クラシック輸入盤・新譜情報/グッディーズ

コメントはメーカー案内書より抜粋です。お問い合わせ:goodies2@pc.highway.ne.jp

11-03 No.17-1

2011年03月18日 18時10分43秒 | Weblog
<WERGO>
WER 6940 3枚組 \4050
アール・ブラウン/コンテンポラリー・サウンド・シリーズ 
ブラウンの音楽人生 vol.5
[CD1]sonic arts union: electric sound
(1)アルヴィン・ルシエ:Vespers
(2)ロバート・アシュレイ:purposeful lady slow afternoon
(3)ダヴィッド・ベアマン:ラン・スルー
(4)ゴードン・ムンマ:ホーンパイプ
オリジナルLP: 1972年
[CD2]
アイヴズ:ピアノ・ソナタ第2番「マサチューセッツ州コンコード 1840-60年」
第1楽章 エマーソン 第2楽章 ホーソーン 第3楽章 オルコッツ
第4楽章 ソロー
アロイス・コンタルスキー(ピアノ)、
テオ・プリューマッハー(Vla/第1楽章)、
ウィリー・シュヴェーグラー(Fl/第4楽章)
オリジナルLP: 1962年
[CD3]
フルートとピアノのための音楽
(1)フランコ・エヴァンゲリスティ:プロポルツィオーニ
(2)ニコロ・カスティリオーニ:ジメル
(3)L.ベリオ:セクエンツァI
(4)メシアン:クロツグミ
(5)松平頼則:蘇寞者
(6)マデルナ:蜜の夢
セヴェリーノ・ガッゼローニ(fl)、
アロイス・コンタルスキー(Pf,(2)(4)(6))
オリジナルLP: 1962年
[CD1]の1トラック目は、カチカチと石がぶつかりあうようなパルス音に混じっ
て、遠くの方で草刈り機が稼働しているようなモーター音が聴こえる作品、
ヴェスパー(ルシエ作)。これはエコロケーション(反響位置測定装置)システム
を持った奏者たちが、物体に近づいたり物体から遠ざかったりすることにより
生じる音が収録されたもの。コウモリやクジラは超音波を発し、対象物からの
反射によってその対象の形や大きさ、位置などを知る動物ですが、ルシエ本人
はこうした動物(反響定位を行う動物)に尊敬の念をこめて作曲したと言ってい
ます。この不思議な音が何と反応して生じているのかはわかりませんが、面白
い世界です。ソニック・アーツ・ユニオンとは、1966年にアルヴィン・ルシエ、
ロバート・アシュレイ、ダヴィッド・ベアマン、ゴードン・ムンマによって結
成されたいわば電子音楽相互協力促進のためのグループ。電子音楽の最先端を
切り開いた彼らの気概に溢れた作品が並びます。
[CD2]は、1939年にカークパトリックによって初演されて以来、演奏不可能と
された、マーラーのように壮大で物語性に満ち、ベートーヴェンの第5番交響
曲の引用といった古典の要素と、小節線がなく板で鍵盤を押してトーン・クラ
スターの効果といった現代的な要素をあわせもつコンコード・ソナタの不滅の
名演。第1楽章は広大なコンセプト、第2楽章はいくらかおとぎばなしのような
世界にむけての冒険へと我々をいざなうマテリアルの断片、第3楽章は行進曲
風、第4楽章は「夜行列車とともに安らぎのないこの世界もどこかへ行ってし
まい」、「詩人の吹くフルートの音色が湖の向こうから聴こえてくる」といっ
たアイヴズのノートを読みながら聴くと様々な風景が目の前に広がります。
[CD3]はフルートの伝説的名手、ガッゼローニの演奏による20世紀の名作の
数々。フルートのために作品を書くことは作曲家にとって非常に足かせの多い
挑戦となります。約3オクターブに限られた音域、音色の可能性の幅の狭さ、
また、発生できるノイズ音も、キーをタッピングする、あるいは楽器に息を
吹き込む音など2種類ほどしかありません。しかし、1919-1992年に生きたガッ
ゼローニは、ストラヴィンスキー、ブーレーズ、リゲティなど内外を問わず
様々な大作曲家にインスピレーションを与え、ガッゼローニのために作品を
書きました。現代のフルート音楽はガッゼローニなくして語れないといって
も過言ではないでしょう。ベリオのセクエンツィアなどは鬼気迫る完璧な技
巧の名演、松平の蘇寞者も神秘的な雰囲気にのまれてしまいます。

WER 6735 \2180
B.A.ツィンマーマン(1918-1970):初期作品集
(1)ナッハラスの3つの歌(1939-42作曲)
(2)小組曲(1942)(ヴァイオリンとピアノのための)
(3)アリア(1942)(ヴァイオリンとピアノのための)
(4)5つの歌曲(1942-46)(mittlere歌声とピアノのための)
(5)ヴァイオリン、ヴィオラとチェロのための三重奏曲(1944)
(6)エルンスト・ベルトラムの詩にもとづく3つのgeistliche歌曲(1946)
(7)ソナタ(1950)
(1)(4)(6)アンナ・プロアスカ(S)&コルデリア・ヘーファー(Pf)
(2)(3)アレッサンドロ・カッポーネ(Vn)&コルデリア・ヘーファー(Pf)
(5)トリオ・ベルリン(アレクサンダー・イヴィッチ(Vn)、
ユリア・ガルテマン(Vla)、マルティン・メンキング(Vc))
(7)ラファエル・シュミット(Vn)&コルデリア・ヘーファー(Pf)
録音:2009年、2010年
2008年5月に新国立劇場で上演された「軍人たち」の記憶もあたらしいB.A.ツィ
ンマーマンの初期作品集の登場。「軍人たち」(1965年発表)的な作品が収録さ
れているかと思いきや、聴いてびっくり、R.シュトラウスやマーラーのように
爛熟した調性感と官能的な世界が広がっています。
ツィンマーマンは、1938年の冬頃から音楽の勉強を本格的に始めましたが、家
族からの猛反対の中でのスタートであったこと、さらに、フランス、ポーラン
ド、ロシアでの兵役のため音楽学校を卒業したのは1947年のことでした。ここ
に収められている作品は、音楽学校に入学して間もない頃から、卒業後しばら
くというまさに駆け出しの頃のものばかりです。
歌曲は、フランス歌曲かと思ってしまうような雰囲気。ヴァイオリンとピアノ
のための小組曲も、懐かしさをおぼえるようなメランコリックな旋律に彩られ
た作品。ベルリン・フィルの精鋭メンバーによって構成されたトリオ・ベルリ
ンが演奏するトリオも退廃的な薫りと官能性を併せもっています。ツィンマー
マンは、バッハから脈々と続く西洋音楽の遺産を反復しているに過ぎない、な
どといった批判の対象となりましたが、高度な設計によって構築された作品た
ちはどれも魅力に満ちています。

