<KING INTERNATIONAL>
KDC 5018 \2300
日本語解説・訳詞付
ドゥーブル・ジュー(二人のたのしみ)-ローラン・コルシア
(1)ラインハルト&グラッペリ:マイナー・スィング
(2)ミシェル・ポルタル:マイナー・ワルツ
(3)ラヴェル:ブルース-ヴァイオリンソナタより
(4)ドビュッシー:ヴァイオリンソナタ
(5)ヴィエニャフスキ:エチュード・カプリス 作品18の1
(6)ローラン・コルシア:マイナー・タンゴ
(7)バルトーク:二重奏曲より
(8)ギデオン・クライン:二重奏曲
(9)ラインハルト&グラッペリ:涙
(10)ミシェル・ルグラン:シェルブールの雨傘
(11)マスネ:エレジー(悲歌)
(12)ルイージ・デンツァ:分かってくれていたら
ローラン・コルシア(Vn)
(11)(12)ジャン=ルイ・オーベール(Vo)
(3)(4)(11)(12)ミヒャエル・ヴェンデバーク(P)
(1)(9)(10)フローリン・ニクレスク(Vn)
(2)(6)ミシェル・ポルタル(バンドネオン)
(5)(7)ネマニャ・ラドゥロヴィチ(Vn)
(8)タチヤナ・ヴァシーリエヴァ(Vc)
(1)(9)(10)ジャン=フィリップ・ヴィレ(Cb)
(2)(6)ピエール・ブサージュ(Cb)
(1)(9)(10)クリストフ・ラルティユー(Gt)
日本語解説書付。確かな技術とおしゃれな音楽により欧米では物凄い人気のロ
ーラン・コルシア。名うての遊び人で、「ちょいワル」ヴァイオリニストとし
て有名ですが、周囲の心を掴んでしまうフェロモン系オニイサンだそう。グラ
ッペリやルグランでの巧さはもとより、彼の演奏だとマスネやヴィニャフスキ
はバラード、バルトークはワールド・ポップスにも聴こえます。共演も大物目
白押しで、'70年代に一世を風靡したバンド「テレフォン」のヴォーカリスト、
ジャン=ルイ・オーベールの歌が聴けるのも魅力です。
<ZIG ZAG Territoires>
ZZT 070301 \2280
C.P.E.バッハ:
フルート協奏曲 [イ長調 H438 イ短調 H431 変ロ長調 H435]
フルート・ソナタ イ短調
ジュリエット・ユレル(Fl) パトリック・アイルトン(クラヴサン)
ジャン=マリー・トロトゥロー(Vc)
アリ・ヴァン・ベーク(指) オーヴェルニュ室内管弦楽団
録音:2006年10月25-28日
C.P.E.バッハはフルート好きのフリードリッヒ大王(2世)の王室楽団員を長年
務めていました。C.P.E.バッハの音楽は、バロックと古典派との過渡期の特徴
が表れた極めて洗練されたもので、フルート協奏曲はそのどれもが傑作。フル
ートの技巧と華やかな管弦楽で瑞々しい音楽を聴かせてくれます。ジュリエッ
ト・ユレルは1970年生まれ。1994年にパリ国際室内楽コンクールで第2位、神
戸国際フルートコンクールで武満賞を受賞し、その才能が広く知られ、1998年
よりオランダのロッテルダム・フィルの首席奏者に就任、ヨーロッパを中心に
活動しています。ユレルの実力と音楽性はハイドン:フルート・ソナタ集
(ZZT 050503)で証明済みですが、またしてもこのアルバムで、高度なテク
ニックと流麗な音楽性を披露し非常に魅力的な演奏を聴かせてくれます。
<claves>
50- 2609 \2180
(1)チャイコフスキー / アラン・アーノルド編:感傷的なワルツOp.51-6
(2)ブラームス:スケルツォ遺作
(3)グラナドス / ミルトン・ケイティムズ編:
スペイン舞曲第2番“オリエンタル”
(4)ショパン(グラズノフ / コーザ編):練習曲Op.25-7
(5)サン=サーンス / コーザ編:アレグロ・アパッショナートOp.43
(6)スクリャービン / ワディム・ボリソフスキー編:前奏曲Op.9-1
(7)プロコフィエフ / ボリソフスキー編:
騎士たちの踊り-「ロメオとジュリエット」
(8)ドビュッシー / ケイティムズ編:ロマンス
(9)ラフマニノフ(ハイフェッツ / コーザ編):ひなぎくOp.38-3
(10)ブラームス / コーザ編:ひばりの歌Op.70-2
(11)ブラームス / ワトソン・フォーブス:ハンガリー舞曲第1番
(12)シューマン / コーザ編:夕べの歌Op.85-12
(13)チャイコフスキー / ヨハン・パラシュコ編:悲しい歌Op.40-2
(14)フォーレ / コーザ編:揺りかごOp.23-1
(15)ブラームス / フォーブス:ハンガリー舞曲第3番
(16)ショパン(グラズノフ / コーザ編):練習曲Op.10-6
(17)メンデルスゾーン / ケイティムズ編:無言歌Op.109
(18)イザイ / コーザ編:子供の夢Op.14
エットーレ・コーザ(Va)ウルリヒ・スタルク(P)
録音:2005年1月10-12日コペンハーゲン、マンティウス・ホール
ナポリ生まれのコーザは、生地の音楽院でG.フランカヴィッラにヴァイオリン
とヴィオラを師事した後、メニューインとリジーにも学んだヴィオラの俊英。
自らも編曲を手がけた小品集は、ヴァイオリンとは一味違い暗く深い音色が染
み入ります。プロコフィエフの「騎士たちの踊り」は、ドラマ「のだめカンタ
ービレ」やソフトバンクのCMで使われて有名なアレです。編曲者に名を連ねる
ボリソフスキーは、かのベートーヴェン四重奏団の創設メンバー。パラシュコ
(1877-1932)は教則本で知られるヴィオラ・ヴィルトゥオーゾ。
<Medici arts>
★新レーベルのご紹介★
英国発のヒストリカルの雄“BBC LEGENDS”、“Royal Opera House Heritage
Series”をその傘下に収めたMedcimediaが強力なレーベルを新たに始動します。
その名もmedeci MASTERS(メディチ・マスターズ)。ケルン放送交響楽団をは
じめとする極上ライヴの宝庫WDRのアーカイヴより、蔵出し音源の数々を続々と
リリースしてゆく予定で目が離せません。衝撃の第1弾は全部で4タイトル、ク
レンペラーにエーリヒ・クライバーそしてハスキル。格段に向上した音質も大
きなポイントです。
MM 001 \1850
モノラル
(1)ブルックナー:
交響曲第4番変ホ長調「ロマンティック」(ノヴァーク第2稿)
(2) R.シュトラウス:交響詩「ドン・ファン」Op.20
オットー・クレンペラー(指)ケルン放送SO.
録音:(1)1954年4月5日(2)1956年2月27日ケルン、WDRフンクハウス、
第1ホール(ライヴ)
1917年から24年にかけてクレンペラーはケルンの音楽監督を務めていますが、
戦後ヨーロッパに戻って1950年代半ばにまたケルン放送響とともに数多くのす
ばらしい演奏を繰り広げました。ベートーヴェンの第4番と第5番(AN.2130)
でも確かめられるように、この時期のクレンペラーの音楽は引き締まったフォ
ルムが何よりの特徴。ブルックナーは過去に複数のレーベルから出ていた有名
な演奏で、のちのフィルハーモニア管との録音と比較しても全体に4分半ほど
短くテンポが速め。併録のドン・ファンも男性的で剛毅なアプローチが魅力で
す。オリジナル・マスター・テープを使用。
MM 002 \1850
モノラル
(1)ベートーヴェン:交響曲第5番ハ短調Op.67「運命」
(2)同:交響曲第6番ヘ長調Op.68「田園」
エーリヒ・クライバー(指)ケルン放送SO.
録音:1955年4月4日ケルン、WDRフンクハウス、第1ホール(ライヴ)
いまとなっては息子カルロスの圧倒的名声に押されがちですが、生前はトスカ
ニーニやクレンペラーらと肩を並べた巨匠エーリヒ・クライバー(1890-1956)。
なかでもベートーヴェンとモーツァルトの演奏では、他をよせつけない絶大な
存在感をみせていました。世を去る前年に行なわれた2大シンフォニーのライ
ヴは、優れた内容からすでによく知られていたもの。このたびWDRのオリジナ
ル・マスターからの復刻でこの年代としては驚異的な音質で蘇りました。
MM 003 \1850
モノラル
(1)ウェーバー:歌劇「オイリアンテ」序曲
(2)モーツァルト:交響曲第33番変ロ長調KV.319
(3)チャイコフスキー:交響曲第6番ロ短調Op.74「悲愴」
エーリヒ・クライバー(指)ケルン放送SO.
録音:(1)1956年1月20日(2)1953年11月23日(3)1955年3月28日
ケルン、WDRフンクハウス、第1ホール(ライヴ)
こちらも巨匠クライバーの至芸が存分に楽しめるアルバムです。ユニークな
パリ音楽院管との録音(53年・デッカ)でも知られる「悲愴」はIDISで出て
いたものと同一。機能性抜群の放送オケを得てのライヴは、スタジオ盤とは
また違った内容となっているのも興味深いところ。初出のオイリアンテ序曲
と、折り目正しい高潔なモーツァルトも聴きものです。すべてアーカイヴの
オリジナル・マスターを使用。
MM 004 \1850
モノラル
(1)モーツァルト:ピアノ協奏曲第9番変ホ長調KV.271「ジュノーム」
(2)同:ピアノ協奏曲第19番ヘ長調KV.459
(3)同:デュポールの主題による9つの変奏曲KV.573
クララ・ハスキル(P)
(1)オットー・アッカーマン(指) (2)フェレンツ・フリッチャイ(指)
ケルン放送SO.
録音:(1)1954年6月11日(2)1952年5月30日ケルン、WDRフンクハウス、
第1ホール(ライヴ)
(3)1956年9月7日フランス、ブザンソン音楽祭(ライヴ)
ハスキルといえばモーツァルト。ライヴの閃きがたまらない魅力でファンをと
りこにして放しません。ここで聴く演奏の数々はあまり有名なものばかりです
が、協奏曲はようやくオリジナル・マスターから初めての復刻となります。こ
れまでのものとは音質が著しく改善されているため大きく印象も異なり、改め
て聴きなおす価値大いにアリです。
KDC 5018 \2300
日本語解説・訳詞付
ドゥーブル・ジュー(二人のたのしみ)-ローラン・コルシア
(1)ラインハルト&グラッペリ:マイナー・スィング
(2)ミシェル・ポルタル:マイナー・ワルツ
(3)ラヴェル:ブルース-ヴァイオリンソナタより
(4)ドビュッシー:ヴァイオリンソナタ
(5)ヴィエニャフスキ:エチュード・カプリス 作品18の1
(6)ローラン・コルシア:マイナー・タンゴ
(7)バルトーク:二重奏曲より
(8)ギデオン・クライン:二重奏曲
(9)ラインハルト&グラッペリ:涙
(10)ミシェル・ルグラン:シェルブールの雨傘
(11)マスネ:エレジー(悲歌)
(12)ルイージ・デンツァ:分かってくれていたら
ローラン・コルシア(Vn)
(11)(12)ジャン=ルイ・オーベール(Vo)
(3)(4)(11)(12)ミヒャエル・ヴェンデバーク(P)
(1)(9)(10)フローリン・ニクレスク(Vn)
(2)(6)ミシェル・ポルタル(バンドネオン)
(5)(7)ネマニャ・ラドゥロヴィチ(Vn)
(8)タチヤナ・ヴァシーリエヴァ(Vc)
(1)(9)(10)ジャン=フィリップ・ヴィレ(Cb)
(2)(6)ピエール・ブサージュ(Cb)
(1)(9)(10)クリストフ・ラルティユー(Gt)
日本語解説書付。確かな技術とおしゃれな音楽により欧米では物凄い人気のロ
ーラン・コルシア。名うての遊び人で、「ちょいワル」ヴァイオリニストとし
て有名ですが、周囲の心を掴んでしまうフェロモン系オニイサンだそう。グラ
ッペリやルグランでの巧さはもとより、彼の演奏だとマスネやヴィニャフスキ
はバラード、バルトークはワールド・ポップスにも聴こえます。共演も大物目
白押しで、'70年代に一世を風靡したバンド「テレフォン」のヴォーカリスト、
ジャン=ルイ・オーベールの歌が聴けるのも魅力です。
<ZIG ZAG Territoires>
ZZT 070301 \2280
C.P.E.バッハ:
フルート協奏曲 [イ長調 H438 イ短調 H431 変ロ長調 H435]
フルート・ソナタ イ短調
ジュリエット・ユレル(Fl) パトリック・アイルトン(クラヴサン)
ジャン=マリー・トロトゥロー(Vc)
アリ・ヴァン・ベーク(指) オーヴェルニュ室内管弦楽団
録音:2006年10月25-28日
C.P.E.バッハはフルート好きのフリードリッヒ大王(2世)の王室楽団員を長年
務めていました。C.P.E.バッハの音楽は、バロックと古典派との過渡期の特徴
が表れた極めて洗練されたもので、フルート協奏曲はそのどれもが傑作。フル
ートの技巧と華やかな管弦楽で瑞々しい音楽を聴かせてくれます。ジュリエッ
ト・ユレルは1970年生まれ。1994年にパリ国際室内楽コンクールで第2位、神
戸国際フルートコンクールで武満賞を受賞し、その才能が広く知られ、1998年
よりオランダのロッテルダム・フィルの首席奏者に就任、ヨーロッパを中心に
活動しています。ユレルの実力と音楽性はハイドン:フルート・ソナタ集
(ZZT 050503)で証明済みですが、またしてもこのアルバムで、高度なテク
ニックと流麗な音楽性を披露し非常に魅力的な演奏を聴かせてくれます。
<claves>
50- 2609 \2180
(1)チャイコフスキー / アラン・アーノルド編:感傷的なワルツOp.51-6
(2)ブラームス:スケルツォ遺作
(3)グラナドス / ミルトン・ケイティムズ編:
スペイン舞曲第2番“オリエンタル”
(4)ショパン(グラズノフ / コーザ編):練習曲Op.25-7
(5)サン=サーンス / コーザ編:アレグロ・アパッショナートOp.43
(6)スクリャービン / ワディム・ボリソフスキー編:前奏曲Op.9-1
(7)プロコフィエフ / ボリソフスキー編:
騎士たちの踊り-「ロメオとジュリエット」
(8)ドビュッシー / ケイティムズ編:ロマンス
(9)ラフマニノフ(ハイフェッツ / コーザ編):ひなぎくOp.38-3
(10)ブラームス / コーザ編:ひばりの歌Op.70-2
(11)ブラームス / ワトソン・フォーブス:ハンガリー舞曲第1番
(12)シューマン / コーザ編:夕べの歌Op.85-12
(13)チャイコフスキー / ヨハン・パラシュコ編:悲しい歌Op.40-2
(14)フォーレ / コーザ編:揺りかごOp.23-1
(15)ブラームス / フォーブス:ハンガリー舞曲第3番
(16)ショパン(グラズノフ / コーザ編):練習曲Op.10-6
(17)メンデルスゾーン / ケイティムズ編:無言歌Op.109
(18)イザイ / コーザ編:子供の夢Op.14
エットーレ・コーザ(Va)ウルリヒ・スタルク(P)
録音:2005年1月10-12日コペンハーゲン、マンティウス・ホール
ナポリ生まれのコーザは、生地の音楽院でG.フランカヴィッラにヴァイオリン
とヴィオラを師事した後、メニューインとリジーにも学んだヴィオラの俊英。
自らも編曲を手がけた小品集は、ヴァイオリンとは一味違い暗く深い音色が染
み入ります。プロコフィエフの「騎士たちの踊り」は、ドラマ「のだめカンタ
ービレ」やソフトバンクのCMで使われて有名なアレです。編曲者に名を連ねる
ボリソフスキーは、かのベートーヴェン四重奏団の創設メンバー。パラシュコ
(1877-1932)は教則本で知られるヴィオラ・ヴィルトゥオーゾ。
<Medici arts>
★新レーベルのご紹介★
英国発のヒストリカルの雄“BBC LEGENDS”、“Royal Opera House Heritage
Series”をその傘下に収めたMedcimediaが強力なレーベルを新たに始動します。
その名もmedeci MASTERS(メディチ・マスターズ)。ケルン放送交響楽団をは
じめとする極上ライヴの宝庫WDRのアーカイヴより、蔵出し音源の数々を続々と
リリースしてゆく予定で目が離せません。衝撃の第1弾は全部で4タイトル、ク
レンペラーにエーリヒ・クライバーそしてハスキル。格段に向上した音質も大
きなポイントです。
MM 001 \1850
モノラル
(1)ブルックナー:
交響曲第4番変ホ長調「ロマンティック」(ノヴァーク第2稿)
(2) R.シュトラウス:交響詩「ドン・ファン」Op.20
オットー・クレンペラー(指)ケルン放送SO.
録音:(1)1954年4月5日(2)1956年2月27日ケルン、WDRフンクハウス、
第1ホール(ライヴ)
1917年から24年にかけてクレンペラーはケルンの音楽監督を務めていますが、
戦後ヨーロッパに戻って1950年代半ばにまたケルン放送響とともに数多くのす
ばらしい演奏を繰り広げました。ベートーヴェンの第4番と第5番(AN.2130)
でも確かめられるように、この時期のクレンペラーの音楽は引き締まったフォ
ルムが何よりの特徴。ブルックナーは過去に複数のレーベルから出ていた有名
な演奏で、のちのフィルハーモニア管との録音と比較しても全体に4分半ほど
短くテンポが速め。併録のドン・ファンも男性的で剛毅なアプローチが魅力で
す。オリジナル・マスター・テープを使用。
MM 002 \1850
モノラル
(1)ベートーヴェン:交響曲第5番ハ短調Op.67「運命」
(2)同:交響曲第6番ヘ長調Op.68「田園」
エーリヒ・クライバー(指)ケルン放送SO.
録音:1955年4月4日ケルン、WDRフンクハウス、第1ホール(ライヴ)
いまとなっては息子カルロスの圧倒的名声に押されがちですが、生前はトスカ
ニーニやクレンペラーらと肩を並べた巨匠エーリヒ・クライバー(1890-1956)。
なかでもベートーヴェンとモーツァルトの演奏では、他をよせつけない絶大な
存在感をみせていました。世を去る前年に行なわれた2大シンフォニーのライ
ヴは、優れた内容からすでによく知られていたもの。このたびWDRのオリジナ
ル・マスターからの復刻でこの年代としては驚異的な音質で蘇りました。
MM 003 \1850
モノラル
(1)ウェーバー:歌劇「オイリアンテ」序曲
(2)モーツァルト:交響曲第33番変ロ長調KV.319
(3)チャイコフスキー:交響曲第6番ロ短調Op.74「悲愴」
エーリヒ・クライバー(指)ケルン放送SO.
録音:(1)1956年1月20日(2)1953年11月23日(3)1955年3月28日
ケルン、WDRフンクハウス、第1ホール(ライヴ)
こちらも巨匠クライバーの至芸が存分に楽しめるアルバムです。ユニークな
パリ音楽院管との録音(53年・デッカ)でも知られる「悲愴」はIDISで出て
いたものと同一。機能性抜群の放送オケを得てのライヴは、スタジオ盤とは
また違った内容となっているのも興味深いところ。初出のオイリアンテ序曲
と、折り目正しい高潔なモーツァルトも聴きものです。すべてアーカイヴの
オリジナル・マスターを使用。
MM 004 \1850
モノラル
(1)モーツァルト:ピアノ協奏曲第9番変ホ長調KV.271「ジュノーム」
(2)同:ピアノ協奏曲第19番ヘ長調KV.459
(3)同:デュポールの主題による9つの変奏曲KV.573
クララ・ハスキル(P)
(1)オットー・アッカーマン(指) (2)フェレンツ・フリッチャイ(指)
ケルン放送SO.
録音:(1)1954年6月11日(2)1952年5月30日ケルン、WDRフンクハウス、
第1ホール(ライヴ)
(3)1956年9月7日フランス、ブザンソン音楽祭(ライヴ)
ハスキルといえばモーツァルト。ライヴの閃きがたまらない魅力でファンをと
りこにして放しません。ここで聴く演奏の数々はあまり有名なものばかりです
が、協奏曲はようやくオリジナル・マスターから初めての復刻となります。こ
れまでのものとは音質が著しく改善されているため大きく印象も異なり、改め
て聴きなおす価値大いにアリです。