クラシック輸入盤・新譜情報/グッディーズ

コメントはメーカー案内書より抜粋です。お問い合わせ:goodies2@pc.highway.ne.jp

11-03 No.22-1

2011年03月26日 19時07分33秒 | Weblog
<LUDI MUSICI>
【新規レーベル】
LUDI MUSICIは2006年に設立されたスイスを拠点とするレーベル。クラシック
音楽を主としていますが、ワールド・ミュージックとの融合を目指したレパー
トリーなど、ジャンルにとらわれなることない、良質の音楽をリスナーに届け
ることをモットーにしています。またパッケージにもこだわり、充実したブッ
クレットと装丁で所有する喜びを感じさせます。

LM 001(SACD-Hybrid) 2枚組 \2980
モーツァルト:
ヴァイオリン・ソナタ第25番 ト長調K.301
ヴァイオリン・ソナタ第26番 変ホ長調K.302
ヴァイオリン・ソナタ第27番 ハ長調K.303
ヴァイオリン・ソナタ第28番 ホ短調K.304
ヴァイオリン・ソナタ第29番 イ長調K.305
ヴァイオリン・ソナタ第30番 ニ長調K.306
マリエケ・スパーンス(タンジェント・ピアノ)
アントン・シュテック(Vn)
録音:2006年1月30日-2月2日 ケルン、ドイツ放送・ゼンデザール
モーツァルトが1778年パリで作った6曲のヴァイオリン・ソナタ集。このソナ
タは正確には「ヴァイオリン伴奏付きのクラヴィーア・ソナタ」とされている
ことから分かるように、当時ヴァイオリンがピアノを補足する伴奏的存在であ
りました。しかしこのモーツァルトのソナタは、ヴァイオリン・パートは単な
るオブリガード的な扱いに終わらずに、ピアノとほぼ対等に扱われています。
タンジェント・ピアノを演奏するマリエケ・スパーンス1972年、アムステルダ
ム生まれ。グスタフ・レオンハルトに学び、ジョス・ファン・インマゼールの
マスター・クラスなどに参加。タンジェント・ピアノとはタンジェントという
木片で弦を突き上げて音を出すタイプの鍵盤楽器。チェンバロからピアノへの
過渡期にあたります。このアルバムでは1788年ウィーン製のタンジェント・ピ
アノを使用しています。バロック・ヴァイオリンのアントン・シュテックは
1658年製のヤコブ・シュタイナーを使用。モーツァルトが想定していた響きを
感じることのできるアルバムです。80ページのカラーのブックレットが付いた
豪華装丁。

LM 002 \2250
ハーレム-トルコ後宮の宴
・クリスティアン・カンナビヒ(1731-1798):
後宮の宴-第22番:コントルダンス
・即興:Ruhe Sanft(やすらかにお休み)
・モーツァルト(1756-1791):
歌劇「ツァイーデ」(後宮)-アリア「安らかにお休み下さい、私の愛しい命よ」
・即興:ラースト・ペスレヴ(ウード)
・セリフ(17世紀):ラースト・ペスレヴ
・カンナビヒ:バレエ組曲「後宮の宴」-第1番:序曲
・カンナビヒ:バレエ組曲「後宮の宴」-第2番:アンダンティーノ
・カンナビヒ:バレエ組曲「後宮の宴」-第3番:マルシア、マ・ガランテ
・スルタン・バヤジット・ハーンII.(1481-1512):ニサブール・ペスレヴ
・サキール・アガ(1779-1840): フェラフナーク・イュルュク・セマイ
・カンナビヒ:バレエ組曲「後宮の宴」-第5番:グストーソ
・モーツァルト:歌劇「ツァイーデ」(後宮)-アリア「運命よ,荒れ狂えよ」
・モーツァルト:歌劇「ツァイーデ」(後宮)-二重唱「私の心は嬉しさに踊り」
・カンナビヒ:バレエ組曲「後宮の宴」-第16番:ジョコーソ、アレグロ
・即興:スージー・ディラーラ・ベステ(ネイ、カーヌーン、ウード)
・スルタン・バヤジット・ハーンII.:スージー・ディラーラ・ベステ
・モーツァルト:
歌劇「ツァイーデ」(後宮)-アリア「虎よ!その鋭い爪を研ぐがよい」
・アリ・ウフキー(ボボウスキー)(1610-1675):ネヴァ・チェンギー・ハルビ
・即興:ウサック・ガゼル
・アリ・ウフキー/ボボウスキー:ベネフセザール・ペスレヴ
・タンブリ・ムスタファ・カブス(?-1745):ヒサルブセリク・サルキ
インタビュー(対談):
ヴェルナー・エールハルト&メフメット・ジェマル・イェシルチャイ
アンサンブル・ラルテ・デル・モンド、ヴェルナー・エールハルト(指)
ペーラ・アンサンブル、メフメット・ジェマル・イェシルチャイ(指)
ステファニー ・エリオット(S) ゲオルク・ポプルッツ(T) 
ベキル・ウンルアタエル(Vo)
録音:2007年
2004年にヴェルナー・エールハルトが設立した古楽団体「アンサンブル・ラ
テ・デル・モンド」は、古楽だけではなく他ジャンルのアーティストとのコラ
ボレーションなど、柔軟な解釈、斬新なプログラムを導入し高い評判を得てい
ます。このアルバムではトルコ、イスタンブールの音楽家集団「ペーラ・アン
サンブル」と共に東洋と西洋の音楽の旅へ誘います。ペーラ・アンサンブルを
率いるフメット・ジェマル・イェシルチャイは、今日のトルコ古典音楽の名手
の一人で、ヴェルナー・エールハルトとも以前から音楽的親交がありました。
モーツァルトの歌劇「ツァイーデ」のアリアやカンナビヒのバレエ組曲「後宮
の宴」、ウードの即興演奏、トルコ の民族音楽を織り交ぜたユニークなアル
バムです。音楽を愛好した選帝侯カール・テオドールと美しいロココ調のシュ
ウェジンゲンの劇場のために作曲されたカンナビヒのバレエ音楽「後宮の宴」。
カンナビヒはモーツァルトと同時代の作曲家で、モーツァルトも影響を受けマ
ンハイム楽派最大の作曲家と称されています。

LM 003 \2250
One God-東洋と西洋の詩篇と聖歌
クロード・グディメル/アリ・ウフキー(ボボウスキー)(1514-1572):詩篇2
クロード・グディメル/アリ・ウフキー(ボボウスキー):詩篇5
ニコラ・ヴァレ(1583-1642):詩篇8(リュートのための)
クロード・グディメル/アリ・ウフキー(ボボウスキー):詩篇1
シュッツ(1585-1672):神の子らよ、主に帰せよ SWV283
クロード・グディメル/アリ・ウフキー(ボボウスキー):詩篇10
アレッサンドロ・グランディ(1577-1630):「いでよ、シオンのおとめたちよ」
クロード・グディメル/アリ・ウフキー(ボボウスキー):詩篇8
スルタン・バヤジット・ハーンIII(1574-1594):ウヤン・エイ
アレッサンドロ・グランディ:カンタンド・ドミノ
ネヴァ・タクシム/マカーム・ネヴァ(即興)
ネヴァ・イラーヒー/マカーム・ネヴァ(宗教的な歌)
ルイーズ・ブルジョワ(1510-1561):詩篇42「しかが谷川を慕いあえぐように」
ナイ・アリ・デデ/バヤティ
イサーク・フレスコ・ロマノ/タンブリ・イサク(1745-1814):
彼は天国からつかわした
ダルヴィッシュ・コチェク・ムスタファ・デデ(?-1776):
バヤティ・アイン3.・セラム
ムジ・アリアス・ラビ・ムシュ・ファオ(?-1776):
ドゥガーフ・マイヤー・サズ・セマイシ
ヨハン・ルートヴィヒ・シュタイナー(1688-1761):
ウスタシュ・デュ・コーロワ
プリンツ・ディメトリウス・カンテミルス(1673-1723):
ペンチギャーフ・サズ・セマイシ
サラモーネ・ロッシ(1550-1630):ソロモンの雅歌(詩篇80;4)
アフメット・オズハン(Vo)ロバート・クロウェ(S)
ヴォーカル・コンソート・ベルリン
アンサンブル・ラルテ・デル・モンドのメンバー
ペーラ・アンサンブル、メフメット・ジェマル・イェシルチャイ(指)
録音:2008年
トルコのイスタンブールを拠点とする団体ペーラ・アンサンブルは、入念な研
究のもと、東洋の音楽と西洋の音楽を融合させる試みを行っています。このア
ルバムでは、東洋と西洋の詩篇と聖歌を取り上げています。