WER 6726 \2180
ハヤ・チェルノヴィン(b.1957):作品集
(1)変速する重力-シフティング・グラヴィティ
(2)ウィンター・ソングスIII
(1)ディオティマ弦楽四重奏団、アンサンブル・ニケル、
ヨナタン・シュトックハンマー(指揮)
(2)アンサンブル・クレージュ、エリック・ダウブレッス、IRCAM
録音:2009、2010年
チェルノヴィンは、2006年のザルツブルク音楽祭でモーツァルトのオペラ
「ツァイーデ」を補完するかたちのオペラ「アダマ」を作曲、話題となりまし
た。楽器の素材を生々しく感じさせ、電子音までもがリアルにせまる実体感に
満ち、ノイズや楽音で旋律を思わせる線状の素材を用いての作曲が特徴です。

WER 6580 \2180
エレナ・メンドーサ(b.1973):
(1)霧-ミゲル・デ・ウナムーノの劇に基づく
 アウグスト(語り手):オリヴァー・ニッチェ、
 エウゲニア:ウタ・ブッフハイスター(Ms)、
 ロザリオ:カティア・グエーデス(S)、
 マウルチオ:グリエルモ・アンゾレーナ(Br)、
 ヴィクトール:トビアス・ドゥッチュケ(打楽器・語り)
(2)Fe de erratas-無伴奏6声作品
 シュトゥットガルト新ヴォーカルアンサンブル
(3)Gramatica de lo indecible-Fl, Sax, Vn, Vc, Pfと打楽器のための
アンサンブル・ルシェルシュ
録音:2009、2010年
スペイン・セビーリャ出身で現在はベルリン在住の作曲家、メンドーサ作品集。
演劇に強い興味をもっており、1曲目の「霧」は語りと声楽による劇場作品。
音と言葉への鋭敏なセンスが光る作品の数々をお楽しみください。




<harmonia mundi>
HMC 902079 \2450
J.S.バッハ:モテット集
霊は弱い私たちを BWV 226
来たれ、イエスよ、来たれ BWV 229
イエス、わが喜び BWV 227
おそるることなかれ BWV 228
主をたたえよ、すべての異教徒よ BWV 230
われを祝福したまわずは、われ汝を離さじ BWV Anh 159
主に向かって新しき歌を歌え BWV 225
ヴォーカルコンソート・ベルリン マルクス・クリード(指揮)
録音:2010年3月
2003年に設立された声楽アンサンブル、ヴォーカルコンソート・ベルリンによ
る極上のバッハ・モテット集。きわめてソフト、声部間で繰り広げられる短い
音型のやりとりは、1ミリの隙もなく溶け合い、まるで様々な色の水が流れ解
け合い美しい模様を描いてゆくようです。モテットは18世紀のはじめには時代
遅れとなっており、あまり知られなくなっていた存在でした。そうした時期に
あってなおバッハがモテットを、しかもこれだけの高い水準のものを書き、す
でに当時時代後れになっていたにも関わらず、後世に受け継がれていることは、
バッハがいかに優れた作曲家であったか、そしていかに偏屈だったか、という
ことを示しているといえるでしょう。ライプツィヒの聖トーマス教会の合唱団
の力量がいかに優れていたかという名残を濃厚に現代に伝える貴重な作品群と
もいえます。

HMU 807550(SACD-Hybrid) \2500
J.S.バッハ:カンタータ集
(1)「天は笑い、地は歓呼す」BWV 31より第8曲アリア
(2)「試練に耐えうる人は幸いなり」BWV 57より第3曲アリア
(3)「わが心は地の海に漂う」BWV 199(ソプラノ・ソロのカンタータ/全曲)
(4)「主よ、汝のしもべの審きにかかずらいたもうなかれ」BWV 105より
第3曲アリア
(5)「全地よ、神にむかいて歓呼せよ」BWV 51(ソプラノ・ソロのカンタータ
/全曲)
エリザベス・ワッツ(ソプラノ)
イングシッリュ・コンサート ハリー・ビケット(指揮)
録音:2010年1月
今注目を集めているイギリスのソプラノ、エリザベス・ワッツの魅力に満ちた
バッハのカンタータ&カンタータ・アリア集。イングリッシュ・コンサートが
器楽パートを担当しているのも見逃せません。揺れ動くヴァイオリンが印象的
なBWV 57第3曲のアリアでは、イエスの愛を求めてさまよう魂を熱唱。BWV 105
の第3曲アリアは、通奏低音をもたない極めて独創的なアリアで、罪深い人間
がおそれおののくさまが歌われます。オーボエが奏でるよろめきの旋律が印象
的です。声楽パートもさることながら、器楽パートも説得力十分に聴き手にせ
まります。有名なBWV 51のカンタータも収録されており、バッハのカンタータ
の魅力、エリザベス・ワッツの魅力、イングリッシュ・コンサートの魅力、
すべてを堪能できる充実の1枚です




<EURO ARTS>
20 56128(DVD-Video) \2180
字幕:英、独、仏、西(ドキュメンタリー)
名曲紹介DVD-ベートーヴェン「第9」編
【ドキュメンタリー】
・<ほとんど聞こえない>(作曲経緯)
・ヴルフ・コーノルト 氏による楽曲解説(各楽章)
 制作:2007年
【演奏】
ベートーヴェン:交響曲第9番ニ長調Op.125「合唱」(全曲)
カリタ・マッティラ(S) ヴィオレッタ・ウルマーナ(Ms)
トーマス・モーザー(T) トーマス・クヴァストフ(B)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団  クラウディオ・アバド(指揮)
収録:2000年5月ベルリン、フィルハーモニー
交響曲の重要なレパートリーを解説と演奏で紹介する新シリーズ。全曲演奏の
映像だけではなく、専門家の洞察力に富んだドキュメンタリーで構成され、視
聴者に分かりやすく、詳しく作品の構造を案内します。
このベートーヴェンの第9はドイツ音楽の権威ヴルフ・コーノルト氏が、作曲
の経緯、楽曲の性格、緻密な分析を行い、詳細な解説を聞くことができます。
を背景に、この名曲の謎を解き明かします。ベーレンライター新校訂譜の採用
などで話題を呼んだアバド&ベルリン・フィルのベートーヴェン全集は、この
2000年の第9番でスタートしました。現代のベートーヴェン演奏を考える上で
重要な役割をする映像です。

20 56158(DVD-Video) \2180
字幕:英、独、仏、西
名曲紹介DVD-ベルリオーズ「幻想交響曲」編
【ドキュメンタリー】
・<野心的な計画>(作曲経緯)
・ヴルフ・コーノルト氏による楽曲解説(各楽章)
 制作:2007年
【演奏】
ベルリオーズ:幻想交響曲-ひとりの芸術家の生活のエピソード 作品14 (全曲)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
マリス・ヤンソンス(指揮)
収録:2001年5月1日イスタンブール、聖イレーネ聖堂(ライヴ)
交響曲の重要なレパートリーを解説と演奏で紹介する新シリーズ。全曲演奏の
映像だけではなく、専門家の洞察力に富んだドキュメンタリーで構成され、視
聴者に分かりやすく、詳しく作品の構造を案内します。
このベルリオーズの幻想交響曲はヴルフ・コーノルト氏が、作曲の経緯、楽曲
の性格、緻密な分析を行い、詳細な解説を聞くことができます。演奏は2001年
のベルリン・フィルのヨーロッパ・コンサート。古都イスタンブールにある美
しい聖イレーネ博物館で行われ、豊かな響きと、ヤンソンスのダイナミックな
演奏を高音質、高画質で楽しむ事ができます。

20 56058(DVD-Video) \2180
字幕:英、独、仏、西
名曲紹介DVD-ハイドン「驚愕」編
【ドキュメンタリー】
・<鳥撃ちの発砲>(作曲経緯)
・ロバート・レヴィン氏による楽曲解説(各楽章)
制作:2007年
【演奏】
ハイドン:交響曲第94番ト長調 Hob.I-94「驚愕」
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
マリス・ヤンソンス(指揮)
収録:2001年5月1日イスタンブール、聖イレーネ聖堂(ライヴ)
交響曲の重要なレパートリーを解説と演奏で紹介する新シリーズ。全曲演奏の
映像だけではなく、専門家の洞察力に富んだドキュメンタリーで構成され、視
聴者に分かりやすく、詳しく作品の構造を案内します。
このハイドンの交響曲第94番は音楽評論家でピアニストでもあるロバート・レ
ヴィン氏が、作曲の経緯、楽曲の性格、緻密な分析を行い、詳細な解説を聞く
ことができます。ハイドンの交響曲の中でも親しみやすく完成度の高い作品。
ヤンソンス&ベルリン・フィルの簡潔かつ的確なアプローチで味わい深い演奏
を聴かせています。

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11-03 No.17-2

2011年03月18日 18時10分20秒 | Weblog
<LABORIE>
LC 09 \2280
「ロマンチックなバラード」
ヨハン・ベンヤミン・グロス(1809-1848):作品集(全曲世界初録音)
(1)チェロ・ソナタ ロ短調 op.7
(2)薬屋の主人は恋がたき(詩:グルッペ)op.35-3
(3)フリードリッヒ・バルバロッサ(詩:リュッケルト)op.35-5
(4)バラード op.26-4
(5)愛のかなしみ(詩:ハイネ)op.35-4
(6)ヘブライの歌より(詩:バイロン)op.35-6
(7)チェロとピアノのためのセレナーデ ハ長調 op.32
(8)第3集より(詩:リュッケルト)op.35-1
(9)弦楽四重奏曲 ヘ短調 op.37-3
金子陽子(ピアノ/ウィーン製1838年頃のフォルテピアノ”グロス”)
ミヒャエル・ダーメン(バリトン)
クリストフ・コワン
(チェロ/1720年頃製アレッサンドロ・ガリアーノ製のチェロ)
モザイク弦楽四重奏団
(エーリヒ・ヘーバルト、アンドレア・ビショッフ、アニタ・ミッテラー、
クリストフ・コワン)
録音:2009年9月
チェリスト、そして作曲家として19世紀の重要な人物、ベンヤミン・グロスの
作品集。音楽史や事典で彼のことが扱われることはほとんどありませんが、43
の主にチェロのための作品(4つのチェロ協奏曲、ソナタ1曲ほか)、4つの弦楽
四重奏曲や何曲かの歌曲をのこしています。ベルリン、そしてライプツィヒで
チェロ奏者として活躍しながら、メンデルスゾーン、シューマン、クララ・
シューマンらと一緒にロマン派の渦の中心点にいました。クララ・シューマン
とは自作のソナタを共演したことがあるといいます。1848年に教師・チェロ奏
者として活躍したサンクト・ペテルブクルクの地でコレラにかかり客死しまし
た。作品はどれもロマン派ならではの抒情と情熱に満ちたもの。チェロ・ソナ
タ ロ短調ではコワンが渋く滋味あふれる音色で旋律をうたい、金子のピアノ
が熱く華麗にコワンの奏でる旋律を彩ります。歌曲でも、詩の魅力が存分に活
きた曲作りが見事。弦楽四重奏曲では濃厚メロディと熱を帯びた和声、ロマン
の魅力に溢れています。モザイク・クヮルテットの熟練のアンサンブルが光り
ます。

LC 12 \2280
(1)フェリシアン・ダヴィッド(1810-76):ピアノ三重奏曲第1番 変ホ長調
(2)ヴュータン(1820-1881):夜(チェロとピアノのための)
ダヴィッド:(3)パンセ(ピアノのためメロディ・ワルツ)
(4)ラ・キャプリス(チェロとピアノのための)
(5)フィリップ・ムザール(1792-1859):
ララ・ルークのワルツ(ダヴィッドのオペラ・コミックより)
(6)セバスティアン・リー(1805-1887):エルキュラヌムの思い出
ダヴィッド:(7)不在(ピアノのための無言歌)
(8)弦楽四重奏曲第3番 ニ短調
(9)思い出(チェロとピアノのためのメロディ)
クリストフ・コワン(チェロ)
モザイク弦楽四重奏団
(エーリヒ・ヘーバルト、アンドレア・ビショッフ、アニタ・ミッテラー、
クリストフ・コワン)
アンサンブル・バロック・ドゥ・リモージュ
【ジャン=ジャック・ドゥーンキ(エラール・ピアノ/(1)(2)(3)(5)(7)、
ピアニーノ/(4)(6)(9)&アンドレ・ガベッタ(Vn)、
クリストフ・コワン(チェロ)】
録音:2010年5月&10月
フェリシアン・ダヴィッド(1810-76)は、サン=シモン主義(19世紀前後)の運
動に深くかかわり、産業階級と女性の地位向上に努めた人物として知られてい
ます。ダヴィッドの作品というと、サザーランドによる歌曲録音や、いくつか
のコロラトゥーラ・ソプラノのアリアなどの声楽作品が比較的知られているで
しょう。音楽史家たちはダヴィッドのことを語るときに、ベルリオーズの名前
をしばしば出します。この二人はお互いの作品のことは知っていましたし、ベ
ルリオーズはダヴィッドの作品についての文章を残しその魅力についても認め
ていましたが、彼らは直接の知り合いではありませんでした。ダヴィッドは中
東に渡ったことがあり、そこで出会った独特の打楽器に魅了されたといいます。
ここに収められているような比較的小編成の作品も多く残しています。同時に
収められているのはすべてダヴィッドと同時代のフランスで活躍した作曲家た
ちによるもので、当時のフランスの薫りに満ちた1枚となっています。珍しい
作品、そして珍しいピアニーノの楽器の音色をご堪能下さい。




<Alba>
ABCD 317 \1980
サクソフォーン・ロマンス
ユーリウス・ヤコブセン:ワルツ・スケルツァンド
デューク・エリントン/ビリー・ストレイホーン:スタークロスト・ラヴァーズ
ジョージ・ド・ゴジンスキー:ロマンティックな小品
リッカルド・ドリゴ:ブリエッタ・ワルツ
ビリー・ストレイホーン:チェルシー・ブリッジ
アーサー・ボーンシャイン:抒情的な幻影
ギュンター・バハナー:ヘカトン
デューク・エリントン:プレリュード・トゥ・ア・キス
エルンスト・フィッシャー:夕陽の微かな光のなかに
グスタフ・リントナー:ヴァルス・カプリース
デューク・エリントン/ジョン・ハール、ジョン・レネハン編:
サルトリー・サンセット
オッリ=ペッカ・トゥオミサロ(Sax) トゥオミサロのオーケストラ
オッリ=ペッカ・トゥオミサロ(1970-)は、シベリウス・アカデミーのペッカ
・サヴィヨキに下で学び、現在、アカデミーの博士課程で研究をつづけながら、
サクソフォーン奏者として国内外で積極的な演奏活動を行っています。現代
フィンランドの作品を集めた「アベニュー」(ABCD275)につづく、このアルバ
ム「サクソフォーン・ロマンス」では、一転、親しみやすい音楽を中心とする
プログラムを演奏しています。
デューク・エリントンの「スタークロスト・ラヴァーズ」、「プレリュード・
トゥ・ア・キス」、「サルトリー・サンセット」を収録。デューク・エリント
ンらしい上品かつ官能的な少しけだるい美しいメロディー満載の名曲です。
「スタークロスト・ラヴァーズ」は村上春樹の小説「国境の南、太陽の西」に
も登場する曲で、“幸薄き恋人たち”というタイトル通り寂しく悲しい曲で
サックスの甘く切ない音色にピッタリの作品です。
トゥオミサロのオーケストラに参加するのはフィンランド音楽界のフロンティ
アで活躍するプレーヤーたち。エリントンの曲では、ピアノのリスト=マッ
ティ・マリン、ベースのヴェサ・オヤニエミ、ドラムズのミッコ・アルリンの
トリオが、トゥオミサロと一緒にスウィングします。

ABCD 318(SACD-Hybrid) \1980
ジャン=フィリップ・ラモー:コンセール・クラヴサン曲集(1741)
コンセール第1番、コンセール第2番、コンセール第3番、コンセール第4番、
コンセール第5番
アーポ・ハッキネン(ハープシコード) ペトリ・タピオ・マトソン(Vn) 
ミッコ・ペルコラ(Gamb)
バロック期のフランス、もっとも高雅な音楽を書いたひとり、ジャン=フィ
リップ・ラモーが残した唯一の室内楽作品、5組のコンセールからなる「アン
サンブルのための」クラヴサン曲集。1741年に出版されたこの曲集は、彼が舞
台のための音楽を手がける以前に作曲した《クラヴサン曲集》3巻や《新クラ
ヴサン曲集》を「懐かしい想いとともに振りかえるような」(シルヴィ・ブイッ
スー)趣をもち、オペラの作曲を重ねながら到達した円熟したスタイルを反映
する作品群とみなされています。イタリアのトリオソナタと異なりハープシ
コードがソロ楽器として魅力をいっぱいに振りまく「コンセール」の音楽。
この新しい録音でハープシコードを弾くのは、アーポ・ハッキネン(1976-)
です。ヴァイオリンのペトリ・タピオ・マトソンは、フィンランド・バロッ
ク管弦楽団コンサートマスター(1999-2006)を経て、2009年2月からバロック
アンサンブル、オーパスX Opus X の芸術監督。ヴィオラダガンバを弾くミッ
コ・ペルコラは、シベリウス・アカデミーとハーグの王立音楽院で学んだ後、
異なる分野のアーティストと積極的な創作活動を行っています。今日のフィ
ンランドでもっとも才能のあるバロック音楽家の集まったアンサンブルです。




<harmonia mundi>
HMU 807556(SACD-Hybrid) \2500
SOUND THE BELLS!
アメリカのブラス音楽新録音集
ジョン・T・ウィリアムズ(b.1932):
サウンド・ザ・ベルズ!(1993)/祝典のためのファンファーレ(1980)/
マストを上げろ!(1992)
マイケル・ティルソン・トーマス(b.1944):ストリート・ソング(1988/1996)
モートン・ローリゼン(b.1943):ブラス六重奏のためのファンファーレ/
おお何たる神秘(1994/2001)
ブルース・ブロートン(b.1945):
ファンファーレ、マーチ、賛歌&フィナーレ(2002)
ケヴィン・プッツ(b.1972):ブラスのためのエレジー(2009)
スコット・ヘルツィク(b.1962):スパイラルズ(2005)
【ザ・ベイ・ブラス】
トランペット/デイヴィッド・バークハルト、ジェームス・ドゥーリー、
グレン・フィッシュタール、ラルフ・ワーグナー
ホルン/ジョナサン・リング、ブルース・ロバーツ、ロバート・ワード、
キンバリー・ライト
トロンボーン:ジェフリー・ブディン、ジョン・エンゲルク、
マーク・ローレンス、ポール・ウェルカマー
チューバ:ペーター・ワールハフティヒ
客演/トランペット:ジェフ・ビアンカラーナ、ケール・カミングス、
マーク・イノウエ、ジョン・キング
ホルン:クリス・クーパー、ダグ・ハル、ジェシカ・ヴァレリ
打楽器:ヴィクター・アヴディエンコ、レイモンド・フレーリッヒ、
トム・ヘンプヒル、デイヴィッド・ヘルベルト、
アルトゥール・ストーチ、ジェームズ・ウィアット
ハープ:ダグ・リオット
ピアノ:マーク・シャピロ
録音:2004、2007、2009年
ハルモニアムンディから珍しい、ブラスものの登場です。ザ・ベイ・ブラスは
サンフランシスコ交響楽団、同バレエ団、同歌劇場などで活躍する奏者たちに
よって結成されたグループ。密度のつまった音色、どこまでもまろやかな音色
が持ち味の彼らの演奏で、アメリカ発、パワーと美しさに満ちた新曲を楽しむ
1枚。録音も素晴しく、オーディオ的にも非常にたのしめます。ティルソン・
トーマスの作品が収録されているのも見逃せません。




<COVIELLO>
COV 61009(SACD-Hybrid) \2350
カローラ・バウクホルト(b.1959):Hellhoerig-耳をすませば
6の演奏家(グループ)による「ノイズ・シンフォニー」
エリック・オーナ(音楽監督)
シルヴィア・ノッパー(S)、トゥルイケ・ファン・デア・ペール(Ms)、
マティアス・ホルン(Br)、ヘレネ・ブガッロ(Pf)、
ケルン打楽器四重奏団、ブル・チェロ三重奏団
録音:2009年1月12-14日
自然界や文明界からの様々な音を楽譜に記し、人の声や楽器の音などで再現し
た作品。作曲したバウクホルトは1959年生まれ、カーゲルに師事した女性作曲
家。舞台で演奏・上演するための作品を創作活動の中心に据えています。この
「耳をすませば」も舞台上演を念頭においた作品で、歌手たちはアシカやヤギ
の鳴き声、エスキモー犬の鳴き声などを模倣します。




<TAHRA>
TAH 716 3枚組 \4600
マーラー:
(1)交響曲第1番「巨人」
(2)交響曲第5番
(3)交響曲第7番「夜の歌」
ヘルマン・シェルヘン(指)
(1)ロイヤル・フィルハーモニックO(1954年9月)
(2)(3)ウィーン国立歌劇場O(1953年7月)
ヘルマン・シェルヘン(1891年6月21日- 1966年6月12日)は生涯を通じて彼の同
時代の音楽(シェーンベルク、ベルク、ウェーベルン、ノーノ、クセナキス、
シュトックハウゼン等々)を積極的に紹介し続けましたが、バッハ、ベートー
ヴェンの他にはとりわけマーラーに情熱を注ぎました。
1914年2月にベルリンで第5を指揮したのを皮切りに最晩年の1966年5月にブレ
ーメンでやはり5番を振り、その一月後に亡くなっています。
生涯の演奏回数:
I(4),II(2),III(13),IV(2),V(22),VI(3),VII(6),VIII(10),IX(17),
X~adagio(10),大地(3),若人(5),亡き子(7).
注目すべきは最も演奏回数の多い5番で当録音、ミラノRAI(1962)、フィラデル
フィア(1964 TAH422廃盤)、仏国立(1965 HMA1955179廃盤)の4回の録音があり
ますが当録音以外はすべて第3,5楽章にカットがあり60分以下の演奏時間です。
カットのないこの演奏はアダージェットが8’58”という快速演奏に対しフィ
ラデルフィア盤は15’12”という史上最長の演奏時間を記録しております。
録音は3曲とも非常に明快!マーラー年を記念する貴重なセットの発売を共ど
もに喜びあいましょう。




<col legno>
WWE 20295 \2380
エドガー・ヴァレーズ(1883-1965):
(1)13人の奏者による打楽器アンサンブルのためのイオニザシオン(6'59)
(2)ソプラノと室内オーケストラのためのオフランド(捧げもの)
(3)9つの木管楽器と打楽器奏者たちのためのハイパープリズム
(4)11の木管楽器と8人の打楽器奏者のためのインテグラル
(5)バス、8つの金管楽器、ピアノ、オルガン、2つのオンド・マルトノと6人の
打楽器奏者のためのエクアトリアル
(6)オーケストラのためのアメリカ
(7)13人の奏者による打楽器アンサンブルのためのイオニザシオン(7'03)
(1)マルティン・グルビンガー(指、Perc)
パーカッシヴ・プラネット・アンサンブル
(2)ジュリー・モファ(Sp)
(2)(3)(4)(5)(7)フランソワ=クサヴィエ・ロート(指)
アンサンブル・モデルン
(5)オットー・カッツァマイアー(Bs)ジャック・チャムケルテン、
トーマス・ブロッホ(ondes Martnenot)
(6)ベルトラン・ド・ビリー(指)ウィーンORF放響
2009年のザルツブルク音楽祭でヴァレーズに捧げられた「コンティネント(大
陸)」シリーズより。
20世紀の音楽には、ふるくはストラヴィンスキーの「兵士の物語」やバルトー
クの「2台のピアノと打楽器のためのソナタ」をはじめ、ミヨーの「打楽器と
小管弦楽のための協奏曲」、メキシコの音楽家チャベスの「打楽器のための
トッカータ」など、多くの打楽器効果の発揮を考えた作品があるが、ヴァレー
ズの曲は、それよりも徹底的で、むしろ一種の生命主義(ヴァイタリズム)的な
根源から出てきているところに特色がある。(吉田秀和)

WWE 20296 \2380
ヴォルフガング・ミッテラー:
”Stop Playing”-リミックスされた3つのパイプ・オルガン独奏
ヴォルフガング・ミッテラー(org,remixed)
リエンツ、聖アンドレエ教会 アンドレアス・プッツ・オルガン、ウィーン、
聖シュテファン大聖堂 リーガー・オルガン、ケフラッハ、ピーバー教会 
ヴァルター・フォンバンク・オルガン使用。




<naive>
V 5221 \2280
ロッシーニ:アリア集
「湖上の美女」-たくさんの気持ちが
「ウィリアム・テル」-暗い森
「セミラーミデ」-美しい光が
「オテッロ」-柳の根本に腰を下ろし
「チェネレントラ」序曲,悲しみと涙のうちに生まれ
「コリントの包囲」-宿命の時が近づいた
ユリア・レージネヴァ(Ms)
マルク・ミンコフスキ(指)シンフォニア・ヴァルソヴィア
2010年1月、ワルシャワ
今若手のオペラ歌手でもとりわけ注目されている一人がユリア・レージネヴァ。
1989年、ロシアはサハリンのユジノサハリンスク生まれ、つまりはまだ20代は
じめ。2007年、エレナ・オブラスツォワ国際声楽コンクールにおいて優勝して
一躍注目を浴び、翌2008年8月には、ロッシーニ・オペラ・フェスティヴァル
の開幕演奏会のオール・ロッシーニ・コンサートで、アルベルト・ゼッダ指揮
のもと、ファン・ディエゴ・フローレスと共演。またバロック音楽でも活躍し
ており、naiveからは既にヴィヴァルディの「離宮のオットーネ」(OP 30493)
とバッハのミサ曲 ロ短調(V 5145)に参加しています。
そのレージネヴァ、録音時まだ20歳そこそことは思えないほどの実力。高難易
度のロッシーニの音楽、ことに込み入った装飾歌唱を、いとも簡単にサラサラ
と歌い切ってしまう力量には、空恐ろしさを感じてしまうほど。まさにロッシ
ーニにピタリの歌手です。
マルク・ミンコフスキは、バッハのミサ曲でレージネヴァの実力を高く評価し、
今回のアリア集を全面バックアップすることになりました。今回は、ミンコフ
スキのルーツであるポーランドのオーケストラ、シンフォニア・ヴァルソヴィ
ア(ラ・フォル・ジュルネでおなじみ)を指揮しているのも注目です。
ちなみに、Minkowskiはポーランド近辺に由来する姓。フランスにおいては明
らかに異国からもたらされた名前として認知されており、そのため、フランス
の音楽関係者もフランスの放送もすべて「ミンコフスキ」と発音、もちろんご
本人もミンコフスキと名乗っています。日本では時々『本当はマンコフスキと
発音する』と言われたりしますが、それはあくまで冗談、問題なく『ミンコフ
スキ』が正しい発音です。

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11-03 No.16

2011年03月18日 16時53分17秒 | Weblog
<PentaTone>
PTM 1013(SACD-Hybrid) \2500
ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ集 ――
ヴァイオリン・ソナタ第1番ト長調Op.78
ヴァイオリン・ソナタ第2番イ長調Op.100
ヴァイオリン・ソナタ第3番ニ短調Op.108
F.A.E.ソナタ ハ短調WoO.2より スケルツォ
アラベラ・美歩・シュタインバッハー
(ヴァイオリン ストラディヴァリス"Booth")
ロベルト・クーレック(ピアノ)
シマノフスキ&ドヴォルザーク(PTM 1009)、バルトーク(PTM 1007)のコンチェ
ルトでは、民族色豊かな作品をクールに奏で、新しいイメージを与えてくれた
美しき天才ヴァイオリニスト、アラベラ・美歩・シュタインバッハー。
若干9歳でミュンヘン音楽大学の名教師アナ・チュマチェンコ女史の門下生と
なった天才のペンタトーン・リリース第3弾は、前2作のプログラムから一転、
ドイツ後期ロマン派の名作ブラームスのヴァイオリン・ソナタ集!

PTM 1014(SACD-Hybrid) \2500
ベートーヴェン:
交響曲第4番変ロ長調Op.60/交響曲第7番イ長調Op.92
フィリップ・ヘレヴェッヘ(指揮)、
ロイヤル・フランダース・フィルハーモニー管弦楽団
古楽大国ベルギーが生んだピリオド奏法の第1人者、フィリップ・ヘレヴェッ
ヘが1997年から音楽監督を務めているロイヤル・フランダース・フィルとのベ
ートーヴェン・チクルス。
チクルスのスタートとなった「交響曲第4番」&「交響曲第7番」がペンタトー
ンから"SACD Hybrid"で復活!
録音:2004年11月、デ・ローマ(アントワープ)




<DECCA>
2768422 \1850
ロイヤル・ウェディング
The Royal Wedding
Prince William & Catherine Middleton
録音:2011年4月29日
ロンドン、ウェストミンスター寺院&バッキンガム宮殿
来月の4月29日でロンドンにて執り行われる英国のウィリアム王子とケイト・
ミドルトンさんの結婚式は、久々のロイヤル・ウェディングということで世界
の注目を集めています。日本からは皇太子ご夫妻が出席されるのか?というこ
とが注目を集めています。またアーティスト関係の出席ではエルトン・ジョン
が出席表明をした、ポール・マッカートニーが披露宴で歌うなど数々の噂が飛
び交っていますが、果たしてどんな大物アーティストたちが参加するのか・・
・。詳細は随時下記のページにて発表されていくことと思われますが、英国を
代表する老舗レーベルDECCAが当日の模様を収録した公式CDをいち早くリリース
する事が決定しました。発売は5月になる予定です。
ロイヤルウェディング 
公式ページ:http://www.officialroyalwedding2011.org/tag/homepage/page/1




<VAI>
VAIDVD 4529(DVD-Video) \3450
シューマン:ヴァイオリン・ソナタ第2番 ニ短調Op.121
エネスコ:ヴァイオリン・ソナタ第3番 イ短調Op.25「ルーマニア民俗風で」
サラサーテ:ツィゴイネルワイゼンOp.20-1
ボーナス:イダ・ヘンデルとジゼル・ブロツキーの対談
イダ・ヘンデル(Vn)
ミッシャ・ダチッチ(P)
収録:2009年11月28日アマトゥーロ・シアター、フロリダ
毎年恒例のマイアミ国際ピアノ・フェスティヴァルのDVD。1928年ポーランド生
まれの大御所イダ・ヘンデルと1978年生まれのセルビア生まれのピアニスト、
ミッシャ・ダチッチによるヴァイオリン・リサイタル映像が収録されています。
イダ・ヘンデルが得意とするエネスコの第3番のヴァイオリン・ソナタ。内に秘
めた情熱を感じるシューマンのヴァイオリン・ソナタ第2番。即興性溢れるサラ
サーテのツィゴイネルワイゼンなど充実のプログラムで、まさに巨匠の至芸を
披露しています。イダ・ヘンデルの悠然としたアプローチ、音楽の本質を追究
する演奏に、若手のミッシャ・ダチッチが食らいつき、白熱したライヴ映像が
収められています。
ボーナス特典とし、マイアミ国際ピアノ・フェスティヴァルの主宰者であるジ
ゼル・ブロツキーとイダ・ヘンデルの対談を収録しています。

VAIA 1273 2枚組 \1780
アルベルト・レイエス・プレイズ・シューマン
クライスレリアーナOp.16、子供の情景Op.15、幻想曲Op.17
アルベルト・レイエス(P)
録音:2010年6月米国芸術文学アカデミー、ニューヨーク
1948年ウルグアイ生まれのピアニスト、アルベルト・レイエスによるシューマ
ン・アルバム。1970年チャイコフスキー国際コンクール、1969年リオ・デ・
ジャネイロ国際ピアノ・コンクール、1971年レベントリット国際コンクール、
1973年ヴァン・クライバーン国際ピアノ・コンクールなど数々の国際コンクー
ルで入賞し、その後世界的な演奏家として活躍しています。
レイエスは丁寧に一音一音作り上げ、子供の情景では巧みな描写力で表現して
います。またクライスレリアーナでは、湧き上がる情熱を見事に見出した熱演
を聴かせてくれます。





<SUPRAPHON>
ECT 080(DVD-Video) \2700
字幕:英語
「パヴェル・シュポルツル & ロマノ・スティーロ / ジプシー・ウェイ」
・オープニング
・J.S.バッハ:
ガヴォットとロンド(無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第3番BWV 1006)
・フバイ:おいでよカティ
・ロシア民謡:ロシアン・ファンタジー
・サラサーテ:ツィゴイネルワイゼンOp.20
・ブラームス:ハンガリー舞曲第5番ト短調
・ハチャトゥリアン:剣の舞
・ツィンバロン・ポルカ
・ディニク:ひばり-スメタナ:モルダウ、誠実なる愛
・ジョン・ウィリアムズ:シンドラーのリスト
・ジェリー・ボック:屋根の上のヴァイオリン弾き
・ロシア民謡:ママ
・ヴラディミール・コスマ:ぐうたらバンザイ!(Alexandre le Bienheureux)
・ヴラディミール・コスマ:
片足に黒靴を履いたブロンドの太っちょ
(Le Grand Blond Avec Une Chaussure Noire)
・ジョルジュ・ブーランジェ:ジョーゼット ニ長調
・ジョルジュ・ブーランジェ:わが祈り(Avant de Mourir)
・トランシルヴァニアン・ファンタジー ホ短調
・ジプシー・ソング:ナネ・コチャ
パヴェル・シュポルツル(Vn)
ロマノ・スティーロ
フランティシェク・リゴ父(ツィンバロン) 
ニコラ・シュレーズ(ヴァイオリン) 
ラースロー・オノディ(ヴィオラ、ギター)
ヤーン・リゴ(コントラバス) 
フランティシェク・リゴJr.(ピアノ、ツィンバロン)
収録:2010年6月チェコ、リトミシュル(ライヴ) 制作:チェコTV
チェコ中部、ボヘミア地方の小さな町リトミシュルは、チェコの生んだ偉大な
作曲家スメタナの生地で、1999年にユネスコの世界遺産に登録されたリトミ
シュル城でも知られます。この16世紀に建造されたルネサンス様式によるリト
ミシュル城を会場にして、「プラハの春国際音楽祭」に次いで、チェコ発信の
クラシック音楽を中心としたもっとも名高い音楽祭として知られる「スメタナ
・リトミシュル音楽祭」が毎年開催されています。
チェコ出身で世界的に活躍するパヴェル・シュポルツルが、スロヴァキアの
ツィンバロン・バンド「ロマノ・スティーロ」と共演した映像作品は、2010年
6月中旬、スメタナ・リトミシュル音楽祭期間中に、リトミシュル城の中庭で
おこなわれた野外コンサートの模様をライヴ収録したものです。
同じ顔合わせにより、2008年にプラハでライヴ収録された同名のアルバム
(SU.3951)が話題を集めましたが、こちらはその映像版ともいえるもので、か
なりの部分でプログラムも重なっています。このたびも内容はユニークで、ジ
プシー、ロシア、ハンガリー、ルーマニアのそれぞれの民俗音楽に加えて、サ
ラサーテ、J.S.バッハやハチャトゥリアンのクラシック・レパートリー、さら
には「屋根の上のヴァイオリン弾き」「シンドラーのリスト」といったヴァイ
オリンが印象的に扱われた映画音楽のアレンジものまで、ヴァリエーション豊
富。トレード・マークの「ブルー・ヴァイオリン」を引っ提げて、ジャンルに
とらわれない活動を展開するシュポルツルと、ジプシー・バンドとのコラボは、
聴衆を楽しませることに徹したショーマンシップがみごと。乗りに乗りまくっ
ている様子が映像からも伝わり、音楽の楽しさをストレートに実感させてくれ
ます。

SU 4055 2枚組 \2960
「ヴァーツラフ・フデチェク / ヴァイオリン協奏曲集」
[CD 1]
・メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲ホ短調Op.64 *
 収録時期:1974年10月プラハ、ルドルフィヌム(セッション)
・ブラームス:ヴァイオリン協奏曲ニ長調Op.77
 収録時期:1980年7月プラハ、ルドルフィヌム(セッション)
[CD 2]
・チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲ニ長調Op.35
 収録時期:1979年2月プラハ、TJプラハ・スタジオ(セッション)
・シベリウス:ヴァイオリン協奏曲ニ短調Op.47
 収録時期:1976年6月プラハ、ルドルフィヌム(セッション)
ヴァーツラフ・フデチェク(Vn)
イジー・ビエロフラーヴェク(指揮)プラハ交響楽団
ヴァーツラフ・スメターチェク(指揮)プラハ放送交響楽団*
2007年にチェコ共和国大統領より「文化と芸術の領域における功績に対する国
家賞(National Award for Achievement in the Area of Culture and the Arts)」
を表彰されているヴァーツラフ・フデチェクは、チェコを代表するヴァイオリ
ニスト。このアルバムは、フデチェクが22歳から28歳までの間に、Pantonレー
ベルへセッション録音した協奏曲をまとめたものです。
1952年生まれ、プラハ音楽院に学んだフデチェクは、1960年代に入るとまもな
くエリートとしてチェコ国内の活動に止まらず国際的な舞台へと武者修行の旅
に赴きますが、そうこうするうちに1967年11月12日、フデチェクはすでに15歳
になっていましたが、ロイヤル・フィルとの共演でロンドン・デビューを果た
しています。
一日遅れで、フデチェクのことを聞き及んだ、伝説的なヴァイオリニストのダ
ヴィド・オイストラフは、フデチェクの有望なる前途を予言し、彼に教育的援
助を申し出ることになります。こうして、1970年からオイストラフの亡くなる
1974年までの間、フデチェクは生徒として、師でありよき相談相手である偉大
なるヴァイオリニストのもとで学んでいます。
オイストラフにたぐいまれな才能を認められたフデチェクの魅力といえば、や
はり師仕込みの温かく豊かな音色。まぎれもなくロシア楽派の継承者であるこ
とを実感させ、ヴァイオリン音楽の醍醐味をたっぷりと満喫させてくれる、フ
デチェクによる一連の録音は久しく入手できなかったこともあり、ヴァイオリ
ン・ファンにはたまらない内容といえそうです。





<audite>
AU 20012 \1850
ブルーンス:前奏曲 ト長調
スヴェーリンク:「わが青春はすでに過ぎ去り」「パラティーノのやり方で」
ブクステフーデ:トッカータ ニ短調 BuxWV155
ベーム:「イエスよ、汝はいとも美し」
モンス:前奏曲とフーガ ト短調
J.S.バッハ:おお神よ、汝慈愛深き神よ BWV767
同:トッカータ、アダージョとフーガ BWV564
ゲルハルト・グナン(オルガン;リーガー&フリードリヒ制作1991)
録音:1993年10月13-15日、聖マルティン教会、フライブルク
FERMATEレーベルで発売されていた名盤がauditeより復活! ドイツ実力派オル
ガニスト、ゲルハルト・グナンによる珠玉のオルガン作品集。使用オルガンは
1991年に出来たばかりのリーガー&フリードリヒ制作によるもので、フライブル
クの聖マルティン教会になります。このオルガンはコピーという意味ではなく
歴史的な北ドイツオルガンをモデルとし建設されました。非常に明るくバラン
スのとれたオルガンとして知られ、バロック期はもちろん、それ以降の時代の
音楽にも適した名器と言えましょう。ゲルハルト・グナンはトン・コープマン
に師事し宗教音楽、古楽を学びました。バッハ国際コンクール(1988)また、ス
イス・オルガン国際コンクール(1992)に入賞後、ヨーロッパをはじめ各国で演
奏会を成功させております。本録音は1993年、オルガニストとして確固たる地
位を得た年で、若々しくも極めて誠実な演奏と申せましょう。現在、ヨハネス
・グーテンベルク大学にて教会音楽、オルガン科の教授として後進の育成にも
力を注いでおります。(旧品番:FER 20012)

AU 20007 \1850
ヴィヴァルディ:協奏曲ロ短調Op.3-10
パッヘルベル:コラール変奏曲「わが命なるキリスト」
クネヒト:大オルガン・ソナタ ハ長調
モーツァルト:アンダンテ ヘ長調
ムファット:トッカータ第7番
J.S.バッハ:
ヴィオラ・ダ・ガンバ・ソナタ ト長調BWV1027より
トリオ、コラール「いと高きにある神にのみ栄光あれ」BWV662、
コラール「いと高きにある神にのみ栄光あれ」BWV663、
前奏曲とフーガ イ短調BWV543
ゲルハルト・グナン(オルガン、ガプラー制作)
録音:1992年8月、ヴァインガルテン・バシリカ聖堂
ヴァインガルテン・バシリカ聖堂のガプラー・オルガンは教会内の柱や彫刻な
ど、バロック装飾の中に見事な調和をなすいわば歴史的価値ある芸術的作品で
す。この聖堂に据え付けられたガプラー制作のオルガンは壮麗な聖堂にあった
素晴らしい音色を持っており、名手グナンにより清冽な魅力にあふれた演奏に
なっております。(旧品番:FER 20007)




<ACCENT>
ACC 24225 \2300
ジョヴァンニ・バティスタ・フェリーニ(c.160-1674):
マントヴァの主題による3つの変奏曲
ジローラモ・カヴァッツォーニ(c.1490-1564): リチェルカーレ・プリモ
ジャック・デ・ヴェルト(1535-1596):リチェルカーレ
ジャック・ブリュメル(c.1490-1564):リチェルカーレ
ベルナルディーノ・ロンカリ:マントヴァ
アマンテ・フランツォーニ(c.1575-1630):ゴンザーガ
ジェルマノ・パッラヴィチーノ(c.1545-1610):トッカータ・ラ・ゴンザーガ
フレスコバルディ(1583-1643):
 モニカのアリアによる11のパルティータより第6曲、トッカータ第7番
作曲者不明:希望、バラバン※、バーロ・ディ・マントヴァ※
リウヴェ・タミンガ(オルガン;グラツィアディオ・アンテニャーティ制作
1565a’=462Hz)
※ファビオ・トリコミ(バロック・ヴァイオリン)
録音:2008年11月、聖バーバラ教会 イタリア
イタリア、聖バーバラ教会の歴史的なオルガンを使用して、ルネッサンス時代
の偉大なオルガニストが残した作品を演奏している1枚。ヨーロッパ中ではよく
知られ、今日でもイタリア、オランダなどで歌われている有名で人気のあるメ
ロディーの1つであるマントヴァをもとにフェリーニや作者不明の美しきマント
ヴァが収録されております。これらの曲は17世紀にユダヤ人社会で生まれたと
考えられておりこのアルバムはそういった時代背景も考慮されている内容とな
っております。演奏のリウヴェ・タミンガはイタリアのオルガン音楽のエキス
パートで『カナリア諸島の歴史的オルガン』(ACC 24204)をはじめ数多くのCD
をリリースしております。




<haenssler>
=SWR MUSIC=
94 207 \1350
・ハチャトゥリアン:ヴァイオリン協奏曲ニ短調
 録音:1962年2月5日シュトゥットガルト、ゼンデザール・ヴィラ・ベルク
(放送用セッション・モノラル)
・バルトーク:ヴァイオリン協奏曲第2番BB 117, Sz 112
 録音:1967年11月23日シュトゥットガルト、リーダーハレ(ライヴ・ステレオ)
イダ・ヘンデル(Vn)
ハンス・ミュラー=クライ(指揮)
シュトゥットガルト放送交響楽団
SWRアーカイヴのオリジナル・マスターテープより続々と復刻されるイダ・ヘン
デルの協奏曲録音。ブラームス&メンデルスゾーン(94.202)、チャイコフスキー
&ドヴォルザーク(94.205)に次ぐ第3弾は、ハチャトゥリアン(1940年)とバルト
ーク(1937-1938年)と、ほぼ同時期に書かれた20世紀を代表するヴァイオリン協
奏曲の傑作をカップリングしたもので、現状、ヘンデルがセッション録音を残
していないレパートリーという点でも注目の内容となっています。
1928年生まれで、カール・フレッシュとジョルジュ・エネスクに師事し、第2次
大戦後の20代からバリバリ活躍したヘンデルにとって、両作品ともにまだまだ
リアルに同時代の音楽であったわけですが、ほかにもルイージ・ダッラピッコ
ラやアラン・ペッタションの初演も手掛けている事実も示すように、同時代作
品への関心と造詣の深いヘンデルの姿を伝える貴重なドキュメントといえるで
しょう。
これまでのリリース同様に、ヘンデルの良きパートナーであったクライ率いる
オーケストラもきわめて優秀です。





<ARTA>
F 10178 \2080
天使のように美しい人 中世ヨーロッパの饗宴の音楽
Istampitta Ghaetta(Anonymous)/ Lied(Hugo von Montfort / Burg Mangolt)
Ich hatte mir zur Hand gelockt(Monk of Salzburg)
Sempre seja beita e loada(Cantigas de Santa Maria)
Iam Christus ab inferis(Codex Franus)
Quen alga cousa(Cantigas de Santa Maria)
Chanson d'amour(Jacques de Dosti)/ Saltarello I(Anonymous)
Santa Maria, strela do dia(Cantigas de Santa Maria)
Estampie Royal(Anonymous)/ Saltarello II(Anonymous)
Surrexit Christus hodie(Codex Franus)
Meye, dein lichter schein(Neidhart von Reuenthal)
Angelica belta(Francesco Landini)/ Sanctissima(Hymnal from Klatovy)
Christus iam surrexit(Hymnal from Klatovy)/ En mai(Colin Musset)
Dance(Anonymous)/ Ave maris stella(Manuscript from Vyssi Brod)
Dance(Anonymous)/ Pensament ai e consir(Peire Eaimon de Tolosa)
Dance(Anonymous)/ Ey, ey, eatas iam aurea(Manuscript from Vyssi Brod)
Mariam Matrem Virginem(Llibre Vermell de Montserrat)
Porque ben S. Maria(Cantigas de Santa Maria)/ La Rotta(Anonymous)
Pangat odas ariter(Manuscript from Vyssi Brod)
L'autrier tout seus(Richart de Semilli)
Magnificemus Dominum(Manuscript from Vyssi Brod)/ Trotto(Anonymous)
Woll auf wir wellen's laufen(Oswald von Wolkenstein)
Aqua sas cousas coitadas(Cantigas de Santa Maria)
Laudemus virginem(Llibre Vermell de Montserrat)
ロジュンベルク・コンソート
マリオ・メサニー(アーティスティック・ディレクター)
録音:2010年5月、ズブラスラフ(チェコ)、ヤン・フス教会

F 10191 \2080
黄金の音楽の泉 チェコ前古典派のオルガン協奏曲集
カレル・ブラジェイ・コプシヴァ(1756-1785):前奏曲ハ長調
ヤン・ヴァーツラフ・スタミツ(1717-1757):オルガン協奏曲第6番ヘ長調
カレル・ブラジェイ・コプシヴァ:
フゲッタ ハ短調/フーガ ハ長調/オルガン協奏曲変ホ長調
フーガ イ短調/フーガ=パストレッラ ハ長調/フーガ ヘ短調
ヤン・クシチテル・ヴァンハル(1739-1813):オルガン協奏曲ヘ長調
ヤロスラフ・トゥーマ(ポジティヴ・オルガン(*)、レガール(+))
ヒポコンドリア・アンサンブル
録音:2010年10月、ベズジェズ(チェコ)、聖イルイー教会




<独SONY/BMG>
●既にご案内済みのものもございますが、今回特別価格でご注文をお受け
致します。
ご注文締め切り:3月23日
価格:各1枚 \800

88697689542
ドビュッシー:海、牧神の午後への前奏曲 他
ミュンシュ/ボストン響

88697689582
ドヴォルザーク:交響曲第8番、第9番「新世界より」
セル/クリーヴランド

88697689602
オルフ:カルミナ・ブラーナ
マンダク(S) コーク(T) ミルンズ(Br) 小澤/ボストン響

88697689612
ヴィヴァルディ:四季、2つのヴァイオリンのための協奏曲集
ブルシロウ(Vn)オーマンディ/フィラデルフィア、スターン他

88697689682
ラヴェル:ボレロ、マ・メール・ロア、スペイン狂詩曲 他
ブーレーズ/ニューヨーク・フィル、クリーヴランド管

88697690412
ショパン:夜想曲全集
ルービンシュタイン

88697690522
ワーグナー:管弦楽作品集、ブリュンヒルデの自己犠牲
ライナー/シカゴ響、RCAビクター響  ミュンシュ/ボストン響

88697690542
ロドリーゴ:アランフェス協奏曲、ある貴紳のための幻想曲 他
ジョン・ウィリアムス(G) バレンボイム/イギリス室内管

88697700362
R.コルサコフ:シェエラザード、ストラヴィンスキー:うぐいすの歌
ライナー/シカゴ響

88697700532
モーツァルト:クラリネット協奏曲、クラリネット五重奏曲
グッドマン(Cl) ミュンシュ/ボストン響、ボストン響四重奏団

88697700732
チャイコフスキー:1812年、スラヴ行進曲 他
ライナー/シカゴ響

88697702992
ベートーヴェン:交響曲第9番「合唱」
プライス、フォレスター、ポレリ、トッツィ ミュンシュ/ボストン響

88697806222
マーラー:大地の歌
ルートヴィヒ、コロ  バーンスタイン/イスラエル・フィル

88697806392
ドヴォルザーク、ウォルトン:チェロ協奏曲
ピアティゴルスキー(VC) ミュンシュ/ボストン響

88697806402
スカルラッティ:ソナタ集
ホロヴィッツ

88697806412
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番、第3番
クライバーン(P) ライナー/シカゴ響、コンドラシン

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