇「鼻」(全曲)
コヴァリョーフ:ヴラジスラフ・スリムスキー(Br)、
イワン・ヤコヴレヴィチ:アレクセイ・タノヴィツキ(Bs)、
警察分署長:アンドレイ・ポポフ(Ten)、
鼻:セルゲイ・セミシュクル(Ten)、
床屋の妻:タチヤナ・クラフツォワ(Sop)、
医者:ゲンナジー・ベズズベンコフ(Bs)、
イワン:セルゲイ・スコロホドフ(Ten)
ワレリー・ゲルギエフ(指)
マリインスキー劇場管弦楽団、同合唱団
録音:2008年7月15-25日(セッション録音)
ショスタコーヴィチ初期の問題作がゲルギエフの演奏でついに登場します。
当時22歳のショスタコーヴィチのとんがり方は危険なまでに鋭く、まさに才
気煥発のひとことに尽きます。主人公の鼻が勝手にひとり歩きを始めるとい
う荒唐無稽なゴーゴリの原作を、ショスタコーヴィチならではの皮肉で人を
くったような音楽が彩っています。作風的にはかなり前衛的で、これまで難
解とされてきましたが、さすがゲルギエフ、テンポの良さや強烈な金管など
からお馴染みのショスタコ色を引き出し、何と面白い作品かと驚かせてくれ
ます。強い緊張感とオケのコントロールも驚異的で、これまで誰も実現でき
なかったレベルで作品の真価を知らしめてくれます。マリインスキーの歌手
陣も熱演。ショスタコ・ファンなら絶対に聴かねばならないアルバムです。

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09-04 No.7

2009年04月06日 19時03分00秒 | Weblog
<GATEWAY>
GW3101 \2080
CD+【ボーナスDVD「触って、感じて、ワーグナー!」】
(1)Big Bandザ・ライド-ワルキューレの騎行
(2)Soul&Gospelハーレムの通りで-「ワルキューレ」魔の炎の音楽
(3)Gospelハーレムの結婚式-「ローエングリン」結婚行進曲
(4)Soul-Pop ballad 空に向かう地下道-「
神々の黄昏 」ブリュンヒルデの自己犠牲
(5)Blues星の光に包まれて-「トリスタンとイゾルデ」イゾルデの愛の死
(6)Jazzマンハッタンの夜明け-「タンホイザー」夕星の歌
(7)SwingJazz来週末会おう!-「マイスタージンガー」前奏曲
(8)Ballad ウィンタータイム-「ワルキューレ」冬の嵐は過ぎ去り
(9)Rock 鉄の男-「ジークフリート」ミーメの鍛冶の音楽
(10)Rap & Hiphop こりゃ、モノホン ワーグナー-「神々の黄昏」
アレクサンダー・モットク(指)
Gateway SO、イェルク・アキム・ケラー(指)hr ビッグバンド、
レジー・ムーア(Pf)ケニー・マーティン(Drums)
アール・ボスティック(Db)他

GW3102 \2080
CD+【ボーナスDVD「触って、感じて、ワーグナー!」】
(1)Sevillanaアンダルシアの炎Vs.荒野の情熱-
「リエンツィ」序曲+グラナドス:アンダルーサ
(2)Rumba-Flamencoカルメンの願い-「タンホイザー」序曲
(3)Muneiraブランカの踊り-
「ジークフリート」ジークフリートの動機:Galiciaの楽器
(4)Galicia のFadoお母さん、どこ?-
「ジークフリート」俺のお母さんは、いったいどんなだったんだろう?
(5)Buleria 幸せな魔女-
「ローエングリン」第2幕 オルトルートが荒々しい喜びで飛び上がるシーン
(6)Pasodoble セヴィリャの行進-「リエンツィ」+アルベニス「セヴィリャ」
(7)Jota de Aragon 労働者の踊り-
「ジークフリート」ミーメ「見ろ、おまえは疲れている。ひどい骨折りで。」
(8)Rumba-Flamenco+Blues ジプシーの結婚式-
「ローエングリン」結婚行進曲+アルベニス「アストゥリアス」
(9)Swing 罪びとのためのレクイエム-
「ワルキューレ」前奏曲+アルベニス「エヴォカシオン」
(10)Pasodoble マドリッドの決定戦-
「ローエングリン」軍令使のファンファーレ
アレクサンダー・モットク(指)GATEWAY交響楽団
ヘラルド・ヌニェス(Gt) ボビー・マルティネス(Sax) 
パシオン・ヴェガ(Vocal)
ジェリー・ゴンザレス(Tr)他 ペペ・リヴェロ(Pf,Synths)

GW3103 \2080
CD+【ボーナスDVD「触って、感じて、ワーグナー!」】
(1)アンフォルタスの夢-「パルシファル」
(2)ブラジルの結婚式-「ローエングリン」
(3)バイーア・オン・マイ・マインド-「トリスタン」
(4)ティコ・フォーエヴァー-「マイスタージンガー」
(5)フラワー・ガールズ-「パルシファル」
(6)深く青い海を越えて-「オランダ人」
(7)サンシャイン・イン・ユア・アイズ-「マイスタージンガー」
(8)ゴール・フォー・ブラジル-「マイスタージンガー」
(9)ヤング・マジック・ラヴ-「パルシファル」
(10)バック・イン・ミナス・ゲライス-「オランダ人」
(11)ミナスから来たヴェーヌス-「タンホイザー」
(12)ワーグナーのマシュ・ケ・ナダ-「オランダ人」
アレクサンダー・モットク(指)GATEWAY交響楽団
マリア・クレウーザ、ジョルジ・ベンジョール、エジソン・コルデイロ(Vo) 
ワグナー・ティソ(Accordeon)

GW3100 \2080
CD+【ボーナスDVD「触って、感じて、ワーグナー!」】
(1)「さまよえるオランダ人」-Flying Over The Sea
(2)「神々の黄昏」-Radio-Introduction
(3)「ローエングリン」-Just Married
(4)「神々の黄昏」-Knocking At The Door
(5)「タンホイザー」-Venus Is Waiting
(6)「ジークフリート牧歌」-Morning In Pinar Del Rio
(7)「ジークフリート」-Lonesome In The Forest
(8)「パルジファル」-The Way To The Light
(9)「パルジファル」-Grief About What?
(10)「トリスタンとイゾルデ」-Hop To See You Again
ヴォルフ・ケルシェック(指)GATEWAY交響楽団
ラモン・ヴァッレ(Pf) オマール・ロドリゲス・カルヴォ(Perc)
ドロレス・ガルシア・サラス、アンヘル・ガルシア・アーネス(Vocal)
このCDは以前、NCWWC-002の番号で発売済み。今回DVDが付いてお買い得に!

GW3105 \2080
(1)ジークフリートのラインの旅
(2)指環から離れろ
(3)ワルキューレの騎行
(4)ノートゥング!ノートゥング!
(5)ローゲ、来い!
(6)ラインの黄金よ、ラインの黄金よ
(7)「ローエングリン」-結婚行進曲
(8)私は永遠でした。今も永遠です。
(9)「さまよえるオランダ人」-水夫の合唱「見張りをやめよ、舵取りよ!」
(10)「ジークフリート」-見ろ、おまえは疲れている。ひどい骨折りで。
(11)ローエングリンの名乗り
イェルク・アキム・ケラー(指)hr ビッグバンド
ハーブ・ゲラー(alto sax) パキート・ドリヴェラ(alto sax,Cl) 
ジョー・ガラード(Tb)
マイク・スターン(e-Gt) ヴォルフガング・ハフナー(Drums)他

MMJ13061 2枚組 \4160
CD1
(1)コープランド:庶民のファンファーレ
(2)エリック・カルメン&ラフマニノフ:オール・バイ・マイセルフ
(3)チャック・マンジョーネ:サンチェスの子供たち
(4)ピアソラ:忘却
(5)ブライアン・アダムス:Have you ever really loved a woman
(6)ジョー・ザヴィヌル:バードランド
(7)ビル・コンティ:ユア・アイズ・オンリー
(8)ハロルド・アーレン:虹の彼方に
(9)D.Maddux:O Sifuni Mungu(神と王のすべての創造物)
(10)ジョージ・デヴィッド・ワイス:この素晴らしき世界
CD2
「ハーレムのトリスタンとイゾルデ」から3曲、
「ハバナのパルシファル」から3曲、
「ジークフリートのオーレッ!イン・スペイン」から3曲、
「パルシファルのブラジルへの旅」から3曲
+スペシャル・ボーナス曲「ゴール・フォー・ブラジル」
[10人のトランペッター]オットー・ザウター(FIFA2006 ワールドカップ ア
ーティスティック・ディレクター)
ジェームス・トンプソン(イーストマン音楽院教授)
ベンクト・ダニエルソン(イェーテボリ響首席)
ラリー・エラム(ハンブルク歌劇場首席)
ミロスラフ・ケイマール(チェコフィル首席)
ルドルフ・ケップ(ブレーメンフィル)タミヤケンジ(桐朋学園教授)
ヨアヒム・ワンゲンダール(ストックホルム歌劇場副首席)
アレン・ヴィッツッティ、フランツ・ワグナーマイヤー
(インターナショナル・ソリスト)
2006年ドイツで開催されたワールドカップを盛り上げた10人のトランペッタ
ーたちによるPOP Classic とPOP Wagnerセレクションの2枚組み。




<harmonia mundi>
HMC902021 \2450
シューベルト:ピアノ作品集
ピアノ・ソナタ ト長調「幻想」D894
4つの即興曲(ヘ短調、変イ長調、変ロ長調、ヘ短調)op.142 D935
アンドレアス・シュタイアー
(フォルテピアノ/クリストファー・クラークによる1827年コンラート・グラ
ーフのレプリカ(1996年))
録音:2008年7,8月
2008年秋にソロで来日し、深く集中したシューマンの世界で聴衆を魅了した
シュタイアー。次なる新譜はシューベルト作品集です。死の2年前に書かれた
「幻想」では、寄せては返す波のような冒頭から、シュタイアーの巧みな語
り口によって静謐の世界へといざなわれます。終始シューベルトの歌に満ち
ており、楽器のあたたかく豊かな色彩を帯びた響きをシュタイアーは見事に
操っています。4つの即興曲も、美しく愛らしい宝ものが並べられた宝箱を
眺めているような、大切な思い出のアルバムをめくっているような、なんと
も幸せな気分になります。



<BIS>
BIS SA1761(SACD-Hybrid) \2500
J.S.バッハ:カンタータ全集 Vol.43
(1)第151番「甘き慰め、わがイエスが来られる」BWV151
(2)第57番「幸いなるかな、試練を耐え忍ぶ者は」BWV57
(3)第110番「我らの口には笑いが満ち」BWV110
ハナ・ブラシコヴァー(Sop)、ロビン・ブレイズ(A)、
ゲルト・テュルク(Ten)、ペーター・コーイ(Bs)、
鈴木雅明(指)バッハ・コレギウム・ジャパン
円熟のBCJ、今回も魅力作満載です。管弦楽組曲第4番の序曲が合唱に生まれ
変わった第110番の壮麗さ、バッハ作品の中でもひときわ美しいアリアで光る
第151番いずれも絶品。151番ではチェコの若手ソプラノ、ハナ・ブラシコヴァ
ーがまるで天使のように澄明な声を聴かせてくれます。癒されます。

BIS SA1792(SACD-Hybrid) \2500
ベートーヴェン:
(1)ピアノ協奏曲第2番変ロ長調 Op.19
(2)ピアノ協奏曲変ホ長調 WoO.4(ブラウティハム再構成)
(3)ロンド 変ロ長調 WoO.6
ロナルド・ブラウティハム(Pf)
アンドルー・パロット(指)ノールショピング響
モダンピアノを弾くブラウティハム&パロットのベートーヴェン協奏曲シリ
ーズの第2弾。ベートーヴェン13歳の作である珍しい変ホ長調協奏曲で、ブラ
ウティハムはイマジネーションに満ちた演奏を繰り広げています。地味なオー
ケストレーションをブラウティハム自身が再構成しているのも注目です。ピ
アノ協奏曲第2番と、そのフィナーレ用に作られたとされるロンドも快演。

BIS1680 \2380
ラロ:
(1)ヴァイオリン協奏曲 Op.20
(2)ノルウェー幻想曲
(3)スペイン交響曲 Op.21
ジャン=ジャック・カントロフ(Vn)、
ケース・バケルス(指)グラナダ市管
かつては定番レパートリーだったのに、昨今新録音が非常に少ないラロのス
ペイン交響曲。名人カントロフの独奏で久々の新録音登場です。さらにラロ
のヴァイオリン協奏作品2篇も収められているのが豪華。爆演指揮者バケルス
のボルテージの高い伴奏ぶりも聴きものです。

BIS1921/3 6枚組 \7140
シベリウス完全全集 その8 管弦楽曲集
序曲ホ長調 JS145/バレエの情景 JS163/劇音楽「カレリア」JS115(カレヴィ
・アホ補作による完全版)/カレリア序曲 Op.10/カレリア組曲 Op.11/弦楽
のための即興曲(原典版と改訂版の2種)/弦楽のためのプレスト/新聞祭典の
音楽 JS137/メヌエット JS127/戴冠式行進曲/ポリ行進曲 JS152/序曲イ
短調 JS144/弦楽のためのロマンス Op.42/行列 JS54/パンとエコー Op.53
/伯爵夫人の肖像 JS88/ヴァイオリン協奏曲ニ短調 Op.47(原典版と現行版
の2種)/恋する人 Op.14(原典版とパリ版の2種)/管弦楽組曲断章(「海の精」
の原案)/2つのセレナード Op.69/2つの荘重な旋律 Op.77/ユモレスク
Op.87,89(全6曲+Op.87の1の原典版)/アカデミー行進曲 JS155/イェーガー
隊行進曲 Op.91a/3つの小品 Op.96/可愛い組曲 Op.98a/田園組曲 Op.98b
/特徴的な組曲 Op.100/ジャコブ・ド・ジュラン氏のモチーフによるロマン
的小品 JS135a/ヴァイオリンと弦楽のための組曲 JS185/アンダンテ・フェ
スティヴォ JS34b/行列 Op.113の8
ネーメ・ヤルヴィ(指)エーテボリ響、オスモ・ヴァンスカ(指)ラハティ響、
レオニダス・カヴァコス、ドンスク・カン、ヤーッコ・クーシスト(Vn)、
マルコ・イーロネン(Vc)ほか
シベリウスはあらゆるジャンルに作品を残していますが、やはりオーケスト
ラ曲は真骨頂。ここでは交響曲、交響詩、劇付随音楽を除く作品をすべて収
めています。演奏は大半がヴァンスカ指揮ラハティ響。さらに嬉しいのは大
ヒットしたヴァイオリン協奏曲原典版を含む協奏作品も網羅されています。
さらにさらに当BOXのための新録音(「行列 Op.113の8」や「恋する人 Op.14
パリ版」ほか5作品)が含まれていて、ここでしか聴くことができません。



<DOREMI>
DHR7950 \2080
「ダヴィド・オイストラフ第13集 /1959年1月21日パリ・リサイタル」
(1)タルティーニ:
ヴァイオリン・ソナタ ト短調Op.1-10「見捨てられたディド」
(2)フランク:ヴァイオリン・ソナタ イ長調
(3)シューマン / クライスラー編:幻想曲ハ長調Op.131
(4)ラヴェル:ツィガーヌ
(5)J.S.バッハ:
無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第2番イ短調BWV.1003よりアンダンテ
ダヴィド・オイストラフ(Vn) 
ヴラディーミル・ヤンポリスキー(P)
録音:(1)-(4)1959年1月21日パリ(ライヴ) 
(5)1965年ロサンジェルス(ライヴ)
2008年が生誕100年、ことしが歿後35年にあたるロシアの大ヴァイオリニスト、
オイストラフのDOREMI第13集は、1959年パリでのリサイタルの模様を収めて
います。
1953年にフランス、1954年には英国、そして1955年にはアメリカ・デビュー
を果たして、1950年代はオイストラフが国際的に活躍し始めていた時期。ま
さに脂の乗り切っているといっていいでしょう。ここでは、ほかに5種の別演
奏を数え、ヤンポリスキーとは1954年にも録音している愛奏曲フランクのソナ
タに、やはりピアノ版でヤンポリスキーとは1957年録音があるツィガーヌな
ど、あたたかい音色と構えの大きな音楽にたっぷりと浸ることができます。
また、これまでディスコグラフィにはなかったクライスラー編のシューマン
が聴けるのもファンには収穫です。



<VAI>
VAIDVD4489(DVD-Video) \2900
字幕:英語
音声:モノラル
画像:カラー&白黒
ポートレイト・オブ・マイヤ・プリセツカヤ
1.イントロダクション(モーリス・ベジャール) 2.辛い子供時代
3.ダンス・スタティーズ 4.シチェドリンとの結婚
5.ボリショイ 6.ウラジーミル・ワシーリエフ
7.ドン・キホーテ 8.ロミオとジュリエット
9.白鳥の湖 10.ボレロ
11.病める薔薇 12.イサドラ・ダンカン
13.マーサー・グレアムからの誘い 14.レダ 15.クレジット
出演:マイヤ・プリセツカヤ
監督:ドミニク・ドルーシュ
製作:レ・フィルム・ド・プレーリ(1999年)
ジャケット写真:マイヤ・プリセツカヤ1968年ニューヨークにて
20世紀最高と称賛されるロシアのバレリーナ、マイヤ・プリセツカヤ。ロシ
アの芸術一家に生まれますが、スターリン体制下で父親は処刑、母親も流刑
に処されてしまいました。つらい子供時代を経てボリショイ・バレエ学校を
卒業後、ボリショイ劇場のソリストとなり瞬く間にスターとなり名声を不動
のものにしました。80歳を越えても現役を続けたマイヤ・プリセツカヤの幼
少時代から夫である作曲家のロディオン・シチェドリン氏について、また現
在に至るまでを収録。バレエ界最高の振付家モーリス・ベジャール、ボリショ
イ劇場の総監督ウラジーミル・ワシーリエフなども出演。彼女の素晴らしい
芸術性を魅力的に語っています。

VAIDVD4477(DVD-Video) \2900
音声:モノラル
画像:カラー、4:3
「トゥギャザー」-シンシア・グレゴリーとフェルナンド・ブフォネス
第1部:リハーサル(振付:ドナルド・サドラー)
イントロダクション/ジゼル/ミス・ジュリー/ラ・シルフィード/海賊/
白鳥の湖/セットチェンジ/ドン・キホーテ/カーテンコール
第2部:コッペリア第3幕「結婚」(振付、演出:ロニ・マーラー)
ボーナス:ワーズ・オン・ダンス
(シンシア・グレゴリーのインタビュー2002年3月18日製作)
スワニルダ:シンシア・グレゴリー、フランツ:フェルナンド・ブフォネス、
イアン・ホーヴァート、クリスティーン・スピッツォ、エリザベス・カール
収録:1988年10月2日 ニューヨーク・シティーセンター(ライヴ)
0アメリカン・バレエ・シアターの大スター、フェルナンド・ブフォネスとシ
ンシア・グレゴリーによるコッペリアの「結婚」のシーンは注目。正確で端
正な踊りが魅力のフェルナンド・ブフォネスと滑らかで気品あるシンシア・
グレゴリーの呼吸がぴったりと合っていて非常に美しい踊りを堪能できます。

VAIDVD4479(DVD-Video) \2900
画像:カラー
イヴェット・ショヴィレ-フランス・プリマ・バレリーナの真実
クランパ・クラシック(リハーサル、振付:グソフスキー)
ノーテオス(リハーサル、振付:リファール)
二羽の鳩(リハーサル、振付;レニエ、メラント)
イシュタール(リハーサル、振付:リファール)
瀕死の白鳥(リハーサル、振付:コラリ、ペロー)
出演:イヴェット・ショヴィレ
監督:ドミニク・ドルーシュ
製作:レ・フィルム・ド・プレーリ(1988年)
フランスを代表するイヴェット・ショヴィレのドキュメンタリー。インタビュ
ーや世界を舞台に活躍するバレリーナ、シルヴィ・ギエム、ピエトラガラ、
カルフーニらに指導する姿を収録しています。



<INTEGRAL>
TRI331156 \2380
チャイコフスキー:ピアノ三重奏曲イ短調Op.50「偉大な芸術家の思い出」
ショスタコーヴィチ:ピアノ三重奏曲第1番ハ短調Op.8
トリオ・タルヴェーク(アレクサンダー・グルーニング(Pf) 
セバスチャン・スレル(Vn) セバスチャン・ワルニー(Vc))
マルタ・アルゲリッチに「この若いトリオは間違いなく世界中から注目を浴
びる!」と絶賛されているトリオ・タルヴェーク、会心のCD。

TRI331114 \2380
シューマン:
ペダル・ピアノのための練習曲Op.56
ペダル・ピアノのためのスケッチOp.58
バッハ名によるフーガOp.60
ブルーノ・モラン(Org) パリ、聖シュルピス教会、カヴァリエ・コル・オル
ガン使用。
ペダル・ピアノはオルガンのようにペダル鍵盤を取り付けたピアノでシュー
マンのほかにアルカン、グノーも作曲している。ここではパイプ・オルガン
で演奏されている。

TRI331119 \2380
オリヴィエ・グレフ:
(1)ソナタ・ディ・レクエイム (2)3つのシャンソン・アポクリフェ 
(3)ラヴェルの墓 (4)死のフーガ
(1)オリヴィエ・グレフ(Pf) クリストフ・ヘンケル(Vc)
(2)マリー・デヴェルリュー(Pf) オリヴィエ・グリフ(Pf)
(3)オリヴィエ・グレフ,アンリ・バルダ(Pf)
(4)シュテファン・ゲンツ(Br)シネ・ノミネ四重奏団
グレフ(1950~2000)はフランスの作曲家、ピアニスト。パリ音楽院、ジュリア
ード音楽院で学びベリオにも師事した。2000年に急逝したが最近評価が急激
に高まっている。Harmoniamundiも録音を始めているが「あたしのほうが先に
彼の才能を見つけたのよ!」とTRI tonのプロデューサーは主張している。

TRI331128 \2380
ショスタコーヴィッチ:ピアノ三重奏曲ホ短調Op.67
オリヴィエ・グレフ:ピアノ三重奏曲「深き淵より」
ヤン・オラヴィエツ(Vn)ディミトリー・マスレンニコフ(Vc)
ヨナタン・ベニチョウ(Pf)

TRI331144 \2380
メシアン:世の終わりのための四重奏曲
パスカル・デュサパン:
ピアノ、ヴァイオリン、チェロのためのトリオ・ランバッハ(1997)
トリオ・エレジアック
ローラン・ル・フレシエール(Vn) ヴィルジニー・コンスタン(Vc)
フランソワ・デュモン(Pf) 
ジャン=フィリップ・ヴィヴィエ(Cl)

TRI331143 \2380
ドビュッシー:
金色の魚、組み合わされたアルペッジョのための練習曲、オンディーヌ、
雪の上の足跡
フレデリック・ヴェリエレス(1968-):パラフレーズ
カロル・ベッファ(1974-):3つの練習曲
フランク・クラフチック(1969-):トッカータ
ティエリー・エスケシュ(1965-):暗闇の連祷
ダナ・ショカリー(Pf)
フランスの若手現代音楽作曲家たちがドビュッシーの作品に触発されて創作
した作品を、交互に収録した意欲作。

TRI331121 \2380
ギヨーム・デュファイ、クロード・ジェルヴェーズ、
ベルンハルト・シュミット、ヤコプ・ペ、オルランド・ギボンズ、
トーマス・プレストン、ウィリアム・バード、スヴェーリンク、
フレスコバルディ、ハスラー、ブクステフーデ、フランソワ・クープラン、
ペルゴレージ、ジャン・アレン(1911-1940)、
ジャック・ベルティエ(1923-1994)らの作品
アンドレ・イゾワール (ガティネ地方ロリのノートル=ダム教会のオルガン)
ヨーロッパ最古級(1501年)のオルガンの響きが思う存分楽しめる、オルガン
好きにはたまらないCD。

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09-04 No.6-1

2009年04月06日 15時24分35秒 | Weblog
★VOX-BOX,MUSICAL CONCEPTS、VANGUARDシリーズ 特別セール★
セール期間:6月末入荷分まで
※品切れ等で期間内に入荷が無かった場合はご注文打ち切りとなりますので
お早めにご注文下さい。

CDX5173 2枚組 \1050
シューベルト:ピアノ・ソナタ第1集
(第19番、第18番、第6番、第16番、第9番、第15番)
ワルター・クリーン(P)

CDX5174 2枚組 \1050
シューベルト:ピアノ・ソナタ第2集
(第20番、第1番、第14番、第17番、第13番、第2番)
ワルター・クリーン(P)

CDX5175 2枚組 \1050
シューベルト:ピアノ・ソナタ第3集
(第21番、第5番、第11番、第7番、第4番、第3番)
ワルター・クリーン(P)

CDX25522 2枚組 \1050
バッハ:無伴奏チェロ組曲全曲
ガスパール・カサド(VC)

MC122 2枚組 \1050
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第27番-第32番、ロンド第1番、第2番
ピーター・ゼルキン(フォルテピアノ)

MC131 3枚組 \1480
モーツァルト:ピアノのための変奏曲全集、小品集
ワルター・クリーン(P)

MC141 4枚組 \2380
モーツァルト:ピアノ・ソナタ全集、幻想曲 ハ短調K.475
ヴラド・ペルルミュテール

MC191 12枚組 \5400
バッハ:オルガン作品全集
ワルター・クラフト(Org)1961-1967

SVBX526 2枚組 \1580
バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタとパルティータ全曲
スザンヌ・ラウテンバッハー

ATMCD1191 2枚組 \1080
ベートーヴェン:
交響曲第3番「英雄」、「コリオラン」序曲
交響曲第5番、「レオノーレ」序曲第3番
サー・エードリアン・ボールト指揮
ロンドン・プロムナード管弦楽団(ロンドン・フィル)
1956年、1957年

ATMCD1192 2枚組 \1080
ベートーヴェン:
交響曲第6番「田園」、歌劇「フィデリオ」序曲
交響曲第7番、「エグモント」序曲
サー・エードリアン・ボールト指揮
ロンドン・プロムナード管弦楽団(ロンドン・フィル)
1956年、1957年

ATMCD1218 2枚組 \1080
ベートーヴェン:チェロ・ソナタ全集(第1番-第5番)
アントニオ・ヤニグロ(VC)
イエルク・デムス(P)
1964年

ATMCD1228 2枚組 \1080
ブラームス:ピアノ四重奏曲第1番-第3番
ステファニー・ブラウン(P)
アレクサンダー・シュナイダー(Vn)
ワルター・トランプラー(Vla)
レスリー・パーナス(VC)
1977年

ATMCD1246 2枚組 \1080
バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタとパルティータ全曲
ヨゼフ・シゲティ
1955年、1956年

ATMCD1585 4枚組 \2080
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ全集
ヨゼフ・シゲティ(Vn) クラウディオ・アラウ(P)

ATMCD1894 2枚組 \1080
チャイコフスキー:
交響曲第5番、ピアノ協奏曲第1番、
幻想序曲「ロメオとジュリエット」
ジョン・オグドン(P)ピエール・モントゥー指揮 ロンドン響

ATMCD1961 2枚組 \1080
バッハ:平均律クラヴィーア曲集 第1巻
ミエチスラフ・ホルショフスキ(P)

=====================================================================

※コメントはメーカー案内書より抜粋です。

<ARTS>
43081-2 \1550
(ARCHIVESシリーズ)
(1)ブラームス:ピアノ協奏曲第2番
(2)シューマン:ピアノ協奏曲
アルトゥール・ルービンシュタイン(Pf)
(1)アンドレ・クリュイタンス指揮トリノ・イタリア放送(RAI)交響楽団
録音:1962年5月4日トリノRAIホール・ライヴ・モノラル
(2)フランコ・カラチオロ指揮ナポリ・イタリア放送(RAI)
アレッサンドロ・スカルラッティ管
録音:1964年4月29日ライヴ・モノラル
まさにグランドマナー!ルービンシュタインの協奏曲ライヴ。これらのライ
ヴ録音はいずれも劣悪音質の海賊盤CDで知られておりましたが、オリジナル
テープの水準の高さとマスタリングの成功が相まって高音質で復活しました。
モノラルの表示がありますが、イタリア放送は比較的ステレオ録音導入が早
かったので、当録音も十分ステレオ感があり、元々はステレオ録音なのかも
知れません。60年代前半というとルービンシュタインが気力体力充実してい
た時期で、イタリアという巨匠が愛する国土での演奏(4月末、5月上旬という
良い季節に来訪しています!)故にリラックスした上に何しろ風格十分です。
いずれも得意な曲であり、ブラームスは温かな演奏で特筆すべき共感を見せ
ています。クリュイタンスがまことに典雅な伴奏を聴かせている点も注目で
す。シューマンもロマンティックな薫り高い名演と言えましょう。第1楽章の
カデンツァは、ルービンシュタインの美点が極まった感あります。まさにロ
マンティシズムの使徒、ルービンシュタインの決定的名演です。

47748-8(SACD-Hybrid) \2080
「サクソフォンの芸術」
グラズノフ:サクソフォン協奏曲Op.109
ドビュッシー:サクソフォンのための狂詩曲
イベール:室内小協奏曲
ミヨー:スカラムーシュ
ヴィラ=ロボス:幻想曲
ミヨー:世界の創造
マリオ・マルツィ(Sax)
ハンスイェルク・シェレンベルガー指揮
ミラノ・ジュゼッペ・ヴェルディ交響楽団
録音:2004年7月28-30ミラノ
サックスは19世紀半ばに発明されたがこの楽器のために作曲家が作品を提供
するようになったのは意外に遅く19世紀末になってから。グラズノフから、
ドビュッシー、イベールら、ヴィラ・ロボスまで、この分野の古典的定番を
収録。図らずもサックス音楽の歴史をたどるCDとなった。マルツィはソリス
トとしてプレートル、ムーティ、アバド、サヴァリッシュなどの世界の名だ
たる指揮者と共演の他、ピアソラ、ジスモンチのようなラテンものも得意し
ている。つやのある華やかな音色が魅力。オーボエ奏者として有名な指揮の
シェレンベルガーは近年指揮者として活動、マルツィを好サポートしている。




<NEOS>
NEOS10816(SACD-Hybrid) \2650
(スイス・チェンバー・ソロイスツ・エディションVol.2)
《ハッピー・バースデー、エリオット・カーター!》
-エリオット・カーター(b.1908):室内楽新作集
(1)モザイク-室内アンサンブルのための(2004)
(2)作り話-ヴィオラ・ソロのための(2007)
(3)魅惑のプレリュード-フルートとチェロのための(1988)
(4)時間と時間-ソプラノとアンサンブルのための(1998/99)
(5)HBHH-オーボエ・ソロのための(2007)
(6)2つの断章-弦楽四重奏のための(1994/1999)
(7)オーボエ四重奏曲(2001)
スイス・チェンバー・ソロイスツ:【ハインツ・ホリガー(Ob,E.Hr)、ウルズ
ラ・ホリガー(Hrp)、フェリックス・レングリ(Fl)、フランソワ・ベンダ(Cl)
ユルグ・デーラー(Vn,Va)、シルヴィア・ノッパー(Sop)ほか】
録音:2008年
昨年100才を迎えたカーターの近作室内楽曲集。カーターは昨年ボストン響の
カーター生誕100歳の記念委嘱作品でオーケストラ曲を発表しており、その衰
えぬ創作力には目を見張らされる。本盤では巨匠ハインツ・ホリガーの最新録
音が聴けるのもうれしい。室内アンサンブルのための《モザイク》冒頭では
微分音的なピッチがエスニックな味を醸し出していて面白い。作曲家は老い
てますます自在の境地に達しているようだ。

NEOS10805(SACD-Hybrid) \2650
「モダン・エイジの忘れ形見」-ヴィオラとチェロのための2重奏曲集
オットー・ジーグル(1896-1978):デュオ・ソナタ(1945)
レベッカ・クラーク(1886-1979):ララバイとグロテスク(1916)
ヒンデミット(1895-1963):デュエット(1934)
ギュンター・ラファエル(1903-1963):デュオ(1941)
ルトスワフスキ(1913-1994):ブコリキ(1952/1962)
ミヨー(1892-1974):ソナチネ(1959)
ジークムント・シュール(1916-1974):2つの古風な舞曲(1941-42)
ユリア・レベッカ・アドラー(Va)
トーマス・ルーゲ(Vc)
録音:2008年
ヴァイオリンとチェロのデュオならラヴェルに名曲がある。しかしヴィオラ
とチェロには・・・?ここにありました!しかも中音域(ヴィオラ)と低音域
(チェロ)の組み合わせは意外に量感があり、それでいてもっさりした印象が
なくて実はとても幅広い表現が可能。思えばヴィオラ奏者だったヒンデミッ
トがこの分野に手をつけないわけがなかった。「モダン・エイジの忘れ形見」
の副題通り、19世紀末から20世紀初頭に生を受けた、前衛とは一線を画した
作曲家たちのロマンの香り豊かな作品ばかり。ジーグルは1945年の作品なが
らドヴォルザークかエルガーを思わせ、バルトークのルーマニア民族舞曲の
ようなルトスワフスキ作品、おしゃれなミヨー、ショスタコーヴィチばりの
諧謔味が面白いシュール作品と1トラックごとに新しい発見のある一枚。
演奏する二人はミュンヘン・フィルの首席として活躍している。

NEOS50802(DVD-Video PAL方式) \4750
クリストバル・ハルフテル(b.1930):《ラザロ》-1幕のオペラ(2004-2007)
※世界初録音
ゲオルグ・フリッチュ指揮
キール・フィルハーモニー管弦楽団、
J.サブロフスキほか
録音:2008年
2008年キール歌劇場で初演されたジュアン・カルロス・マルセの台本による
聖書にもとづくオペラ。PAL仕様のための通常のDVDプレーヤーでは再生出来
ませんのでご注意下さい。

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09-04 No.6-2

2009年04月06日 15時24分09秒 | Weblog
<ORF>
CD3026 \2080
カール・シシュケ(1916-1969):作品集
(1)「カンダダ」Op.45(1956)-ソプラノ、混声合唱と小管弦楽のための
(2)コラール・パルティータOp.46(1957)
(3)シンセシス(合成)Op.47(1958)-4×4楽器のための
(4)未完のミサ曲より《キリエ》Op.48 -混声合唱とオルガンのための
(5)ディヴェルティメントOp.49(1963)-10楽器もしくは室内管弦楽のための
(6)交響曲第5番《Bに基づく》Op.50(1965)
(7)対話Op.51(未完成)
(1)A.ヒュックル(Sop)、P.コイシュシュニヒ指揮ウィーン放送響、ORF合唱団
(2)A.ユッフィンガー(Org)
(3)P.コイシュニヒ指揮アンサンブル・コントラプンクテ
(4)A.グラスナー指揮
ウィーン・アントン・ウェーベルン室内合唱団、A.ユッフィンガー(Org
(5)E.ウルバンナー指揮ディ・ライヘ
(6)A.リゲティ指揮ウィーン放送響
(7)W.パンホファー(Vc)、H.ジェームズ(Pf)
録音:1972-2008年
シシュケはハンガリーに生まれウィーンで学んだ作曲家。あのフランツ・シュ
レーカーに教えを受けたこともあり、後にウィーン音楽院の教授になってか
らは多くの弟子を輩出した。基本的にセリーによる彼の音楽は新ウィーン楽
派に始まりチェルハ、フォン・アイネムらへと連なる20世紀オーストリア音
楽のよき伝統を感じさせる。

CD3037 \2080
ディルク・ダセ(1960b):作品集
(1)チェロ協奏曲
(2)ヴァイオリン協奏曲
(3)アコーディオン協奏曲
(1)フリードリヒ・クラインハップル(Vc)
ウルフ・シルマー指揮ウィーン・コンセルト・フェライン
(2)S.シャフライトナー(Vn)
S.カンブルラン指揮クラングフォルム・ウィーン
(3)フィリップ・トゥリオー(アコーディオン)
P.ブルヴィク指揮アンサンブル20世紀
録音:.2004年、(2)2000年、(3)2004年
ダセはベリオ、チェルハに作曲を師事し多くの管弦楽曲、オペラを作曲して
いる。作風はベルクを思わせる表現主義で緊張感が溢れる。アメリカ亡命後
のアインシュタインを描いた《アメリカのアインシュタイン》というオペラ
もある。チェロ協奏曲、ヴァイオリン協奏曲は典型的な表現主義音楽だがア
コーディオン協奏曲は独奏楽器のせいもあって音色、構成、独奏とオーケス
トラとの関係も前2作とは違った、まるでピアソラがウィーンで前衛的な作品
を作曲したかと思えるようなユニークな作品。ウィーン楽友協会レジデント
・コンポーザー。

CD3040 2枚組 \4160
オットー・M.ツィーカン(1935b):
オペラ・フラグメント《ジョゼフ・フーシェ》
S.フェンツ、C.クラウゼン、ほか
録音:2008年
ツィーカンはウィーンを中心に活動する作曲家。若いころはピアニストとし
てシェーンベルクの作品を度々演奏したという。Disc1は語りのみ、Disc2に
は歌が入っている。

CD3045 \2080
「リランテン」-ハイドン時代のポップ・ミュージック
オーストリアの下町の3つの舞曲/口琴独奏
/ステッケンとイグラウの旋律/ハンガリー風
/フランケンとボヘミアの2つの旋律/ほか全13曲
シカネーダース・ユーゲント:
【アンドレアス・ヘルム(シャルマイ&歌)、 アルビン・パウルス(ボック〔ド
イツのバグパイプ〕、口琴、シャリュモー、羊飼いの笛、歌)、ジーモン・
ヴァッシャー(ハーディ・ガーディ)】
録音:2008年1月、ウィーン
オーストリアは周辺のハンガリー、チェコなどからたくさんの音楽が入って
きてそれらが混交し新たな音楽が花開いた。このCDはハイドンの生きた時代
にオーストリアで聴かれていた街角の音楽。スコットランド音楽にも似た舞
曲やビヨ-ンビヨ-ンという音色の口琴など楽しい一枚。

CD3046 \2080
「ザルツブルグの宗教音楽」
(1)ダウターマン:二つのトランペット・パレード
(2)シュメルツァー:宗教的・世俗的合奏曲集よりソナタ第3番、第1番
(3)ハインリヒ・イグナツ・フランツ・ビーバー:
詩篇第110番「主は仰せられる」
(4)カール・ハイリヒ・ビーバー:3声のソナタ ト短調
(5)H.I.F.ビーバー:詩篇第113番「褒め称えよ、しもべ達」
(6)ダウターマン:二つのトランペット・パレード
(7)H.I.F.ビーバー:聖母のリタニア
(8)ムファット:ソナタ第5番 ト長調
(9)カルダーラ:マミフィカト ハ長調
アントニー・シュピリ(指揮、Cemb、Org)、
アンサンブル・ムジカ・サクラ・プロファーナ((1)、(6)以外)
(1)(3)(5)(6)(7)(9)インスブルック・トランペット・コンソート
(3)(5)(7)(8)(9)マリーニ・コンソート
(3)(5)(7)(9)コレギウム・ヴォカーレ・ザルツ
ブルグ、アレクサンドラ・ザモイスカ(S)、ダニエル・グローガー(C-T)、
ヴィルギール・ハーティンガー(T)、アルバート・ハーティンガー(B)
録音:2001年6月4日、ザルツブルグ聖霊
降臨祭バロック音楽祭
ビーバーを中心にザルツブルクを中心に活躍した作曲家たちの宗教曲を集め
た。一夜の降臨祭音楽祭の演奏会を全て収録。本編の前にインスブルック・
トランペット・コンソートによる目の覚めるようなアンサンブルはまさに天
の輝き。

CD3048 2枚組 \4160
「ヤーコプ・オブレヒト第1集」
(1)ミサ「ローゼ・プレイサンテ」
(2)ミサ「手に負えない運命の女神」
ザ・サウンド・アンド・フュアリ(音と熱狂):
【デヴィッド・アーラー(C-T)、クラウス・ヴェンク(T)、ジョン・ポッター
(T)、トーマス・E.バウアー(Br)、リヒャルト・ヴィストライヒ(B)】
録音:2006年9月ライヴ、DDD、91:10
ORFではもうおなじみ、ザ・サウンド・アンド・フェアリの最新録音はフラン
ドル楽派の巨匠オブレヒトの珍しいミサ。静かな祈りの音楽。

CD3050 2枚組 \4160
レオナルド・レーオ(1694-1744):
3声のためのカンタータ「イオーレとエルコーレ(ヘラクレス)の結婚」
(世界初録音)
クリストフ・ハンマー指揮
ノイエ・ホフカペレ・ミュンヘン
ズザンネ・ベルンハルト(イオーレ、S)、
カイ・ヴェッセル(エルコーレ、C-T)、
ドミニク・ヴェールナー(アルチェオ、テセオ、B)
録音:2006年9月ミノリート教会ウィーン、ライヴ
ナポリ派の作曲家レーオの珍しいオペラ。神話を題材にしているだけあって
重厚で厳粛な雰囲気をもった作品。イオーレ役のズザンネ・ベルンハルトの
ドラマティックな歌唱が印象的。

CD3051 \2080
「クロイツェル・ソナタ」
(1)ベートーヴェン:クロイツェル・ソナタ-第1楽章
(2)ヤナーチェク:弦楽四重奏曲「クロイツェル・ソナタ」
(ヴァイオリン・チェロ・ピアノ版)
曲間・楽章間にトルストイの「クロイツェル・ソナタ」の朗読入り
ウィーン・メルリン・アンサンブル:【マルティン・ヴァルフ(Vn)、シリル
・トリコワール(Vc)、ティル・アレクサンダー・ケールバー(Pf)】
ペーター・マティッチ(朗読)
録音:2008年2月22日ライヴ、ウィーン
クロイツェルに因んだ企画物。ヤナーチェクの弦楽四重奏曲のピアノ三重奏
版がオリジナルと思えるほどよく出来た編曲で聞き応えある。メルリン・ア
ンサンブルはシェーンベルクの月に憑かれたピエロなどの20世紀音楽も積極
的に取り上げている。

CD3052(SACD-Hybrid) \2080
J.S.バッハ:モテット集
「精霊はわれらの弱きを助けたもう」BWV.226
「来たれ、イエスよ、来たれ」BWV.229
「イエス、わが喜び」BWV.227
「恐れることなかれ」BWV.228
「主に向かって新しき歌をうたえ」BWV.225
オットー・カルグル指揮
聖ペルテン大聖堂聖歌隊、
カペラ・ノヴァ・グラーツ、
ソラメンテ・ナトゥラリ・ブラティスラヴァ
録音:2008年9月6日,聖ペルテン大聖堂
ORFの常連指揮者カルグルは宗教音楽のほか現代音楽の指揮者としても活躍し
ている。透明な音色、精妙なアンサンブルが心地よい。




<ARTHAUS DVD>
101363(DVD-Video) \5650
※日本語字幕・帯付き
ザンドナーイ(1883-1944):フランチェスカ・ダ・リミニ
演奏 :ダニエラ・デッシー(ソプラノ)/ファビオ・アルミリアート(テノール)
/ジャチンタ・ニコートラ(ソプラノ)/アルベルト・マストロマリノ(バリト
ン)/ジュセッペ・アルトマーレ(バリトン)/マルキジアーノ・フィルハーモ
ニー管弦楽団/ベッリーニ・マルキジアーナ・オペラ合唱団/マウリツィオ
・バルバキーニ(指揮)
収録時間:137分
字幕 :英語・独語・仏語・西語・伊語・日本語
デッシーとアルミリアートの夫婦共演によるザンドナーイのフランチェスカ
・ダ・リミニ。題材はダンテの「神曲」に出てくる悲恋物語で、このお話は
様々な芸術家の創作欲を刺激したようで、他にもラフマニノフがオペラを書
いたり、チャイコフスキーが幻想曲を書いたりと、このタイトルを耳にする
ことも少なくありません。このザンドナーイの曲はラフマニノフの同作品の
10年後に初演された作品で、濃厚な音楽が耳に残る隠れた名作と言えるでしょ
う。美しい衣装、舞台装置も見どころです。

102149(DVD-Video) \3480
クリスタ・ルードヴィヒリーダー・リサイタル
演奏 :クリスタ・ルードヴィヒ/他
2008年3月に発売された「クリスタ・ルードヴィヒ-バースディ・エディショ
ン(102089)」からとりわけ好評だった、シューベルトやバーンスタイン、マ
ーラー、ヴォルフを歌ったリサイタルのディスクが単独リリース。チャール
ズ・スペンサーの伴奏も聴きどころです。



<NAXOS DVD>
2.110268(DVD-Video) \5650
※日本語字幕なし
ドニゼッティ(1797-1848):マリア・ストゥアルダ
演奏 :ラウラ・ポルヴェレッリ(Ms)/マリア・ピーア・ピシテッリ(S)/ジョ
ヴァナ・ランツァ(Ms)/ロベルト・デ・ビアージョ(T)/シモーネ・アルベル
ギーニ(B)/マリオ・カッシ(B)/マルキジアーナ・フィルハーモニー管弦楽
団/「ベッリーニ」マルキジアーナ・オペラ合唱団/
リッカルド・フリッツァ(指揮)
NTSC(リージョン・コード :0)
英・伊語字幕
3月に ARTHAUSよりリリースした「マリア・ストゥアルダ」と同演出のこの公
演。衣装などは微妙に違いますが、装置や演技を見比べるのはなかなか興味
深いところです(タルボ役のアルベルギーニも共通です)。実は本来の主役は
マリエッラ・デヴィーアが予定されていました。しかし、身内の不幸のため
にキャンセル、代わりに起用されたのが、このポルヴェッリでした。確かに
デヴィーアほどの存在感はありませんが、バランスの取れた歌唱と演技は見
る者の心を打ちます。相手役のピシテッリは文句なしの素晴らしさです。

2.110268(DVD-Video)
※日本語字幕なし
プッチーニ(1858-1924):歌劇「つばめ」
演奏 :スヴェトラ・ヴァッシレーヴァ(S)/マヤ・ダシュク(S)/ファビオ・
サルトーリ(T)/エマヌエーレ・ジアンニーノ(T)/マルツィオ・ジオッシ(Br)
/プッチーニ祝祭管弦楽団&合唱団
アルベルト・ヴェロネッシ(指揮)
英・伊語字幕
斬新な舞台装置に目を奪われる「つばめ」。主役のマグダを歌うのはブルガリ
アの若手ソプラノ、ヴァッシレーヴァです。




<CPO>
777102-2(SACD-Hybrid) \2950
ワインガルトナー(1863-1942):交響的作品集第6集
1.交響詩「春」Op.80/2.交響曲第6番ロ短調 Op.74「悲劇的」
演奏 :バーゼル交響楽団/マルコ・レトーニャ(指揮)
大好評、ワインガルトナーの交響的作品集です。今回は交響曲第6番がメイン
です。これが書かれたのは1928年、シューベルトの没後100年の記念の年でし
た。当時、歌曲の作り手としか認識されていなかったシューベルトの真の巨
大さを認識していたワインガルトナーは、常に尊敬の念を抱いていたのです。
そんなワインガルトナーの思いが結実したのがこの交響曲第6番です。第2楽
章、第3楽章などは初期ロマン派の影を色濃く残した旋律重視の楽章。まさに
シューベルト降臨!です。

777256-2 \1700
ルイーズ・ファラン(1789-1826):室内楽作品集
1.ピアノ三重奏曲第1番変ホ長調 Op.33
2.ピアノ、フルート、オーボエ、クラリネット、ホルン、バスーンのための
六重奏曲 ハ短調 Op.40
3.ピアノ三重奏曲第3番変ホ長調 Op.44
演奏 :リノス・アンサンブル
フルート奏者兼音楽出版者アリスティド・ファランの妻、ルイーズの作品集
です。 cpoからはすでに4作のリリースがありますが、今回は彼女の才能が洩
れなく堪能できる室内楽作品集です。自身が優れたピアニストだったせいも
あり、ピアノパートは驚くほどに精緻でドラマティックに書かれています。
機智に富んだ楽想、そして繊細な表現力には驚く他ありません。ピアノと管
楽五重奏が対等に扱われた六重奏曲のすばらしさにも注目です。リノス・ア
ンサンブルはこれらの曲を抑制された表現で上品に演奏しています。

777057-2 2枚組 \4900
クローゼ(1862-1942):歌劇「イルゼビル」-漁師とそのおかみさんの物語
演奏:ノルベルト・シュミットベルク(T)リザ・グラーフ(S)ヤロスラフ・シー
リッキ(B-Br)/アーヘン交響楽団、歌劇場合唱団、少年合唱団
マルクス・R・ボッシュ(指揮)
人間の欲深さを描いたグリム兄弟の童話、「漁師とそのおかみさん」をご存
知の方も多いのではないでしょうか?漁師が釣ったひらめを逃がしてやった
ことで、何でも願いがかなうと知った妻イルゼビル。その願望はとどまるこ
とを知らず、最初は家の建て替えから、最後には神の地位までを要求します。
もちろん結末は想像通りですが、クローゼはここにまるでワーグナーのよう
な劇的な音楽をつけました。刻々と変わる海の色を表現した管弦楽の奥深い
響きにも耳を奪われます。

777379-2 \2450
ゴウヴィ(1819-1898):交響曲第3番&第5番
演奏:ザールブリュッケン・カイザースラウテルン・ドイツ放送フィルハー
モニー管弦楽団/ジャック・メルシエ(指揮)
ザールブリュッケン近郊で生まれたゴウヴィ。彼はドイツとフランスの両方
で活躍の場を広げたため、その作風にはベルリオーズとオンスローの影響が
見て取れ、彼が亡くなった時には、ドイツではフランス人、フランスではド
イツ人と見なされたそうです。裕福な一生を送ったため、作曲活動にはあま
り熱心ではなかったのですが200以上の作品を書き、同世代の人ヨアヒムやブ
ラームスからはとても高く評価されていました。そんなゴウヴィの交響曲全
集の始まりの1枚です。

777400-2 \2450
テレマン(1681-1767):管楽器のための協奏曲集第4集
1.2つのリコーダーと弦楽合奏、通奏低音のための協奏曲 TWV52:a2
2.フラウト・トラヴェルソと弦楽合奏、通奏低音のための協奏曲 TWV51:D2
3.オーボエ・ダモーレと弦楽合奏、通奏低音のための協奏曲 TWV51:A2
4.フラウト・トラヴェルソとバスーン、弦楽合奏、通奏低音のための協奏曲
TWV53:h1
5.オーボエ、弦楽合奏、通奏低音のための協奏曲 TWV51:e1
演奏:ラ・スタジオーネ・フランクフルト
ミヒャエル・シュナイダー(指揮)
CPOレーベルが積極的にリリースしているテレマンの作品集。今月は管楽器の
ための協奏曲第4集です。今回は5つの作品を収録しました。そのどれもがテレ
マンの協奏曲作曲家としての高い資質を示したものです。当時主流だったイタ
リア音楽の様式に、フランスとポーランドの風を吹きこみ、独自の形式を作
り上げたことも評価されています。各独奏楽器の奏法は極めて自然かつ牧歌
的で、それらを生かしたここでの演奏はエレガントでスタイリッシュです。

777452-2 2枚組 \4900
グラウン(1704-1759):大受難曲「来たりて見よ」
演奏:ヴェロニカ・ヴィンター(S)/ヒルケ・アンデルセン(Ms)/マルクス・
シェーファー(T)/エッケハルト・エイブル(B-Br)/ラインハルト・カントラ
イ/ダス・クライネ・コンツェルト/ヘルマン・マックス(指揮)
もともとはブラウンシュヴァイクの宮廷テノール歌手であったグラウンは、
1735年にプロイセンのフリードリヒ皇太子(のちの大王)の宮廷に招かれ、そ
こで楽長を務めながら数多くの作品を書きました。テレマンとも親交があり、
相互に影響しあった多くの受難曲を書いたことでも知られます。彼の作品の
中でも最も知られるのは1755年に初演された「イエスの死」で、初演から何
と100年間毎年受難週間に演奏されたというから驚きです。この大受難曲「来
たりて見よ」も壮麗で美しい作品です。

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