LM 004 \2250
ヘンデル:イタリアン・カンタータ集-コントラルトと通奏低音のための
カンタータ「愛の苦しみは甘くもある」 HWV.109
カンタータ「汝らは露にぬれたばら」HWV.162
カンタータ「つれないけれど美しいドーリよ」 HWV 151
カンタータ「あのことを思う間に」HWV.115
カンタータ「悩みに疲れ」HMW.167a
カンタータ「ルクレツィア」HWV145
ソニア・プリナ(コントラルト)
アンサンブル・ラ・スフェラ・アルモニカ
マイク・フェントロス(指、Lute)
録音:2008年
ヘンデルはイタリア時代に100曲の室内カンタータを作曲しました。ここでは
「ルクレツィア」をはじめとするヘンデルの傑作イタリアン・カンタータを収
録しています。絵や写真がふんだんに使われた60ページの豪華装丁です。
イタリア人コントラルトのソニア・プリナが素晴らしいヘンデルを聴かせてく
れます。アンサンブル・ラ・スフェラ・アルモニカは1992年に設立された
17-18世紀の音楽中心に活動する団体です。音楽監督を務めるマイク・フェン
トロスはコープマン、ブリュッヘン、ルセ、クリスティなどと共に60以上の
録音を残しています。




<Cascavelle>
●ヨゼフ・クリップス・エディション開始
VEL 3156 \1480
モノラル
ライヴ
モーツァルト:
アヴェ・ヴェルム・コルプス K.618
レクイエム ニ短調 K.626
ヨゼフ・クリップス(指揮)
アグネス・ギーベル、マルガ・ヘフゲン、ハンス・ウルリヒ・ミールシュ、
ボリス・カルメリ、
フランス国立放送管弦楽団、フランス国立放送合唱団、
ルネ・アリックス(合唱指揮)
録音:1965年12月2日(ライヴ)、パリ
クリップスの十八番であるモーツァルトだけあり、その美しさは群を抜いて
おります。レクイエムとアヴェ・ヴェルム・コルプスの格調高さを再認識で
きる名演でモノラルながら分離も非常によく美しい録音でございます。

VEL 3155 \1480
モノラル
ライヴ
(1)ヴェーバー:オベロン序曲
(2)シューベルト:交響曲第9番 ハ長調「ザ・グレイト」D.944
ヨゼフ・クリップス(指揮)、フランス国立放送管弦楽団
録音:(1)1957年10月10日(ライヴ)、(2)1954年10月4日(ライヴ)、パリ
クリップスがフランスのオーケストラ特有のとろけるようなホルンと声部がエ
レガントなチェロを歌わせ、それでいて決して音色がぼやけることはなく絶妙
にコントロールされた絶品の演奏です。シューベルトのグレイト、第1楽章の
コーダでは崩れる寸前のテンポ感が見事、これは大歌舞伎です!

VEL 3154 \1480
モノラル
ライヴ
ベートーヴェン:
(1)ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 作品61
(2)コリオラン序曲 作品62
(3)交響曲第1番 ハ長調 作品21
ヨゼフ・クリップス(指揮)、フランス国立放送管弦楽団
(1)アイザック・スターン(ヴァイオリン)
録音:(1)(2)1958年9月18日(ライヴ)、(3)1965年8月28日(ライヴ)、パリ
アイザック・スターン38歳の力強さと語りかけるような人間味あふれた演奏。
スターンはグァルネリ・デル・ジェスを愛用し、この録音では1737年製
『Viconte de Panette』(1947年-1994年所有)使用していると思われます。
生涯通じるスターン独自の音色をもち、音楽への誠実さ素直さはこのときか
らすでに確立されております。またカップリングの交響曲第1番ではクリップ
スとフランス国立との相性抜群です。




<Profil>
PH 10048 \2180
ゴルドマルク:
(1)交響曲第1番変ホ長調 Op.26「田舎の婚礼」
(2)歌劇「メルリン」前奏曲
ゲルト・シャラー(指)フィルハーモニー・フェスティヴァ
録音:(1)2008年6月8日(2)2009年4月19日/マックス・リットマン・ザール
(レゲンテンバウ・バート・キッシンゲン)ライヴ
カール(カーロイ)・ゴルトマルクの代表作交響曲第1番。「婚礼の行進」「婚
礼の歌」「セレナード」「庭園にて」「舞曲」の5楽章から成る東欧の田舎の
結婚式を描いたカラフルで親しみやすい内容で、ブラームスも激賞したといわ
れます。指揮のゲルト・シャラーはゴルトマルクの「メルリン」やマイールの
「フェドーラ」など埋もれたオペラを蘇演したことで注目されたドイツの中堅。
ハノーファー州立歌劇場を経て、ブラウンスヴァイク州立歌劇場の音楽監督を
務める実力派。「田舎の婚礼」はプレヴィン盤以来の名盤と申せましょう。

PH 11025 \2180
J.S.バッハ:
(1)パルティータ第1番変ロ長調 BWV825
(2)同第2番ハ短調 BWV826
(3)前奏曲とフーガ ハ短調 BWV546(リスト編)
(4)同ハ長調 BWV547(リスト編)
(5)同イ短調 BWV543(リスト編)
ダーヴィッド・テオドーア・シュミット(Pf)
録音:2010年7月/SWR室内楽スタジオ
ドイツから凄いピアニストが出現しました。ダーヴィッド・テオドーア・シュ
ミット。1982年エアランゲンの生まれ、カールスルーエ音楽大学でゾントラウ
ト・シュパイデルに、ロンドンでケヴィン・ケナーに師事、数々の受賞歴を誇
っています。彼はバッハと独墺のロマン派作品を得意とするドイツ・ピアノ界
の期待を一身に背負う未来の巨匠。このバッハもドイツ伝統の深みにあふれた
名演。リスト編での華麗な技巧も見ものです。今後目の離せないピアニストと
申せましょう。

PH 11000 \2180
シューマン:
(1)クライスレリアーナ Op.16
(2)幻想曲 Op.17
(3)アラベスク Op.18
(4)花の曲 Op.19
スザンネ・グリュツマン(Pf)
録音:2006年7,8月/MDRスタジオ(ライプツィヒ)
ドイツの実力派女流グリュツマン期待のシューマン登場。これまでクララ・
シューマンやショパン作品集で聴かせたオトナの演奏から、シューマン作品が
最も待たれていました。ここに収められた4篇は作品番号が連番で、いずれも
傑作揃い。グリュツマンの粒立ちのクリアな音色と落着いた情緒は絶品。ドイ
ツならではのシューマンを楽しめます。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

11-03 No.22-2

2011年03月26日 19時07分03秒 | Weblog
<Supraphon>
SU 4049 \1750
(1)パヴェル・ボシュコヴェツ:無伴奏ヴィオラソナタ(1931)
(2)ヤン・クルサーク:モノローグ(1987)/パルティータ
(3)ラジスラフ・ヴィツパーレク:無伴奏ヴィオラ組曲 Op.21(1929)
(4)ヤロスラフ・スモルカ:
憂欝の霧-スメタナの最後のスケッチに基づく幻想曲(1982)
イトカ・ホスプロヴァー(Va)
録音:2009年9月,2010年3月/チェコ放送マルティーネクスタジオ
ヴァイオリンともチェロとも異なる音色にファンも多いヴィオラ。意外とオリ
ジナル作品がありながら、何故か決まった作品ばかり演奏されるのにガッカリ
気味のファンに朗報アルバムの登場です。近現代チェコを代表する作曲家たち
による無伴奏ヴィオラ曲を同国の若手女流ホスプロヴァーの演奏で味わえます。
ヨゼフ・スークの弟子だったボシュコヴェツの爽やかで透明さ、十二音技法を
用いながら深い叙情性がマーラーを思わすクルサーク、旧ソ連のジダーノフ批
判のチェコへの余波で糾弾され、1952年まで作品が演奏禁止となったヴィツパ
ーレク、スプラフォン社社員としてブックレットの解説等も執筆していたスモ
ルカまで内容も多彩。スモルカ作品は精神を害したスメタナが残したスケッチ
に基づいたもので、はまるとかなりアブナい作となっています。




<harmonia mundi>
HMC 902071 \2450
ベートーヴェン:ディアベリ変奏曲 op.120
ポール・ルイス(ピアノ)
録音:2009年12月
2011年4月から全5回に渡り、銀座・王子ホールにてシューベルト・チクルス
演奏会が予定されているなど今注目されているポール・ルイス。彼はシュー
ベルトも得意ですが、ベートーヴェンもまた得意としています。2010年夏に
は、プロムス史上初めてベートーヴェンのピアノ協奏曲全曲を一人で演奏した
ピアニストとして世界中で注目を浴びました(指揮者、オーケストラは様々)。
師匠のブレンデルの十八番でもあったディアベリ変奏曲ですが、ポール・ル
イスの演奏は実にすばらしい。パッセージやモティーフひとつひとつの子音
の立ち上がりの種類の細かさ、あくまで自然なフレージング、一寸の乱れも
ない美しい音色で、語り口の巧さは同世代のピアニスト達の中でも群を抜い
ているといえるでしょう。奇を衒ったような表現は一切ありませんが、それ
だけにベートーヴェン作品のもつ斬新さや面白さがくっきりと浮き彫りにさ
れています。ベートーヴェンの魅力がこれほどストレートに伝わってくる演
奏は稀有。さわやかな感動をおぼえる快演です。




<ARTE VERUM>
歴史あるエリザベート王妃国際コンクールの貴重な記録ボックス!
1951年から2000年までの決勝時のライヴ録音をメインとした気魄に満ちた演奏
がギッシリ
クレーメル、内田光子、レーピン、ブラレイに戸田弥生、フライシャー、コー
ガンも!
さらに伴奏指揮者もギーレンなど注目!

CYP 9612 12枚組 \8800
エリザベート王妃国際音楽コンクール1951-2001
過去に開催されたコンクールの実況ライヴ
(一部受賞者記念コンサート音源を含む)
[CD1]
・1951年ヴァイオリン部門第1位/レオニード・コーガン(1924-1982)
パガニーニ:ヴァイオリン協奏曲第1番-カデンツァのみ
(1951年5月23日(ファイナル)パレ・デ・ボザール)
・1955年ヴァイオリン部門第1位/バール・セノフスキ(b.1925)
ドビュッシー:ヴァイオリン・ソナタ(ピアノ:ウジェーヌ・ドゥ・カンク)
(1955年5月26日(ファイナル)パレ・デ・ボザール)
・1955年ヴァイオリン部門第2位/ジュリアン・シトコヴェツキ(1925-1958)
イザイ:ヴァイオリン・ソナタop.27-6
(1955年6月8日(入賞者記念コンサート)パレ・デ・ボザール)
・1959年ヴァイオリン部門第1位/ジェイム・ラレード(b.1941)
ミヨー:ヴァイオリン協奏曲第3番「国王のコンセール」op.373
(ベルギー国立管弦楽団、フランツ・アンドレ指揮)
(1959年5月28日(ファイナル)パレ・デ・ボザール)
・1963年ヴァイオリン部門第5位/チャールズ・キャッスルマン(b.1941)
ジョンゲン:ヴァイオリン協奏曲 ニ調
(ベルギー国立管弦楽団、フランツ・アンドレ指揮)
(1963年5月23日(ファイナル)パレ・デ・ボザール)
[CD2]
・1952年ピアノ部門第1位/レオン・フライシャー(b.1928)
ブラームス:ピアノ協奏曲第1番
(ベルギー国立管弦楽団、フランツ・アンドレ指揮)
(1952年5月26日(ファイナル)パレ・デ・ボザール)
・1956年ピアノ部門第5位/ラザール・ベルマン(b.1930)
プロコフィエフ:トッカータop.11
(1956年5月29日(ファイナル)パレ・デ・ボザール)
・1960年ピアノ部門第1位/マルコム・フレージャー
マルセル・プート:ピアノ協奏曲
(ベルギー国立管弦楽団、フランツ・アンドレ指揮)
(1960年5月25日(ファイナル)パレ・デ・ボザール)
[CD3]
・1956年ピアノ部門第1位/ヴラディーミル・アシュケナージ(b.1937)
リスト:ピアノ協奏曲第1番(ベルギー国立管弦楽団、フランツ・アンドレ指揮)
(1956年6月1日(ファイナル)パレ・デ・ボザール)
・1964年ピアノ部門第3位/ジャン=クロード・ヴァンドン・アインデン
(b.1947)
シューマン:交響的練習曲
(1964年5月25日(ファイナル)パレ・デ・ボザール)
・1964年ピアノ部門第1位/エフゲニー・モギレフスキ(b.1945)
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第3番
(RTB/ BRT交響管弦楽団、ダニエル・シュテルンフェルド指揮)
(1964年6月12日(ガラ・コンサート)パレ・デ・ボザール)
[CD4]
・1963年ヴァイオリン部門第1位/アレクセイ・ミフリン(b.1938)
ショスタコーヴィチ:ヴァイオリン協奏曲第1番 op.77
(ベルギー国立管弦楽団、アンドレ・クリュイタンス指揮)
(1963年6月13日(ガラ・コンサート)パレ・デ・ボザール)
・1967年ヴァイオリン部門第1位/フィリップ・ヒルシュホルン(1946-1996)
ラヴェル:ツィガーヌ(ベルギー国立管弦楽団、ルネ・ドゥフォッセ指揮)
(1967年6月9日(ガラ・コンサート)パレ・デ・ボザール)
・1967年ヴァイオリン部門第3位/ギドン・クレーメル
シューマン:ヴァイオリンとピアノのための幻想曲 ハ長調 op.131
(ピアノ:マリーナ・ボンダレンコ)
(1967年5月25日(ファイナル)パレ・デ・ボザール)
・1980年ヴァイオリン部門第2位/ペーター・ザゾフスキ(b.1945)
フレデリク・ファン・ロッスム:ヴァイオリン協奏曲第1番
(ベルギー国立管弦楽団、ジョルジュ・オクトロス指揮)
(1980年5月27日(ファイナル)パレ・デ・ボザール)
[CD5]
・1968年ピアノ部門第5位/アンドレ・ドゥ・グロート(b.1940)
ラフマニノフ:パガニーニの主題に基づく変奏曲op.43
(ベルギー国立管弦楽団、ルネ・ドゥフォッセ)
(1968年6月5日(受賞者記念コンサート)パレ・デ・ボザール)
・1968年ピアノ部門第1位/エカテリーナ・ノヴィツカヤ(b.1951)
ムソルグスキー:展覧会の絵
(1968年5月31日(第1位受賞者記念リサイタル)パレ・デ・ボザール)
・1975年ピアノ部門第3位/ユーリ・エゴロフ(1954-1988)
シューマン:謝肉祭op.9
(1975年5月27日(ファイナル)パレ・デ・ボザール)
[CD6]
・1968年ピアノ部門第10位/内田光子(b.1948)
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第3番
(RTB/ BRT交響管弦楽団、ダニエル・シュテルンフェルド指揮)
(1968年5月21日(ファイナル)パレ・デ・ボザール)
・1978年ピアノ部門第1位/アブデル=ラーマン・エル=バシャ(b.1958)
プロコフィエフ:ピアノ協奏曲第2番
(ベルギー国立管弦楽団、ジョルジュ・オクトロス指揮)
(1978年5月31日(ファイナル)パレ・デ・ボザール)
・1987年ピアノ部門第1位/アンドレイ・ニコルスキ(b.1959)
ショパン:舟歌
(1987年5月13日(セミ・ファイナル)ブリュッセル王立音楽院)
[CD7]
・1971年ヴァイオリン部門第5位/エディト・ヴォルケールト(1949-1992)
バルトーク:ヴァイオリン協奏曲第2番
(ベルギー国立管弦楽団、ミヒャエル・ギーレン指揮)
(1971年6月2日(受賞者記念コンサート)パレ・デ・ボザール)
・1980年ヴァイオリン部門第1位/堀米ゆず子(b.1957)
ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第1番 op.78
(ピアノ:ジャン=クロード・ヴァンデン・アインデン)
(1980年5月30日(ファイナル)パレ・デ・ボザール)
・1976年ヴァイオリン部門第1位/ミハイル・ベズヴェルフニー(b.1947)
ショスタコーヴィチ/ツィガノフ:
ヴァイオリンとピアノのための4つのプレリュード
(ピアノ:ベッラ・ラーコヴァ)
(1976年5月29日(ファイナル)パレ・デ・ボザール)
[CD8]
・1975年ピアノ部門第1位/ミハイル・フェールマン(b.1955)
チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番
(BRT交響管弦楽団、イルヴィン・ホフマン指揮)
(1975年5月31日(ファイナル)パレ・デ・ボザール)
・1983年ピアノ部門第1位/ピエール=アラン・ヴォロンダート(b.1962)
ブラームス:4つのバラードop.10
(1983年5月27日(ファイナル)パレ・デ・ボザール)
・1987年ピアノ部門第4位/ヨハン・シュミット(b.1964)
ストラヴィンスキー:ペトルーシュカ
(1987年5月27日(ファイナル)パレ・デ・ボザール)
[CD9]
・1971年ヴァイオリン部門第1位/ミリアム・フリード(b.1946)
シベリウス:ヴァイオリン協奏曲
(RTB/BRT交響管弦楽団、ルネ・ドゥフォッセ指揮)
(1971年5月17日(ファイナル)パレ・デ・ボザール)
・1985年ヴァイオリン部門第1位/ナイ・ユアン・フ(b.1961)
ジャン=マリー・シモニス:
ヴァイオリンとオーケストラのためのカンティレーヌ
(録音データなし)
・1993年ヴァイオリン部門第1位/戸田弥生(b.1968)
ヤナーチェク:ヴァイオリン・ソナタ(ピアノ:ダナ・プロトポペスク)
(1993年6月4日(ファイナル)パレ・デ・ボザール)
・1997年ヴァイオリン部門第1位/ニコライ・ズナイダー(b.1975)
イザイ:ヴァイオリン・ソナタop.27-2
(1997年6月3日(ファイナル)パレ・デ・ボザール)
[CD10]
・1972年ピアノ部門第1位/ヴァレリー・アファナシエフ(b.1947)
シューベルト:ピアノ・ソナタ第13番 イ長調 op.120 D664
(1972年6月1日(ファイナル)パレ・デ・ボザール)
・1983年ピアノ部門第4位/ダニエル・ブルーメンタール(b.1952)
ドゥヴレーズ:ピアノ協奏曲第4番
(ベルギー国立管弦楽団、ジョルジュ・オクトロス)
(1983年5月23日(ファイナル)パレ・デ・ボザール)
・1991年ピアノ部門第1位/フランク・ブラレイ(b.1968)
モーツァルト:ピアノ・ソナタ ヘ長調 KV332
(1991年5月31日(ファイナル)パレ・デ・ボザール)
・1991年ピアノ部門第1、2、3位
/ブラレイ、ステファン・プルツマン、ブライアン・ガンツ
ラフマニノフ:6手のためのロマンス
(1991年6月18日(ガラ・コンサート)パレ・デ・ボザール)
・1995年ピアノ部門第1位/マルクス・グロー(b.1970)
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第31番 変イ長調 op.110
(1995年5月13日(セミ・ファイナル)ブリュッセル王立音楽院)
[CD11]
・1989年ヴァイオリン部門第1位/ヴァディム・レーピン(b.1971)
チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲
(ベルギー王立音楽院、ジョルジュ・オクトロス指揮)
(1989年5月29日(ファイナル)パレ・デ・ボザール)
・1999年ピアノ部門第1位/ヴィタリ・サモシュコ(b.1973)
ショパン:バラード第4番
(1999年5月15日(セミ・ファイナル)ブリュッセル王立音楽院)
・1999年ピアノ第2位/アレクサンドル・ギンジン(b.1977)
リスト:ピアノ・ソナタ
(1999年5月13日(セミ・ファイナル)ブリュッセル王立音楽院)
[CD12]
・1988年声楽部門第1位/アガ・ウィンスカ(b.1964)
ヴェルディ:椿姫より「ああ、そはかの人か-花から花へ」
(モネ王立歌劇場管弦楽団、シルヴァン・カンブルラン指揮)
(1988年5月28日(ファイナル)パレ・デ・ボザール)
・1992年声楽部門第1位/ティエリー・フェリックス(b.1965)
モーツァルト:
フィガロの結婚より「すべて準備は整った-少しばかりその目を開け」
(1992年5月24日(ファイナル)モネ王立歌劇場管弦楽団、
マルク・シュストロット指揮)
・1996年声楽部門第1位/ステファン・サルターズ(b.1970)
レスピーギ:夜(ピアノ:ヨゼフ・デ・ベーンハウウェル)
(1996年5月15日(セミ・ファイナル)ブリュッセル王立音楽院)
・1996年声楽部門第2位/アンナ・カメリア・ステファヌスク(b.1974)
フィリップ・ベースマンス:季節の夢
(ピアノ:アンドレイアナ・ロスカ=ゲアマナ)
(1996年5月16日(セミ・ファイナル)ブリュッセル王立音楽院)
・1996年声楽部門第3位/エレーニ・マトス(b.1966)
マーラー:私は真っ赤にやけたナイフを(さすらう若人の歌より)
(ピアノ:ダニエル・ブルーメンタール)
(1996年5月16日(セミ・ファイナル)ブリュッセル王立音楽院)
・2000年声楽部門第3位/オルガ・パシフニク(b.1968)
モンテヴェルディ:dal mio permesso amato(オルフェオより)
(アカデミー・オブ・エンシェント・ミュージック、
ポール・グッドウィン指揮)
(2000年5月17日(ファイナル)パレ・デ・ボザール)
・2000年声楽部門第2位/マリウス・ブレンシウ(b.1973)
ヴェルディ:マクベスより「ああ、父の手は」
(モネ王立歌劇場管弦楽団、マルク・シュストロット指揮)
(2000年5月25日(ファイナル)パレ・デ・ボザール)
・2000年声楽部門第1位/マリー=ニコル・ルミュウ(b.1975)
ロッシーニ:アルジェのイタリア女より「ひどい運命よ」
(モネ王立歌劇場管弦楽団、マルク・シュストロット指揮)
(2000年5月20日(セミ・ファイナル)パレ・デ・ボザール)
ショーソン:リラの花咲くころ(ピアノ:ダニエル・ブルーメンタール)
(2000年5月19日(セミ・ファイナル)ブリュッセル王立音楽院)
世界の三大コンクールのひとつとも言われるエリザベート王妃国際音楽コンク
ールの50年にわたる貴重な記録。エリザベート王妃国際コンクールは、ベルギ
ーが生んだ偉大なヴァイオリニスト、イザイの名を冠したウジェーヌ・イザイ
コンクール(1937年に第1回が開催)の後身として、1951年に記念すべき第1回
(ヴァイオリン部門)が開催されました。これを皮切りに、ピアノ(1952年-)、
作曲(1953年-)部門が設立、1988年からは声楽部門も設立されました。1年につ
き1部門、各部門は4年毎に開催されています。このボックスには、第1回の優
勝者コーガンの録音から、2000年開催の声楽部門の記録までがギッシリ詰まっ
ています。コンクールのライヴ録音というだけあって、どれも独特の緊張感と
気魄に満ちた演奏ばかり。コーガンのもの以外はすべて全曲収録されています。
若き音楽家たちの真剣勝負にじっくり耳を傾けたいセットです。

QEC 2010 3枚組 \2450
エリザベート王妃国際音楽コンクール2010年(ピアノ部門)の記録
[CD1]
(1)プロコフィエフ:ピアノ協奏曲第2番 ト短調 op.16
/デニス・コジューキン
(2)ジョン・ミニェ:ターゲット/エフゲニ・ボザノフ
(3)リスト:ピアノ協奏曲第1番 変ホ長調/ユーリ・ファヴォリン
[CD2]
(1)サン=サーンス:ピアノ協奏曲第5番/ハンネス・ミナール
(2)ショパン:ピアノ・ソナタ第3番/エフゲニ・ボザノフ
(3)ジャン=リュック・ファフシャン:バック・トゥ・ザ・サウンド
/ユーリ・ファヴォリン
(4)リスト:タランテラ/デニス・コジューキン
[CD3]
(1)モーツァルト:ピアノ協奏曲第17番 ト長調 KV 453/エフゲニ・ボザノフ
(2)モーツァルト:ピアノ・ソナタ第13番 変ロ長調 KV 333/キム・テ・ユン
(3)モーツァルト:ピアノ協奏曲第20番 ニ短調 KV 466/キム・ダ・ソル
管弦楽:[CD1&2]ベルギー国立管弦楽団/マリン・オルソップ指揮
[CD3]ワロニー王立室内管弦楽団/ポール・グッドウィン指揮
ライヴ録音/2010年5月10-15日(セミ・ファイナル/ブリュッセル王立音楽院)、
2010年5月24-29日(ファイナル/ブリュッセル・ファインアーツ・センター)
エリザベート王妃国際音楽コンクール2010年(ピアノ部門)の記録。

CYP 9613 3枚組 \2450
エリザベート王妃国際音楽コンクール1951-2001
過去に開催されたコンクールの実況ライヴ
(CYP 9612の抜粋/ミリアム・フリード、ヴラディーミル・アシュケナージ、
堀米ゆず子、フランク・ブラレイ、フィリップ・ヒルシュホルン、
ヴァレリー・アファナシエフ、マリー=ニコル・ルミュウ、
アブデル=ラーマン・エル=バシャ、ヴァディム・レーピン、
ヴィタリ・サモシュコ

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする