クラシック輸入盤・新譜情報/グッディーズ

コメントはメーカー案内書より抜粋です。お問い合わせ:goodies2@pc.highway.ne.jp

09-04 No.7-1

2009年04月06日 19時04分47秒 | Weblog
<BBC LEGENDS>
BBCL4256 \2180
ステレオ
(1)ヴォーン・ウィリアムズ:交響曲第6番ホ短調
(2)同:トーマス・タリスの主題による幻想曲
(3)ハドリー:春のある朝
(4)バックス:地中海
(5)[ボーナス・トラック]ベルク:抒情組曲からの3つの楽章
サー・エイドリアン・ボールト(指)
(1)(2)ニュー・フィルハーモニア管弦楽団 
(3)(4)ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団 (5)BBC交響楽団
録音:(1)(2)1972年7月7日チェルトナム、タウン・ホール
(ヴォーン・ウィリアムズ生誕100年記念コンサート・ライヴ)
(3)(4)1969年11月26日バーキング・タウン・ホール(スタジオ・セッション)
(5)1966年12月12日ロンドン、BBCメイダ・ヴェイル・スタジオ
英国の巨匠ボールトは、アナログ期に2度に渡る交響曲全集完成という前人未
到の偉業を成し遂げたヴォーン・ウィリアムズのエキスパート。1972年の作曲
者生誕100年記念コンサートより、1947年に初演を手がけた交響曲第6番に、
有名なタリス幻想曲を収めています。作曲家の親友であったボールトにとっ
ては、ともに幾つもの別演奏を数えるものとはいえ、やはりモニュメンタル
なライヴということでは格別価値ある内容といえるでしょう。
ほかに、敬愛するディーリアスの影響と抒情美が特徴的で、ヴォーン・ウィ
リアムズ70歳の誕生日を祝して作曲されたハドリーに、自作ピアノ曲からの
編曲作であるバックスの小品も、英国音楽のスペシャリストたるボールトの
看板どおりの出来栄えとなっています。さらに、ボーナスのベルクはボール
ト・ファンには絶対に見逃せないレアな内容。ボールトは1933年にヴォツェ
ックを先駆的に取り上げており、期待の高まるものといえそうです。

BBCL4257 \2180
ステレオ
(1)ドヴォルザーク:ヴァイオリン協奏曲イ短調Op.53, B.108
(2)ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲ニ長調Op.61
ヨゼフ・スーク(Vn)
サー・マルコム・サージェント(指)BBC交響楽団
録音:(1)1964年8月27日(2)1965年9月9日
以上ロンドン、ロイヤル・アルバート・ホール(ライヴ)
ことし2009年が生誕80年にあたる現役の名手スークを記念して、若き日のめ
ずらしいプロムス・ライヴがBBC LEGENDSよりリリースされます。
スークの記念すべきプロムス・デビューにあたるドヴォルザークに、久々の
カタログ復活となるベートーヴェン。ソリストとして、またスーク・トリオ
のメンバーとして長年、数多く日本のファンを魅了し続けたスークがまだ30
代半ば、ともに40年以上も前のライヴですが、清潔感のある美しくあたたか
い音色はいまも昔も変わりません。リマスタリング担当はポール・ベイリー。

BBCL4258 \2180
モノラル
(1)レズニチェク:歌劇「ドンナ・ディアナ」序曲
(2)チャイコフスキー:交響曲第3番ニ長調Op.29「ポーランド」
(3)エルガー:エニグマ変奏曲Op.36
コンスタンティン・シルヴェストリ(指)ボーンマス交響楽団
録音:(1)1962年9月25日ボーンマス、タウン・ホール(ライヴ)
(2)(3)1967年7月3日以上ボーンマス、ウィンター・ガーデンズ(ライヴ)
マニアから熱い支持を集める鬼才シルヴェストリはことし2009年に歿後40年
を迎えます。晩年に音楽監督を務めた手兵ボーンマス響とのライヴ集も今回
ですでに4種目。EMIにセッションで行った後期の3曲が代表的な録音とされる
ように、また、BBC LEGENDSでは1963年のマンフレッド(BBCL.4007)、1966年
の第2番(BBCL.4182)が知られるチャイコフスキーは、シルヴェストリが得意
とするプログラム。さらに、1968年の交響曲第1番や1966年の序曲「コケイ
ン」(いずれもBBCL.4182)が知られるエルガーもまた、シルヴェストリが好ん
で取り上げていた作曲家。両作品とも思い入れが強く、ファンにはこたえら
れない濃厚な味わい。なお、レズニチェクはシルヴェストリの母方の甥にあ
たる作曲家。代表作「ドンナ・ディアナ」からの序曲は、シルヴェストリと
ボーンマス響の持ち味が良く出たハイテンションな演奏です。

BBCL4254 \2180
ステレオ
(1)メンデルスゾーン:ロンド・カプリチオーソ ホ長調Op.14
(2)シューベルト:ピアノ・ソナタ第20番イ長調D.959
(3)シューマン:謝肉祭Op.9
(4)チャイコフスキー / ラフマニノフ編:子守歌 変イ短調Op.16-1
(5)シューマン / タウジヒ編:密輸入者Op.74-10
シューラ・チェルカスキー(P)
録音:1970年11月1日ロンドン、クィーン・エリザベス・ホール(ライヴ)
晩年、20世紀が生んだ最後のヴィルトゥオーゾと騒がれたチェルカスキーに
よるBBC LEGENDS第7弾。1970年のリサイタル・アルバムでは、1960年のワー
ルド・レコード・クラブ録音をのぞいて、以来決して残さなかったシューベ
ルトのソナタ第20番ほかを取り上げています。なかでも、華麗で技巧的なメ
ンデルスゾーンはもっともチェルカスキー向きのレパートリーといえ、ぬめ
り感のある独特の音色とともに印象深いものとなっています。リマスタリン
グ担当はポール・ベイリー。

BBCL4255 \2180
ステレオ
(1)ブラームス:歌曲集「マゲローネのロマンス」Op.33
(2)シューベルト:ドナウにてOp.21-1, D553
(3)同:さすらい人D649
(4)同:友にD654
(5)同:プロメテウスD674
(6)同:ヘリオポリスII D754
(7)同:さすらい人が月に寄せてOp.80-1, D870
(8)同:漁師の歌D881
ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(Br)
(1)スヴャトスラフ・リヒテル(P) (2)-(8)ベンジャミン・ブリテン(P)
録音:(1)1965年6月20日オールドバラ、教区教会(ライヴ)
(2)-(8)1972年6月8日オールドバラ、スネイプ、モルティングス(ライヴ)
バリトンの巨人フィッシャー=ディースカウがオールドバラ音楽祭で行なっ
たふたつのリサイタルから収録。リヒテルとは、1970年のザルツブルク音楽
祭(ORFEOR.490981)でも取り上げているブラームスの「マゲローネのロマン
ス」。ふたりともキャリアの絶頂期にあった、この1965年のリサイタルは記
録では知られる内容でしたが、正規盤でのリリースは喜ばれるところでしょ
う。フィルアップのブリテンとのシューベルトは過去にブリテン・ザ・パフォ
ーマーとして出ていたもの。このたびトニー・フォークナーによる新リマス
タリングで音質の改善が施されています。



<Profil>
PH09011(SACD-Hybrid) \2180
マルセル・デュプレ(1886-1971):オルガン交響曲 第2番 作品26
ジャイルズ・スウェイン(1946-):オルガンのためのリフ-ラフ(1983)
ジョセフ・ジョンゲン(1873-1953):英雄ソナタ 作品94
フランク・ブリッジ(1879-1941):アダージョ ホ長調
マルセル・デュプレ:2つのスケッチ作品41
トビアス・フランク(Org:クラウス・オルガン使用)
録音:2007年12月10-12日ニーダーバイエルン、シュヴァイクベルク、
ベネディクト修道院
二つのタイプの近現代オルガン傑作を集めたCDがProfilより発売となります。
まず、ジョセフ・ジョンゲンとフランク・ブリッジは、オルガンの伝統的な
スタイルを持ちながら、シェーンベルク、ベルク、ブーレーズといった現代
作曲家のような新しい音楽のパイオニアに感化されていない作風が印象的な
作品です。一方、デュプレとスウェインは、自国の伝統的スタイルを捨て、
オルガンの可能性を追求した、新しいアイディアと概念を含む新たな美学を
追求した作品です。
中でも注目がマルセル・デュプレの作品です。デュプレは20世紀のコンサー
ト・オルガニスト、作曲者として最も重要な存在です。彼は特に即興音楽の
名手で、オルガンのための数多くの作品を残しております。ここで収録され
ているオルガン交響曲第2番は彼の初期の作品で、フランスのロマン的なメロ
ディをモチーフに壮大なオルガン交響曲に書き上げました。
使用オルガンはシュヴァイクルベルクのベネディクト修道院の2000年建造さ
れたクラウス・オルガンです。
オルガン・ビルダーのクラウスは教会建築に理想的な響きを追求した結果、
連動オルガンを造りました。これは独立した二つのオルガンを教会の両側に
配置し、演奏は教会の中央に置かれたコンソールにより演奏できるというも
のです。音響効果を考慮した選曲に加え、ハイブリッドSACDですので、教会
の中央で聴いているかのような臨場感と迫力をお楽しみいただけます。
演奏のトビアス・フランクはミュンヘン音楽・演劇大学でオルガン演奏を学
び、バイエルンのアイヒシュテット教会オルガニストとして研鑽を積みまし
た。これまでにヴィンセント・ワーナー(フランス)、ジャン=パーカー・ス
ミス(イギリス)、ハンス=オラ・エリクソン(スウェーデン)に師事しており
ます。
2008年10月よりノイブランデンブルグの聖ヨハネス教会の専属オルガニスト
となり教会の礼拝式をはじめコンサートも行っております。本録音は彼のコ
ンサート・オルガニストとしての実力がわかる19世紀-20世紀にかけてのフラ
ンス・イギリスのオルガン作品の傑作集です!



<JVC XRCD>
JMXR24002S(XRCD-SHM仕様) \3800
バッハ:オルガン名曲集
トッカータとフーガ ニ短調 BWV.565
パッサカリアとフーガ ハ短調 BWV.582
小フーガ ト短調 BWV.578
幻想曲とフーガ ト短調 BWV.542
シュブラー・コラール第1番『目覚めよ、と我らに呼ばわる物見らの声』
BWV.645
コラール前奏曲『われいずこに逃れ行くべき』 BWV.646
シュブラー・コラール第3番『尊き御神の統べしらすままにまつろい』
BWV.647
ジグモント・サットマリー(オルガン)
録音:1978年 オランダ、ズウォレ聖ミヒャエル教会(ステレオ)
古くからの音楽ファンならかつて1度は耳にした懐かしいサットマリーのバッ
ハのオルガン名曲集。あまりに売れたために、早速第2弾も制作された名盤中
の名盤を、改めてSHM仕様のXRCDで聴いてみるのも一興。まだお聴きでない方
も音の良さと今だ色あせぬ演奏でおすすめです!
本録音は、1978年、オランダ・ズウォレ聖ミヒャエル教会のシュニットガー
・オルガンによるサットマリーの演奏を76cm/secのハイスピードで録音した
当時のオリジナル・アナログマスタテープを原音再生し、その信号をダイレ
クトにスーパーアナログコンソールでxrcd24としてマスタリングを行いまし
た。名盤をさらにSHM仕様で磨き上げました。

JMXR24028S(XRCD-SHM仕様) \3800
メンデルスゾーン:
交響曲第4番イ長調 op.90『イタリア』
交響曲第5番ニ短調 op.107『宗教改革』
シャルル・ミュンシュ(指)ボストン交響楽団
録音:1957,58年、ボストン、シンフォニー・ホール(ステレオ)
熱狂と興奮が渦巻く「イタリア」、荘厳なまでに美しい「宗教改革」。キリ
スト教徒ではなくとも最終楽章の異様な高揚感に、思わず打たれます。トス
カニーニのモノラル盤と双璧をなす、ミュンシュの快演、待望のSHM仕様XRCD
で発売!

JMXR24001S(XRCD-SHM仕様) \3800
ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲集 op.8『四季』
ジェラール・ジャリ(ヴァイオリン)
ジャン=フランソワ・パイヤール(指)パイヤール室内管弦楽団
録音:1976年 パリ、ノートルダム・デ・ローズ教会(ステレオ)
最新録音に勝るとも劣らない驚異の音質!1976年に録音されたオリジナル4ch
アナログマスターをJVC独自開発のテープレコーダで原音再現、その信号をダ
イレクトに2chへミキシングしながら、スーパーアナログコンソールでxrcd24
としてマスタリングを行いました名盤をさらにSHM仕様に!決定的音質で登場
です!



<Mariinsky>
新規レーベルの取り扱いを開始いたします。
ロシア、ペテルブルグの至宝マリインスキー劇場。ゲルギエフの精力的活動
とあいまって、今日世界最高のオペラ劇場のひとつとしてカリスマ的な人気
を保っています。これまでユニバーサル系レーベルから数多くの名盤をリリ
ースしてきましたが、今回、劇場自体が独自レーベルをたちあげることとな
りました。響きの良さで定評のあるマリインスキー・コンサートホールを用
い、レコーディングにはグラミー賞受賞のプロデューサー、ジェイムズ・マ
リンソンとミキサーのジョン・ニュートンを起用、SACDハイブリッド高音質
録音を目指しています。何よりゲルギエフ自身が意欲満点で、新しいレパー
トリーも興味深く、彼らの芸術を存分に堪能できます。ご期待下さい。

MAR0501(SACD-Hybrid) 2枚組 \2980
ショスタコーヴィチ:歌劇「鼻」(全曲)
コヴァリョーフ:ヴラジスラフ・スリムスキー(Br)、
イワン・ヤコヴレヴィチ:アレクセイ・タノヴィツキ(Bs)、
警察分署長:アンドレイ・ポポフ(Ten)、
鼻:セルゲイ・セミシュクル(Ten)、
床屋の妻:タチヤナ・クラフツォワ(Sop)、
医者:ゲンナジー・ベズズベンコフ(Bs)、
イワン:セルゲイ・スコロホドフ(Ten)
ワレリー・ゲルギエフ(指)
マリインスキー劇場管弦楽団、同合唱団
録音:2008年7月15-25日(セッション録音)
ショスタコーヴィチ初期の問題作がゲルギエフの演奏でついに登場します。
当時22歳のショスタコーヴィチのとんがり方は危険なまでに鋭く、まさに才
気煥発のひとことに尽きます。主人公の鼻が勝手にひとり歩きを始めるとい
う荒唐無稽なゴーゴリの原作を、ショスタコーヴィチならではの皮肉で人を
くったような音楽が彩っています。作風的にはかなり前衛的で、これまで難
解とされてきましたが、さすがゲルギエフ、テンポの良さや強烈な金管など
からお馴染みのショスタコ色を引き出し、何と面白い作品かと驚かせてくれ
ます。強い緊張感とオケのコントロールも驚異的で、これまで誰も実現でき
なかったレベルで作品の真価を知らしめてくれます。マリインスキーの歌手
陣も熱演。ショスタコ・ファンなら絶対に聴かねばならないアルバムです。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

09-04 No.7

2009年04月06日 19時03分00秒 | Weblog
<GATEWAY>
GW3101 \2080
CD+【ボーナスDVD「触って、感じて、ワーグナー!」】
(1)Big Bandザ・ライド-ワルキューレの騎行
(2)Soul&Gospelハーレムの通りで-「ワルキューレ」魔の炎の音楽
(3)Gospelハーレムの結婚式-「ローエングリン」結婚行進曲
(4)Soul-Pop ballad 空に向かう地下道-「
神々の黄昏 」ブリュンヒルデの自己犠牲
(5)Blues星の光に包まれて-「トリスタンとイゾルデ」イゾルデの愛の死
(6)Jazzマンハッタンの夜明け-「タンホイザー」夕星の歌
(7)SwingJazz来週末会おう!-「マイスタージンガー」前奏曲
(8)Ballad ウィンタータイム-「ワルキューレ」冬の嵐は過ぎ去り
(9)Rock 鉄の男-「ジークフリート」ミーメの鍛冶の音楽
(10)Rap & Hiphop こりゃ、モノホン ワーグナー-「神々の黄昏」
アレクサンダー・モットク(指)
Gateway SO、イェルク・アキム・ケラー(指)hr ビッグバンド、
レジー・ムーア(Pf)ケニー・マーティン(Drums)
アール・ボスティック(Db)他

GW3102 \2080
CD+【ボーナスDVD「触って、感じて、ワーグナー!」】
(1)Sevillanaアンダルシアの炎Vs.荒野の情熱-
「リエンツィ」序曲+グラナドス:アンダルーサ
(2)Rumba-Flamencoカルメンの願い-「タンホイザー」序曲
(3)Muneiraブランカの踊り-
「ジークフリート」ジークフリートの動機:Galiciaの楽器
(4)Galicia のFadoお母さん、どこ?-
「ジークフリート」俺のお母さんは、いったいどんなだったんだろう?
(5)Buleria 幸せな魔女-
「ローエングリン」第2幕 オルトルートが荒々しい喜びで飛び上がるシーン
(6)Pasodoble セヴィリャの行進-「リエンツィ」+アルベニス「セヴィリャ」
(7)Jota de Aragon 労働者の踊り-
「ジークフリート」ミーメ「見ろ、おまえは疲れている。ひどい骨折りで。」
(8)Rumba-Flamenco+Blues ジプシーの結婚式-
「ローエングリン」結婚行進曲+アルベニス「アストゥリアス」
(9)Swing 罪びとのためのレクイエム-
「ワルキューレ」前奏曲+アルベニス「エヴォカシオン」
(10)Pasodoble マドリッドの決定戦-
「ローエングリン」軍令使のファンファーレ
アレクサンダー・モットク(指)GATEWAY交響楽団
ヘラルド・ヌニェス(Gt) ボビー・マルティネス(Sax) 
パシオン・ヴェガ(Vocal)
ジェリー・ゴンザレス(Tr)他 ペペ・リヴェロ(Pf,Synths)

GW3103 \2080
CD+【ボーナスDVD「触って、感じて、ワーグナー!」】
(1)アンフォルタスの夢-「パルシファル」
(2)ブラジルの結婚式-「ローエングリン」
(3)バイーア・オン・マイ・マインド-「トリスタン」
(4)ティコ・フォーエヴァー-「マイスタージンガー」
(5)フラワー・ガールズ-「パルシファル」
(6)深く青い海を越えて-「オランダ人」
(7)サンシャイン・イン・ユア・アイズ-「マイスタージンガー」
(8)ゴール・フォー・ブラジル-「マイスタージンガー」
(9)ヤング・マジック・ラヴ-「パルシファル」
(10)バック・イン・ミナス・ゲライス-「オランダ人」
(11)ミナスから来たヴェーヌス-「タンホイザー」
(12)ワーグナーのマシュ・ケ・ナダ-「オランダ人」
アレクサンダー・モットク(指)GATEWAY交響楽団
マリア・クレウーザ、ジョルジ・ベンジョール、エジソン・コルデイロ(Vo) 
ワグナー・ティソ(Accordeon)

GW3100 \2080
CD+【ボーナスDVD「触って、感じて、ワーグナー!」】
(1)「さまよえるオランダ人」-Flying Over The Sea
(2)「神々の黄昏」-Radio-Introduction
(3)「ローエングリン」-Just Married
(4)「神々の黄昏」-Knocking At The Door
(5)「タンホイザー」-Venus Is Waiting
(6)「ジークフリート牧歌」-Morning In Pinar Del Rio
(7)「ジークフリート」-Lonesome In The Forest
(8)「パルジファル」-The Way To The Light
(9)「パルジファル」-Grief About What?
(10)「トリスタンとイゾルデ」-Hop To See You Again
ヴォルフ・ケルシェック(指)GATEWAY交響楽団
ラモン・ヴァッレ(Pf) オマール・ロドリゲス・カルヴォ(Perc)
ドロレス・ガルシア・サラス、アンヘル・ガルシア・アーネス(Vocal)
このCDは以前、NCWWC-002の番号で発売済み。今回DVDが付いてお買い得に!

GW3105 \2080
(1)ジークフリートのラインの旅
(2)指環から離れろ
(3)ワルキューレの騎行
(4)ノートゥング!ノートゥング!
(5)ローゲ、来い!
(6)ラインの黄金よ、ラインの黄金よ
(7)「ローエングリン」-結婚行進曲
(8)私は永遠でした。今も永遠です。
(9)「さまよえるオランダ人」-水夫の合唱「見張りをやめよ、舵取りよ!」
(10)「ジークフリート」-見ろ、おまえは疲れている。ひどい骨折りで。
(11)ローエングリンの名乗り
イェルク・アキム・ケラー(指)hr ビッグバンド
ハーブ・ゲラー(alto sax) パキート・ドリヴェラ(alto sax,Cl) 
ジョー・ガラード(Tb)
マイク・スターン(e-Gt) ヴォルフガング・ハフナー(Drums)他

MMJ13061 2枚組 \4160
CD1
(1)コープランド:庶民のファンファーレ
(2)エリック・カルメン&ラフマニノフ:オール・バイ・マイセルフ
(3)チャック・マンジョーネ:サンチェスの子供たち
(4)ピアソラ:忘却
(5)ブライアン・アダムス:Have you ever really loved a woman
(6)ジョー・ザヴィヌル:バードランド
(7)ビル・コンティ:ユア・アイズ・オンリー
(8)ハロルド・アーレン:虹の彼方に
(9)D.Maddux:O Sifuni Mungu(神と王のすべての創造物)
(10)ジョージ・デヴィッド・ワイス:この素晴らしき世界
CD2
「ハーレムのトリスタンとイゾルデ」から3曲、
「ハバナのパルシファル」から3曲、
「ジークフリートのオーレッ!イン・スペイン」から3曲、
「パルシファルのブラジルへの旅」から3曲
+スペシャル・ボーナス曲「ゴール・フォー・ブラジル」
[10人のトランペッター]オットー・ザウター(FIFA2006 ワールドカップ ア
ーティスティック・ディレクター)
ジェームス・トンプソン(イーストマン音楽院教授)
ベンクト・ダニエルソン(イェーテボリ響首席)
ラリー・エラム(ハンブルク歌劇場首席)
ミロスラフ・ケイマール(チェコフィル首席)
ルドルフ・ケップ(ブレーメンフィル)タミヤケンジ(桐朋学園教授)
ヨアヒム・ワンゲンダール(ストックホルム歌劇場副首席)
アレン・ヴィッツッティ、フランツ・ワグナーマイヤー
(インターナショナル・ソリスト)
2006年ドイツで開催されたワールドカップを盛り上げた10人のトランペッタ
ーたちによるPOP Classic とPOP Wagnerセレクションの2枚組み。




<harmonia mundi>
HMC902021 \2450
シューベルト:ピアノ作品集
ピアノ・ソナタ ト長調「幻想」D894
4つの即興曲(ヘ短調、変イ長調、変ロ長調、ヘ短調)op.142 D935
アンドレアス・シュタイアー
(フォルテピアノ/クリストファー・クラークによる1827年コンラート・グラ
ーフのレプリカ(1996年))
録音:2008年7,8月
2008年秋にソロで来日し、深く集中したシューマンの世界で聴衆を魅了した
シュタイアー。次なる新譜はシューベルト作品集です。死の2年前に書かれた
「幻想」では、寄せては返す波のような冒頭から、シュタイアーの巧みな語
り口によって静謐の世界へといざなわれます。終始シューベルトの歌に満ち
ており、楽器のあたたかく豊かな色彩を帯びた響きをシュタイアーは見事に
操っています。4つの即興曲も、美しく愛らしい宝ものが並べられた宝箱を
眺めているような、大切な思い出のアルバムをめくっているような、なんと
も幸せな気分になります。



<BIS>
BIS SA1761(SACD-Hybrid) \2500
J.S.バッハ:カンタータ全集 Vol.43
(1)第151番「甘き慰め、わがイエスが来られる」BWV151
(2)第57番「幸いなるかな、試練を耐え忍ぶ者は」BWV57
(3)第110番「我らの口には笑いが満ち」BWV110
ハナ・ブラシコヴァー(Sop)、ロビン・ブレイズ(A)、
ゲルト・テュルク(Ten)、ペーター・コーイ(Bs)、
鈴木雅明(指)バッハ・コレギウム・ジャパン
円熟のBCJ、今回も魅力作満載です。管弦楽組曲第4番の序曲が合唱に生まれ
変わった第110番の壮麗さ、バッハ作品の中でもひときわ美しいアリアで光る
第151番いずれも絶品。151番ではチェコの若手ソプラノ、ハナ・ブラシコヴァ
ーがまるで天使のように澄明な声を聴かせてくれます。癒されます。

BIS SA1792(SACD-Hybrid) \2500
ベートーヴェン:
(1)ピアノ協奏曲第2番変ロ長調 Op.19
(2)ピアノ協奏曲変ホ長調 WoO.4(ブラウティハム再構成)
(3)ロンド 変ロ長調 WoO.6
ロナルド・ブラウティハム(Pf)
アンドルー・パロット(指)ノールショピング響
モダンピアノを弾くブラウティハム&パロットのベートーヴェン協奏曲シリ
ーズの第2弾。ベートーヴェン13歳の作である珍しい変ホ長調協奏曲で、ブラ
ウティハムはイマジネーションに満ちた演奏を繰り広げています。地味なオー
ケストレーションをブラウティハム自身が再構成しているのも注目です。ピ
アノ協奏曲第2番と、そのフィナーレ用に作られたとされるロンドも快演。

BIS1680 \2380
ラロ:
(1)ヴァイオリン協奏曲 Op.20
(2)ノルウェー幻想曲
(3)スペイン交響曲 Op.21
ジャン=ジャック・カントロフ(Vn)、
ケース・バケルス(指)グラナダ市管
かつては定番レパートリーだったのに、昨今新録音が非常に少ないラロのス
ペイン交響曲。名人カントロフの独奏で久々の新録音登場です。さらにラロ
のヴァイオリン協奏作品2篇も収められているのが豪華。爆演指揮者バケルス
のボルテージの高い伴奏ぶりも聴きものです。

BIS1921/3 6枚組 \7140
シベリウス完全全集 その8 管弦楽曲集
序曲ホ長調 JS145/バレエの情景 JS163/劇音楽「カレリア」JS115(カレヴィ
・アホ補作による完全版)/カレリア序曲 Op.10/カレリア組曲 Op.11/弦楽
のための即興曲(原典版と改訂版の2種)/弦楽のためのプレスト/新聞祭典の
音楽 JS137/メヌエット JS127/戴冠式行進曲/ポリ行進曲 JS152/序曲イ
短調 JS144/弦楽のためのロマンス Op.42/行列 JS54/パンとエコー Op.53
/伯爵夫人の肖像 JS88/ヴァイオリン協奏曲ニ短調 Op.47(原典版と現行版
の2種)/恋する人 Op.14(原典版とパリ版の2種)/管弦楽組曲断章(「海の精」
の原案)/2つのセレナード Op.69/2つの荘重な旋律 Op.77/ユモレスク
Op.87,89(全6曲+Op.87の1の原典版)/アカデミー行進曲 JS155/イェーガー
隊行進曲 Op.91a/3つの小品 Op.96/可愛い組曲 Op.98a/田園組曲 Op.98b
/特徴的な組曲 Op.100/ジャコブ・ド・ジュラン氏のモチーフによるロマン
的小品 JS135a/ヴァイオリンと弦楽のための組曲 JS185/アンダンテ・フェ
スティヴォ JS34b/行列 Op.113の8
ネーメ・ヤルヴィ(指)エーテボリ響、オスモ・ヴァンスカ(指)ラハティ響、
レオニダス・カヴァコス、ドンスク・カン、ヤーッコ・クーシスト(Vn)、
マルコ・イーロネン(Vc)ほか
シベリウスはあらゆるジャンルに作品を残していますが、やはりオーケスト
ラ曲は真骨頂。ここでは交響曲、交響詩、劇付随音楽を除く作品をすべて収
めています。演奏は大半がヴァンスカ指揮ラハティ響。さらに嬉しいのは大
ヒットしたヴァイオリン協奏曲原典版を含む協奏作品も網羅されています。
さらにさらに当BOXのための新録音(「行列 Op.113の8」や「恋する人 Op.14
パリ版」ほか5作品)が含まれていて、ここでしか聴くことができません。



<DOREMI>
DHR7950 \2080
「ダヴィド・オイストラフ第13集 /1959年1月21日パリ・リサイタル」
(1)タルティーニ:
ヴァイオリン・ソナタ ト短調Op.1-10「見捨てられたディド」
(2)フランク:ヴァイオリン・ソナタ イ長調
(3)シューマン / クライスラー編:幻想曲ハ長調Op.131
(4)ラヴェル:ツィガーヌ
(5)J.S.バッハ:
無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第2番イ短調BWV.1003よりアンダンテ
ダヴィド・オイストラフ(Vn) 
ヴラディーミル・ヤンポリスキー(P)
録音:(1)-(4)1959年1月21日パリ(ライヴ) 
(5)1965年ロサンジェルス(ライヴ)
2008年が生誕100年、ことしが歿後35年にあたるロシアの大ヴァイオリニスト、
オイストラフのDOREMI第13集は、1959年パリでのリサイタルの模様を収めて
います。
1953年にフランス、1954年には英国、そして1955年にはアメリカ・デビュー
を果たして、1950年代はオイストラフが国際的に活躍し始めていた時期。ま
さに脂の乗り切っているといっていいでしょう。ここでは、ほかに5種の別演
奏を数え、ヤンポリスキーとは1954年にも録音している愛奏曲フランクのソナ
タに、やはりピアノ版でヤンポリスキーとは1957年録音があるツィガーヌな
ど、あたたかい音色と構えの大きな音楽にたっぷりと浸ることができます。
また、これまでディスコグラフィにはなかったクライスラー編のシューマン
が聴けるのもファンには収穫です。



<VAI>
VAIDVD4489(DVD-Video) \2900
字幕:英語
音声:モノラル
画像:カラー&白黒
ポートレイト・オブ・マイヤ・プリセツカヤ
1.イントロダクション(モーリス・ベジャール) 2.辛い子供時代
3.ダンス・スタティーズ 4.シチェドリンとの結婚
5.ボリショイ 6.ウラジーミル・ワシーリエフ
7.ドン・キホーテ 8.ロミオとジュリエット
9.白鳥の湖 10.ボレロ
11.病める薔薇 12.イサドラ・ダンカン
13.マーサー・グレアムからの誘い 14.レダ 15.クレジット
出演:マイヤ・プリセツカヤ
監督:ドミニク・ドルーシュ
製作:レ・フィルム・ド・プレーリ(1999年)
ジャケット写真:マイヤ・プリセツカヤ1968年ニューヨークにて
20世紀最高と称賛されるロシアのバレリーナ、マイヤ・プリセツカヤ。ロシ
アの芸術一家に生まれますが、スターリン体制下で父親は処刑、母親も流刑
に処されてしまいました。つらい子供時代を経てボリショイ・バレエ学校を
卒業後、ボリショイ劇場のソリストとなり瞬く間にスターとなり名声を不動
のものにしました。80歳を越えても現役を続けたマイヤ・プリセツカヤの幼
少時代から夫である作曲家のロディオン・シチェドリン氏について、また現
在に至るまでを収録。バレエ界最高の振付家モーリス・ベジャール、ボリショ
イ劇場の総監督ウラジーミル・ワシーリエフなども出演。彼女の素晴らしい
芸術性を魅力的に語っています。

VAIDVD4477(DVD-Video) \2900
音声:モノラル
画像:カラー、4:3
「トゥギャザー」-シンシア・グレゴリーとフェルナンド・ブフォネス
第1部:リハーサル(振付:ドナルド・サドラー)
イントロダクション/ジゼル/ミス・ジュリー/ラ・シルフィード/海賊/
白鳥の湖/セットチェンジ/ドン・キホーテ/カーテンコール
第2部:コッペリア第3幕「結婚」(振付、演出:ロニ・マーラー)
ボーナス:ワーズ・オン・ダンス
(シンシア・グレゴリーのインタビュー2002年3月18日製作)
スワニルダ:シンシア・グレゴリー、フランツ:フェルナンド・ブフォネス、
イアン・ホーヴァート、クリスティーン・スピッツォ、エリザベス・カール
収録:1988年10月2日 ニューヨーク・シティーセンター(ライヴ)
0アメリカン・バレエ・シアターの大スター、フェルナンド・ブフォネスとシ
ンシア・グレゴリーによるコッペリアの「結婚」のシーンは注目。正確で端
正な踊りが魅力のフェルナンド・ブフォネスと滑らかで気品あるシンシア・
グレゴリーの呼吸がぴったりと合っていて非常に美しい踊りを堪能できます。

VAIDVD4479(DVD-Video) \2900
画像:カラー
イヴェット・ショヴィレ-フランス・プリマ・バレリーナの真実
クランパ・クラシック(リハーサル、振付:グソフスキー)
ノーテオス(リハーサル、振付:リファール)
二羽の鳩(リハーサル、振付;レニエ、メラント)
イシュタール(リハーサル、振付:リファール)
瀕死の白鳥(リハーサル、振付:コラリ、ペロー)
出演:イヴェット・ショヴィレ
監督:ドミニク・ドルーシュ
製作:レ・フィルム・ド・プレーリ(1988年)
フランスを代表するイヴェット・ショヴィレのドキュメンタリー。インタビュ
ーや世界を舞台に活躍するバレリーナ、シルヴィ・ギエム、ピエトラガラ、
カルフーニらに指導する姿を収録しています。



<INTEGRAL>
TRI331156 \2380
チャイコフスキー:ピアノ三重奏曲イ短調Op.50「偉大な芸術家の思い出」
ショスタコーヴィチ:ピアノ三重奏曲第1番ハ短調Op.8
トリオ・タルヴェーク(アレクサンダー・グルーニング(Pf) 
セバスチャン・スレル(Vn) セバスチャン・ワルニー(Vc))
マルタ・アルゲリッチに「この若いトリオは間違いなく世界中から注目を浴
びる!」と絶賛されているトリオ・タルヴェーク、会心のCD。

TRI331114 \2380
シューマン:
ペダル・ピアノのための練習曲Op.56
ペダル・ピアノのためのスケッチOp.58
バッハ名によるフーガOp.60
ブルーノ・モラン(Org) パリ、聖シュルピス教会、カヴァリエ・コル・オル
ガン使用。
ペダル・ピアノはオルガンのようにペダル鍵盤を取り付けたピアノでシュー
マンのほかにアルカン、グノーも作曲している。ここではパイプ・オルガン
で演奏されている。

TRI331119 \2380
オリヴィエ・グレフ:
(1)ソナタ・ディ・レクエイム (2)3つのシャンソン・アポクリフェ 
(3)ラヴェルの墓 (4)死のフーガ
(1)オリヴィエ・グレフ(Pf) クリストフ・ヘンケル(Vc)
(2)マリー・デヴェルリュー(Pf) オリヴィエ・グリフ(Pf)
(3)オリヴィエ・グレフ,アンリ・バルダ(Pf)
(4)シュテファン・ゲンツ(Br)シネ・ノミネ四重奏団
グレフ(1950~2000)はフランスの作曲家、ピアニスト。パリ音楽院、ジュリア
ード音楽院で学びベリオにも師事した。2000年に急逝したが最近評価が急激
に高まっている。Harmoniamundiも録音を始めているが「あたしのほうが先に
彼の才能を見つけたのよ!」とTRI tonのプロデューサーは主張している。

TRI331128 \2380
ショスタコーヴィッチ:ピアノ三重奏曲ホ短調Op.67
オリヴィエ・グレフ:ピアノ三重奏曲「深き淵より」
ヤン・オラヴィエツ(Vn)ディミトリー・マスレンニコフ(Vc)
ヨナタン・ベニチョウ(Pf)

TRI331144 \2380
メシアン:世の終わりのための四重奏曲
パスカル・デュサパン:
ピアノ、ヴァイオリン、チェロのためのトリオ・ランバッハ(1997)
トリオ・エレジアック
ローラン・ル・フレシエール(Vn) ヴィルジニー・コンスタン(Vc)
フランソワ・デュモン(Pf) 
ジャン=フィリップ・ヴィヴィエ(Cl)

TRI331143 \2380
ドビュッシー:
金色の魚、組み合わされたアルペッジョのための練習曲、オンディーヌ、
雪の上の足跡
フレデリック・ヴェリエレス(1968-):パラフレーズ
カロル・ベッファ(1974-):3つの練習曲
フランク・クラフチック(1969-):トッカータ
ティエリー・エスケシュ(1965-):暗闇の連祷
ダナ・ショカリー(Pf)
フランスの若手現代音楽作曲家たちがドビュッシーの作品に触発されて創作
した作品を、交互に収録した意欲作。

TRI331121 \2380
ギヨーム・デュファイ、クロード・ジェルヴェーズ、
ベルンハルト・シュミット、ヤコプ・ペ、オルランド・ギボンズ、
トーマス・プレストン、ウィリアム・バード、スヴェーリンク、
フレスコバルディ、ハスラー、ブクステフーデ、フランソワ・クープラン、
ペルゴレージ、ジャン・アレン(1911-1940)、
ジャック・ベルティエ(1923-1994)らの作品
アンドレ・イゾワール (ガティネ地方ロリのノートル=ダム教会のオルガン)
ヨーロッパ最古級(1501年)のオルガンの響きが思う存分楽しめる、オルガン
好きにはたまらないCD。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

09-04 No.6-1

2009年04月06日 15時24分35秒 | Weblog
★VOX-BOX,MUSICAL CONCEPTS、VANGUARDシリーズ 特別セール★
セール期間:6月末入荷分まで
※品切れ等で期間内に入荷が無かった場合はご注文打ち切りとなりますので
お早めにご注文下さい。

CDX5173 2枚組 \1050
シューベルト:ピアノ・ソナタ第1集
(第19番、第18番、第6番、第16番、第9番、第15番)
ワルター・クリーン(P)

CDX5174 2枚組 \1050
シューベルト:ピアノ・ソナタ第2集
(第20番、第1番、第14番、第17番、第13番、第2番)
ワルター・クリーン(P)

CDX5175 2枚組 \1050
シューベルト:ピアノ・ソナタ第3集
(第21番、第5番、第11番、第7番、第4番、第3番)
ワルター・クリーン(P)

CDX25522 2枚組 \1050
バッハ:無伴奏チェロ組曲全曲
ガスパール・カサド(VC)

MC122 2枚組 \1050
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第27番-第32番、ロンド第1番、第2番
ピーター・ゼルキン(フォルテピアノ)

MC131 3枚組 \1480
モーツァルト:ピアノのための変奏曲全集、小品集
ワルター・クリーン(P)

MC141 4枚組 \2380
モーツァルト:ピアノ・ソナタ全集、幻想曲 ハ短調K.475
ヴラド・ペルルミュテール

MC191 12枚組 \5400
バッハ:オルガン作品全集
ワルター・クラフト(Org)1961-1967

SVBX526 2枚組 \1580
バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタとパルティータ全曲
スザンヌ・ラウテンバッハー

ATMCD1191 2枚組 \1080
ベートーヴェン:
交響曲第3番「英雄」、「コリオラン」序曲
交響曲第5番、「レオノーレ」序曲第3番
サー・エードリアン・ボールト指揮
ロンドン・プロムナード管弦楽団(ロンドン・フィル)
1956年、1957年

ATMCD1192 2枚組 \1080
ベートーヴェン:
交響曲第6番「田園」、歌劇「フィデリオ」序曲
交響曲第7番、「エグモント」序曲
サー・エードリアン・ボールト指揮
ロンドン・プロムナード管弦楽団(ロンドン・フィル)
1956年、1957年

ATMCD1218 2枚組 \1080
ベートーヴェン:チェロ・ソナタ全集(第1番-第5番)
アントニオ・ヤニグロ(VC)
イエルク・デムス(P)
1964年

ATMCD1228 2枚組 \1080
ブラームス:ピアノ四重奏曲第1番-第3番
ステファニー・ブラウン(P)
アレクサンダー・シュナイダー(Vn)
ワルター・トランプラー(Vla)
レスリー・パーナス(VC)
1977年

ATMCD1246 2枚組 \1080
バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタとパルティータ全曲
ヨゼフ・シゲティ
1955年、1956年

ATMCD1585 4枚組 \2080
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ全集
ヨゼフ・シゲティ(Vn) クラウディオ・アラウ(P)

ATMCD1894 2枚組 \1080
チャイコフスキー:
交響曲第5番、ピアノ協奏曲第1番、
幻想序曲「ロメオとジュリエット」
ジョン・オグドン(P)ピエール・モントゥー指揮 ロンドン響

ATMCD1961 2枚組 \1080
バッハ:平均律クラヴィーア曲集 第1巻
ミエチスラフ・ホルショフスキ(P)

=====================================================================

※コメントはメーカー案内書より抜粋です。

<ARTS>
43081-2 \1550
(ARCHIVESシリーズ)
(1)ブラームス:ピアノ協奏曲第2番
(2)シューマン:ピアノ協奏曲
アルトゥール・ルービンシュタイン(Pf)
(1)アンドレ・クリュイタンス指揮トリノ・イタリア放送(RAI)交響楽団
録音:1962年5月4日トリノRAIホール・ライヴ・モノラル
(2)フランコ・カラチオロ指揮ナポリ・イタリア放送(RAI)
アレッサンドロ・スカルラッティ管
録音:1964年4月29日ライヴ・モノラル
まさにグランドマナー!ルービンシュタインの協奏曲ライヴ。これらのライ
ヴ録音はいずれも劣悪音質の海賊盤CDで知られておりましたが、オリジナル
テープの水準の高さとマスタリングの成功が相まって高音質で復活しました。
モノラルの表示がありますが、イタリア放送は比較的ステレオ録音導入が早
かったので、当録音も十分ステレオ感があり、元々はステレオ録音なのかも
知れません。60年代前半というとルービンシュタインが気力体力充実してい
た時期で、イタリアという巨匠が愛する国土での演奏(4月末、5月上旬という
良い季節に来訪しています!)故にリラックスした上に何しろ風格十分です。
いずれも得意な曲であり、ブラームスは温かな演奏で特筆すべき共感を見せ
ています。クリュイタンスがまことに典雅な伴奏を聴かせている点も注目で
す。シューマンもロマンティックな薫り高い名演と言えましょう。第1楽章の
カデンツァは、ルービンシュタインの美点が極まった感あります。まさにロ
マンティシズムの使徒、ルービンシュタインの決定的名演です。

47748-8(SACD-Hybrid) \2080
「サクソフォンの芸術」
グラズノフ:サクソフォン協奏曲Op.109
ドビュッシー:サクソフォンのための狂詩曲
イベール:室内小協奏曲
ミヨー:スカラムーシュ
ヴィラ=ロボス:幻想曲
ミヨー:世界の創造
マリオ・マルツィ(Sax)
ハンスイェルク・シェレンベルガー指揮
ミラノ・ジュゼッペ・ヴェルディ交響楽団
録音:2004年7月28-30ミラノ
サックスは19世紀半ばに発明されたがこの楽器のために作曲家が作品を提供
するようになったのは意外に遅く19世紀末になってから。グラズノフから、
ドビュッシー、イベールら、ヴィラ・ロボスまで、この分野の古典的定番を
収録。図らずもサックス音楽の歴史をたどるCDとなった。マルツィはソリス
トとしてプレートル、ムーティ、アバド、サヴァリッシュなどの世界の名だ
たる指揮者と共演の他、ピアソラ、ジスモンチのようなラテンものも得意し
ている。つやのある華やかな音色が魅力。オーボエ奏者として有名な指揮の
シェレンベルガーは近年指揮者として活動、マルツィを好サポートしている。




<NEOS>
NEOS10816(SACD-Hybrid) \2650
(スイス・チェンバー・ソロイスツ・エディションVol.2)
《ハッピー・バースデー、エリオット・カーター!》
-エリオット・カーター(b.1908):室内楽新作集
(1)モザイク-室内アンサンブルのための(2004)
(2)作り話-ヴィオラ・ソロのための(2007)
(3)魅惑のプレリュード-フルートとチェロのための(1988)
(4)時間と時間-ソプラノとアンサンブルのための(1998/99)
(5)HBHH-オーボエ・ソロのための(2007)
(6)2つの断章-弦楽四重奏のための(1994/1999)
(7)オーボエ四重奏曲(2001)
スイス・チェンバー・ソロイスツ:【ハインツ・ホリガー(Ob,E.Hr)、ウルズ
ラ・ホリガー(Hrp)、フェリックス・レングリ(Fl)、フランソワ・ベンダ(Cl)
ユルグ・デーラー(Vn,Va)、シルヴィア・ノッパー(Sop)ほか】
録音:2008年
昨年100才を迎えたカーターの近作室内楽曲集。カーターは昨年ボストン響の
カーター生誕100歳の記念委嘱作品でオーケストラ曲を発表しており、その衰
えぬ創作力には目を見張らされる。本盤では巨匠ハインツ・ホリガーの最新録
音が聴けるのもうれしい。室内アンサンブルのための《モザイク》冒頭では
微分音的なピッチがエスニックな味を醸し出していて面白い。作曲家は老い
てますます自在の境地に達しているようだ。

NEOS10805(SACD-Hybrid) \2650
「モダン・エイジの忘れ形見」-ヴィオラとチェロのための2重奏曲集
オットー・ジーグル(1896-1978):デュオ・ソナタ(1945)
レベッカ・クラーク(1886-1979):ララバイとグロテスク(1916)
ヒンデミット(1895-1963):デュエット(1934)
ギュンター・ラファエル(1903-1963):デュオ(1941)
ルトスワフスキ(1913-1994):ブコリキ(1952/1962)
ミヨー(1892-1974):ソナチネ(1959)
ジークムント・シュール(1916-1974):2つの古風な舞曲(1941-42)
ユリア・レベッカ・アドラー(Va)
トーマス・ルーゲ(Vc)
録音:2008年
ヴァイオリンとチェロのデュオならラヴェルに名曲がある。しかしヴィオラ
とチェロには・・・?ここにありました!しかも中音域(ヴィオラ)と低音域
(チェロ)の組み合わせは意外に量感があり、それでいてもっさりした印象が
なくて実はとても幅広い表現が可能。思えばヴィオラ奏者だったヒンデミッ
トがこの分野に手をつけないわけがなかった。「モダン・エイジの忘れ形見」
の副題通り、19世紀末から20世紀初頭に生を受けた、前衛とは一線を画した
作曲家たちのロマンの香り豊かな作品ばかり。ジーグルは1945年の作品なが
らドヴォルザークかエルガーを思わせ、バルトークのルーマニア民族舞曲の
ようなルトスワフスキ作品、おしゃれなミヨー、ショスタコーヴィチばりの
諧謔味が面白いシュール作品と1トラックごとに新しい発見のある一枚。
演奏する二人はミュンヘン・フィルの首席として活躍している。

NEOS50802(DVD-Video PAL方式) \4750
クリストバル・ハルフテル(b.1930):《ラザロ》-1幕のオペラ(2004-2007)
※世界初録音
ゲオルグ・フリッチュ指揮
キール・フィルハーモニー管弦楽団、
J.サブロフスキほか
録音:2008年
2008年キール歌劇場で初演されたジュアン・カルロス・マルセの台本による
聖書にもとづくオペラ。PAL仕様のための通常のDVDプレーヤーでは再生出来
ませんのでご注意下さい。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

09-04 No.6-2

2009年04月06日 15時24分09秒 | Weblog
<ORF>
CD3026 \2080
カール・シシュケ(1916-1969):作品集
(1)「カンダダ」Op.45(1956)-ソプラノ、混声合唱と小管弦楽のための
(2)コラール・パルティータOp.46(1957)
(3)シンセシス(合成)Op.47(1958)-4×4楽器のための
(4)未完のミサ曲より《キリエ》Op.48 -混声合唱とオルガンのための
(5)ディヴェルティメントOp.49(1963)-10楽器もしくは室内管弦楽のための
(6)交響曲第5番《Bに基づく》Op.50(1965)
(7)対話Op.51(未完成)
(1)A.ヒュックル(Sop)、P.コイシュシュニヒ指揮ウィーン放送響、ORF合唱団
(2)A.ユッフィンガー(Org)
(3)P.コイシュニヒ指揮アンサンブル・コントラプンクテ
(4)A.グラスナー指揮
ウィーン・アントン・ウェーベルン室内合唱団、A.ユッフィンガー(Org
(5)E.ウルバンナー指揮ディ・ライヘ
(6)A.リゲティ指揮ウィーン放送響
(7)W.パンホファー(Vc)、H.ジェームズ(Pf)
録音:1972-2008年
シシュケはハンガリーに生まれウィーンで学んだ作曲家。あのフランツ・シュ
レーカーに教えを受けたこともあり、後にウィーン音楽院の教授になってか
らは多くの弟子を輩出した。基本的にセリーによる彼の音楽は新ウィーン楽
派に始まりチェルハ、フォン・アイネムらへと連なる20世紀オーストリア音
楽のよき伝統を感じさせる。

CD3037 \2080
ディルク・ダセ(1960b):作品集
(1)チェロ協奏曲
(2)ヴァイオリン協奏曲
(3)アコーディオン協奏曲
(1)フリードリヒ・クラインハップル(Vc)
ウルフ・シルマー指揮ウィーン・コンセルト・フェライン
(2)S.シャフライトナー(Vn)
S.カンブルラン指揮クラングフォルム・ウィーン
(3)フィリップ・トゥリオー(アコーディオン)
P.ブルヴィク指揮アンサンブル20世紀
録音:.2004年、(2)2000年、(3)2004年
ダセはベリオ、チェルハに作曲を師事し多くの管弦楽曲、オペラを作曲して
いる。作風はベルクを思わせる表現主義で緊張感が溢れる。アメリカ亡命後
のアインシュタインを描いた《アメリカのアインシュタイン》というオペラ
もある。チェロ協奏曲、ヴァイオリン協奏曲は典型的な表現主義音楽だがア
コーディオン協奏曲は独奏楽器のせいもあって音色、構成、独奏とオーケス
トラとの関係も前2作とは違った、まるでピアソラがウィーンで前衛的な作品
を作曲したかと思えるようなユニークな作品。ウィーン楽友協会レジデント
・コンポーザー。

CD3040 2枚組 \4160
オットー・M.ツィーカン(1935b):
オペラ・フラグメント《ジョゼフ・フーシェ》
S.フェンツ、C.クラウゼン、ほか
録音:2008年
ツィーカンはウィーンを中心に活動する作曲家。若いころはピアニストとし
てシェーンベルクの作品を度々演奏したという。Disc1は語りのみ、Disc2に
は歌が入っている。

CD3045 \2080
「リランテン」-ハイドン時代のポップ・ミュージック
オーストリアの下町の3つの舞曲/口琴独奏
/ステッケンとイグラウの旋律/ハンガリー風
/フランケンとボヘミアの2つの旋律/ほか全13曲
シカネーダース・ユーゲント:
【アンドレアス・ヘルム(シャルマイ&歌)、 アルビン・パウルス(ボック〔ド
イツのバグパイプ〕、口琴、シャリュモー、羊飼いの笛、歌)、ジーモン・
ヴァッシャー(ハーディ・ガーディ)】
録音:2008年1月、ウィーン
オーストリアは周辺のハンガリー、チェコなどからたくさんの音楽が入って
きてそれらが混交し新たな音楽が花開いた。このCDはハイドンの生きた時代
にオーストリアで聴かれていた街角の音楽。スコットランド音楽にも似た舞
曲やビヨ-ンビヨ-ンという音色の口琴など楽しい一枚。

CD3046 \2080
「ザルツブルグの宗教音楽」
(1)ダウターマン:二つのトランペット・パレード
(2)シュメルツァー:宗教的・世俗的合奏曲集よりソナタ第3番、第1番
(3)ハインリヒ・イグナツ・フランツ・ビーバー:
詩篇第110番「主は仰せられる」
(4)カール・ハイリヒ・ビーバー:3声のソナタ ト短調
(5)H.I.F.ビーバー:詩篇第113番「褒め称えよ、しもべ達」
(6)ダウターマン:二つのトランペット・パレード
(7)H.I.F.ビーバー:聖母のリタニア
(8)ムファット:ソナタ第5番 ト長調
(9)カルダーラ:マミフィカト ハ長調
アントニー・シュピリ(指揮、Cemb、Org)、
アンサンブル・ムジカ・サクラ・プロファーナ((1)、(6)以外)
(1)(3)(5)(6)(7)(9)インスブルック・トランペット・コンソート
(3)(5)(7)(8)(9)マリーニ・コンソート
(3)(5)(7)(9)コレギウム・ヴォカーレ・ザルツ
ブルグ、アレクサンドラ・ザモイスカ(S)、ダニエル・グローガー(C-T)、
ヴィルギール・ハーティンガー(T)、アルバート・ハーティンガー(B)
録音:2001年6月4日、ザルツブルグ聖霊
降臨祭バロック音楽祭
ビーバーを中心にザルツブルクを中心に活躍した作曲家たちの宗教曲を集め
た。一夜の降臨祭音楽祭の演奏会を全て収録。本編の前にインスブルック・
トランペット・コンソートによる目の覚めるようなアンサンブルはまさに天
の輝き。

CD3048 2枚組 \4160
「ヤーコプ・オブレヒト第1集」
(1)ミサ「ローゼ・プレイサンテ」
(2)ミサ「手に負えない運命の女神」
ザ・サウンド・アンド・フュアリ(音と熱狂):
【デヴィッド・アーラー(C-T)、クラウス・ヴェンク(T)、ジョン・ポッター
(T)、トーマス・E.バウアー(Br)、リヒャルト・ヴィストライヒ(B)】
録音:2006年9月ライヴ、DDD、91:10
ORFではもうおなじみ、ザ・サウンド・アンド・フェアリの最新録音はフラン
ドル楽派の巨匠オブレヒトの珍しいミサ。静かな祈りの音楽。

CD3050 2枚組 \4160
レオナルド・レーオ(1694-1744):
3声のためのカンタータ「イオーレとエルコーレ(ヘラクレス)の結婚」
(世界初録音)
クリストフ・ハンマー指揮
ノイエ・ホフカペレ・ミュンヘン
ズザンネ・ベルンハルト(イオーレ、S)、
カイ・ヴェッセル(エルコーレ、C-T)、
ドミニク・ヴェールナー(アルチェオ、テセオ、B)
録音:2006年9月ミノリート教会ウィーン、ライヴ
ナポリ派の作曲家レーオの珍しいオペラ。神話を題材にしているだけあって
重厚で厳粛な雰囲気をもった作品。イオーレ役のズザンネ・ベルンハルトの
ドラマティックな歌唱が印象的。

CD3051 \2080
「クロイツェル・ソナタ」
(1)ベートーヴェン:クロイツェル・ソナタ-第1楽章
(2)ヤナーチェク:弦楽四重奏曲「クロイツェル・ソナタ」
(ヴァイオリン・チェロ・ピアノ版)
曲間・楽章間にトルストイの「クロイツェル・ソナタ」の朗読入り
ウィーン・メルリン・アンサンブル:【マルティン・ヴァルフ(Vn)、シリル
・トリコワール(Vc)、ティル・アレクサンダー・ケールバー(Pf)】
ペーター・マティッチ(朗読)
録音:2008年2月22日ライヴ、ウィーン
クロイツェルに因んだ企画物。ヤナーチェクの弦楽四重奏曲のピアノ三重奏
版がオリジナルと思えるほどよく出来た編曲で聞き応えある。メルリン・ア
ンサンブルはシェーンベルクの月に憑かれたピエロなどの20世紀音楽も積極
的に取り上げている。

CD3052(SACD-Hybrid) \2080
J.S.バッハ:モテット集
「精霊はわれらの弱きを助けたもう」BWV.226
「来たれ、イエスよ、来たれ」BWV.229
「イエス、わが喜び」BWV.227
「恐れることなかれ」BWV.228
「主に向かって新しき歌をうたえ」BWV.225
オットー・カルグル指揮
聖ペルテン大聖堂聖歌隊、
カペラ・ノヴァ・グラーツ、
ソラメンテ・ナトゥラリ・ブラティスラヴァ
録音:2008年9月6日,聖ペルテン大聖堂
ORFの常連指揮者カルグルは宗教音楽のほか現代音楽の指揮者としても活躍し
ている。透明な音色、精妙なアンサンブルが心地よい。




<ARTHAUS DVD>
101363(DVD-Video) \5650
※日本語字幕・帯付き
ザンドナーイ(1883-1944):フランチェスカ・ダ・リミニ
演奏 :ダニエラ・デッシー(ソプラノ)/ファビオ・アルミリアート(テノール)
/ジャチンタ・ニコートラ(ソプラノ)/アルベルト・マストロマリノ(バリト
ン)/ジュセッペ・アルトマーレ(バリトン)/マルキジアーノ・フィルハーモ
ニー管弦楽団/ベッリーニ・マルキジアーナ・オペラ合唱団/マウリツィオ
・バルバキーニ(指揮)
収録時間:137分
字幕 :英語・独語・仏語・西語・伊語・日本語
デッシーとアルミリアートの夫婦共演によるザンドナーイのフランチェスカ
・ダ・リミニ。題材はダンテの「神曲」に出てくる悲恋物語で、このお話は
様々な芸術家の創作欲を刺激したようで、他にもラフマニノフがオペラを書
いたり、チャイコフスキーが幻想曲を書いたりと、このタイトルを耳にする
ことも少なくありません。このザンドナーイの曲はラフマニノフの同作品の
10年後に初演された作品で、濃厚な音楽が耳に残る隠れた名作と言えるでしょ
う。美しい衣装、舞台装置も見どころです。

102149(DVD-Video) \3480
クリスタ・ルードヴィヒリーダー・リサイタル
演奏 :クリスタ・ルードヴィヒ/他
2008年3月に発売された「クリスタ・ルードヴィヒ-バースディ・エディショ
ン(102089)」からとりわけ好評だった、シューベルトやバーンスタイン、マ
ーラー、ヴォルフを歌ったリサイタルのディスクが単独リリース。チャール
ズ・スペンサーの伴奏も聴きどころです。



<NAXOS DVD>
2.110268(DVD-Video) \5650
※日本語字幕なし
ドニゼッティ(1797-1848):マリア・ストゥアルダ
演奏 :ラウラ・ポルヴェレッリ(Ms)/マリア・ピーア・ピシテッリ(S)/ジョ
ヴァナ・ランツァ(Ms)/ロベルト・デ・ビアージョ(T)/シモーネ・アルベル
ギーニ(B)/マリオ・カッシ(B)/マルキジアーナ・フィルハーモニー管弦楽
団/「ベッリーニ」マルキジアーナ・オペラ合唱団/
リッカルド・フリッツァ(指揮)
NTSC(リージョン・コード :0)
英・伊語字幕
3月に ARTHAUSよりリリースした「マリア・ストゥアルダ」と同演出のこの公
演。衣装などは微妙に違いますが、装置や演技を見比べるのはなかなか興味
深いところです(タルボ役のアルベルギーニも共通です)。実は本来の主役は
マリエッラ・デヴィーアが予定されていました。しかし、身内の不幸のため
にキャンセル、代わりに起用されたのが、このポルヴェッリでした。確かに
デヴィーアほどの存在感はありませんが、バランスの取れた歌唱と演技は見
る者の心を打ちます。相手役のピシテッリは文句なしの素晴らしさです。

2.110268(DVD-Video)
※日本語字幕なし
プッチーニ(1858-1924):歌劇「つばめ」
演奏 :スヴェトラ・ヴァッシレーヴァ(S)/マヤ・ダシュク(S)/ファビオ・
サルトーリ(T)/エマヌエーレ・ジアンニーノ(T)/マルツィオ・ジオッシ(Br)
/プッチーニ祝祭管弦楽団&合唱団
アルベルト・ヴェロネッシ(指揮)
英・伊語字幕
斬新な舞台装置に目を奪われる「つばめ」。主役のマグダを歌うのはブルガリ
アの若手ソプラノ、ヴァッシレーヴァです。




<CPO>
777102-2(SACD-Hybrid) \2950
ワインガルトナー(1863-1942):交響的作品集第6集
1.交響詩「春」Op.80/2.交響曲第6番ロ短調 Op.74「悲劇的」
演奏 :バーゼル交響楽団/マルコ・レトーニャ(指揮)
大好評、ワインガルトナーの交響的作品集です。今回は交響曲第6番がメイン
です。これが書かれたのは1928年、シューベルトの没後100年の記念の年でし
た。当時、歌曲の作り手としか認識されていなかったシューベルトの真の巨
大さを認識していたワインガルトナーは、常に尊敬の念を抱いていたのです。
そんなワインガルトナーの思いが結実したのがこの交響曲第6番です。第2楽
章、第3楽章などは初期ロマン派の影を色濃く残した旋律重視の楽章。まさに
シューベルト降臨!です。

777256-2 \1700
ルイーズ・ファラン(1789-1826):室内楽作品集
1.ピアノ三重奏曲第1番変ホ長調 Op.33
2.ピアノ、フルート、オーボエ、クラリネット、ホルン、バスーンのための
六重奏曲 ハ短調 Op.40
3.ピアノ三重奏曲第3番変ホ長調 Op.44
演奏 :リノス・アンサンブル
フルート奏者兼音楽出版者アリスティド・ファランの妻、ルイーズの作品集
です。 cpoからはすでに4作のリリースがありますが、今回は彼女の才能が洩
れなく堪能できる室内楽作品集です。自身が優れたピアニストだったせいも
あり、ピアノパートは驚くほどに精緻でドラマティックに書かれています。
機智に富んだ楽想、そして繊細な表現力には驚く他ありません。ピアノと管
楽五重奏が対等に扱われた六重奏曲のすばらしさにも注目です。リノス・ア
ンサンブルはこれらの曲を抑制された表現で上品に演奏しています。

777057-2 2枚組 \4900
クローゼ(1862-1942):歌劇「イルゼビル」-漁師とそのおかみさんの物語
演奏:ノルベルト・シュミットベルク(T)リザ・グラーフ(S)ヤロスラフ・シー
リッキ(B-Br)/アーヘン交響楽団、歌劇場合唱団、少年合唱団
マルクス・R・ボッシュ(指揮)
人間の欲深さを描いたグリム兄弟の童話、「漁師とそのおかみさん」をご存
知の方も多いのではないでしょうか?漁師が釣ったひらめを逃がしてやった
ことで、何でも願いがかなうと知った妻イルゼビル。その願望はとどまるこ
とを知らず、最初は家の建て替えから、最後には神の地位までを要求します。
もちろん結末は想像通りですが、クローゼはここにまるでワーグナーのよう
な劇的な音楽をつけました。刻々と変わる海の色を表現した管弦楽の奥深い
響きにも耳を奪われます。

777379-2 \2450
ゴウヴィ(1819-1898):交響曲第3番&第5番
演奏:ザールブリュッケン・カイザースラウテルン・ドイツ放送フィルハー
モニー管弦楽団/ジャック・メルシエ(指揮)
ザールブリュッケン近郊で生まれたゴウヴィ。彼はドイツとフランスの両方
で活躍の場を広げたため、その作風にはベルリオーズとオンスローの影響が
見て取れ、彼が亡くなった時には、ドイツではフランス人、フランスではド
イツ人と見なされたそうです。裕福な一生を送ったため、作曲活動にはあま
り熱心ではなかったのですが200以上の作品を書き、同世代の人ヨアヒムやブ
ラームスからはとても高く評価されていました。そんなゴウヴィの交響曲全
集の始まりの1枚です。

777400-2 \2450
テレマン(1681-1767):管楽器のための協奏曲集第4集
1.2つのリコーダーと弦楽合奏、通奏低音のための協奏曲 TWV52:a2
2.フラウト・トラヴェルソと弦楽合奏、通奏低音のための協奏曲 TWV51:D2
3.オーボエ・ダモーレと弦楽合奏、通奏低音のための協奏曲 TWV51:A2
4.フラウト・トラヴェルソとバスーン、弦楽合奏、通奏低音のための協奏曲
TWV53:h1
5.オーボエ、弦楽合奏、通奏低音のための協奏曲 TWV51:e1
演奏:ラ・スタジオーネ・フランクフルト
ミヒャエル・シュナイダー(指揮)
CPOレーベルが積極的にリリースしているテレマンの作品集。今月は管楽器の
ための協奏曲第4集です。今回は5つの作品を収録しました。そのどれもがテレ
マンの協奏曲作曲家としての高い資質を示したものです。当時主流だったイタ
リア音楽の様式に、フランスとポーランドの風を吹きこみ、独自の形式を作
り上げたことも評価されています。各独奏楽器の奏法は極めて自然かつ牧歌
的で、それらを生かしたここでの演奏はエレガントでスタイリッシュです。

777452-2 2枚組 \4900
グラウン(1704-1759):大受難曲「来たりて見よ」
演奏:ヴェロニカ・ヴィンター(S)/ヒルケ・アンデルセン(Ms)/マルクス・
シェーファー(T)/エッケハルト・エイブル(B-Br)/ラインハルト・カントラ
イ/ダス・クライネ・コンツェルト/ヘルマン・マックス(指揮)
もともとはブラウンシュヴァイクの宮廷テノール歌手であったグラウンは、
1735年にプロイセンのフリードリヒ皇太子(のちの大王)の宮廷に招かれ、そ
こで楽長を務めながら数多くの作品を書きました。テレマンとも親交があり、
相互に影響しあった多くの受難曲を書いたことでも知られます。彼の作品の
中でも最も知られるのは1755年に初演された「イエスの死」で、初演から何
と100年間毎年受難週間に演奏されたというから驚きです。この大受難曲「来
たりて見よ」も壮麗で美しい作品です。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

09-04 No.5-1

2009年04月06日 15時23分41秒 | Weblog
<Linn>
CKD332(SACD-Hybrid) \2580
パーセル:4声のソナタ集 ――
4声のソナタ第1番ロ短調/同第2番変ホ長調/同第3番イ短調/同第4番ニ短調/
同第5番ト短調/同第6番ト短調/同第7番ハ長調/同第8番ト短調/
同第9番ヘ長調《黄金のソナタ》/第10番ニ長調
レトロスペクト・トリオ
〔ソフィー・ジェント(ヴァイオリン)、マシュー・トラスコット(ヴァイオリ
ン)、ジョナサン・マンソン(バス・ヴィオール)、マシュー・ホールズ(チェ
ンバロ&オルガン)〕
ハイペリオンに録音された数々の名演で知られるイギリスの名門古楽演奏団
体"キングズ・コンソート"が生まれ変わり、"レトロスペクト・アンサンブル"
として新たに始動!
アンサンブルのリニューアルと時を同じくして"レトロスペクト・アンサンブ
ル"は、超優秀録音で定評のある"リン(Linn)"に移籍。早速登場となる"Linn"
からのリリース第1弾はパーセルの生誕350年記念盤となる「4声のソナタ集」
「黄金のソナタ」の名で知られる「ソナタ第9番ヘ長調」を含む「4声のソナ
タ集」で、現音楽監督マシュー・ホールズ、チェロ&ヴィオールの名手ジョ
ナサン・マンソンなど、レトロスペクト・アンサンブルが誇る世界的名手4人
が創意あふれる演奏を展開。




<Timpani>
1C1172 \2300
フォーレ:協奏的小品集 ――
ピアノと管弦楽のための《バラード》Op.19/ヴァイオリンと管弦楽のため
《子守歌》Op.16/チェロと管弦楽のための《エレジー》Op.24/ヴァイオリ
ン協奏曲Op.14/チェロと管弦楽のための《ロマンス》Op.69/フルートと管
弦楽のための《幻想曲》Op.79/ピアノと管弦楽のための《幻想曲》Op.111
ジャン=マルク・フィリップス=ヴァリャベディアン(ヴァイオリン)、
アンリ・ドゥマルケット(チェロ)、ジュリエット・ユレル(フルート)、
ジェローム・デュクロス(ピアノ)、
モーシェ・アツモン(指揮)、ブルターニュ管弦楽団
クセナキスに始まり、ロパルツ、ピエルネ、ダンディなどクラシック界に多く
のブームを巻き起こしてきた"ティンパニ(Timpani)"の最新盤は意外(!?)にも
フォーレ。
しかしただのフォーレ名曲集や室内楽曲集にしないところはさすが"Timpani"。
ピアノ伴奏版ではなく、敢えてオーケストラ伴奏版のみを取り上げたこだわ
りのフォーレなのである。
"トリオ・ワンダラー"のフィリップス=ヴァリャベディアンや、ロッテルダ
ム・フィルの美しきフルーティスト、ジュリエット・ユレルなどソリストも
名手がズラリと揃う。しかも指揮者は懐かしのモーシェ・アツモン!




<Caprice>
CAP21786 \2300
ピアノによるインプロヴィゼーショナルIII ――
ラヴェルをテーマとした即興曲-前奏曲/古風なメヌエット/絞首台/自由な
即興II/高貴で感傷的なワルツ/ボレロ/道化師の朝の踊り/自由な即興IV
/自由な即興III/ハイドンの名によるメヌエット
ヤコブ・カールソン(ピアノ)
スウェーデンの"カプリース(Caprice)"が発信する、即興の真髄を徹底的に追
求する驚異のシリーズ「ピアノによるインプロヴィゼーショナル」。
(1)インプロヴィゼーション(即興)であること。
(2)10 タイトル全てで同一のコンサートホール、同一のピアノを使用
(ピアニストは各タイトルで変更となる)。
(3)レコーディングの直前(ホールに入ってから)にテーマが提示される。
事前提示は一切なし。
(4)セッションは全て真夜中に行われる(人間の脳の活動時間に着目)。
この4項目を共通項目とするシリーズの最新作で設定されたテーマは、フラン
スの巨匠"ラヴェル"の旋律。
日本でも人気の高いスウェディッシュ・ジャズの天才ピアニスト、ヤコブ・
カールソンが"ラヴェル"と"即興"の融合に挑んだ衝撃作。ラヴェルの旋律が
次々と進化する ――。
2007年5月16日-18日、ニーブローカイエン(ストックホルム)での録音。

CAP22064 2枚組 \4600
ノアゴー:無伴奏ギターのための作品全集 ――
リブラ(世界初録音)/リターンズ/パパラギ(ヴァージョン♭)/早朝/追憶
に/パンディーノ・アモリーノ(世界初録音)/パパラギ(ギターと時計)/テ
イルズ・フロム・ア・ハンド
ステファン・オステルシェー(ギター)
Nダウスゴーによる「交響曲第6番」や「テラン・ヴァーグ」の演奏が注目を
集めたデンマーク楽壇の重鎮ペア・ノアゴー(1932-)の無伴奏ギター作品全集。
6弦と10弦、2台のギターを携えてノアゴーの作品と向かい合ったステファン
・オステルシェーは、デビュー作がスウェーデン・グラミー1997に輝いたス
ウェーデンのトップ・ギタリスト。北欧音楽ファン、ギター・ファンにとっ
て意義深いリリースとなりそうだ。

CAP21447 \2300
失われた手品-エードルンド:作品集 ――
ヴァイオリンのための《ひとり》/打楽器アンサンブルのための《大地》/
ピアノ三重奏のための《青の庭園》/二つの木管五重奏のための音楽/失わ
れた手品
マッツ・セッテルクヴィスト(ヴァイオリン)、
クロウマータ、トリオ・マッツ、
ボー・ホルテン(指揮)、ウィンド・アンサンブル、
ベール・アードレル(メゾ・ソプラノ)、アンデシュ・ルーグイン(打楽器)、
アンデシュ・ホルダル(打楽器)、マッツ・ヴィードルンド(ピアノ)、
クリカン・ラーション(チェロ)
ミカエル・エードルンド(1950-)は、ストックホルム王立音楽大学でリードホ
ルムとメルネスに作曲法を教わり、ロックとポップにも精通する異色の作曲
家。型にはまらず、即興的要素を持ち、印象主義とも言われるエードルンド
の音楽がスウェーデンに新しい可能性をもたらしている。




<PentaTone>
PTC5186090(SACD-Hybrid) \2850
ボリショイ・エクスペリエンスVol.2 ――
ムソルグスキー:
歌劇《ホヴァンシチナ》(リムスキー=コルサコフ補筆完成版)より 第1幕の
前奏曲、神秘の力よ
リムスキー=コリサコフ:
歌劇《見えざる町キーテジと聖女フェヴローニャの物語》より 自然を讃える
歌、ケルジェネツの戦い、歌劇《サトコ》より ヴァイキングの歌、インド人
の歌、ヴェネツィアの商人の歌
チャイコフスキー:
歌劇《エフゲニー・オネーギン》より ポロネーズ、青春は遠く過ぎ去り
ムソルグスキー:歌劇《ボリス・ゴドゥノフ》より プロローグ
エレーナ・マニスティナ(メゾ・ソプラノ)、
ミハイル・グブスキー(テノール)、ウラディミール・クラソフ(バリトン)、
ウラディーミル・マトーリン(バス)、ヴァディム・リンコフスキー(バス)、
マクシム・パステル(テノール)、アントン・グリゴリエフ(バリトン)、
アンドレイ・ドゥナーエフ(テノール)、ミハイル・カザコフ(バス)、
アレクサンドル・ヴェデルニコフ(指揮)、
ボリショイ劇場管弦楽団&合唱団
巨匠のDNAを継承するヴェデルニコフ体制下、すなわち21世紀のボリショイ劇
場の姿を収めた「ボリショイ・エクスペリエンス」の第2弾もオール・ロシア
ン・プログラム!
ハイライトが収録されたムソルグスキーやリムスキー=コルサコフなど5つの
オペラも本場ロシアならではのプログラム。名門ボリショイ劇場の屋台骨を
支える音楽家たちの"現在"を聴ける。

PTC5186099(SACD-Hybrid) \2850
アメリカの作曲家による歌曲集 ――
ボルコム:4つのキャバレー・ソング
ゲッティー:プアー・ピーター
ヘギー:4つの歌曲
コリリアーノ:2つのキャバレー・ソング
パール・ウルフ:オード・デ・トド・エル・ムンド
リサ・デラン(ソプラノ)、スザンヌ・メンツァー(メゾ・ソプラノ)、
マット・ハイモヴィツ(チェロ)、クリスティン・パンコニン(ピアノ)
リサ・デランは、石油で巨額の富を築いたゲッティー家の一員であり作曲家
でもあるゴードン・ゲッティーのカンタータ「ジョーンと鐘」の世界初演で
もソリストを務めたアメリカのソプラノ歌手。
ボルコムやコリリアーノなど現役で活躍中のアメリカ人作曲家による作品の
みでプログラムを組んだ型にはまらない歌曲集は、これぞ"自由の国アメリ
カ"!ボルコムとヘギー以外の作品は世界初録音となる。

PTC5186124(SACD-Hybrid) \2850
ブラームス:ピアノ協奏曲第1番ニ短調Op.15
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第14番嬰ハ短調Op.27-2《月光》
ミッシャ・ディヒター(ピアノ)、
クルト・マズア(指揮)、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団
フィリップスの名盤を"SACD Hybrid"として復刻するクァドラフォニック(RQR
/4チャンネル録音)シリーズの最新作。
上海でユダヤ系ポーランド人の両親の下に生まれたミッシャ・ディヒター。
名門ジュリアードで学び、チャイコフスキー・コンクールで準優勝を勝ち取っ
たディヒターのブラームスは「ピアノ協奏曲第2番」(PTC5186125)が復刻され
ており、今回のリリースで2つの協奏曲がSACD Hybridで揃う。
1977年6月、ライプツィヒでの録音。




<Sterling>
CDS1080-2 \2300
クルーセル:管楽器のための作品集 ――
ベートーヴェン(クルーセル編):七重奏曲変ホ長調Op.20(木管楽器版)
クルーセル:スウェーデンの旋律による幻想曲
オーロフ・ブーマン(指揮)、
オーショッタ・シンフォニック・ウィンド・アンサンブル
当時はスウェーデン領だったフィンランドで生を受け、クラリネットの名手、
作曲家として音楽の世界を生きたベルンハルト・ヘンリク・クルーセル(1775
-1838)の作品集は、「シンフォニア・コンチェルタンテ」(CDS1072-2)に続い
て2作目。
管楽器のみの編成にアレンジした楽聖ベートーヴェンの「七重奏曲」と、ス
ウェーデンの旋律を題材としたクルーセル自作の「幻想曲」は、いずれもク
ルーセルの管楽器奏者としての経験が反映された優れた作品である。
オーショッタ・シンフォニック・ウィンド・アンサンブルのレベルの高さも
特筆もの。北欧の管楽器の充実振りには改めて感服!




<Globe>
GLO5232 \2300
シューベルト:ピアノ作品集Vol.5 ――
最後のワルツD.146/エコセーズ集(D.145-1/D.145-2/D.816-2/D.145-3/
D.145-3/D.783-1/D.783-2/D.816-1/D.734-2/D.734-1/D.816-3)/
メヌエットD.41
トゥルーデリーズ・レオンハルト(フォルテピアノ)
オランダのベテラン女流鍵盤奏者であり、巨匠グスタフ・レオンハルトの妹、
トゥルーデリーズ・レオンハルトがフォルテピアノで弾くシューベルト作品
集も第5集。
第1集からレオンハルトが愛用している"1815年-1820年頃にウィーンのベニグ
ヌス・ザイドナーによって製作されたフォルテピアノ"の音色は、ここでも優
しく温かい。
作曲者の存命中に製作された銘器で、ほぼ同時期に作曲された音楽を聴く貴
重な機会を与えてくれる。レオンハルトが弾くフォルテピアノが優しく語り
かけてくるような、ぬくもりを感じる演奏である。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

09-04 No.5-2

2009年04月06日 15時23分05秒 | Weblog
<Et'cetera>
KTC1373 \2300
ケティング:
交響曲第4番*/弦楽オーケストラのための《春》+/交響曲第3番**
ヤープ・ヴァン・ズヴェーデン(指揮)*、
オットー・ケティング(指揮)**、
オランダ放送フィルハーモニック管弦楽団*/**、
ティエリー・フィッシャー(指揮)+、
オランダ放送室内フィルハーモニック+、
オランダの作曲家オットー・ケティング(1935-)の管弦楽作品集には、次世代
の巨匠候補ヤープ・ヴァン・ズヴェーデンとティエリー・フィッシャーが登
場!
作曲家の父を持つケティングは、父から作曲を学びながらハーグ王立音楽院
でトランペットを専攻。その後、7年間にわたりハーグ・レジデンティ管弦楽
団のトランペット奏者を務めたというのだからその実力は相当なもの。
作曲家として専念ミュンヘンではハルトマンから作曲法を学び、大規模な管
弦楽作品を続々と発表している。「交響曲第4番」での激しくリズムを刻むブ
ラス・セクションはストラヴィンスキーの「春の祭典」を彷彿とさせる。

KTC1374 \2300
ブリティッシュ・コネクション ――
パウアー:五重奏曲ヘ長調Op.44
ホルスト:木管五重奏曲変イ長調Op.14
ジェイコブ:七重奏曲
ヘクサゴン・アンサンブル
「ドイツ」(KTC1295)、「ロシア」(KTC1246)、「フランス」(KTC1259)など国
別にテーマを定めた木管楽器とピアノによる室内楽作品集が、優れた演奏と
ユニークなレパートリーで好評を博しているヘクサゴン・アンサンブルが次
に選んだ"国"は「イギリス」!
「イギリス」で選ばれたのは、ホルスト、ジェイコブというお馴染みの名前
にパウアーを加えた3作品。有名作品から稀少作品までを幅広く取り上げるヘ
クサゴン・アンサンブルは、ピアノの存在がレパートリーの幅を広げる大き
な役割を担っている。6人の奏者たちによる管楽器のためのイギリス室内楽
作品が面白い。




<Audiomax>
9461517-6(SACD-Hybrid+DVD-Video-PAL) \3380
バッハ-ベートーヴェン-クルシェネク ――
J・S・バッハ:コントラプンクトゥス第18番
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第14番Op.131
クルシェネク:弦楽四重奏曲Op.6
ベートーヴェン弦楽四重奏団
ソナーレ・クヮルテットを前身として2006年に結成されたベートーヴェン弦楽
四重奏団が"バッハのモチーフ"をテーマとして、"J・S・バッハ"、"ベートー
ヴェン"、"クルシェネク"といった時代の異なる3人の作曲家を1つに繋いだ
2008年の録音。
ロシアの先人たちからその名を受け継ぐ形となった"新"ベートーヴェン弦楽
四重奏団では、サイトウ・キネン・オーケストラでも活躍する小林秀子がヴィ
オラを担当している。
※DVDはPAL方式のためパソコンや専用のプレーヤー以外では再生できません。




<Avie>
AV2147 \2180
追憶のための新しい合唱音楽 ――
マクドウォール:アヴェ・マリス・ステラ
プロウマン:クライズ・ライク・サイレンス(世界初録音)
オレーガン:そして大凪になった(世界初録音)
ビーミッシュ:獅子と鹿(世界初録音)
コレ・モルドヴォヌ(指揮)、
ポーツマス・グラマースクール室内合唱団、
ロンドン・モーツァルト・プレーヤーズ
1732年創立という長い歴史を持つイギリスのポーツマス・グラマースクール
に在籍する学生たちによる室内合唱団が、イギリスの作曲家たちによる新し
い合唱作品を歌う。
合唱の神様ジョン・ラッターの後継者とも目されているオレーガンや女流作
曲家マクドウォールなどの、斬新な作風や響きを持つ合唱作品でポーツマス
・グラマースクール室内合唱団が大健闘。深く重いメッセージがハーモニー
に乗って届く。




<Daphne>
DAPHNE1035 \2300
ラーション:弦楽四重奏曲集 ――
晩秋の葉Op.20/弦楽四重奏曲第1番Op.31/同第2番Op.44/同第3番Op.65
ステーンハンマル弦楽四重奏団
トロンボーンなど管弦楽器のための「12のコンチェルティーノ」がよく取り
上げられる20世紀スウェーデンの音楽家ラーシュ=エリク・ラーションの興
味深い弦楽四重奏曲集が登場!
欠けていた「第2曲」と「第4曲」を加え本来の6楽章形式に復元されたオリジ
ナルの「晩秋の葉」を初めて収録するなど、ラーションが作曲した4つの弦楽
四重奏曲を1枚のディスクで、しかもスウェーデン放送響、イェヴレ響のメン
バーによるステーンハンマル弦楽四重奏団の素晴らしい演奏で楽しめる。

DAPHNE1031 \2300
シュネルツェル:室内楽作品集 ――
ヴァイオリン、チェロとピアノのための《捕食の踊り》/ピアノのための
《悪魔と踊るダンス》/チェロとピアノのための《凍りついた景色》/ソプ
ラノとピアノのための《レクイエム》/チェロ独奏のための《孤独》/ヴァ
イオリン、クラリネットとプリペアド・ピアノのための《嘆き》/ヴァイオ
リン、クラリネットとチェロのための《ヴォルフガングが踊っている!》
トビアス・リングボリ(ヴァイオリン)、クレース・グンナション(チェロ)、
ペール・ルンドベリ(ピアノ)、スタファン・モッテンソン(クラリネット)、
スサンナ・アンデション(ソプラノ)、フランシスカ・スクーグ(ピアノ)
マルメ音楽大学、ロンドンの王立音楽大学で作曲法を学んだスウェーデンの
新世代の作曲家アルベット・シュネルツェル(1972-)。
ラジオ・フランスからの委嘱で作曲された出世作「捕食の踊り」の強烈なリ
ズムがビシビシと直撃する!




<C-Y Contemporary>
CY0802 \2300
アリーナ-ブルーストレム:打楽器のための音楽 ――
打楽器独奏のための《アリーナ》/マリンバ独奏のための《ファンタスマゴ
リア》/スネアドラム、バスドラムとハイハットのための《6&8》/マリンバ
四重奏のための《黄昏》/打楽器四重奏のための《北欧の平和》/マリンバ、
ヴィブラフォーンと打楽器のための《世界に架ける橋》/マリンバとヴィブ
ラフォーン、4人の打楽器奏者とピアノのための《顔》
マルメ・パーカッション・エディション〔パトリク・ローブ(マリンバ)、ク
リストフェル・グレンツ(マリンバ)、レンナット・グルーヴステッド(マリン
バ)、ユーハン・ブリッジャー(マリンバ)、ブー・ホーカンソン(打楽器)〕、
ウーロフ・ローヴグレン(ピアノ)
自身も打楽器奏者であり、ロルフ・マッティンソンとルカ・フランチェスコ
ーニの下で作曲の研鑽を積んだトビアス・ブルーストレム(1978-)の打楽器作
品集。
打楽器奏者として楽器の細部までを把握しているだけに、効果的な楽器の使
い方が作品の魅力を高めている。様々な編成による打楽器の饗宴をスウェー
デンのマルメで活動する打楽器アンサンブルが好演を展開。




<Kopasetic>
KOPACD024 \2300
イーササウンド ――
ハヴォック/パントクレイター/ルク クナラル/ビ・ミーン/バード・サウ
ンズ/ディセンバー/エマンシペイション
ヘンリク・フリスク(テナー&アルト・サクソフォン、バス・クラリネット、
コンピューター・プログラミング)、ピーター・ニルソン(ドラムス&打楽器)
サクソフォンと打楽器、コンピューター・プログラムによる電子音楽のコラ
ボレーション。北欧のコンテンポラリーへの理解度の高さが窺い知れる。




<Danacord>
DACOCD571-572 2枚組 \4600
ヘアマン・D・コペル-作曲家、ピアニスト第6集 ――
コペル:
レクイエムOp.78/弦楽のための小協奏曲第1番Op.32*/同第2番Op.66+/
オーボエ協奏曲Op.82#/ヴァイオリン協奏曲Op.83**
ヤン・クレンツ(指揮)、
デンマーク放送交響楽団、デンマーク国立放送合唱団、
ランベルト・ガルデッリ(指揮)*、ルドルフ・シュヴァルツ(指揮)+、
BBC交響楽団+、ヨーアン・ハマゴー(オーボエ)#、
レイフ・セーゲルスタム(指揮)#、ミラン・ヴィテク(ヴァイオリン)**、
ヨン・フランセン(指揮)**
作曲家、ピアニスト、教育者として活躍した20世紀デンマークの音楽家ヘア
マン・D・コペル(1908-1998)の歴史をたどる復刻シリーズ第6集。
デンマーク放送などに残されていた音源から復刻されたのは、1968年5月17日
に行われた「レクイエム」の初演など貴重なものばかり。そして「オーボエ
協奏曲」の指揮者はセーゲルスタム!




<Ponto>
PO-1059 2枚組 \2180
ヴェルディ:歌劇《アイーダ》(ロシア語歌唱)
ガリーナ・ヴィシネフスカヤ(ソプラノ)、
ズラブ・アンジャパリゼ(テノール)、
イリーナ・アルヒポワ(メゾ・ソプラノ)、パヴェル・リシチアン(バス)、
イワン・ペトロフ(バス)、
アレクサンドル・メリク=パシャエフ(指揮)、
ボリショイ劇場管弦楽団&合唱団、他
ゴロワノフの後任としてボリショイ劇場の首席指揮者を務めたメリク=パシャ
エフの指揮によるロシア語版「アイーダ」。
1961年、ボリショイ劇場での録音。




<Gala>
GL100.632 3枚組 \3840
ドイツ・ロマン派のオペラ・ハイライト ――
ウェーバー:歌劇《魔弾の射手》(抜粋/録音:1956年、ウィーン)
ロルツィング:歌劇《密猟者》(抜粋/録音:1953年)、
歌劇《ウンディーネ》(抜粋/1953年)/歌劇《マルタ》(抜粋/録音:1956年、
ウィーン)/ツェラー:喜歌劇《小鳥売り》(抜粋/録音:1955年、ウィーン)
ハインリヒ・ホルライザー(指揮)、
ウィーン交響楽団、ウィーン国立歌劇場合唱団、
ヴォルフガング・サヴァリッシュ(指揮)、バンベルク交響楽団、
ヴィクトル・ラインスハーゲン(指揮)、
バンベルク交響楽団、バイエルン国立歌劇場合唱団、他
ウェーバー、ロルツィング、フロート、ツェラー。ドイツ・ロマン派のオペ
ラ・ハイライト集には、サヴァリッシュの「密猟者」も収録。

GL100.637 3枚組 \3840
ポンキエルリ:歌劇《ジョコンダ》
ジンカ・ミラノフ(ソプラノ)、クルト・バウム(テノール)、
フェドーラ・バルビエリ(メゾ・ソプラノ)、チェーザレ・シエピ(バス)、
ジーン・マデイラ(メゾ・ソプラノ)、
ファウスト・クレヴァ(指揮)、メトロポリタン歌劇場管弦楽団&合唱団、他
1953年1月3日にMETで上演された「ジョコンダ」のライヴ録音。ボーナス・ト
ラックは、1945年3月3日にMETでエミール・クーパーが指揮した「ジョコンダ」
のハイライト。

GL100.662 4枚組 \5120
ポートレート・オヴ・コンチータ・スペルヴィアVol1-1927-1930
コンチータ・スペルヴィア(メゾ・ソプラノ)、様々なアーティスト
20世紀前半に活躍したスペインのメゾ・ソプラノ歌手コンチータ・スペルヴィ
ア(1895-1936)のポートレート・アルバムVol.1は、オペラ・アリア、サルス
エラと歌曲集。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする